【カンボジア訪問記2025】7日目「5つの学校でパーツ補給」(2025/12/10)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

タイとの衝突によるスケジュールの変更について続報

先日お話ししました通りタイトの衝突により来週15日に訪問予定でしたバンテアイミンチェイ州での自転車100台の寄贈、自転車修理クラブ2か所の設立は延期となりました。

今朝、EDFカンボジアのチャンディさんと相談した結果、以下のようになりましたのでお知らせいたします。

  • 15日は安田滞在中には訪問する予定のなかった自転車修理クラブでパーツ補給を行います。
  • チャンディさんは継続的にバンテアイミンチェイ州の教育機関と連絡を取り、12月末までに訪問できそうであれば実施。無理であれば自転車100台と自転車修理クラブ2か所の設立は別の1月に別のエリアで実施することになりました。私は帰国していますのでEDFカンボジアのメンバーだけで行います。
  • 判断する期間が短い理由として自転車100台の保管場所の問題があります。保管コストもかかるので今月中に判断することになりました。
  • もしバンテアイミンチェイ州以外の支援となりましたら、今回自転車がもらえる予定だった100名は名簿がありますので翌年2026年のプロジェクトで自転車を寄贈することとなりました。

このスケジュールの変更により返礼品の発送等に影響する可能性が高いです。詳しいことは改めてご案内いたします。どうかご容赦ください。

本日の活動内容

本日の活動エリアはコンポンチュナン州のトエクフォス(Tuek Phos)郡。午前中に2校、午後に3校のパーツ補給に向かいます。

日付 学校 内容
2025/12/10 APIVOAD中学校 自転車修理パーツ補給 コンポンチュナン州

 

Kampong Chhnang

チュエクフォス郡

Tuek Phos

 

CHONG MONG中学校 自転車修理パーツ補給
KAOH KANDAL中学校 自転車修理パーツ補給
TOUL KHPOS中学校 自転車修理パーツ補給
KBAL TOEK中学校 自転車修理パーツ補給

午前中の活動

Pちゃんが今日から参加

ホテル前に6時30分に待ち合わせ。Pちゃんは1年ぶりにEDFカンボジアのメンバーと再会。今日から4日間、現地活動に参加されます。Pちゃん、よろしくお願いします。

朝食

今日の活動は初年度から毎年訪問しているコンポンチュナン州。途中のレストランで朝食をとりました。いつものクイテウサイチュルークです。

昨日食べたクイテウサイチュルークよりお出しも濃いめ。豚もモツ系なども入っておりとってもおいしかったです!

APIVORD中学校での支援活動

本日1校目はAPIVORD中学校。2018年にできた自転車クラブです。2020年からPちゃんが支援をしており、今年で6年目となりました。

自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明。これはヴィリャックさんの担当。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。これはデビットさんの担当。

安田はその間に子どもたちの写真を撮る担当(?)です。子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

そして、この学校にはPちゃんからスペシャルなプレゼント。図書の寄贈です。たくさんの書籍が贈られました。子どもたちとってもうれしそうです!!

CHONG MAONG中学校での支援活動

次の学校に移動してきました。名前はCHONG MAONG中学校。さきほどの学校の近くにあります。こちらの学校の自転車修理クラブも2018年に設立されました。
そして今年からPちゃんがこの学校もパーツ補給の支援をしてくれることになりました。

流れは1校目と同じ。自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

手を挙げているのは「自転車で通っている人?」ってヴィリャックさんが質問したからです。ヴィリャックさんはこの自転車修理クラブの運営方法の説明を少しアレンジしていました。それは生徒たちに声を出して説明に書かれた文章を読み上げること。読んでいる子どもたちはもちろん、遠くでよく見えない子どもたちにも伝わります!とってもいい方法。ありがとうございました。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田はその間に子どもたちの写真撮影。子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

      

KAOH KANDAL中学校での支援活動

2校の活動が順調に進んだので午後の予定を繰り上げることにしました。3校目はKAOH KANDAL中学校です。こちらも2018年に自転車修理クラブができました。

自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田は子どもたちの写真撮影。同じことの繰り返しですみません!子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

         

TOUL KHPOS 中学校での支援活動

4校目はTOUL KHPOS 中学校です。こちらも2018年に自転車修理クラブができました。

自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田は子どもたちの写真撮影。笑顔の写真たちをどうぞ!

       

午後の活動

午前中が順調に進んだので午後はあと1つの学校を訪問しパーツ補給するのみとなりました。

昼食

こちらが本日のメニュー。

川魚の焼き魚。小骨が多くてなかなかハードルが高い。

川魚のスープ①。少し生臭くてなかなかハードルが高い。

川魚のスープ②。こちらも少し生臭くてなかなかハードルが高い。

魚の骨は彼が全部食べてくれました!!廃棄率ゼロ?素敵なエコシステム。

結局今日の昼食はEDFカンボジアの面々もあまり箸が進まい様子でした。たまたま見つけたお店に入ったので当たりはずれも仕方がありません。残すのがきらいな安田は余ったおかずとごはんをなんとかたいらげました。

KBAL TOEK中学校での支援活動

5校目はKBAL TOEK中学校です。こちらも2018年に自転車修理クラブができました。学校に到着したのは12時30分ごろ。こちらの学校は授業が午前中で終わりだったため、先生が午後にもう一度集まるように子供たちにお願いしてくれていました。

4人乗りで女子4名が到着。まだ時間があったのでクメール語で色々がんばってお話しました。質問のバリエーションをもっと増やしたい!!クメール語もっと勉強しなくっちゃ!

13時からスタート。自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田は子どもたちの写真撮影。笑顔の写真たちをどうぞ!

         

こちらの学校、2023年と2024年のプレートが無くなっていました。来年再作成して持ち込まなければ!なるべくなくさないでね。それは前述の運営方法の説明にも掲載しています。

13時30分。本日の行程完了。少し早いですがプノンペンに帰ります。8日、9日とハードな2日間だったので少し体を休めるのにちょうどいいかもしれません。

PちゃんとEDFカンボジアのメンバーと夕食をご一緒することになりました。とっても楽しみです!!
※ここまでコンポンチュナン州からプノンペンへの帰りの道中で書きました。

プノンペンにて

プノンペンに戻ってきたのは15時30分ごろ。急ぎの仕事があったので30分ほど仕事をして夕食の待ち合わせ時間の17時30分まで時間があったのでPちゃんとウロウロすることになりました。

トートロブバンテーで広がる世界(閲覧注意)

昆虫食の写真がでてきます。お気を付けください。空行を入れて再開いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテル近くのところに虫料理の屋台が出ていました。それ自体はカンボジアでは珍しくないのですが、カンボジア語を勉強してきた私はカンボジア語で「写真撮っていいですか?」と聞くことにチャレンジしてみました。そのフレーズが「トートロブバンテー」なんです。

女性の店主さんは「チャー(いいですよ)」と答えてくれました。きちんと了解を撮ってから写真を撮ること。こんな当たり前のやりとりがしたかったのです。

コオロギ、バッタ・・・などなど。

タガメ、イモムシ、クモなど。安田がこれまで見てきた昆虫ラインアップのなかでも充実しているお店でした。ちゃんとカンボジア語が通じて一安心。これでまた世界が1つ広がった気持ちになりました。

うろつくといっても、この看板にすぐに吸い込まれました。ハッピーアワーで生ビールが1ドル。早速店内に入り・・・

かんぱーい!! Pちゃんの顔をここまで堂々と掲載するのは初めてかも。もちろん本人の了承は得ております。

実は今日は安田の誕生日なのです。その誕生日を祝うためにPちゃんはお隣の国からわざわざ来てくれました。本当に感謝です。

そしてEDFカンボジアの面々と夕食

EDFカンボジアの面々と合流して早速乾杯。誕生日のことは道中で話していましたので、この夕食が安田の誕生日パーティみたいになりました。

魚の練り天。

チンゲン菜炒め。

牛肉と香草のサラダ。

牛焼肉。

寒天のデザート。

食事の中では、過去を振り返った様々なこと。これからの先のこと。カンボジアの未来のこと。そしてタイとの衝突のこと。色々なお話をしました。思えば2015年に初めてカンボジアに来て10年。本当に色々なことがありました。これからのことを語るには少々不安な現状ではありますが、「やれることをがんばる」だけです。それで一人でも多くの子供たちが笑顔になるのならばそれでいいと思っています。

本日のまとめ

コンポンチュナン州でのパーツ補給5校を無事終え、今日はこれまでの積み重ねがしっかり形になっていることを実感できた一日でした。どの学校でも子どもたちの笑顔に迎えられ、自転車修理クラブが継続して活用されている様子を見られたことは何よりの励みです。Pちゃんも合流し、現地の先生方やEDFカンボジアの皆さんとの再会によって、10年続くこの活動の温かいつながりをあらためて感じました。

一方で、タイとの衝突による予定変更については、引き続き慎重な判断が必要です。バンテアイミンチェイ州での活動は延期となり、12月末までに実施が可能かどうかを見極め、それが難しい場合は別エリアで100台の寄贈と修理クラブ設立を行うことになりました。安全を最優先に、EDFカンボジアと連携しながら最適な形で支援を届けていきます。スケジュール変更に伴い返礼品の発送に影響が出る可能性もございますが、ご理解いただければ幸いです。

夜はPちゃん、EDFカンボジアの仲間たちと温かい時間を過ごし、10年続けてきた活動の意味とこれからの責任を改めて胸に刻みました。「やれることをひとつずつ」——その思いは変わりません。明日も子どもたちの笑顔につながる支援を丁寧に積み重ねていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで7日目のブログを締めくくります。

 

 

 

【カンボジア訪問記2025】8日目「カンポット州とタケオ州でパーツ補給」(2025/12/11)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

本日の活動エリアはカンポット州の2郡とタケオ州の1郡でそれぞれ自転車パーツクラブの補給を行います。午前中はカンポット州のチュオク(Chhuouk)郡で1つ、チュエク チョウ(Tuek Chhou)郡で1つの自転車修理クラブを訪問。午後はタケオ州に移動してサムロン(Samraong)郡にある学校を訪問。パーツ補給を行います。タケオ州にはもう1つ自転車修理クラブがありますが、そこは来週行くことになっています。

・・・と、これを書きながら地図のカンポット州(一番南部)の表記に誤りがあることに気が付きました。すみません。B50N1S1とありますが、これはS2の間違いです。

日付 学校 内容  
2025/12/11 ANGK CHHUK中学校 自転車修理パーツ補給 カンポット州

Kampot

チュオク郡

Chhuouk

 
RAONG CHAK SIMONG中学校 自転車修理パーツ補給

チュエク チョウ郡

Tuek Chhou

 
HUN SEN ANG BREI中学校 自転車修理パーツ補給

タケオ州

Takeo

サムロン郡

Samraong

 

午前中の活動

まずはカンポット州に向かいます。南の端なのでとにかく遠いので朝6時30分にスタート。

カンポット州は2017年に訪問し自転車修理クラブが3つ設立されました。そのうち2つは様々な理由でプレアヴィヘア州とコンポンチュナン州のそれぞれの中学校に修理クラブが移設されました。残り1つになったところ、2024年に新たに1つ追加されたので計2つになりました。

朝食

カンポットに行く道中で寄ったレストランにて朝食を。写真と英語のタイトルがついたメニューがきました。

「ここはクイテウサイチュルーク以外を・・・」といっても目がいくのはクイテウのページ。「クイテウクルーンクノン」にしました。クルーンクノンとは豚の内臓のこと。主に肺のお肉が多かったように思います。ホルモン炒めで安田にとってはおなじみ。おいしかったです~!

ANGK CHHUK中学校にてパーツ補給

さらに南下して本日の1つめ学校に到着。ANGK CHHUK中学校は2024年プロジェクトのときに自転車修理クラブが設立されました。

自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田は子どもたちの写真撮影。笑顔の写真たちをどうぞ!

                  

RAONG CHAK SIMONG中学校にてパーツ補給

次はカンポット2つめの学校です。RAONG CHAK SIMONG中学校の自転車修理クラブの歴史は古く2017年に設立されました。プロジェクトが始まって2年目のときです。今から8年前。翌年の2018年から8回の補給を行ったことになります。

自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

こちらの写真。手がたくさんあがっているのは「自転車で通学している人は手を挙げて」ってヴィリャックさんが聞いてみたからです。たくさんの子どもたちが自転車通学。自転車を修理しながら学校に通い続けてほしいと願っています。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田は子どもたちの写真撮影。笑顔の写真たちをどうぞ!

                     

午後の活動

午後はタケオ州に移動です。タケオ州には2つの自転車修理クラブがあります。カンポット州から見ればプノンペンに戻る途中・・・とも思えるのですが大きく東にそれたところに自転車修理クラブはあるので本日行けるのは1校のみ。もう1校の方はさらに遠いので安田の帰国後にEDFカンボジアだけで行ってもらう予定でした。ただ、今回のスケジュール変更にて15日(月)がフリーになってしまいましたのでそのタイミングで向かう予定になりました。

昼食

カンポット州といえばシーフード。午後はタケオ州に向かうのでその前にシーフードを楽しむことにしました。シーフードレストランをお願いしたのですが、EDFカンボジアはせっかくならとリゾート地のケップ州の海沿いのレストランを選んでくれました。その名も「KIMLY シーフードレストラン」。お店の前では大きいな魚、カニ、エビ、そして貝類など水槽に食材がたくさんいました。

オープンキッチンでシーフードをどんどん料理していきます。これは期待できそう!!

まずはカンボジアのシーフードの定番。イカのグリーンペッパー炒め。グリーンペッパーは房ごと食べてもピリッとくるのは最初だけで爽やかな香りが口いっぱいに広がります。イカもやわらかくておいしかったです。

次はカニやエビのトムヤンクン。オーダーのとき「辛くないですか?」と聞いて「辛くない」との回答だったのですが、それなりに辛い・・・辛い物を食べると汗が噴き出るPちゃんはハンカチ片手に悪戦苦闘していました。Pちゃん、ごめんね。

そして魚の照り焼き。こちら、魚はエイです。皮は弾力があって食感が面白く、かかっているタレは甘辛でスパイシー。とってもおいしかったです。

HUN SEN ANG BREI中学校にてパーツ補給

タケオ州サムロン郡のHUN SEN ANG BREI中学校に移動してきました。本日最終のパーツ補給場所です。こちら、本当は昨年も来る予定だったのですが移動中のトラブルのため断念。安田が帰国後にEDFカンボジアが補給パーツを届けてくれたのでした。当時の訪問記はこちらです。

カンボジア訪問記2024 3日目 2024/12/10 体調絶不調!!

自転車修理クラブの新しいプレートを取り付け、交換用パーツを手渡し、次に自転車修理クラブの運営方法について学校の先生と子どもたちに説明です。

ヴィリャックさんが「自転車で通学している人?」と聞いてくれました。たくさんの子供たちの手があがります。

それもそのはず。学校には通学用のバイクや自転車がたくさんとめられていました。

そして次にありがとうメッセージビデオの撮影。

安田は子どもたちの写真撮影。笑顔の写真たちをどうぞ!

最後に子どもたちとクメール語でコミュニケーション。

「名前は?」とか「年齢は?」とか、「食べ物では何がすき?」とか。簡単なやりとりしかできませんが子どもたちと直接話すたびにクメール語を勉強してきてよかったと思います。来年はもっとパワーアップして色々話がしたいです。

EDFカンボジアのヴィリャックさん、デビットさん、Pちゃんと夕食

昨日Pちゃんが助言してくれました。

「いつもリバーサイドのホテル前まで車で送ってもらってるけど渋滞もすごくて時間がもったいない。昨日の夕食でPassAppの配車アプリできちんと帰ってこれたんだからEDFカンボジアのオフィスで降りるようにしたら?」

2016年から当たり前のようにホテルでピックアップしてもらい、帰りはホテル前で降ろしてもらっていました。ホテルからEDFカンボジアのオフィスまでは渋滞にもまれて1時間です。ステキな提案をありがとうございます。もっと早く気が付くべきでした。反省。

それで、今日はEDFカンボジアのオフィスの近くでヴィリャックさんおススメのお店で夕食をとることにしたのです。

※EDFカンボジアのチャンディさんは別のお仕事で忙しく、若手2名に任せられました。自転車寄贈セレモニーのときはともかく、パーツ補給は行うことがシンプルで若手2名にお任せしてもらっても全然大丈夫。そうして任せられた方がやりがいとか達成感とか味わってもらえれば最高だとも思っています。

さて、夕食開始です。チャンディさん抜きでEDFの若手2名と一緒にご飯を食べるのはもちろん初めて。ちょっと緊張します。まずは付け出しのピーナッツ。左は塩・味の素。右は塩・味の素にコブミカンの葉とレモングラスなどのスパイスが味にアクセントをつけています。

昼食にも食べたのですがイカとグリーンペッパーの炒め物。Pちゃんのお気に入りなんですがこちらのお店は辛い味付けでPちゃん断念。

カエルです。カンボジアではカエルはポピュラーな料理。こんな風に焼いたものもあればお腹のなかに具材を詰めたカエル餃子なるものも存在ます。安田はカエル大好き。ちなみにクメール語ではコンカエプといいます。

こちらはウナギ。ぶつ切りにして焼いただけなのですが、予想通り少し魚臭い。安田は臭い臭いといいながらどんどん食べるわけですが普通の人には少しハードルが高く、調味料や香辛料のタレにつけて食べるのがおすすめ。決して・・・

「カンボジアにもウナギあるんや!食べてみよう!!」

というようなノリではお勧めいたしません。

そして、辛くも臭くもないシンプルな料理ということで行きついたのが牛肉の焼いたもの。プラフォック(カンボジアの魚醤)と粉末ピーナッツ、乾燥ネギなどを混ぜたタレで食べます。こちらは友達のジョンと食べに行くBBQで定番の料理。野菜もおいしかったです。

そしてビールもたくさん飲んで宴も終わり。明日の集合時間を確認してさよならしてホテル周辺のエリアに戻ってきました。

Pちゃんがもう少し食べ・飲みたいとのことなのでちょっと散策。リバーサイドから王宮に向かったところにあるお店で2次会スタート。

Pちゃんはクメール語のメニューと悪戦苦闘。店員さんも英語は少し(「少し」の半分ぐらい)しかわからないようで身振り手振り作戦とスマイルで乗り切りました。

こちら揚げパン。クメール語でノンパン。バターが溶かしてあります。

こちら揚げ団子。練り天を上げたみたいな感じですが素材はなにか不明です。スパイシーな味付けでビールが進みます。

こちら卵焼き。そのままスプーンで食べてたら先ほどの店員さんが「違う違う。こちらのタレ(テーブルのうえに並んでいる)を付けて食べるのよ!」と教えてくれました。

色々な話をしながら食べ物・飲み物を楽しんでいると隣の席が気になりました。ゆで卵みたいなものを10個ぐらい積み上げているのです。そしてその横には安田がカンボジアで一番スリリングな食べ物と思っている通称「哀愁のボイルドオイスター」(小さな赤貝の蒸したもの)があるではありませんか。

そのゆで卵の方です。容器に立ててスプーンの裏でカラを割って食べています。「あっ、ポーンティアコーンか!」と気が付きました。ポーンティアコーンとは孵化しかけのアヒルの卵です。よく見ると他のテーブルの皆さんも食べている。どうやらこの店はポーンティアコーンで有名なお店みたいです。

では、「ポーンティアコーン、2つください」と注文。

こちら、カラを割るところのPちゃん。

割った中身。

スプーンでほじくって、いただきます。

こちらのポーンティアコーン。2015年に初めてカンボジアに来たときナイトマーケットで初めて食べたのでした。そのときの初々しい訪問記がこちらです。

自転車支援、開始のきっかけについて(2)

2次会も終わりホテルに戻ってきました。

「にゃー!」

ん?猫?部屋の前で猫が待っていました。去年このホテルで出会ったチマーのことを思い出しました。滞在中、エサを上げたりして結構旅の癒しだったんです。そのブログはこちらです。

カンボジア訪問記2024 2日目 2024/12/09 EDFカンボジアのオフィスへ!

でも今回はエサが無い。でもPちゃんやさしい。何かないかと探してきてくれました。

Pちゃんが買ってきたのはスルメのようでした。猫はもぐもぐ食べています。良かった。

そうだ、名前を付けなければ。今週末で帰ってしまうPちゃんにもその後の報告もしたいし・・・見つけたのPちゃんなので「猫のPちゃん」と名付けることにしました。

ホテルに戻ってきて猫のPちゃんがいたらなるべくブログでも書きたいと思います。

本日のまとめ

カンポット州とタケオ州をめぐり、3つの自転車修理クラブでパーツ補給を行った一日。どの学校でも子どもたちの笑顔に迎えられ、自転車修理クラブがしっかりと活用されている様子を確認できたことは、大きな喜びでした。2017年から続くクラブが今も大切に使われている姿を見ると、積み重ねてきた支援の意味を改めて実感します。

道中ではケップ州でのシーフードランチや、タケオ州での子どもたちとのクメール語でのコミュニケーションなど、支援活動の合間にも小さな成長と出会いがありました。クメール語が通じた瞬間のうれしさは、この活動を続けてきたご褒美のようです。

夕食ではEDFカンボジアの若手メンバーとじっくり語り合い、Pちゃんとも深夜まで笑いが絶えない時間を過ごしました。こうした仲間たちとのつながりが、このプロジェクトを10年続けてこられた大きな力だと感じています。

明日も遠方への移動が続きますが、一つひとつの学校、一人ひとりの子どもたちに丁寧に向き合いながら、安全第一で活動を進めてまいります。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで8日目のブログを締めくくります。

【カンボジア訪問記2025】9日目「自転車と奨学金の一日」(2025/12/12)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

本日の活動エリアはコンポンチュナン州です。計5つの自転車修理クラブへパーツ補給を行います。それと安田が個人的に奨学金で支援している生徒たちに会うことになっています。

日付 学校 内容
2025/12/12 ANG SEREY中学校 自転車修理パーツ補給

コポンチュナン州

Kampong Chhnang

コンポントララッチ郡

Kampong Tralach

NEAKTAHARNG中学校 自転車修理パーツ補給
CHIBACHROY中学校 自転車修理パーツ補給
CHEA SIM中学校 自転車修理パーツ補給
TEUK HAUT中学校 自転車修理パーツ補給

ロレアビア郡

Rolea B’ier

途中、奨学生3名との面談

 

午前中の活動

今日の集合は7時。コンポンチュナン州に向かいます!車内ではPちゃんといかにカンボジアらしい朝食を楽しむかという話に。いつも冒険しない安田と、食を楽しむことに貪欲なPちゃん。今日はPちゃんを見習うことにしました。

朝食

こちら、その名も「ノンパンコーコー」。ノンパンはパンのことです。コーコーは左のスープを意味しているのでしょうか。牛スジの煮込みです。朝から濃い・・・確かに濃い・・・でもおいしい。デビットさんも同じものを食べていました。そう、彼は昨日の朝食もノンパンコーコー。それ見ておいしそうだったんです。

ANG SEREY中学校へパーツ補給

今日もパーツ補給5連発ですが、どうぞお付き合いください。

ANG SEREY中学校に到着しました。

こちらの自転車修理クラブは2016年。そう、カンボジア自転車クラブ元年にできたクラブなんです。その年は5つの自転車修理クラブができました。事情があって1個はクラブが廃止になっており、現在は4校が残っています。その4校今日すべてまわります。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営についての説明。

「この説明を毎年しているのですか?」という質問をいただきました。この説明会は去年からスタートしたものです。スペアパーツが残りがちなクラブがあったので毎年きちんと説明しようということになりました。そもそも行く学校は同じでも、そこで出会う子どもたちは毎年違うので毎回初めてのつもりで説明をするわけです。

次はありがとうメッセージビデオの撮影です。

こちらが撮影風景です。デビットさんが動画撮影。ヴィリャックさんがメッセージの練習などの担当です。いきもぴったり。

安田はあいかわらずウロウロして子どもたちの写真撮影です。笑顔あふれる子どもたちをどうぞご覧ください。

NEAKTAHARNG中学校へパーツ補給

2校目のNEAKTAHARNG中学校へ移動してきました。

入口付近には自転車がずらり。たくさんの自転車が復活しそうです!!

ヴィリャックさんの説明。

ちなみに説明するだけでは忘れてしまうし全校生徒が聞いているわけではないのでツールボックスに張り付けてあります。

ありがとうメッセージビデオの撮影。いまはやり(安田は10年は遅れている)のパノラマで撮ってみました。

そして子供たちの笑顔あふれる写真をどうぞ。

CHIBACHROY中学校へパーツ補給

3つめの学校CHIBACHROY中学校に到着しました。

こちらも大量の自転車。壊れて修理できなければ学校に通えなくなってしまいます。自転車修理クラブが子どもたちの教育を受ける権利を守ることになるのです。

次は自転車修理クラブの運営方法の説明ですが写真だけでは面白くないので動画撮影しました。YouTubeにあげました。クメール語だけで字幕もないですが雰囲気だけでも伝われば幸いです。

次はありがとうメッセージビデオの撮影です。

こちらもいつか動画でお伝えできるようにいたします。

では笑顔あふれる子どもの写真をどうぞご覧ください!!

CHEA SIM中学校へパーツ補給

午前中最後の訪問先、CHEA SIM中学校に到着しました。こちらの学校、今日訪問する5つのうち1つだけ2017年。自転車プロジェクト2年目にクラブが設立された学校です。

どこの学校もすごい自転車の数です。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営についての説明。

ありがとうメッセージビデオの撮影。

そしてたくさんの笑顔の子供たち。

こちらで午前の活動は以上となります。途中、安田が支援している奨学生にも会っているのですが、この記事の下にまとめています。

午後の活動

午後はさらに1校のパーツ補給。そして奨学生との面談です。

昼食

Pちゃんと食べたいものを相談していた時に、「あの・・・揚げた魚に納豆いためみたいなんかかてるやつ食べたいな」ということになりました。過去のブログの写真を急いで探して「これを食べたいです!ところで名前はなんていうの?」と聞いてみました。下の写真が今日食べたその料理です。

その名も「チャンチュートライ」です。書いてみました。

チャン 「揚げる」
チュー 「酸っぱい」
トライ 「魚」

です。ガイドブックなどには「揚げ魚の甘酢あん」と翻訳されているようです。

川魚のスープ。小骨が恐ろしく多い魚。そしてウロコも・・・でもウロコがペラペラで食べられるんです。食感もおもしろい。でも小骨が・・・

チンゲン菜の炒め物。にんにくがゴロゴロですが、よけて食べていたらPちゃんから、

「これから奨学生に会うのでニンニクよけてるの?」と質問が。まぁ・・・その通りです。

TEUK HAUT中学校へパーツ補給

昼食を終え、本日5校目のパーツ補給です。TEUK HAUT中学校に到着しました。

自転車修理クラブの運営についての説明。子供たちに説明プレートを読んでもらうスタイルもいたについてきました。さすがヴィリャックさん。未来のEDFカンボジアを担う(?)男。

ありがとうメッセージビデオの撮影。

そして笑顔の子供たちの写真です!(繰り返しでごめんなさい・・・)

奨学生3名との面談

奨学生:ロセカちゃんとの面談

面談した1人目の奨学生はロセカちゃん。去年から支援を開始している現在中学2年生の子です。ロセカちゃんとの出会いや彼女の置かれている状況は・・・去年の初対面のときに書いたものを引用します。

安田がダルニー奨学金を通して支援している子にあってきました。ダルに―奨学金は中学生の支援。昨日のブログで紹介しましたミエン・スレイ・フォスちゃんは今回高校生になって安田がダルニー奨学金を通さずに支援しているわけです。そしてダルニー奨学金の方は、再び中学1年生の新しい子を支援する仕組みとなっています。その新しい子が今回のチョーン・ナリン・ロセカちゃんです。

そのロセカちゃんに色々と質問してみました。現在は中学1年生の12歳。得意科目は数学。家から学校までは1キロぐらいで祖母の自転車で通っているとのこと。家族のことをきくと・・・

泣いちゃいました。

お父さんは48歳で亡くなってしまったのだそう。悲しませる質問をしてしまいました。現在はお母さんと高校3年生のお姉さんと暮らしているのだそう。安田がこれまで見てきた貧困家庭の多くは父親が死亡か離婚・又は失踪でいないケースがほとんど。ロセカちゃんファミリーの今後のことを考えると色々と胸が詰まります。

詰まってきたんで鼻の奥がツンとしました。でも絶対に泣いたりしません。日本からやってきた今日会ったばかりのオッサンの涙なんて1円にもなりません。ぐっとこらえて・・・

「将来の夢は?」と質問。

警察官になりたいのだとか。地域を守る仕事として尊敬しているのだとか。

「じゃあ、そのためには勉強がんばらないといけないね。」

安田は続けました。

「がんばってロセカちゃんのサポートを続けます。高校に行きたいんだったら高校の学費もサポートします。大学に行きたいんだったらその学費もサポートします。学費のことは気にしないでください。他にも色々困難なことはあると思うけど、まずは勉強をがんばって夢をつかむために前に進んでください。」

ロセカちゃんは強くうなずいてくれました。そして最後のお別れのタイミングでポチ袋に入ったプレゼント。彼女に一番必要なものです。そのとき、思わず立ちあがって「サンキュー!」と英語で彼女はお礼をいって笑顔になってくれました。安田を含めてまわりがびっくりしたので彼女は照れくさそうになりみんなで最後に笑いました。

悲しい質問をしてしまいましたがいい出会いになりました。

彼女と別れたあと、車の中でユズキちゃんに話したことがあります。

彼女はいまものすごい困難な環境で暮らしているんだと思います。これからも大変んなことがたくさん待ち受けてるでしょう。安田ができることはサポートし続けることだけ。ダルニー奨学金は中学3年で終わり。でも高校も大学もサポートしてくれる日本から来た変なオッサンに彼女は出会いました。10年後、彼女は大学を卒業し警察官になるという夢を果たし、こう思うのです。「すごく苦しい子供時代を過ごしてきました。でもヤスダというオッサンに出会えたことは私にとって幸福なことでした。」と。そう願ってもらうための10年サポートがスタートしたのです。先日53歳になった安田は10年後63歳。一生懸命働けばいいだけのことです。

そして今年2回目の訪問。ロセカちゃんは笑っていました。良かった!!もう過去のことを思い出させても悲しい思いをするだけなので安田は新しい試みをすることにしました。それは「クメール語でおしゃべり」です。

安田:チョムリアップスオ!(こんにちは!)
ロセカちゃん:チョムリアップスオ!
安田:ソクサバーイチアテー?(元気!)
ロセカちゃん:はい、元気です。
安田:ソームソセーチュモッナウティーニッ(名前をここに書いてください)
ロセカちゃん:※ノートに名前書いてくれました
安田:チョールチャトリアンアイチーアンケー?(勉強は何が一番好き?)
ロセカちゃん:数学です
安田:チョントゥヴーカーアイ?(将来どんな仕事がしたい?)
ロセカちゃん:警察官です
安田:チョールチャトポアチーアンケー?(色は何色が一番好き?)
ロセカちゃん:ピンクです。

もっとクメール語のレベルをあげたい!

少し早いクリスマスプレゼントをあげて、「来年またくるからね!(くにょむぬんもーくちなむくらおい)」といってサヨナラしました。

奨学生:スレイフォスちゃんとの面談

次は高校2年生になったスレイ・フォスちゃん。前述の回顧録にも名前が出てきていますが・・・彼女と初めて会ったのは2022年です。当時の出会いのエピソードを転記します。

「船のるよ」

この一言に「えっ?」となったのですが、これから訪問する奨学生は毎日渡し舟にのって3時間ほどかけて通学しているという子なのだとか。朝の学校は7時に始まる(教室の少ない学校は午前・午後の2部制で午前も始まるのが早いのです)ので朝4時に起きているのだとか・・・ちなみに渡し舟は年間15ドルです。

こちらがフェリーでくつろぐキャラバン隊。左からマブさん、チャンディさん、コンポンチュナン州の教育長さん、本日の撮影担当のヴィリャックさんです。

そしてご対面。

事前にチャンディさんに家庭環境は教えてもらっていました。14歳の中学生(うちの娘と同い年)。5年前に両親が離婚。そしてなんと、両親とも再婚して、この子とお姉さんの二人を残してどっかに行ってしまったとのこと。生活していけないのでお姉さんは学校を辞めて首都プノンペンの工場で働いています。そして月に20ドルほど生活費を送ってくれるとのこと。お姉さんはプノンペンに出稼ぎに行っているのでこの14歳中学生は一人で暮らしています。1日1ドル足らずの生活費で。お姉さんは年に2回しか帰ってこないそうです。
メールでそのことを知ったとき、『将来、「中学のめっちゃしんどかったとき、日本の安田ってオッサンと知り合うことができてラッキーでした」と振り返ってもらえるようにしっかり支え続けます。』と誓ったのです。
境遇は知っていたといえ、目の前にいる奨学生の顔を見るともう涙こらえるのが大変でした。安田が泣いても何も状況は変わらないので絶対泣きませんけど。
完全に一人なのかと心配していたのですが近くにおばあちゃんが住んでいてサポートはしてもらっているとのこと。中学生活は楽しくって国語と数学が得意なんだとか。そして成績は同学年56人中3位。将来は学校の先生になりたいのだとか。「勉強を続けたいのならずっと支援し続けるから、勉強頑張ってね。やめないでね。安田は仕事がんばって稼ぐから。」とお伝えしました。

そうそう、この娘は民際センターが行っている自転車支援で自転車をもらったそうです。渡し舟の船着き場までの距離も結構遠かったですし、対岸から学校までもかなりの距離がありましたから自転車が無くては通学時間は3時間でも足りないぐらいです。

ちなみにこの子は去年中学1年から支援していた奨学生から変わっての支援が始まったのんです。その変わった理由もすさまじいものでした。チャンディさんからメールで「支援している学生が家庭の事情で働くことになったので学校を辞めた」との知らせを受けたんです。8月の洪水でひどい被害を受けたエリアに住む中学1年生の子でした。

こんな子どもたちはこの国にには山のようにいるんだと思います。

2022年の初対面の彼女は中2。3年経ったから今は高2です。すごく関係を感じるのはうちの娘もいま高2。そう、同い年なんです。ロセカちゃんと同じくもう彼女の境遇なんて聞きません。笑顔でいるのだからがんばっているでしょう。レッツ・トーク・クメール!

安田:チョムリアップスオ!(こんにちは!)
スレイ・フォスちゃん:チョムリアップスオ!
安田:ソクサバーイチアテー?(元気!)
スレイ・フォスちゃん:はい、元気です。
安田:ソームソセーチュモッナウティーニッ(名前をここに書いてください)
スレイ・フォスちゃん:※ノートに名前書いてくれました
安田:アーユーポンマーンチュナム?(何歳になりましたか?)
スレイ・フォスちゃん:17歳になりました
安田:チョールチャトリアンアイチーアンケー?(勉強は何が一番好き?)
スレイ・フォスちゃん:物理です
※あっ好きな教科、中2から変わったんですね~
安田:チョールチャットムホープクマエアイチーアンケー?(カンボジア料理は何が一番好き?)
スレイ・フォスちゃん:ノンバンチョック(カンボジアの素麺)です
安田:チョールチャトポアチーアンケー?(色は何色が一番好き?)
スレイ・フォスちゃん:ピンクです。
※やっぱり女子。ピンク好きが多いのかしら
安田:チョントゥヴーカーアイ?(将来どんな仕事がしたい?)
スレイ・フォスちゃん:中学校の先生になりたいです。

ヴィリャックさんに聞いてみたら高校を卒業したら4年間先生の養成学校に入ることで先生になれるそうです。「勉強がんばって、笑顔を大切にして、そして学校生活を楽しんでね。また来年来るからね。元気でね。(クメール語)」と言って、プレゼントを渡してさよならしました。

奨学生:リンナちゃんとの面談

最後は私がカンボジアに没入するスタート地点の2015年に出会ったリンナちゃんです。

彼女との出会いとか色々な話はもう引用じゃ納まらないのでこちらの記事をご覧ください。

看護師目指してがんばるリンナちゃんからのお便り No.1 2024年1月7日

 

彼女のエピソードはもう知りすぎているので、ここでも、レッツ・トーク・クメール!

安田:チョムリアップスオ!(こんにちは!)
リンナちゃん:チョムリアップスオ!
安田:ソクサバーイチアテー?(元気!)
リンナちゃん:はい、元気です。
安田:ソームソセーチュモッナウティーニッ(名前をここに書いてください)
リンナちゃん:※ノートに名前書いてくれました
安田:アーユーポンマーンチュナム?(何歳になりましたか?)
リンナちゃん:23歳になりました
安田:チョールチャットムホープクマエアイチーアンケー?(カンボジア料理は何が一番好き?)
リンナちゃん:何でも大好きです
安田:チョールチャトポアチーアンケー?(色は何色が一番好き?)
リンナちゃん:黒とピンクです。
※ちなみに彼女のスマホケースはクロミちゃんです。まさに黒とピンク。
安田:ペールナー キリヌバタジカー プロローン(看護師の試験はいつ?)
リンナちゃん:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇(安田の理解できないクメール語)

ここで、ヴィリャックさんに通訳に入ってもらいました。返事は「まだ確定していないけど来年の4月」とのことでした。

「来年もまた会いにくるから看護師のライセンスカード見せてね!」ってお願いしました。彼女への支援ももう来年が締めくくりになりそうです。そのときに色々と伝えたいことがあるのでしっかりクメール語勉強しなくっちゃ。

ヴィリャックさんの通訳を通して色々と伝えました。

「あなたに最初にあった年を覚えていますか?」とリンナちゃんに聞いてみました。えっと・・・中学1年生のときだから・・・

「そう、中学1年生のとき。2015年です。ちょうど10年になりました。」

「そのときのことを今でもよく覚えています。初めて会ったとき、あなたは1回も笑わなかった。」

※そのときの写真がこちら。

「この笑わない女の子をサポートしていこうって決めたのが10年前です。」

そう、伝えました。彼女にこの写真を見せたら笑っていました。そう、つらいことも10年経ったら笑い話。彼女は「そんなときもありました」と笑顔になれる状況になったのです。それが10年サポートを継続した最大の成果と安田は思っています。

さて、3人の奨学生の面談の様子をお伝えしてきました。皆さんどうです?

「安田、楽しそうやな」

そう、思いませんでしたでしょうか。

自転車も、奨学金も子どもたちの未来を変えるチャンスを与えるものです。

奨学金か・・・それもいいかも・・・と思っていただけましたら是非以下の奨学金のことご検討ください。安田がどうして続けているのかなどご質問がありましたら個別にお問い合わせください。

ダルニー奨学金:https://www.minsai.org/LP/

体調急降下

リンナちゃんとお別れしたあと、いざプノンペンに帰ろうとしたとき・・・

「あれっ、なんか車酔いみたいな・・・気分悪い俺?」

そう思いながらも車に乗り込みました。

いくらか走ったときに胃からこみあげてくるものが・・・吐きそう。やばい!!

チョン・クウォット(吐きたいです)

そう、ヴィリャックさんに伝えて車は路肩に停車。安田は繁みに急行。嘔吐してしまいました。

天気の良すぎる炎天下での活動。ちょっと熱中症っぽくなってしまったのかもしれません。
※プノンペンに戻ったら下痢もスタートしたので食あたりかもしれません。原因は不明です。

席を最後部に変わってもらいリクライニング最大。横になりました。Pちゃんが心配してポカリスエット4本も買ってくれました。安田の手元には2本。あとの2本は?これはあとあとわかった笑い話。ここでは控えておきます。
※皆さん、このブログを書いてるってことはもう回復してきたってことです。ご心配かけてすみません。

眠ったり、吐き気が復活してきたりと・・・なかなか大変でしたが何とかもう車を停めることなくプノンペンに到着。ホテルのベッドで少し横になることにしました。

「あぁ懐かしいな・・・あのアングルで写真とっとくか」

実は2018年に自転車旅をしたとき熱中症で倒れてしまいました。そのときにもPちゃんがポカリを買ってくれたのでした。

そのときの写真がこちら。

そしてそのときのブログ訪問記はこちらです。

5日目(12月10日):Qちゃん、現る!!グロッキー安田の救世主

Pちゃんに「なんか、いつもポカリ買ってもらってるなぁ」とLINEをして30分ほど少し横になっていたら徐々に復活してきました。そこで今日のブログの記載をスタート。

夕食へ

ブログを半分ほど書き終えて体調も少しよくなってきたのでPちゃんと夕食に出かけることにしました。

ナスと豚肉の炒め物。ガーリックトースト。生春巻き。アモックの4品です。Pちゃんは体調のことを気遣ってくれ、安田は体調と相談しながらチビチビ食べました。

ビールも。最初は少しずつ。「いけるかな。いけそうやな。」ということでいつもよりは遅いペースですがビールも楽しみました。

猫のPちゃん

昨日から訪問記に登場しました猫のPちゃんのお話です。人間のPちゃんがコンビニでキャットフードと水を買いました。昨日買ったスルメは固すぎたのか食べなくなってしまいました。

ペーストタイプのキャットフードをもりもり食べました。Pちゃんは日曜日にはカンボジアを発ってしまうのですが、それ以降の面倒を依頼されました・・・できる限りお世話してこちらの訪問記でもご紹介できればと思っています。

本日のまとめ

今日はコンポンチュナン州で5つの自転車修理クラブへパーツ補給を行い、さらに奨学生3名とも面談できた、内容の濃い一日となりました。2016年の“元年クラブ”を含む学校を訪問し、ずらりと並ぶ自転車と子どもたちの笑顔を前に、「修理できること」が通学を支え、学ぶ権利を守っていることを改めて実感しました。毎年同じ場所に行っても、出会う子どもたちは毎年違う。だからこそ、運営の説明も、ありがとうメッセージも、毎回“初めてのつもり”で丁寧に積み重ねていきたいと思います。

奨学生のロセカちゃん、スレイ・フォスちゃん、リンナちゃん——それぞれの歩みを確かめる時間になりました。10年という年月の重みを感じつつ、言葉を交わし、笑顔を見られたことが何よりの励みです。自転車も奨学金も、子どもたちの未来を変える「チャンス」を届けるものだと、改めて確信しました。

一方で、夕方には体調が急降下してしまい、PちゃんやEDFカンボジアの皆さんに助けられました。安全に活動を続けるためにも、無理をせず体調管理も含めてしっかり整えていきます。夜は少しずつ回復し、食事も取れて、猫のPちゃんも元気にごはんを食べてくれてひと安心。

明日も現地の状況に気を配りながら、安全第一で一つひとつの支援を進めてまいります。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで9日目のブログを締めくくります。

 

 

 

【カンボジア訪問記2025】10日目「Pちゃん、ありがとう!」(2025/12/13)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

本日の活動エリアはコンポンチャム州とコンポントム州です。計4つの自転車修理クラブへパーツ補給を行います。

日付 学校 内容
2025/12/13 SORT TOEP中学校 自転車修理パーツ補給

コンポンチャム州

Kampong Cham

 

チョエンプレイ郡

Choeng Prey

 

MEAN CHEY中学校 自転車修理パーツ補給
TUOL ANDAET中学校 自転車修理パーツ補給

コンポントム州

Kampong Thom

 

タンコーク郡

Taing Kouk

HUN SEN PHNOM SANTUK中学校 自転車修理パーツ補給

サンタク郡

Santuk

午前中の活動

本日はコンポンチャム州とコンポントム州で計4つの学校にてパーツ補給です。Pちゃんが同行する最終日です。時間がたつのはとってもはやい。今日も気張ってまいりましょう。

朝食

今日の朝食は・・・いつもの定番「クイテウサイチュルーク(豚米麺)」に戻ってきたと思いきや「クイテウチュアンソッ(骨付き豚米麺)」にしてみました。骨付き豚肉大好きなんです。となりのタレを付けて食べてみたりして味変も可能です。

お店の入口では豚まんコーナーが。お腹いっぱいだったのですがPちゃんが「食べてみよう」と誘ってくれたので買ってみることにしました。3個で7,500リエル。約2ドル。です。1個100円ぐらいですね。

中身はこんな様子です。少し皮があつめ。日本の豚まんみたいにフワフワしてなくてしっかりタイプです。中身はもちろん豚肉なんですが、真ん中に小さな卵が入っていました。ウズラかな?わかりませんが・・・ 

SORT TOEP中学校にてパーツ補給

SORT TOEP中学校に到着しました。

入口には大量の自転車。補給された交換用パーツでたくさん修理してほしいものです!!

ヴィリャックさんが今日も自転車修理クラブの運営についての説明を担当。

そして「ありがとうメッセージビデオ」を撮影。

安田は子どもたちの写真を撮っていました。では笑顔あふれる様子をご覧ください!!

そうそう、今日から(遅い?)アンコールワットマラソンで使っていた自撮り棒を導入。子どもたちのウケもいいみたい。来週の後半戦にも積極的に使っていきたいと思います。

学校を出て道中にPちゃんから質問が。

「ところで、あの子たちEDFカンボジアの活動が日本からの支援で行われていること知ってるの?」

どうしてそう思ったかというと、子供たちのなかには「アニョハセヨ」って声をかけてくる子がいたそうです。そっか、僕らでも中国人、韓国人と見分けがつかないことが多いのでカンボジアの子供たちにはわからなくて当然。

自転車寄贈セレモニーのときはしっかりスピーチで「日本の200人以上の人たちが支援してくれました」って言っています。しかしパーツ補給については・・・

こんな風に子どもたちとクメール語会話を楽しんでいるときは、「私の名前はカツヤです。日本から来ました。」って言っているのですが、子どもたちにとってはこれが唯一「あぁ日本からの支援なんだ」と気が付く瞬間。

また来年に向けた改善点が見えてきました。私はいつも日本の先人たちがカンボジアの支援をがんばってくれたからこそ、カンボジア人と日本人の信頼が厚く、このプロジェクトがスムーズに続けられるのもそのおかげだと思っています。その連綿と続くながれを絶やさないためにも、カンボジア自転車プロジェクトも日本の人たちの支援によるものなのだとわかりやすく、そしてさりげなく伝えられる工夫をしようと思います。

MEAN CHEY中学校にてパーツ補給

2つめの学校、MEAN CHEY中学校に移動してきました。

こちらも大量の自転車が。それにしてもボロボロ。みんな修理しながら大切に乗っているようです。

自転車修理クラブの運営についての説明。

そして、ありがとうメッセージビデオの撮影。日光が強すぎて暑い!!はやく撮影を終えて日陰に避難しなければ!!

そして、子どもたちの笑顔の写真です。

  

TUOL ANDAET中学校にてパーツ補給

今日、3校目のTUOL ANDAET中学校に移動してきました。

イケメンのお猿のお出迎え。

と、思っていたらどうやら12の干支が決まるエピソードを表した像のようでした。となりが小学校併設なので子供たちは遊びながら干支を覚えるのかもしれません。先頭が亥で末尾が子(ねずみ)でした。龍はナーガ像でした。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営についての説明。

ありがとうメッセージビデオの撮影。

そして笑顔の子供たちの写真です。

    

ここまでで午前の部は終了です。

午後の活動

午後は昼食と残り1つの学校への修理パーツの補給です。でもその補給が・・・その前に昼食の内容をご紹介します。

昼食

Pちゃんとカンボジアの昼食の定番ベスト料理を選んでいました。4つあがったのですが、そのうち3つを注文しました。

Pちゃんお気に入りのグリーンペッパーとイカの炒め物。

ナスとひき肉の炒め物。これは昨晩、Pちゃんと行ったレストランでとてもおいしかったので。

そして、干し魚を入れた卵焼き。

残りの1つは「揚げ魚の甘酢あん」です。昨日食べたのでその写真を掲載いたします。

お昼を食べてもまだ少し時間がありましたのでまったりタイム。

こっそりPちゃんを隠し撮り。ハンモックで30分ぐらいでしょうか。ゆっくりしました。

HUN SEN PHNOM SANTUK中学校にてパーツ補給・・・の予定が・・・

本日最後の学校HUN SEN PHNOM SANTUK中学校に到着しました。

まだ先生が来ていないみたいなので子どもたちとクメール語でおしゃべり。

その様子をPちゃんが動画で撮影してくれていました。せっかくなのでYouTubeに掲載しました。安田のたどたどしいクメール語をどうぞ!

さて、おしゃべりタイムも終わり・・・

「まだかな?」

ヴィリャックさんがずっとスマホで誰かに連絡を取ろうとしています。

・・・もしかして・・・

ヴィリャックさんが申し訳なさそうに言ってきました。

「校長先生と連絡が取れません。土曜日は午前の授業のみで子供たちはもう帰ってしまいました。」

とのこと。午前のみで授業が終わるのは承知していました。先生に頼んで一部の子供たちに午後に再び集まってもらうよう依頼しているのが通常のパターンなのですが・・・

まぁどうしようもありません。諦めます。

肩透かしをくらってプノンペンへ・・・

中止が決まったときにPちゃんと話していたのですが、「これ、おれらだからいいけれど、もしこの学校だけを訪問しに日本から支援者が来てたらどうしてたんだろうねぇ・・・」という話になりました。確かにそれは怖い。EDFカンボジアはともかく、学校の校長先生もそこまでは考えが至ってないんだろうなぁと推測。

「まぁ10年もやっていればそういうこともあるよね。」

という、安田のカンボジア慣れがいつしか日本の支援者に不愉快な思いをさせることがあるかもしれません。気を付けなければ。

夕食

Pちゃんにとってはプノンペンでの最後の夕食。EDFのメンバー3人と一緒に食事しました。

お店は先日も行ったおいしい中華&クメール料理のお店。もうホテルに送ってもらうのではなくEDFカンボジアのオフィスで降ろしてもらうことにしましたので、少しだけオフィスにおじゃまして2キロほどテクテク歩いてまいりました。それでも灼熱のカンボジアだから汗だくだく、喉カラカラ。17時30分についたのですが待ち合わせは18時から。だから・・・

Pちゃんと協力して、きちんとビールが冷えているかEDFカンボジアのメンバーのために事前チェックすることにしました。

ほどなくしてメンバーが勢ぞろい。ここで安田はやらかしました。Pちゃん、最後の日なのに集合写真を撮り忘れるという・・・料理の写真だけでご勘弁ください。

エビフライ。ソースはタルタルじゃなく激辛甘辛ソース。

カンボジアの茶わん蒸し・・・いや、卵焼き?だし巻き?

先日も頼んだ生牛肉と野菜のサラダ。

骨付き鶏肉のショウガ炒め。

野菜の・・・野菜の・・・チャンディさんが頼んだのでわかりません。インゲン豆とか色々入っています。

ナスのひき肉いため。

こっから文章長いです。すみません。

ビールを飲みながら・・・なんと5人でビール31本。たくんさん飲みました。そして色々な話をしました。もちろんタイとの衝突のこと、EDFグループの今後のこと、子供支援や教育支援の考え方、カンボジアにおける教育事情のこと、EDFスタッフのみんなのこと、過去、現在、未来、色々なことを話しました。

楽しい時間を過ごしながら安田の頭の中には「来年もこの楽しい時間がきっときますように」という願いでいっぱいでした。カンボジアは悲しい過去がたくさんある国です。来年どころか明日また訪れるはずの未来がガラッと変わってしまう国でもあります。

Pちゃんは言いました。

「来年は陸路で来ます。」

ステキな宣言です。いま、となりの国タイからカンボジアへの陸路は閉鎖されています。飛行機でしか来られないのです。Pちゃんが陸路で来られたらそれは今よりも平和なときが訪れていることを意味します。

そしてPちゃんは言いました。「来年はバッタンバンとか国境近くのプノンペンから遠いところを訪れたい。」これも実現すれば今よりもかなりマシな未来が訪れていることになります。

カンボジアにいると国境付近の学校や橋が爆撃され子供たちが逃げまどう動画がたくさん流れてきます。昨日、私が泊まるホテルの前はタイの行動に対する反対のデモ隊が行進していました。その多くは若い人たちでした。それだけ聞くと「カンボジアは国中が緊急事態だ」と感じるかもしれません。しかし大半の地域は普通に生活しています。今日訪れた学校も普通に授業があり、普通に子どもたちは過ごし、この緊張が頭の片隅にあるに違いないのに安田が向けたスマホに笑顔を向けてくれました。そもそも普通に生活しておかなければ収入が途絶え日々の生活に影響を与えるので、できることは普通にやる日常を装っているのかもしれません。

私はタイとカンボジアの衝突、ウクライナとロシアの衝突、そして日本と中国の衝突、いろいろなニュースを見て、このSNS時代に何が本当のニュースで何がフェイクのニュースなのか判断が難しくなってきていると感じています。そしてお互いの国に考えや主張がある。「中国の主張だなんて・・・」と思うかもしれません。無茶苦茶なこと言ってきていると感じているのも確かですが、様々な考えがあること自体は受けとめる必要があると思っています。それは思想の自由があるから。そしてそれに賛成する人、反対する人の両方がいることも確か。それは主義主張は人によって違うから。それをいったん受け止める多様性があるのが日本だと思っています。門前払いじゃなく、「そういう考え方をする人もいるよね」と受け止め、「ではどういう話をしましょうか」と前を向く。それが日本だと思っています。

僕はこの国に生まれたこと、育ったこと、そして「日本の友達からの支援です」と言いながら子どもたちに自転車を配れることを誇りに思っています。

今回のタイのことは外交など難しいことはさておき、逃げ惑うカンボジアの子供たちの映像を見たり、実際に安田が訪問先として予定していたエリアが危険のため休校となり変更を余儀なくされたり。EDFのチャンディさんいわく。今日のタイの攻撃は私たちが訪問する予定だった学校の12km先だったそうです。安田は訪問してその現場にもし出くわしていたらと思うと足が震えます。

そして爆撃された学校。校舎が壊れたり、あるいは日本の支援で建てられた女子寮やトイレも被害にあっているかもしれません。1ミリずつ積み上げたもの。10年経って1センチになり、それを1秒で吹き飛ばすのが戦争だと思っています。

何もかもが腹立たしい。だからこそ、足を止めずに前に進む。その気持ちは言わずともEDFのチャンディさんには伝わっていました。「危険を避けながら、行けるところは全部行って自転車修理ができるパーツを補給する」です。訪問中止のエリアがありながら、安田が滞在中にまわるパーツ補給の数は過去最高になりそうです。

「負けてたまるか。パーツ配りまくるねん。子供たちが待ってるねん。みんなの思いを届けるねん!!」

そんな気持ちでEDFのメンバーと食事をとっていました。

猫のPちゃんのこと

ホテルに戻ってきました。今日からオープンという1Fのラーメン(クイテウ:米麺)屋さんで締めラーメンをいっぱい。

猫のPちゃんのために人間のPちゃんがたくさんの猫フードを買いました。でも彼は明日帰るので、そのエサをあげる役割は安田だったります。

人間のPちゃんのためにも猫のPちゃんの近況報告はこちらのブログで引き続きお届けしようと思っています。

本日のまとめ

今日はコンポンチャム州とコンポントム州で、4つ(正確には3つ)の自転車修理クラブを訪問し、パーツ補給を行いました。どの学校でも、修理を待つたくさんの自転車と、変わらない子どもたちの笑顔が迎えてくれました。修理クラブの運営説明やありがとうメッセージを重ねる中で、「自転車を直せること」が学びを続ける力になっていることを、改めて実感する一日でした。

一方で、本日予定していた最後の1校は、学校側の事情により活動は途中で中止となりました。10年続けてきた中で、こうした想定外の出来事も少なくありません。だからこそ、日本からの支援によってこの活動が成り立っていることを、よりわかりやすく、丁寧に伝えていく必要性も見えてきました。来年に向けた大切な課題として、しっかり受け止めたいと思います。

夕方からは、Pちゃん同行最終日。EDFカンボジアのメンバーと食事をしながら、今の情勢、教育支援の意味、そしてこれからの未来について多くの話をしました。国境付近では緊張が続く中でも、今日訪れた学校では子どもたちが普段通り学び、笑顔を向けてくれる。その姿を前に、「できることを、できる場所で、やり続ける」ことの大切さを強く感じました。

戦争は、10年かけて積み上げたものを一瞬で壊します。だからこそ、立ち止まらず、足を止めず、パーツを届け続ける。子どもたちが待っている限り、この活動を前に進めていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。

【カンボジア訪問記2025】11日目「休日で充電!!」(2025/12/14)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

オフ日です。本当はこの日、明日から始まる予定だったバンテアイミンチェイ州での活動に向けて前泊移動のはずでした。しかし、すでにお伝えしております通り国境に近いバンテアイミンチェイ州は学校が休校になっており寄贈セレモニーを行うことができません。だから明日は別エリアの自転車クラブのパーツ補給を実施します。前泊移動は不要なので1日オフになったのです。思えば、日本を出発した4日から昨日の13日まで全力疾走で突っ走ってきましたので1日休息を・・・と思っていたのですが、色々とやることはあるもので、それらをお伝えしていきたいと思います。

さらばPちゃん。また来年。

朝6時半に出発し空港へ。そうです。今日はPちゃんがバンコクに帰る日。朝のフライトに合わせてトゥクトゥクドライバーのジョンに空港まで送ってもらいました。新しくなったテチョー国際空港。安田が到着した時は深夜だったので昼間の空港は初めて。

空港に到着しPちゃんと固い握手をして来年の再会を約束しました。お互い忙しいので本当に来年の12月まで会わないのではと思いつつ。来年は彼が陸路でやってくるステキな未来がきますように。Pちゃん、ありがとうございました!猫のPちゃんのお世話は任せておいてください!

ジョンと朝ごはん

帰りのトゥクトゥクの中で、

安田:「ニャンバーイハウイ?(ご飯食べた?)」
ジョン:「ムントアン(まだ)」
安田:「ニャンバーイハウイチアムオイクニョム(一緒に食べよう)」

ということになりました。少しずつクメール語を使う機会も増えていきました。

ジョンがお店に連れてきてくれました。

こちら「バーイサイモアン(鶏肉飯)」です。

みなさんの中には「今年の訪問記はジョンがあまり出てこないな」って思った方もいらっしゃるかもしれません。

それは12月5日にちょっとショックを受けたからです。

【カンボジア訪問記2025】2日目「EDFの皆さん、お久しぶりです!」(2025/12/05)

こちらのブログの最後の方にジョンのアパートに遊びにいく話が出てきます。ジョンの義理の息子やその奥様方とも会いたかったので。ただ去年言ったビュッフェのお店は安田がお腹を壊したので今回は「ジョンのアパートで飲みたい」とお願いしました。そこにはジョンの義理の息子チャイヤがいました。彼、いま絶賛アル中です。朝から晩までビールをあびるほど飲み仕事もきっとできていないでしょう。その彼から、

「金くれ。時計かってくれ。」

とお願いされました。ジョンはもちろん、同じく義理の息子のサーも決して言わなかった言葉。もちろん、出稼ぎでプノンペンに来てる彼らは贅沢禁物。「飲みに行こう~」って誘ったときは安田がごちそうする前提です。今回もジョンのアパートに遊びにいきましたが食べ物やビールは全部こちらが負担するつもりで行っており、そして実際にそうしました。

それはあくまで「一緒に楽しむ」ためのものです。

「金くれ。時計かってくれ。」と、言われたとき、アル中チャイヤに安田はぶちぎれました。奥さんが不憫。スヴァイリン州でおばあちゃんと暮らす二人の娘が不憫。義理兄弟のサーが不憫。そしてジョンも不憫。

「お前が働いて自分で稼いで買ったらいいやろ!時計なんか自分で買え!お前が自分で買え!」

そういって足ばやに帰ることにしました。でもジョンはホテルまで送ってくれたんです。「そーりー、酔っぱらってるから」ってお詫びしてくれました。

でも、「金くれ」、その一言は絶対言わないよねって信頼を築いてきた10年。アル中チャイヤが一言でぶっとばしたような気がして安田は沈んでいました。

だからジョンとの接触を避けていたのです。もちろんプロジェクトで忙しかったのもありますが・・・

ジョンは悪くないので、心を落ち着かせて、今日、「朝飯いっしょに食べよう」って誘ったのです。ついでに明日の夜も一緒にご飯を食べる約束をしました。

クメール語の先生と緊急レッスン

さて、ジョンとの朝ごはんの前に安田はクメール語の先生にLINEでお願いしていました。

「緊急で申し訳ないです。今日レッスンお願いできませんか?」

そう。昨日の夕食での気づきから、自転車修理クラブへのパーツ補給でも短めのスピーチをしようと思い立ったのです。なんとか自分で文章を組み立てられそうですが最終チェックと発音の練習をお願いしました。そして反復練習ようの音声ファイルの作成も。

できあがった原稿はこちら。

「ひらがなかーい!!!」って突っ込みがきそうですが、安田はまだスムーズにはクメール文字が読めません。

黒いところは見なくても喋れる。自身がない赤いところ、原稿をスマホに入れておいて明日に備えます。

先生、日曜日の朝にありがとうございました。助かりました!練習しまくります!!

本番は・・・明日です!!

ビール&マッサージ&ビール

レッスン終了後、いつものマッサージ店に行くことにしました。途中コンビニによりますと見かけない缶が・・・「何の?」
もちろんビールです。

アルコール度数8%の黒ビールです。なんで目についたかというと、宣伝のため割引セールをしていたから。これ、いつも飲んでいるアンコールビールより安かったんです。産地はカンボジアの南の果て、シハヌークヴィルのようです。カンボジアらしいデザインにしたらいいのに・・・とか思いつつ、濃い味に大満足。高かったら買わないけど・・・

さて、またやってきました。盲目者によるマッサージ店。いつも通り2時間のクメールマッサージコースをお願いしました。

部屋はこんな感じ。ベッドが3台並んでいます。ここで更衣室もなくパジャマのようなものに着替えてスタート。リンパマッサージの痛さに悶絶する2時間でした。

ホテルまでは歩いて10分ぐらいのところなので歩いて帰ることにしました。そしたら・・・

ん?日曜日でもハッピーアワーやってるの?えっずっとハッピーアワー?毎日24時間?看板の方に吸い寄せられて・・・

一人飲み開始。生2杯たいらげて1.5ドル。250円ぐらいでしょうか。満足。さてホテルに帰るとしましょう。チマチマですがやることが結構あるんです。

ありんこの巣窟発見!

作業しながら飲もうとコンビニでさらにビールを追加購入。ホテルにもどって冷蔵庫を開けてみました。実は初めて開けてみたんです。だって、これまで冷やすものなんてなかったから・・・

部屋がいつもアリだらけな理由がわかりました。冷蔵庫が巣だったみたいです。

「悪いけど、電源入れるで。寒くなるで。がんばりや」

といってスイッチオン。この文章を打っている間もずっと画面をアリが横切り、安田の腕をアリがあるきます。これで減るといいなぁ・・

お昼ごはんはビールと一緒に買ったジャックフルーツにしました。これで100円ぐらい。さすが南国。フルーツが安い!!ちなみにコンビニじゃなく市場で買ったらもっと安いです。

アンコールワット訪問のブログを追記

ジャックフルーツ昼ご飯を終えたら、ずっと気になっていたブログの追記をしました。

何かというと、12月6日の訪問記。アンコールワット、トムなど訪問したのですが時間がなくて内容を後日記載としていたので今日書いてしまうことにしました。

一応完成しました。こちらです。

【カンボジア訪問記2025】3日目「はじめてのアレを食べてみた」(2025/12/06)

晩御飯

日本でも出張のときはコンビニ飯でホテルで一人で食べるのが大好きなんですが、Pちゃんがいないから同じようにホテルで食べるようにしました。買い出しです。

こちら、焼いてほしいのを指さしてオーダー。

いい感じでしょ!ワクワクが止まりません。

冷めないうちに足早にホテルに戻り、一人宴スタート。

左から解説します。

玉ひもの黄身のところ、小さなチョリソーみたいなん、かなりあぶらっこいサラミもしくはカルパス?、豚タン(細かくスライスしてくれました)、手羽先、鳥キモ、平たいツクネ、最後が三角です。これらを缶ビール2本でチビチビ。

おいしかった!来週の土曜日か日曜日またやりたいと思います!

猫のPちゃん

安田が串焼き食べながらいい感じになってるとき、ドアの外から「にゃー」という鳴き声が。彼が来たみたいです。猫のPちゃん。人間のPちゃんは今朝バンコクに帰りました。その彼から後の世話は頼むと大量のエサを預かっています。しっかり面倒見ましょう~。Pちゃんにこの写真送ったら喜んでくれました。

さぁ、休日はもう終わりです。やりたいことリストを書いたのですが、できなかったことが2つ残りました。これは来週の土日に持ち越したいと思います。

寝不足な日々が続いていて、明日もまた早いのでもう寝ます。いま、カンボジアは18時50分。明日の出発は6時30分。たっぷり眠れそうです。

ラジオ出演告知!!

12月16日(火)日本時間18時〜

FMいずみおおつ「毎日が果曜日」にカンボジアから現地リポートで生出演します。

現在カンボジアで行っているカンボジア自転車プロジェクトの活動の様子や、現地で感じていることをリアルな声でお届けします。

視聴方法

FMいずみおおつのHP・アプリから

https://fmizumiotsu.jp/

ぜひお時間合いましたらお聴きください。

本日のまとめ

今日は予定外のオフ日となりましたが、振り返ってみると、心と頭を整えるために必要な一日だったように思います。Pちゃんを空港で見送り、ジョンとの関係をもう一度結び直し、そして明日からの活動に向けてクメール語のスピーチを準備する。

前に進むための「助走」の時間でした。

現地で活動を続けていると、人との距離感や信頼の積み重ねの難しさを突きつけられる場面もあります。それでも、逃げずに向き合い、言葉を交わし、また一緒にご飯を食べる。その積み重ねが、この国で活動を続けてこられた理由なのだと思います。

マッサージで体をほぐし、ビールで一息つき、アンコールワット訪問記を追記し、猫のPちゃんの世話をする。オフ日らしい出来事の中にも、これまで全力で走ってきた自分を整える時間がありました。そして、明日の活動に向けての準備は万端です。

国境情勢が不安定な中でも、子どもたちは待っていてくれる。だからこそ、行ける場所へ行き、できることをやり切る。その覚悟を静かに固めた一日でした。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。

【カンボジア訪問記2025】12日目「うまくいかない日も前へ」(2025/12/15)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。
今日は15日、いよいよ現地活動も2週目に入りました。

今日は2か所の自転車修理クラブへのパーツ補給です。1つはタケオ州コーアンダッテ郡にあるKRA POM CHHOUK中学校、もう1つはコンポンスプー州プノンスラッチ郡のMOHASANG中学校です。もともとこの日はバンテアイミンチェイ州にて自転車寄贈セレモニーを行う予定でしたがタイとの衝突で国境に近いこの州は危険とみなして予定を変更しました。それでも休みにしてしまうのはもったいないとEDFカンボジアが学校と連絡を取ってパーツ補給の訪問先のアポをとってくれたんです。

日付 学校 内容
2025/12/15 KRA POM CHHOUK中学校 自転車修理パーツ補給

タケオ州

Takeo

コーアンダッテ郡

Koh Andaet

MOHASANG中学校 自転車修理パーツ補給

コンポンスプー州

Kampong Speu

プノンスラッチ郡

Phnom Srouch

午前中の活動

朝食

6時30分にホテルを出発。タケオ州はとにかく遠いのです。途中、朝食タイム。

今日は「クイテウココー」にしました。クイテウはこの訪問記でも頻出の料理。ベトナムのフォーのようなもの。米麺です。ココーは昨日登場した「ノンパン・ココー」にもあった牛スジやモツを混ぜた濃いスープのことです。これらが組み合わさって「クイテウココー」。朝から濃い味ですが元気いっぱいになりました。

KRA POM CHHOUK中学校へパーツ補給(久しぶりにきた、全然ダメダメ運営の自転車修理クラブ)

学校に到着しました。子どもたちはすでに集まっていますが先生が見当たりません。

10分ほど待ったら先生が到着。なにやらヴィリャックさんと話をしています。

ヴィリャックさん曰く、「正直、去年のパーツもほとんど使えていないので今年はいりません。」と言っているそう。

そうなの?ところで自転車修理の工具や交換パーツを入れる箱は?

そう尋ねると先生は把握していない様子。

「工具や交換パーツの箱の所在もわからないのに、どうやって自転車修理クラブを運営するねん!!」

その先生は他の先生に電話で連絡をとり、所在が判明。

学校の一番端の方の倉庫。

 その倉庫の一番奥の方、ぜったい子供たちの目に触れない、そして一人では取り出せない場所に鍵も頑丈にかけられて箱はおいてありました。

パーツもすべてそのまま残っていました。

もう、なんだかやるせない。悲しい。気持ちがまったく伝わっていない。

去年も訪れて自転車修理クラブの運営方法については説明したはずなんです。
※その年は安田が帰国後にEDFカンボジアのみで訪問してくれました。
そのときの写真を確認。

ほらっ。左から3番目の先生。この先生が今日対応した先生です。

「去年、運営方法説明してなかったかな?」

いえいえ、こちら去年の写真。

ヴィリャックさんがちゃんと説明しています。本当にくやしい!!!

それで、ヴィリャックさんと相談して、自転車修理クラブを移設することにしました。

工具箱、去年の補給部品などもすべて撤収。

集まった子供も何のことか意味がわからず解散。きっと集まった子供たちは自転車修理クラブのことを知らなかったと思います。「そんな、道具や部品があったら修理したかったのに」という子供もいたと思います。

運営方法を説明するといっても年1回の訪問。全校生徒や全先生を集めて説明会を開くわけでもない。だからこうしたことが起こる。だから先生が100%悪いわけではない。私の運営方法にも問題があります。過去10年の間に3回ほどこうしたことが起こり自転車修理クラブを移設することがありました。

移設先はEDFカンボジアが選定してくれます。工具や交換用部品を有意義に活用してくれる中学校を探してくれます。今年ご支援くださった方、昨年ご支援してくださった方、個別に連絡させていただきます。本当に申し訳ございません。移設後の様子を写真やビデオに収めて子どもたちの笑顔満載の様子を必ずお届けいたします。

午後の活動

昼食

午前中唯一のパーツ補給が不発に終わり、何だか気分も沈みがちですが切り替えていきます。

今日はPちゃんも帰国していないし、ヴィリャックさん、デビットさんと安田の3人だけの食事。いつもならおかずは3品なのですが、人数が少ないので2品。

蒸し鶏

太いアスパラみたいな食感の野菜炒め

そしてこちらカンボジアのオリジナルコーラ。おなじみのコーラより刺激はマイルド。甘さが強いように思いましたが、とっても「チュガニュ(おいしい)!」

そういえばカンボジア産かどうかを見分ける方法を教えてもらいました。バーコードの数字が847で始まるものがカンボジア産の証だそうです。

MOHASANG中学校パーツ補給

昼食を終え車で2時間。タケオ州も遠ければそこからコンポンスプー州も遠い。今日が2校だけのスケジュールだったことも納得。

学校の校門前に到着。どうやら道路工事中。

でも隙間を通らせてもらっていよいよ学校の中へ。

今回は土曜日の夕食時に話し合った2つの改善点を実施。何の改善かといいますと、これが日本発のプロジェクトによる支援であることのアピールです。

1つ目はカンボジアと日本の国旗を子どもたちに持ってもらうこと。これで日本からの支援だってことがわかります。

2つ目はヴィリャックさんの自転車修理クラブの運営の説明の前に安田が短めスピーチを入れること。スピーチは短めですが、「日本から来ました。日本の友達がこの自転車修理クラブの支援をしてくれました。」というところをアピール。

そしてヴィリャックさんのいつもの自転車運営方法の説明。

ありがとうメッセージビデオの撮影。

それでは、子どもたちの笑顔あふれる写真をどうぞ!!

さぁ帰ろうと思いましたら・・・あれっさっきの工事中だった道路が・・・

土砂でせき止められている。これでは車は全く通れません。幸いまだ工事中だったので重機で作業をしていた人たちに、申し訳ないけれどあの土砂の山をどうにかしてもらえないか依頼。

即座に動いてくれました。

無事学校から脱出しプノンペンへの帰路につくことになりました。

猫のPちゃんと洗濯

ホテルに帰ると猫のPちゃんが待っていてくれました。早速人間のPちゃんが買い置きしてくれたキャットフードをあげました。口がこえてしまうんじゃないでしょうか。あと一週間足らずで安田は日本に帰ってしまいます。でも、ここの宿泊客が誰か引き継いでくれるでしょう・・・

そして洗濯。洗濯を終えて訪問記の作成開始。今ここまで書けました。これからジョンと晩御飯にいく約束になっています。これ以降は晩御飯から帰ってから書きますね。 

19時:ジョンとの食事・・・不発

ホテルに戻ったのは17時頃。洗濯やブログを書くなどして夕食の約束の時間が近付いてきました。タイとの衝突が気になるので定期的にチェックしているサイトを確認。

「ひどなっとるやないか。」

昨日、トランプさんが言う「停戦合意」。少なくともタイ側には何の効力もないようでニュースでは国境よりもより内側のエリアで戦闘機による攻撃があったようです。外国人観光客が多いから大丈夫だろうと言われていたシェムリアップ州の北部のバンテアイミンチェイ州との境あたりです。橋と難民キャンプの近くが狙われました。

ものすごい苛立ち。腹立たしい。カンボジア人の友達とFacebookでつながってるので、彼らがシェアする攻撃の様子、防空壕に非難する子どもたち、破壊された橋、飛び去る戦闘機などの動画が流れてきます。

今週の活動にも影響するでしょう。安田のイライラはマックス状態。

でも、約束だから・・・19時にホテルの入口に降りてくると、ジョンが「今から仕事(トゥクトゥク)だから5分で帰ってくるから待ってて」と言いました。

もちろんトゥクトゥクの仕事を優先してもらって構わないのです。仕事の邪魔をしてまでごはん食べに行かなくてもいい。でも5分じゃないでしょ。誰が5分で往復できるところにトゥクトゥクお願いするねん。いつもなら、「いいよ。いいよ。待ってる。待ってる。」と流せるものが我慢できなくなっていました。

無言でホテルの部屋に戻り、「もう寝るから」とだけメッセージを送りました。いっかい落ち着きたかったんです。そして本当に疲れていて眠りたかったから。

21時:ジョンとの食事・・・成立

2時間ほど眠りました。スマホを見るとジョンから何度か着信とボイスメッセージが。「そーりー」の言葉も。ホテルの前に帰ってきたよというメッセージが19時30分。「やっぱり5分ちゃうやん。もういいわ。」と無視して、バルコニーの洗濯物の乾きをチェック。そしたらホテルの前にジョンのトゥクトゥクがありました。
どうしようかと悩む。ほっとくか。でも10年付き合ってきた大切な友達。今年はなんかすれ違いが多いような気がするけど・・・1回目のすれ違いは義理息子チャイヤのせいだし、2回目のすれ違いは安田のイライラのせいだし、よく考えてみればジョンはいつも通りのジョンだったわけで・・・ホテルを出て、「ごはん行こう」と告げました。

ジョンは晩御飯を済ませたそうなので軽く・・・

一番お気軽な道端の屋台へ。でも食べるのは同じ牛焼肉。

牛赤身とモツの焼き肉です。これをつまみながらビール。

気まずい・・・話はまったく弾みません・・・といいますか、英語がよくわからないジョンとクメール語がわからない安田で話すことなどもともとないのですが。雰囲気だけで楽しんでいたのに今はぎくしゃく。

ん?クメール語がわからない・・・こともない。ジョンがしゃべりたいことは全くわからないけど、安田がわかる会話で今更ながらの質問をクメール語でしてみることにしました。

「ミアンコンポンマーンネアック(子どもって何人いるの)?」

答は知ってるんですけど・・・「4人」

娘?息子?って聞きたいけど、娘や息子のクメール語がわからない。

「バイ(3)ドーター、ムオイ(1)サン?」って英語とクメール語が混じる。

答は「バー(イエス)」

「ティムオイ(1番目)ドーター、サンインロー チャイヤ?(1番目の娘さんのダンナがチャイヤ?」

英語交じり。答えは「バー(イエス)」

「ティムオイドーター、ティピー(2番目)ドーター、ナウ プノンペン?(1番目と2番目の娘さんがプノンペン在住?」

「バー(イエス)、ティバイ(3番目)ナウ スヴァイリン」などなど。

知らないことも聞き出せました。

ジョンは4人の子供がいて、長女(ダンナはチャイヤ。ビール中毒の問題児)、次女(ダンナはサー。ナイスガイ)、三女(スヴァイリン在住。結婚して最近子供が生まれた。ダンナはシェムリアップでドライバーの仕事)、長男(名前はドン。トゥクトゥクの仕事)。長女と次女は事務員の仕事。チャイヤはビールばかり飲んでるからトゥクトゥクの仕事はあまりできていない。ジョンの奥さんは病気がち。10年前から薬ばっかり飲んでいるけどまぁ元気。

9割以上知ってること。そう、10年も付き合っていればそれぐらい知ってる。

これからも友達でいよう・・・かな・・・と思ったのでした。

「チッルイ(お勘定して)」でお会計を済ませ

「トッタウ(行こうか)」でお店をあとにしました。

なんや、おいら結構クメール語話せるやん。

ラジオ出演告知!!

12月16日(火)日本時間18時〜


FMいずみおおつ「毎日が果曜日」にカンボジアから現地リポートで生出演します。

現在カンボジアで行っているカンボジア自転車プロジェクトの活動の様子や、現地で感じていることをリアルな声でお届けします。

視聴方法


FMいずみおおつのHP・アプリから


https://fmizumiotsu.jp/

ぜひお時間合いましたらお聴きください。

本日のまとめ

現地活動2週目が始まりました。今日は本来予定していた自転車寄贈セレモニーが情勢悪化により中止となる中、EDFカンボジアの調整によって2校の自転車修理クラブを訪問する一日となりました。

午前中に訪れたタケオ州の学校では、自転車修理クラブがまったく機能していない現実を突きつけられました。道具やパーツは倉庫の奥に眠り、子どもたちの目に触れることすらない状態。支援の想いが届いていなかったことへの悔しさと同時に、「伝え方」「仕組み」の弱さを改めて反省する機会となりました。移設という判断は苦しい決断でしたが、子どもたちのために最善を尽くすための前向きな選択だと考えています。

午後に訪れたコンポンスプー州の学校では、日本からの支援であることを明確に伝える新たな取り組みを実践しました。国旗を掲げ、短いスピーチで想いを伝える。子どもたちの笑顔を見て、「改善は確実に意味がある」と実感できた時間でした。

一日の終わりは、ジョンとのぎくしゃくした時間から、少しずつ言葉を交わし、また向き合う時間へと変わっていきました。怒りや疲れ、不安定な情勢の中で心が揺れるのも正直なところです。それでも、逃げずに話し、聞き、関係を続けようとすることも、この国で活動を続けるうえで大切な一歩だと思います。

思い通りにいかないことも多い一日でしたが、だからこそ見えた課題と学びがありました。明日もまた、できる場所へ行き、できることを一つずつ積み重ねていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。

【カンボジア訪問記2025】13日目「信頼がつながる現地活動」(2025/12/16)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

おはようございます。カンボジアジ自転車プロジェクトの安田です。本日の活動エリアはコンポンチュナン州です。2つの郡でそれぞれ2校ずつ、計4校の自転車修理クラブへパーツ補給を行います。

日付 学校 内容
2025/12/16 TRAPAING CHAN中学校 自転車修理パーツ補給

コンポンチュナン州

Kampong Chhnang

 

バリボー郡

Baribo

ROVIENG CHUM中学校 自転車修理パーツ補給
KIRISOVANVONG中学校 自転車修理パーツ補給

ロレアビア郡

Rolea B’ier

BUN RANY HUN SEN ROLEAR BIER中学校 自転車修理パーツ補給

午前中の活動

今日は4校全部午前中で回ります。「じゃあ、午後は他も回ったら?」という方もいらっしゃるかもしれませんが・・・コンポンチュナン州、もう行けるところは全部行きました!早めにプノンペンに戻れるのは午後に控えたラジオ生出演にちょうど都合がいいのです。電波状況なども色々ありますので。

朝食

コンポンチュナン州に向かう途中、朝食タイム。今日は「骨付き牛肉の米麺」にしました。「クイテウ・チュアンオッ」というのだそうです。骨付き肉は食べにくいけどおいしいんです。そして、やっぱり朝はクイテウの温かいあっさりスープがおいしい!

TRAPAING CHAN中学校での支援活動

1校目の学校に到着しました!

自転車が大量に!どんどん修理して毎日学校に通いましょう!!あっという間に交換用パーツもなくなりそうです。

ヴィリャックさんからの説明の前に安田のミニスピーチ。昨日から始めた取り組み。少しずつ慣れてきました。

そして、ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営方法についての説明。先生も含めてみんなで書いてあることを読み併せて共通理解を図ります。

そして、ありがとうメッセージビデオの撮影。

それではいつもの締めくくり。子どもたちの笑顔あふれる写真をどうぞ!

   

ROVIENG CHUM中学校での支援活動

2つ目の学校に到着しました。

こちらにも大量の自転車が。

まずは安田のミニスピーチから。だんだん笑いのとれるところもつかんできました!やっぱりスピーチは面白くないと!

そして、ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営。すごくスムーズにものごとが進んでいきます。それはこちら側の息が合っていることもありますが、先生方の協力があり、子どもたちも進んで行動してくれます。それはどうしてかというと、1つはコンポンチュナン州だから。それはEDFカンボジアが一番長く活動しているところ。学校との信頼関係も厚く、私たちが何をしに学校を訪れるのかも把握してくれているからです。これまでEDFカンボジアが積み上げてきたものに感謝。

ありがとうメッセージのビデオ撮影。

最後に笑顔あふれる子どもたちの写真をどうぞ。

     

KIRISOVANVONG中学校での支援活動

続いて3つ目の学校に参りました。こちらの学校、自転車クラブができたのは2023年なんですが歴史は結構古いです。どういうことかといいますと最初に設立されたのは2017年なんです。ただ場所が異なっていてカンポット州のROLUOS中学校というところでした。そこが自転車修理の需要が減ったため先生の希望により2021年に移設。その先は同じ州内のANG BREI中学校。ここも移設となって2023年に現在のKIRISOVANVONG中学校となりました。なんだか落ち着かないですが、必要としている子どもたちのもとへ自転車修理クラブを提供することが大切です。

安田のミニスピーチ。「日本の友達がこの自転車修理クラブを支援してくれました。自転車を修理して毎日学校に行ってくださいね」

ちなみに前述のミニスピーチの笑いポイントは最初。

「ソームスダッネアックテアンオックニア(皆さん、話を聞いてください。)」

と、言ったとき、男子は「バーッ(はい)」、女子は「チャー(はい)」といいます。そう、カンボジアは男子女子によってYesの言葉が異なるのです。ここですかさず笑顔で「チャー」と言い返すと、普通は男子は言わない言葉なので笑いが起きるわけです。

10年かけて編み出した鉄板の笑いネタ。マネしてもいいですよ~カンボジアでしか通じないですけど・・・

そして、ヴィリャックさんの自転車修理クラブの運営方法の説明。

ありがとうメッセージビデオの撮影。

ヴィリャックさんが先生と何か話しています。内容はまったくわかりません。こうしたコミュニケーションも大事。会った数、話した時間で信頼関係は深くなっていくものです。

では、お待たせしました。子どもたちの笑顔の写真をどうぞ!!

BUN RANY HUN SEN ROLEAR BIER中学校での支援活動

いよいよ4校目に到着しました。

いつも通りスタートは安田のミニスピーチから。

あれっ、写真が無いな・・・デビットさん撮り忘れたかな・・・もしかして・・・

コピーしたデータの中身を見ると動画ファイルがありました。デビットさん、動画で撮ってくれていたみたいです。折角ですからYouTubeに掲載しますのでご覧ください。

どうです?楽しそうでしょ!!

続いてヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営方法の説明。

最後にありがとうメッセージビデオの撮影です。

ではこどもたちの笑顔の写真をどうぞ!

これで今日の活動は終了です!

午後の活動

午後の活動といいましても現地活動は午前で完了しましたので昼食を食べてプノンペンに戻ることにしました。

昼食

トライチアン(揚げ魚)とノンバンチョック(カンボジアの素麺)。

こちらスガオッチュロッモアン。スガオッっていうのはソムロって言うこともあるんだけどスープのことです。チュロッは酸っぱい?ちょっと自信がありません。モアンは鶏肉。だから「鶏肉の酸っぱいスープ」ということになります。カンボジアではお昼に頻繁にスープが出てきます。お出しが出てておいしいですよ。暑い国でも熱いスープを飲む。冷たいものばかりだと胃が疲れてしまいますから。

洗濯と猫のPちゃん

さて、ホテルに戻ってきました。まずは早速洗濯。

洗濯は溜めないように。明日から1泊2日旅なのでしっかり乾かしておきます。

色々しているとドアの外から「にゃー」の声が。猫のPちゃんが来たようです。人間Pちゃんの買い置きのキャットフードを上げました。いつも2つ。3つは食べすぎ。少し足りない方がいい。胃袋大きくなったらあとがしんどいからね。

ラジオに出演

プノンペンにお昼の3時ごろ帰ってきました。今日は4時(日本時間の18時)からFMいずみおおつ「毎日が果曜日」にてカンボジアから現地リポートで生出演する予定です。電波状況が良いところで出演時間になってよかったです。ラジオでは15分ほどプロジェクトのこと、クラウドファンディングのこと、現地の様子、マラソンのこと、そしてタイとの衝突のことなど色々お話しさせていただきました。

ラジオを聞いていただいた方、ありがとうございました!

 

吉川さん登場。そして夕食

ラジオ出演を終えた後、今日から合流する予定の吉川さん(詳しいプロフィールは明日ご紹介いたします。)に到着時間などを問い合わせ。日本を出発しプノンペンのテチョー国際空港につくのが20時。ホテル着は21時ぐらいとのことで・・・

「空港まで迎えに行こう!」

と、思い立ったのです。というのも吉川さんはご自身が支援されている自転車修理クラブの学校の子供たちにプレゼントを持参されていて大きな荷物があります。Grabなどで呼べる小さな三輪トゥクトゥクより昔タイプの大きな方がいいと思い立ちました。

さっそくジョンにメッセージで「今晩、空港いける?」と問い合わせ。返事がないなぁと思っていたところホテルの前に義理息子のサーを発見。サーにお願いしたら快諾。ジョンには「サーに頼んだから大丈夫。」ってメッセージを送信。19時に出発することになりました。それまで1時間ほど・・・ちょっとウトウト。

起きたらジョンからメッセージが入っていました。

「行けるよ。サーじゃなくておいらがつれていく。」

おいおい、義理息子の仕事取らないで・・・と思っていたら次のメッセージで、

「やっぱり行けないからサーに連れて行ってもらって。」

なんやねん。やっぱり今年はインケツ。ジョンとはずっとすれ違っているような気がします。

さて、19時の5分前。サーはホテル前でスタンバイ。さぁ出発。空港まで1時間。吉川さんの到着を待つのが30分。そしてホテルに戻るのが1時間。吉川さんとホテルに着いたのが21時30分ほどでした。

吉川さんのチェックインを済ませ、少しだけごはんを食べに行くことに。

ホテル近くのいつものレストランで乾杯。頼んだ料理は・・・

野菜の揚げ餃子。

エビの生春巻き。

1時間ほど色々お話してホテルに戻ってきました。Pちゃんにしろ吉川さんにしろ、話を聞いていると色々と面白いです。吉川さんはお仕事などの関係でここ数カ月でインドに行ったり、オーストラリアに行ったり、中国に行ったり。精力的に何かを見たり誰かにあったり。すごいバイタリティ。

安田がカンボジア自転車プロジェクトに費やした10年。Pちゃんや吉川さんら2人が同じことやってたらもっと色々広がってるんやろうなぁと感じつつ、まぁ自分のできることを一生懸命やるだけやと思ったり。そんなことを思いながら過ごした時間でした。

明日からは一泊二日のキャラバン隊。たくさんの自転車修理クラブへのパーツ補給。しっかりがんばります!!

本日のまとめ

今日はコンポンチュナン州で4校の自転車修理クラブを訪問し、すべて午前中でパーツ補給を行いました。長年活動を続けてきた地域だからこそ、学校・先生・子どもたちとの連携もスムーズで、これまで積み上げてきた信頼の大切さを改めて実感する一日でした。

また、日本からの支援であることを伝えるミニスピーチも少しずつ定着し、子どもたちの反応や笑顔に手応えを感じています。午後はラジオ生出演を終え、昨年に続いて参加してくださった吉川さんと再会。

明日からは一泊二日のキャラバン隊。気を引き締めて、引き続き一つひとつ丁寧に取り組んでいきます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。

 

【カンボジア訪問記2025】14日目「支援とご縁が広がる一日」(2025/12/17)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

おはようございます。カンボジアジ自転車プロジェクトの安田です。本日の活動エリアはコンポンチュトム州です。2つの郡でそれぞれ計3校の自転車修理クラブへパーツ補給を行います。

の予定でしたが、あんがいスムーズに終わったので明日の予定だったシェムリアップ州でのパーツ補給を前倒しで行うことにもなりました。ただ急な予定変更だったので3校のうち1校が不発。そのあたりも本文にてご紹介いたします。

日付 学校 内容
2025/12/17 MRAK 中学校 自転車修理パーツ補給

コンポントム州

Kampong Thom

 

プラサットバラン郡

Prasat Balangk

PRASAT BALAING中学校 自転車修理パーツ補給
PREY PREAL中学校 自転車修理パーツ補給

コンポンスヴァイ郡

Kampong Svay

CHI KRAENG中学校 自転車修理パーツ補給

シェムリアップ州

Siem Peap

 

チクレン郡

CHI KRAENG

KEAN SANGKAE中学校 自転車修理パーツ補給

ソートニクム郡

Sout Nikom

KHCAS中学校 自転車修理パーツ補給

午前中の活動

まずは猫のPちゃん

今日から1泊2日のキャラバン旅なので猫のPちゃんに朝ごはんを多めに投入。いつもはキャットフード2つなんですけど今朝は3つ。これで明日の夜まで頑張ってしのいでほしい!!

ホテル前にて

朝7時にホテルでピックアップしてもらいました。吉川さんとEDFカンボジアのメンバーは一年ぶりの再会。

短めの挨拶のあと、吉川さんが持ってきた子どもたちへのプレゼントを車に積みます。交換用パーツらとともに荷台はパンパンです。

朝食

本日の活動エリアはコンポントム。これまでのコンポンチュナンより遠方なのでどんどん車を走らせ途中のストゥンという街で朝食となりました。こちら、クイテウチュアンソッサイチュルーク。チュアンソッというのは骨付き肉という意味だそうで、サイチュルーク(豚肉)ですから豚の骨付き肉の米麺ということになります。昨日も食べた定番化しつつあるメニューです。

MRAK 中学校での支援活動

Mrak中学校に到着しました。こちらは本日より同行された吉川さんの会社「株式会社スリート」が支援している自転車修理クラブです。

昨年も訪れた吉川さん。去年はサッカーボールやバレーボールセットをプレゼントに持参され、今年はバトミントンセットをプレゼント。

先にメッセージビデオを撮影。吉川さんにも入ってもらいました。

そして、安田の短めスピーチ。

最後にヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

では最後に子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

        

タイとの衝突で吉川さんがMrak中学校に来られるか不安だったのですが問題なく訪問できてよかったです。

PRASAT BALAING中学校での支援活動

2校目に到着しました。

先にメッセージビデオを撮影。今回は撮影の後ろ側。カメラを構えるデビットさんとメッセージ内容を説明するヴィリャックさんも入れての写真です。

そして、安田の短めスピーチ。

最後にヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

では子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

午後の活動

昼食

 

12時を過ぎましたのでお昼。お昼休みは子どもたちが学校にいないので無理にスケジュールを詰めず3校目はお昼休みの後にしました。
昼食を取る  レストランでは次に訪問する学校の先生が待っておられ食事をご一緒することになりました。

揚げ魚の甘酢餡と牛肉と野菜の炒め物

鶏肉の酸っぱいスープ

そして空心菜。今日はチャンディさんと先生も人数に加わっているでおかずが4品。それでも多い・・・できる限り胃袋のなかに詰め込みました。

PREY PREAL中学校での支援活動

3校目に到着しました。

大量の自転車。自転車修理クラブでたくさん修理しながらがんばって通学してほしい!!

まずは補給パーツの確認。工具箱、かなり使い古してますね!!中身は工具以外からっぽでした!!

先にメッセージビデオを撮影。

そして、安田の短めスピーチ。

最後にヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

帰り際に少しだけクメール語でおしゃべり。もっと喋られる言葉を増やしたいと思う今日この頃です。

では子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

自転車修理クラブへのパーツ補給は慣れたもので各自がそれぞれの役割を果たし流れも理解しているのでとってもスムーズ。
今日の3校のパーツ補給は滞りなく完了いたしました。

そこで、明日予定のシェムリアップ州の学校もできるだけ回ることにしました。急遽学校の先生に連絡。

CHI KRAENG中学校(不発・・・)

前倒し1校目に到着しました・・・が、不発。というのも先生と生徒さんは準備してくれたのですが校長先生が不在。校長先生は不在でもいいのですが自転車修理のツールボックスを保管している鍵を校長先生が持ってるとのこと。残念ですが予定していた明日に再度訪問することになりました。

KEAN SANGKAE中学校での支援活動

シェムリアップ州2校目に到着しました。こちらはいけそうです!!よかった!!

まずメッセージビデオを撮影。

そして、安田の短めスピーチ。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

では子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

        

KHCAS中学校での支援活動

シェムリアップ州3校目に到着しました。こちらも問題なさそう。急な予定変更にもかかわらず対応してくださった先生、生徒の皆さんありがとうございます。

たくさんの自転車!!いっぱい修理してね!!そしてがんばって学校通ってね!!

デビットさんのかっこいい後ろ姿とともに。まずはメッセージビデオを撮影。

そして、安田の短めスピーチ。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

では子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

           

これにてタイムアップ。17時になると子どもたちの帰りが遅くなるので次の学校に行くのは明日となりました。

プノンペンを出発して遠い遠いコンポントム州とシェムリアップ州で計5つの自転車修理クラブへパーツ補給。上出来です!!運転手さん、EDFカンボジアの皆さん、本当にお疲れさまでした!!

夕食

本日の行程を終えてホテルにチェックイン。30分ほど休憩して夕食にでかけました。去年も訪れたレストランです。

パーツ補給の間、チャンディさんは別のお仕事のためご一緒できませんでしたので久しぶりな感じ。だからたくさん話も弾みました。その前に料理のご紹介。

牛肉の串焼き。間は玉ねぎとピーマン。先っちょはトマトです。

こちらウナギの炒め物。以前食べた時は少し匂いが気になりましたが、さすがはシェムリアップのいい感じのレストラン。味もいい感じでした。ウナギを食べるとき必ず話題になるのが「日本のウナギはとっても高い」というお話。もちろん貴重であることもそうですが、職人さんの調理の腕なども加わっての値段。特別なときに食べるウナギはいかに安田が大好きなカンボジアのウナギ料理であったとしても日本のウナギの勝ちなのでした。

こちら、魚のマリネ風サラダ。生でもなく・・・いい感じの火の通し加減の魚とお野菜のミックスがとてもあっさりしておいしかったです。

ひっくり返っていてすみません。ブログ書いている時間が・・・時間なので画像を回転させる余力もなく・・・ゆで豚っぽいのと野菜のサラダです。

そして・・・今日の夕食の特別なこと。

それは、シェムリアップでいつもお世話になっている日本語ガイドのKAMPU JHCとEDFカンボジアのマッチングです。

同行いただきました吉川さんは安田と同じく去年「香草ピーナッツ」にドハマりしました。安田がアンコールワットのマラソンを走ったときにガイドさんに写真を見せて香草ピーナッツを手に入れることができました。今回予定がぐるぐる変わって今日シェムリアップに泊まることになったので吉川さんに「去年のピーナツいります?」と聞いて「いる」という回答でしたのでKAMPU JHCに「今日の今日お願いで申し訳ないですがピーナッツ500グラムを2つ、シェムリアップで食事をしているレストランに届けてもらえませんか?」と依頼したのです。それは吉川さんからの依頼もそうですが、もう1つの思惑が。それはEDFカンボジアとのマッチングです。
私はKAMPU JHCのガイドの皆さんのガイド力・日本語力・ホスピタリティに惚れ込んでいまして、カンボジアに来るすべての日本人は全員KAMPU JHCにガイド・通訳を依頼すべきと思っています。EDFカンボジアはたくさんの日本からの支援プロジェクトの関係で日本からのスタディツアーを受け入れたり、ツアー後の観光で日本語ガイドが必要になったりすることがあります。そこをつなげたかったのです。EDFカンボジアにしても「カンボジアに来てよかった!」と思ってもらえることは支援のリピートにつながりますから。

というわけで、KAMPU JHCのお二人にピーナッツを届けてもらいつつ少しだけ宴席に加わっていただきました。よいご縁になりましたらと切に願っております。

その後も安田はビールとおいしいクメール料理を堪能しつつ・・・まだまだ飲んでいたいのですがEDFの若手2名がもう箸もグラスも止まったままだったのでここまでとしました。

夕食でのチャンディさんとの話

ビールの酔いもあってかチャンディさんとは色々な話をしました。チャンディさんは1970年代のクメールルージュの悲しい歴史を生き残った人です。そこからカンボジアは少しずつ復興してきた。立ち上がってきました。そして今回のタイとの衝突。ずっと支援を続けてきたチャンディさんだから今回のことは憂慮していることは間違いないのですが、子どもたちの教育支援をしている我々にこの衝突を止める力もノウハウも皆無です。でも、私たちは知っているのです。特効薬は持っていないけれど、いつの時代も必要なのは子供への教育。こんな衝突ぐらいで子供たちへの支援の手は止めない。続けられることを続ける。ずっと続ける。「子どもたちへの教育機会の提供により、よりよいカンボジア、よりよい世界を目指す」という明確で単純な理念を安田とEDFカンボジアは共有しています。そのことを今回の衝突で再確認。何もやることは変わらない。昨日も今日も明日も子どもたちが通学できるように自転車や修理用パーツを配るだけなのです。そんなことをときおり冗談を交えながら話してました。

吉川さんと2次会

楽しい宴が終わりホテルへ戻ってきました。部屋に戻ってブログを書こうかと思っていたのですが・・・「もう少し行きます?」と吉川さんを誘ってみました。もっと話がしたいとか、もっと楽しみたいとか、そういうのではなく、本当に何となくなのですが・・・安田の方からそう誘うのはたぶん1年を通して1回あるかないか。そんな貴重なお誘いだから、落ち着いてしっぽりウィスキーを傾けながら・・・と思っていたのです。でも・・・徒歩圏内にない。トゥクトゥク乗るのも面倒・・・そして行き着いたのが・・・

タピオカドリンク屋さんでした。さすがシェムリアップ。おしゃれ~
おしゃれ、最先端に敏感なイケメンおやじが二人でタピオカです。いい感じでしょ。ベストジーニストならぬ、ベストタピオカニストに選ばれてもいいぐらい。

タピオカをストローで吸いながら色々は話をしました。吉川さん、タピオカごちそうさまでした!!

本日のまとめ

今日はコンポントム州からシェムリアップ州まで移動し、予定を前倒ししながら計5校の自転車修理クラブへパーツ補給を行いました。急な変更の中で不発となった学校もありましたが、多くの先生や子どもたちが柔軟に対応してくださり、支援が現場に根づいていることを改めて実感する一日でした。

また、昨年に続き参加してくださった吉川さんと支援校を訪問し、継続して関わってくださる方がいる心強さを感じました。夕食ではEDFカンボジアの皆さんと語り合う中で、日本語ガイドチーム「KAMPU JHC」とのご縁をつなぐ機会も生まれ、支援を取り巻く環境が少しずつ広がっていることを感じました。

困難な状況にあっても、子どもたちへの教育支援を止めない。できることを、できる形で、続けていく。その思いを再確認し、明日も現地活動に向かいます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。

【カンボジア訪問記2025】15日目「迷いながらも支援を続ける日」(2025/12/18)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

おはようございます。かンボジア自転車プロジェクトの安田です。本日の活動内容をお知らせいたします。今日はシェムリアップ州の4つの学校を訪問しパーツの補給を行います。昨日6つあるうち2つ訪問できましたので今日は残りの4つです。今日も以前のタケオ州での出来事と同じく腹立たしいトラブルが1件ありました。それは後ほどお知らせいたします。

日付 学校 内容
2025/12/18 HUN SEN PREY CHROK中学校 自転車修理パーツ補給

シェムリアップ州

Siem Peap

プオク郡

PUOK

SOR SOR SDOM中学校 自転車修理パーツ補給
DOUN TRO中学校 自転車修理パーツ補給
CHI KRAENG中学校 自転車修理パーツ補給

チクレン郡

Chi Kraeng

午前中の活動

朝食

ホテルを7時30分、いつもよりゆっくりめに出発。

今日の朝食もいつもの麺類ですが今日は卵麺タイプのものにしました。上にのっているのは「全部のせ」のような感じで豚肉、エビ、練り天などてんこ盛り。それらのお出しがでたスープも抜群で大満足。朝からガッツリいってしまいました。

そしてこちらはEDFカンボジアの若手二人。左が主に撮影係のデビットさん。右がデビットさんの先輩でもあり現場を取り仕切るヴィリャックさんです。彼らも色々なメニューをいつも頼むのですが今日はバーイサイモアン(鶏肉ごはん)でした。

補給パーツの受け取り

いつもなら朝食のあとは学校へ直行ですが今日は宅配便のステーションに先にいきました。といいますのも補給用パーツは結構かさばるので車の中に積める量はせいぜい4~5校分。昨日今日と一泊二日のキャラバン隊なので昨日の分は車に積んでいたものの今日の分がありません。
そんなときはカンボジア各地に営業所がある宅配便の近くの営業所に荷物をプノンペンから予め送っておきます。それを受け取りにいったのです。

頑張って車に積み込んで・・・パンパン。いざ出発です。

HUN SEN PREY CHROK中学校での支援活動

1校目に到着しました。

何台あるねん!!!っていうぐらい自転車が並んでいます。そしてとってもきれいに並んでるのでとっても爽快。気持ちがいい!!!

こちらの学校は2021年に自転車修理クラブが設立されました。その年はコロナのパンデミックの真っ最中なので安田は渡航がかなわずEDFカンボジアのみで現地活動を行った年でもあります。

ありがとうメッセージビデオの撮影。

安田のショートスピーチ。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明。

いつもの流れです。最後に子どもたちの笑顔あふれる写真をどうぞ!!

SOR SOR SDOM中学校での支援活動・・・が、できず

2校目に到着しました。

こちらの学校も自転車がたっぷり!!

 

先生とヴィリャックさんが何かお話をしたあと、チャンディさんに何かを伝え、すまなさそうな顔でこっちに近づいてきました。

もしかして・・・・

「安田さん、去年支給したパーツがまったく使われていません。」

やっぱり。

チャンディさんも少し怒り気味。学校の先生に何か言っています。

数日前のタケオ州でも1校同じことがありました。

残念ながら移設を決定。工具と去年補給したパーツ、そして今年補給する予定だったパーツを引き上げます。車はさらにパンパン。

こちらの学校にご支援いただいた方、本当に申し訳ございません。必ず有意義に自転車修理に使ってくれる学校にバトンタッチさせますので。

そしてこの学校の子供たち、ごめんなさい。自転車を修理させてあげられなくて。

終始笑顔だったこの先生が悪い。そして活動趣旨が伝わらなかった私たちにも落ち度がある。何か対策を考えなければ・・・

DOUN TRO中学校での支援活動

  3校目に到着しました。

気分を切り替えて参りましょう。こちらの学校の工具箱はかなり使い古されてきました。中身の交換用パーツは空っぽ。新たなパーツ補給でたくさんの自転車が復活しそうです!!

ありがとうメッセージビデオの撮影。

 

安田のショートスピーチ。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明。

最後に子どもたちの笑顔あふれる写真をどうぞ!!

午後の活動

CHI KRAENG中学校での支援活動

4校目。本日支援する最後の学校に到着しました。こちら昨日前倒しで訪問して残念ながら空振りだった学校です。

が、子供たちがいません・・・・それもそのはず、12時を過ぎてしまったので午前の部が終了。子どもたちはいったん帰ってしまいました。
そして今日は木曜日。チャンディさんによると午後の部はないのだそうで、ありがとうメッセージビデオの撮影や写真撮影等のために子どもたちが再登校してくれました。ありがとう!!

ありがとうメッセージビデオの撮影

安田のショートスピーチ。

ヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明。

最後に子どもたちの笑顔あふれる写真をどうぞ!!

 

終了後、子供たちは自転車で足早に帰っていきました。たくさん修理して毎日学校に通ってね!!

昼食

本日の行程が終わりプノンペンに戻ります。途中のレストランで昼食。

魚の揚げ物。カンボジア語では「トライチアン」。

鶏肉の炒め物。これは「チャー(炒める)サイモアン(鶏肉)」でいいのかしら。

そして川魚の酸っぱいスープです。「ソムロー(スープ)トライ(魚)」です。

定番のクメール料理ばかり。食べながら吉川さんとおしゃべり。

カンボジア料理、おいしいけど骨だらけ。あまり食べやすさは考えてないのかな・・・毎食手がベタベタになっちゃいます。まぁ洗えばいいんだけれど。

いざプノンペンへ

さぁ、いざプノンペンへ向かいます。シェムリアップからプノンペン。冒頭の地図を見てもらってもお分かりの通り遠いのです。距離にして400キロ弱。だから・・・車の中でブログここまで書きあげちゃいました。

と、いいますのも吉川さんの提案で帰ったらプノンペンのハードロックカフェに行ってみようということになりました。吉川さんはハードロックカフェが大好き。だから安田を連れて行ってくれるんだそうな。ちなみに安田は日本国内はもちろん海外でもハードロックカフェは初めて!!今からとっても楽しみです。(ここまで車のなかで記載)

ホテル到着と猫のPちゃん

ホテルに到着したのは夜7時過ぎ。やっぱりシェムリアップ州はプノンペンから遠いのでした。ドライバーさん本当にお疲れさまでした。

洗濯したかったので吉川さんには8時に集合でお願いをしましていざシャワー&洗濯タイム。

と思っていましたら猫のPちゃんが階段のところで待っていてくれました。昨日の早朝にエサをたっぷり上げました。この2日間無事に過ごしていてくれたみたいです。

猫のPちゃん、片目がちょっと悪いみたいなのと前足の片側もどうも不便そうです。あと数日でPちゃんともお別れですが無事に何とか生き延びてほしいものです。

吉川さんとハードロックカフェPhnom Penhへ

さて、吉川さんと8時に待ち合わせしてGRABを使ってハードロックカフェのプノンペン店へ。ホテル前にはジョンもいて、「どこ行くの?」と聞かれたので「晩御飯食べに行くねん」と答えました。普段ならジョンのトゥクトゥクに乗っていくのですが、吉川さんがGRABで予約してくれましたので、その好意に逃げました。吉川さんからは「ジョンのトゥクトゥクでなくていいんですか?」とお気遣いいただきました。けれど、安田は「いいんです。すみません。」と返答。残り3日となったカンボジア滞在時間。関係修復に至るといいのですが来年まで持ち越してもいいです。安田は少しへそを曲げてましてジョンと距離を置きたい気持ち。面倒くさいやつですみません。

で、GRABを使って数分でハードロックカフェに到着。ネオンサインがワクワクをマックスに!!でも、でも・・・すみません。「PHNOM PENH」の字が切れてる・・・安田のセルフィ大失態。

でもよかったです。席について乾杯のところを店員さんにばっちりPHNOM PENHの文字も入れて写真撮ってもらいました。大ジョッキで乾杯!!

で、吉川さんおススメのメニューをオーダー。最初に来たのはナチョス。一口食べて・・・実は涙が出ました。あっ・・・チーズ・・・しょっぱい・・・ジャンキー・・・これや・・

カンボジアに来てまでナチョスなんて。ローカル料理食べたらいいのに・・・と思う方も多数いらっしゃると思いますが・・・クメール料理を食べ続けてナチョスを食べて気がつきました。

「クメール料理に足りないのはジャンキーさ」でした。

そういえばチーズって無いな・・・ということに気が付き、ナチョスのあまりにもおいしさとジャンキーさに感動。

そして、吉川さん曰くローカル食が出る肉料理。確かに・・・これはジョンといくBBQ屋さんの牛焼肉と同じ味が・・・

ちなみに色々な国のハードロックカフェを渡り歩いている吉川さん。今まで行ったなかではホノルルのステーキが特においしかったのだとか。さすがステーキの本場アメリカです。

そのまま話は吉川さんのルート55ロングドライブのことなど色々な方面に飛び交いました。吉川さんが集めてこられた数々のハードロックパフェのピンバッチのコレクションのことや、そのコルクボードがいまや奥さんのミャクミャクグッズに浸食されていることなど。事業のことなど真面目な話や安田の今後のことなど、色々と話をさせていただきました。

ずっと思っていましたのは吉川さんとPちゃんのマッチング。来年は重なる日程が1日でもあるとおもしろい化学反応があるのではと期待。

ホテルに帰ると・・・

また猫のPちゃんがにゃーにゃー鳴いております。そうか、お腹空いたか~禁断の夜食いくかーとキャットフードを1つ投入。おいしそうに食べておりました。その姿を見ながら、今日も1日終わったな。2025年のカンボジア旅もそろそろ終盤。数々のイベント、ToDoリストもいよいよ終盤であることにしんみりしていました。

本日のまとめ

本日はシェムリアップ州の4校を訪問し、自転車修理クラブへのパーツ補給を行いました。

そのうち1校では、昨年補給したパーツが使われていないという残念な事実が判明し、やむなく移設を決断することになりました。子どもたちに直接支援を届けられなかった悔しさと、活動の想いが十分に伝わっていなかった反省が残る一日でもありました。

一方で、他の学校では修理を待つ自転車が並び、パーツ補給によって再び通学できる環境が整っていく様子や、子どもたちの変わらない笑顔にも出会うことができました。うまくいかない場面があっても、だからこそ一つひとつの活動の意味を見つめ直し、より良い形を考え続ける必要があると強く感じています。

長距離移動を終え、吉川さんと過ごした夜のひとときや、変わらず迎えてくれる猫のPちゃんの姿に、少し肩の力を抜く時間もありました。

良いことも、悔しいことも含めて、これが現地活動のリアルです。

残り少ない滞在期間も、子どもたちの「通学の当たり前」を守るため、できることを一つずつ積み重ねていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。

 

 

【カンボジア訪問記2025】16日目「演じ続けた2週間の終わり」(2025/12/19)

毎年お伝えしているご留意事項

今回のカンボジア訪問も、渡航費・滞在費はすべて安田の自費です。

皆さまからのご支援金は、自転車や修理クラブ用の工具・パーツ、寄贈セレモニー費用、返礼品準備、EDFカンボジアの活動費用など、プロジェクトの運営にのみ使用しています。
そのため、ブログに登場する「マラソン参加」、「友達の家訪問」や「夜の懇親会」などは、すべて安田の自費で行っております。
「俺らの支援金で遊んどるんちゃうやろな!?」


と心配したり怒ったりしないでください。

本日の活動内容

おはようございます。かンボジア自転車プロジェクトの安田です。本日の活動内容をお知らせいたします。12月4日に日本を出発し、8日からスタートしたカンボジア自転車プロジェクトの現地活動。色々ありましたが本日19日が最終日となります。

今日はポーサット州の2つの学校を訪問しパーツの補給を行います。

「2つだけ?」

そうお思いかもしれません。そう2つだけです。自転車修理クラブのうち、危険だからという理由でプレアヴィヘア州とバッタンバン州には近づかず。残りのほとんどのクラブを回ってしまったのです。地図の左上にあるバンテアイミンチェイ州では自転車100台の寄贈と新たな自転車修理クラブ2つの設立を予定していましたが、一番国境に近いところですのでもちろん訪問は中止。チャンディさんと学校の先生が連絡を取り合ってくれていますが今のところバンテアイミンチェイ州で行えるのか、場所を変えるのかも未定です。もちろん、どちらにしろ安田が帰国してからの話ですが。決まり次第皆様にもこちらのブログでお伝えいたします。

日付 学校 内容
2025/12/19 SNAM PREAH中学校 自転車修理パーツ補給

ポーサット州

Pursat

バカン郡

BAKAN

KOM PENG中学校 自転車修理パーツ補給

プノンプラバン郡

PHNOM KRAVANH

午前の活動

猫のPちゃん

朝色々と準備をしていましたら扉の向こうから「にゃー」と鳴き声が。猫のPちゃんが来たようです。人間のPちゃんが買い置きしてくれたキャットフードももうすぐ品切れ。明日買い足そうかなぁ。すっかり口が肥えてしまった猫のPちゃん。煮干しとかじゃ満足しないよねぇ・・・

朝食

朝7時にピックアップしてもらい北上。今日の目的地プーサット州に向かいます。途中レストランで朝食。

今日は活動最終日なのでちょっと贅沢して色々な具材がミックスでのっているクイテウにしました。それぞれの具材のうまみがスープに溶け込んでとってもおいしかったです!

SNAM PREAH中学校での支援活動

本日1校目の支援先、SNAM PREAH中学校に到着しました。こちらの学校は去年自転車修理クラブができたばかり。去年はこのプーサット州に2つ。そしてバッタンバン州に3つの自転車修理クラブができたのでした。バッタンバン州の方は国境に近くタイとの衝突が心配なので訪問は断念。収束したらEDFカンボジアが行ってくれることになっています。

校門をくぐると生徒たちがこちらを見ています。これは・・・楽しい楽しいおしゃべりタイムか!?

「クニョム チョン ニジェイ ピアサークマエ チアムオイ クモイクモイ(皆さんとクメール語でお話ししたいのですがいいですか?」から始まり、名前や年齢、好きな色や教科、カンボジア料理のことなどたどたどしいクメール語で楽しいおしゃべり。ついでにCan you speak English?から手を挙げた子と英語でもコミュニケーション。「言葉が通じるってとても楽しい!!」を改めて実感したのでした。

そしてパーツ補給へ。パーツ補給の手順はいつもと一緒。

ありがとうメッセージビデオを撮影。

安田のショートスピーチ。

そしてヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

そのあと、先生からの提案でみんなで記念写真を撮ろうということに。職員室らしき部屋にみんな集まって記念撮影。

こんなふうにウェルカムな雰囲気で迎えてくれる学校とは良好な関係ができそうです。

では子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

KOM PENG中学校での支援活動

2校目のKOM PENG中学校に到着しました。時間は12時を少し過ぎてしまい午前の部の子供たちはすでにいません。これは1時まで待つのかな・・・と思っていましたら少しずつ子どもたちが学校に帰ってきてくれました。ありがとうメッセージビデオや写真の撮影のために集まってくれてありがとう!!では、手際よく始めて参りましょう!!

自転車ツールボックスの中はわずかな部品が残っているだけ。有効に活用してくれているみたいです。

ありがとうメッセージビデオを撮影。

安田のショートスピーチ。

そしてヴィリャックさんによる自転車修理クラブの運営の説明です。

そのあと、こちらの学校でも先生からの提案でみんなで記念写真を撮ろうということに。プーサット州がそういうホスピタリティ溢れるエリアなのかこの学校が温かいのか。どちらにせよ歓迎してくれるのはうれしい!!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

では子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。

午後の活動

昼食

今日の活動は午前の2校だけで終了です。プノンペンに向かう前にお昼ご飯を取ることになりました。

野菜サラダ。

塩魚が入ったオムレツ。

川魚の焼き魚。

日本の古漬けぐらいよく浸かったお漬物

日本のイカの塩辛ににたエビの塩辛。

魚の酸っぱいスープ。

鶏肉とショウガの炒め物。

いつもよりメインのおかずが1つ多くてお腹パンパン!!

ちなみにクメール語でお腹パンパンは「タン ポホ ナッ!」といいます。
食事をしながらチャンディさんにプノンペンで打ち上げしましょうと提案。今日は活動の最終日なのです。とっても楽しみです! ※ここまでその道中の車で書きました。

いざプノンペンへ。途中Pちゃんの・・・

さて、ポーサットからプノンペンへ。行きと同様帰りも何時間・・そりゃそうだとあたり前のことを考えながらキャラバン隊はプノンペンへ。

途中トイレ休憩をしたときにいいのを見つけました。デビットさんにちょっとクメール語のやり取りの手助けを依頼。お目当てはおばちゃんの手前にある小魚の干したやつ。

「タライポンマーン(いくら?)」

「1キロ25ドルよ!」

おっ・・・結構するやん・・・

でも目的は猫のPちゃんのエサなんです。贅沢ばっかりさせてられないということでキャットフードではなくローカルフードで賄おうと考えたのでした。

1キロもいらないので1万リエル(2.5ドル)だけ頂戴とお願いしました。

とっても少量。これはキャットフードの方が安かったのではと思いつつ、まぁいいかと購入。

ホテルについてから1個だけつまんでみあたら・・・まぁ確かにダシはすごくでそう。味はまぁまぁ・・・猫のPちゃんは食べてくれるでしょうか・・・

打ち上げ

さてさて、最終日。もちろん打ち上げ。EDFカンボジアのお三方をねぎらうためにご招待。だからもちろん費用はこちら負担(安田の個人負担で皆さんのご支援のお金とはきっちり分けております)。楽しい宴のスタートです。

魚の練り天。  

牛ステーキ。

 

ウナギ(?)の焼いたもの。

海鮮シーフードサラダ。

打ち上げではチャンディさんやEDFカンボジアの若手二人と振り返りやこれからのことを色々話します。

まずはバンテアイミンチェイ州のこと。自転車100台の寄贈と2つの新しい自転車修理クラブの設立ができていません。タイとの衝突が収まれば同エリアに。でもまだ予測はつかないということ。

そして、2か所の撤収した自転車修理クラブのこと。チャンディさんの考えではプレアヴィヘア州の新たな学校に移設するのがいいのではないかということ。国境近いエリアということでこれからも困難が強いられる可能性が高いエリア。そこに自転車修理クラブができれば子どもたちの学校に通う一助になるのではないかとチャンディさんは考えているようです。

そして、より自転車修理クラブを活用してもらうためのアイデアとして、「この学校には自転車修理のための工具や修理用部品があること」を記した掲示用紙を職員室のドアに掲示してもらうことを考えているとのこと。子どもたちが訪れる職員室に掲示があることで周知が進むというのが狙いです。とってもいいアイデア。
というのもEDFカンボジアが行う図書寄贈にしても周知されておらず子供たちが全然本を読んでいないということが時々あるのだそう。だから自転車修理クラブと合わせて図書についても案内したいのだとか。

次は若手スタッフのデビットさんのこと。彼はいま弁護士になりたくって法律の勉強をしています。法律を勉強して子どもたちの力になりたいのだとか。ステキな志。「それではもうすぐEDFカンボジアを退職するの?」と意地悪い質問をしたら回答を濁していました。でも若い人の夢をつぶすような仕事場ではないのです。チャンディさんも応援しているようすでした。だから・・・

「応援します。デビットさん。弁護士さんとして大いに稼いでデビット中学校を作ってください。僕はそこに自転車修理クラブを設立します」という約束をしました。いつかきっと必ず実現する日がやってくるでしょう。

途中、「この週末は友達の故郷スヴァイリン州に行くの?」と質問されました。安田の答は「今年は行きません。理由は2つあります。1つはタイとの衝突で国境付近の皆さんが大変な状況のなかバカ騒ぎする気分になれないこと。そしてもう1つはその友達とケンカしたこと。その喧嘩の理由は・・」

理由もきっちり説明した。すごく、ものすごく短い説明でいうと、「義理息子に『金くれ』って言われてぶちぎれた。ジョンも怒るわけでなくむしろ肯定していた」ということだと伝えました。

チャンディさんもEDFカンボジアの若手二人も閉口。それは安田の支援の姿勢を理解してくれているからです。

安田が会ってきた子どもたち、貧困で本当に苦しい環境の子供たち、彼らはでも「お金ちょうだい」とは決していいません。彼らが欲しがっているのは「貧困から脱出するためのチャンス」です。それが教育であったり、教育にアクセスするための自転車だったりします。子どもたちは貧困から脱出するために自ら努力したいと考えています。しかし努力する機会すら与えてもらえない。そこに苦しんでいるからこその自転車なんです。
「お金を恵んでください。」
「はい。恵んであげます。」
これはもう友達とは言えない関係です。10年経って初めてその言葉を投げかけられて、安田は最初戸惑い、言葉を失い、その場をつくろう手段が見いだせず、ブチ切れることでその場から逃げ出したかったのです。自分の胸のうちをチャンディさんやEDFカンボジアの皆さんに聞いてもらえて少し落ち着きました。

最後には、「来年はもっと支援の内容をさらに充実させて、またカンボジアに来ます。どうぞよろしくお願いします。」と伝えました。別れぎわ、デビットさんとシックスパック対決を約束し、今年同様、来年の筋トレのモチベーションをいただいたのでした。ただジョンとの仲の修復は安田個人の問題。今年解決するのか来年まで持ち越しなのか・・・それはわかりません。

最後に・・・

チャンディさん、カンボジア自転車プロジェクトを10年共に歩んでくれて本当にありがとうございます。あなたが歩んできた激動のカンボジア。そんな悲しい歴史を繰り返さないためにも子どもたちに教育機会を提供し続ける。チャンディさんも私も10歳年を重ねてきましたけど、これからもどうぞよろしくお願いします。

吉川さんと2次会

打ち上げ会場からトゥクトゥクでホテルに戻ってきました。30分ほど休憩して2次会へ。

泊っているホテルの近くのバー。10年プノンペンに通っていて、ずっとこのお店の存在は知ってるのですが一人でバーに行く習慣がないので・・吉川さん新たな境地を見せてくれてありがとうございます。新たな引き出しができました。

吉川さんはウィスキーと炭酸水(割ってハイボール)。安田はいつも通りビールで乾杯。もう安田は飲みすぎて酔っております。

吉川さんと色々お話ししました。何を話したかというと・・・酔ってますから・・・

でもとってもうれしかったのは、「なんでカンボジアに来てるかって、安田さんを独占できるから。色々な話ができますので」というお言葉。そんなこと言ってくれる人、そうそういません。いつでも独占してください。

そして、「なんでもいいよ」という言葉が相手への優しさではないこと。吉川さんは特定のエリア以外はあまりこだわりがなく「なんでもいい」と答えがちな人。今日の晩御飯や誕生日プレゼントなど。実は安田もそうなんですが、そう答えるよりも「これがいい」、「これが食べたい」、「これが欲しい」と要求した方が、要求された方は思いをはせながら色々考えてくれる時間が持てるのでそっちの方が喜ばれること。最近学んだそんなことを吉川さんにもそうした方がいい!と伝えたり・・・まぁ総括するとお酒の席での他愛のない話をたくさんしました。

あと、今日の2校目の学校で、最後の記念写真を撮るデビットさんのカメラのレンズを眺めて安田は泣いていたことを告げました。よくよく考えてみると、いつも毎年自転車寄贈セレモニーの最初の1回目のとき、子どもたちが出迎えてくれて安田は泣いていました。「やっててよかった!!」とか「夏のクラウドファンディングのとき、本当につらかったけど、このためにがんばってきたんや!」とか思いながら泣いていたのでした。でも、最初の自転車寄贈セレモニーの12月8日の1日前、タイがカンボジアを攻撃しました。情勢が不安定になり、どうなるんやろうという不安が勝って、安田はまだ「やっててよかった!頑張った!子供たちがわらってる!喜んでくれている!」という感動の涙を流していなかったんです。デビットさんが記念撮影で必ずいう「1,2,3」のシャッターを切る合図。クメール語では「ムオイ、ピー、バイ」と言います。彼の少しゆっくりペースの低いムオイピーバイの声を聴きながら、「あっこの学校のパーツ支援が最後やん。もう2025年のカンボジア旅終わりやん。」と気が付いて涙があふれてきたんです。でもギリギリのギリギリ。本当のギリギリ。泣けて良かったと思っています。滞在中も本島に不安だらけの2週間でした。でも学校を訪れたときは楽しいテンションマックスで「笑って~!!」ってカメラを向てたり、「へたくそで悪いけどクメール語でお話ししましょう!」って話しかけたり。全部、安田の空芝居です。私のことを知っている人はみな理解してくれています。「あいつは普段あんなテンションと違う。無理しとんな。がんばっとるな。」そう、演じていたのでした。「あぁもう演じなくてもいいや」という安心感の涙でもあったと思います。とにかく完全完了ではないけれどやるべきことはやったという自己肯定感、安堵感からくる涙だったと思っています。

最後は吉川さんに感謝。カンボジアという国の、プノンペンという街の、このバーで二人でお酒をかわして色々話すことができることに感謝しかありません。

本日のまとめ

本日12月19日で、2025年のカンボジア自転車プロジェクト現地活動はひと区切りとなりました

ポーサット州の2校でパーツ補給を行い、子どもたちの笑顔、先生方の歓迎、そして「また来てね」とでも言うような空気に、胸がいっぱいになりました。クメール語でのたどたどしい会話が通じた瞬間、「言葉が通じるって、こんなにうれしいんだ」と、改めて心が震えました。

ただ、今年は最初から最後まで、心のどこかに不安がありました。

タイとの衝突で予定が変わり、行けない州があり、100台の自転車寄贈と新しい修理クラブ設立が未実施のまま残り、どうしても「本当に大丈夫なのか」「支援が届くのか」と緊張が抜けない2週間でした。訪問先ではいつも通りテンション高く「笑って〜!」とカメラを向け、子どもたちに話しかけ、場を明るくしていましたが……正直に言うと、あれはかなり“演じていた”部分もありました。

普段の自分を知っている人ならきっと分かるはずです。「無理してるな」「それでも前に進んでるな」と。

そして今日、2校目の最後の記念写真。

デビットさんがレンズを構え、いつも通りの合図——クメール語で「ムオイ、ピー、バイ」。

その少しゆっくりめの低い声を聞いた瞬間、ふいに気づいてしまったんです。

「あ、これが今年最後の支援や」「もう2025年のカンボジアが終わる」って。

その途端、涙が溢れてきました。

本当は、毎年最初の寄贈セレモニーで“やっててよかった”って泣くのに、今年は泣けなかった。情勢が不安定で、不安が勝ってしまって、感動する余裕がなかった。

でも、ギリギリのギリギリで、ようやく泣けた。

「あぁ、もう演じなくてもいいんや」

「完全完了ではないけど、やるべきことはやった」

そんな安堵と自己肯定感が、静かに胸を満たして、涙になった気がします。泣けてよかった。心からそう思いました。

夜は打ち上げで、チャンディさん、EDFカンボジアの皆さんと、振り返りとこれからの話をしました。続けるための工夫も、次の一手も、来年への約束も交わしました。

10年間、共に歩んでくれたチャンディさんには、改めて言いたいです。本当にありがとうございます。悲しい歴史を繰り返さないために、子どもたちへの教育機会を守り続ける。その覚悟を、今年もまた一緒に確かめました。

そして吉川さんにも感謝です。

「安田さんを独占できるから来た」なんて言ってくれる人、そうそういません。プノンペンの夜、同じ空気の中でお酒を飲みながら話せたことが、どれだけ救いになったか。言葉にできません。

今年のカンボジアは、不安も迷いも悔しさもありました。

でも、それでも、支援は止めない。止めたくない。

子どもたちの「努力する機会」を守るために、来年もまた必ず来ます。

最後までご覧いただきありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございました。これで本日のブログを締めくくります。