13日目(12月18日):2018年の自転車プロジェクト、完了!!ただいま!!!

こんにちは。自転車プロジェクトの安田です。18日(正確には19日・・・)に帰国してバタバタ。最終日の様子をブログでお伝えできていませんでした。遅くなりましたがご報告します!!

ジョン!空港までおくってんか!!

前日の夜はジョンや友達たちとしこたまビールを飲んだので朝はしっかり二日酔い。

「8時に迎えに来て」とお願いしていたのでホテル前でジョンと再開。

こちらはボナ。今回はあんまり絡むことができなかったね!!また来年くるからね~!!

ちなみにこちらのブログでよく登場するジョン、ボナ、チャイヤは親戚関係です。

ジョンの娘さんのだんなさんがチャイヤ。チャイヤの妹の旦那さんがボナです。他にもリーやサーもいるのですがどうつながっているのか聞きだせていません。みなスヴェイリン州からトゥクトゥクドライバーとしてプノンペンに出稼ぎにきています。

これは一昨年ジョンの実家に遊びにいったときの写真です。正面がチャイヤ。左が手前からジョンとリー。右側がサー。サーさんは昨日のカラオケで一緒に楽しみました。(^^) ちなみにこちらの写真、安田も当然上半身裸でした(^^)

さて、話を戻します。ジョンのトゥクトゥクで空港へ・・・

でもちょっと余裕をもって出てきたので、ジョンに「朝ごはん食べた?(ニャムバーイハウイ?)」と聞いたら「まだ」っていうのでご飯食べることにしました。

こちらの写真は2015年。私がはじめてカンボジアを訪問したときに「ジョン(この写真のときはトゥアーさんと呼んでいた)、ご飯食べに行こう」と連れて行ってもらったお店です。まだジョンも安田も打ち解けていないので外国人向けのカンボジア料理のお店に行きました。

こちらが今回行った方のお店でジョンがいつも来るお店だそう。まったくかしこまらず地元の屋台風のお店で朝ごはん。3年間かけて仲良くなった結果、観光客としてじゃなく友達としていつものお店に連れて行ってくれるのがうれしいです!!

こちらが食べた鳥ごはん(ばーいさっもあん)です。浅漬けもおいしかったです。

さて、再び空港へ。左の車線を走る新しいタイプのトゥクトゥク。ジョンいわく、あれはトゥクトゥクとは言わないそう。こちらの3輪タクシー、本当にたくさん走っていました。ちなみに側面にあるオレンジのマークはアプリ「PassApp Taxi」のマークです。こちらUberと同じような配車アプリです。行き先も指定して予約ができ、アプリに表示された料金を払えばいいので、トゥクトゥクのときのように交渉が不要なんですね。ただ、カンボジアは現金商売が主流なので、Uberのようにクレジット決済には対応していません。

こちらが3輪タクシーの運転席部分。スマホでナビゲートしながら走るみたいです。

「これは新しい時代の到来か・・・」

まぁジョンのトゥクトゥクかマイ自転車しか使わない安田には関係ないのですが、トゥクトゥクが時代の変化で淘汰されていかないように祈るばかりです。

で、空港着。ジョンと記念写真撮って「またくるよー!!」と挨拶してわかれました。

さぁ、日本に帰ろう!!

まずは荷物の計量。コーヒー豆が12キロ。ほかにも色々買ったので重量が・・・28キロで何とかパス。でも行きと比較して2キロしか減ってないというのも・・・(^_^;)

で、いつものとおり出発ロビーのスタバで物思いにふける。今回の旅もいろいろありました。たくさんの笑顔にも会えました。色々と反省点もありますが、まずまず何とかミッションクリアという感じでしょうか・・・

さて、こっからもう一波乱ありました。こちら帰りのフライト。トランジットは香港。なんと帰りは1時間5分という超便利な乗換コース。9時には日本に帰って家族とゆっくりするはずでしたが・・・

搭乗して・・・出発して・・・滑走路まで進んで・・・何故か引き返してきます。そして英語のアナウンスが。あんまり聞き取れませんでしたが、どうもビーコン(衝突防止灯)を交換するみたい・・・・「昼間だからいらんやろ~!!」というわけにもいかないんでしょうね。

で、遅れること2時間。ようやく出発。完全に乗り継ぎ失敗ですねぇ。香港到着後、地上係員に関空行きのチケットを見せて「どうしたらいい?」と尋ねたら、くれたのがこのチケット。あぁ振り替えかぁ。出発は・・・午前1時50分・・・むむ・・・かなり時間あるなぁ・・・でも75香港ドルの食事券2枚もくれたので許すとします!(^^) いま1香港ドル15円ぐらいなのでちょうど1000円券が2枚ですね。

暇なので空港を隅から隅まで移動して何を食べるか吟味。で選んだのがダックの鶏丼。ちなみにこの横にはビールももちろん待機中。これで1000円券2枚ちょうどでした(^^)

で、食べ終わって再び空港をさまよってたら、

なんと!!!!

なんと!!!!

あこがれの横になれるシートが空いてる!!!というわけで忍者のような忍び足で素早くシートを確保。こんな感じです。

これで熟睡できる!!!・・・と思いきや、それは難しかったです。理由は2つ。1つは寒さ。

「なんで、空港こんなに寒いねん!!!」と愚痴ってましたが、そのとき気が付きました。あぁそっか今は冬やったね・・・

もう1つはやかましさ。何分かおきに構内放送が流れるので結局寝られず。横になりながら本読んだりしていました。

そして無事到着!!

香港からの飛行機はトラブルもなく、無事関西空港にたどりつきました。こちらの写真をとって、Facebookなどで帰国のお知らせをして自宅に帰りました。

自宅に到着したのは7時20分。ちょうど娘が学校にいく支度をしている最中でした。寝るのもあれなんで、娘と一緒に家を出て、事務所までの途中道、娘にカンボジアの話をしてました。

本当は昨晩帰ってきて、今日からバリバリ仕事する予定だったので、帰ってきたその日から予定は目白押し。47歳に徹夜は厳しいのです。ボーッとしながら仕事をこなしつつの一日となりました。

最後に

さて、カンボジア訪問記2018もいよいよ締めくくりです。

今回の旅は昨年、一昨年とどう違ったか。それは何といってもQちゃん、乾さんご夫妻という同行者がいたことでしょうか。これはもしかしたら一つの転機なのかもしれません。こうした活動をしている手前、カンボジアの本やボランティア活動の本をよく読みます。多くの活動団体が「最初は1人でやってたんだけど、次第に仲間が増えていった」と言っています。もちろん、この活動はカンボジアに行くのが安田だっただけで、多くの皆さんのご協力があって成り立っているのですが、その主催が安田個人からそろそろグループになっていくのかなぁと感じています。どんな展開を見せるのかはまだ見えていませんが、よい方向に流れていくといいですね。

コンポンチュナン州までの自転車旅は、それはもう充実していましたが2日目は大きく体調を壊しみなさんにご心配をおかけしました。Qちゃんとの合流がなければもっと深刻なことになっていたかもしれません。もっとこまめな休憩と日除け対策が必要ですね。また1つ学びました。でも来年もチャレンジしたいと思っている今日このごろです。やっぱり『プノンペンまで自転車で行ける。プノンペンは世界につながってるんだから、みんなはこの自転車で世界とつながれる』ということを伝え続けていきたいんだと思います。

自転車プレゼントのセレモニーではチャンディさん、シナさん、マブさんそれぞれが、もう要領を得て自ら動いてくれるのですが、それがゆえに混乱もあり多くの課題を残しました。備忘録的に書いておくとこんな感じです。

  1. 自転車プレート、固定紐、軍手、マニュアル、名刺などは予めセットにして袋に入れ番号を振っておく。
  2. チャンディさんから事前に得られる名簿と上記の番号を対応させる表を作っておく。これは写真の撮りもれがあったときに大いに役に立つ。
  3. セレモニーで1を配布するときに名簿の順に並んでもらい1つずつ手渡しする。

そして自転車クラブ。今回はこれまでの自転車クラブでマネジメントできているところとそうでないところに分かれました。自転車クラブと自転車管理のあり方をこちらで構築して、訪問時に学校の先生に説明する時間を設けたほうがいいですね。

あと、全体的に感じたことは「やはりクメール語の会話力は必要」であること。それと英会話力ももっと強化することも必要でした。この2つの言葉を勉強するには時間がかかります。今の毎日のタスクの中に組み込むのは非常に難しい。新しいことをやるためには何かやめないといけないですね。

いま、考えてることは走ることをやめること。でも2月のマラソンは4年前に友と一緒に完走しようと約束してまだその約束が果たせていない。だから2月のマラソンで4年ごしの約束を果たして、それができれば走ることをいったんやめようと思案中です。で3月からその時間を語学の勉強にあてたいなぁと。

そういえば、プノンペン大学での講義体験は本当に楽しかったです。昨年のインドの大学での講義に続いて2カ国目でした。これを来年以降も続けていきたいですね。それは自転車プロジェクトとつながっていく安田の夢の形なんです。自転車で教育を受け続けられる子どもが増える。でもその子ども達にはその先に働く職場が必要。そんなとき、安田の本業であるコンサルティングやセミナーなどでその国に良い企業がたくさん増えていればそこがつながっていくように思います。

「良い企業って何?」

よく聴かれる質問です。安田流の定義は、「お客さんが喜びまくっていて、それがうれしくってスタッフがやる気を出しまくっている会社」です。そんな企業が世界中に増えていく。そこで働きながらスタッフも人生が豊かになっていく。

「こんな生活から抜け出したい」と自転車プロジェクトで訪問した貧困家庭の子どもは皆口をそろえて言います。そう言って泣いてしまう子どももたくさん見てきました。

そんな子ども達が、「自転車でがんばって通学して卒業できた!働いた先の会社がすごくいい会社で給料もたくさんもらえるし仕事も楽しい!」と笑顔になっていく未来にかけて、これからもずっとこの活動を続けていきたいと思っています。

最後になりましたが、今回の自転車プロジェクト2018にご協力いただきました皆さん、本当にありがとうございました!!また応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

そろそろブログを締めくくりたいと思います。

いつも最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


12日目(12月17日):RUPPでの講義の後はお別れ会・・・

みなさん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日で12日目、明日のお昼にはプノンペンから日本に発ちます。長々と書いてきましたブログ、いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます!!

今日の予定はなんといっても王立プノンペン大学(略称RUPP)での特別講義!!それでは今日のブログも張り切って参ります!!

ジョンのトゥクトゥクで大学へ・・・って道あってる!?

「朝8時にホテルの前で!」とお願いしてたので待ち合わせばっちり。

安田:「ろいやるゆにばーしてぃおぶぷのんぺん!!あーゆーOK?」

ジョン:「OK!OK!」

さっそくジョンのトゥクトゥクで出発!!

朝のトゥクトゥクは気持ちがいいなぁ~!!!でも内心は講義に向けた緊張でドキドキハラハラワクワク・・・どうなるでしょうねぇ~。

プノンペン大学は空港への途中の道。結構距離があります。朝の渋滞もトゥクトゥクならスーイスイ!ジョンが「あの白い建物だろ!!もうすぐ着くよ!!」と指さします。

あれっ・・・たぶん違う・・・あれはきっと「ろいやるほすぴたるぷのんぺん」そう、王立プノンペン病院・・・あぁ待ち合わせ時刻まであと15分。痛恨の道間違い・・・・

安田:「ノットホスピタル!ストップ!ストップ!」

で、トゥクトゥクを止めて道を説明。チャンディさんの事務所の正面にある大学だよ!!って教えてあげると、「なんだ、ホスピタルじゃなくてスクールか・・・」

あぁユニバーシティ・・・通じなかったか・・・

で、気を取り直して再出発。大学の先生には「トゥクトゥクドライバーが道間違えちゃった・・・」とFacebookメッセンジャーで連絡。すぐに「OK!」と返事が返ってまして一安心。

いよいよ講義開始!

結局遠回りになったものの時間前に何とか到着。約束のA棟121号室へ。まだ先生来られていない様子。教室鍵かかってるし。というわけで教室前からの風景。(121号室とっても日本では2階だからこんな風景)

大学にはいたるところにジャックフルーツの実が。さすが南国の大学!!

で、9時少し前に先生と初対面。今回、お世話になったのは観光学部の学部長でもあるTOUCH SOPUTHY(トゥーチソプティー)先生。こちらが後で撮影した2ショットです。

先生曰く、今日は学生が色々参加しないといけないことがあって、少し遅れるそう。後ろの予定が何もないので、「全然問題ないです。本日は宜しくお願いします。」と返事。

パソコンやビデオカメラの準備などを進めていくと徐々に学生さんが教室に集まってきました。一番手前の笑顔の女子学生さんに「ごめんやけど、これおいらの名刺やねん。1枚ずつ配ってくれへんかな?」と依頼。最高のスマイルで手伝ってくれました!!

なごやかな雰囲気なので勢いに任せてセルフィーも一枚。

で、いよいよ講義開始。テーマは「日本の文化と日本的経営」。前半は日本の四季の移りかわりに従って様々な風景(桜、花火、紅葉、雪)、祭り(ひな祭り、七夕、祇園祭)、その他の風習(端午の節句、お盆の精霊馬、しめ縄飾り)など紹介。午後からは日本で出版している自著をベースに経営における10個のポイントを紹介。私は日本の人を大切にする経営が大好きで、そんな企業が特に東南アジアなどにどんどん増えていくことを夢見ています。その小さな小さな一歩をまた踏み出すことができました。

こちらは講義の風景。自転車プロジェクトのことも紹介したのですが、みなさん興味津々でした。名刺に書いてあるURLでプロジェクトのホームページも見てくれています。日本語だけでごめんね(^_^;)

講義のなかで「日本に来たことがある人?」って聞いたら一人いました。神戸外大との交換留学で2週間ほど滞在したことがあるそうです。しかも2カ月ほど前。大阪や京都にも行ったとのことで、金閣寺を見学したり、大阪でたこ焼きを食べたりしたそうです。「安田は大阪に住んでます!」っていうとめっちゃ喜んでいました(^^)

60分ほどの講義を終えたら先生が質問を募集。

学生さん:「こいのぼりはどうして男の子のお祭りなの?こいのぼりはファミリーでしょ?」

安田:「あぁ・・・これは説明できません。勉強してきます(^_^;)」

学生さん:「顧客満足(CS)よりも従業員満足(ES)を重視しているっていうけどどうして?」

安田:「それは、お客さんに喜んでもらう主役は社員やスタッフであって、彼等の企業や職場環境に対する満足度が高くなければ、お客さんを心からもてなして喜んでもらうなんで無理だからです」

といった内容をしどろもどろ英語で答えました。

最後は「是非感想をメールやFacebookでフィードバックしてほしい」とお願いしました。※その後、たくさんの学生から友達申請がきました(^^)

そして、先生の締めの挨拶をまじめに聴く学生さんたち。

そのすきを狙ってセルフィーをもう一枚撮ろうとする安田。こんな感じで無事に講義は終了しました。

その後、先生がお昼ごはんをご馳走してくれるとのことで大学内のカフェにいきました。折角なのでと連れて行ってくれたのは校内を10分ほど歩いたところにある Cambodian Japan Cooperation Center(カンボジア・日本共同センター)という建物そばのカフェ。なんと日本語メニューと見慣れた食べ物が・・・

折角だからと注文したのはラーメン。豪華チャーシューと煮卵付きです。ベースは鶏ガラしょうゆ味。素朴ですけどとってもおいしかったです。

カフェはこんな感じ。とってもいい雰囲気。パソコン広げて作業をしている学生や、誰かが切り分けてもってきた果物をみんなでつついていたり。とっても楽しそうでした!!

で、カフェの隣にあるカンボジア日本共同センターですが、日本のことを紹介する案内板がたくさんあったり、    

カンボジア国内の日本企業からの求人案内が貼り出してあったり・・・

学生さんが日本語の勉強のためにつくった双六が飾ってあったり。

で、ジョンにトゥクトゥクで迎えにきてもらうため電話をしたあと、トイレ行こうと思ったら・・・

あっ油断してました・・・大学だからあると思ったのですが・・・

ペーパーが・・・いつもはマイペーパー持参なのですが今日はホテルに置いてきちゃいました。

というわけで昨年のインド以来の左手チャレンジ。まぁ一回やると何回やっても同じですね(^_^;)

さぁ、映画を見よう!!!

ジョンに昨日きたセントラルマーケット近くのモールまで連れてきてもらいました。講義で喉が渇いて・・・コンビニではなく売店で調達。2本で1ドル。どこも同じ感じの料金です(^^)

さらっと2本のビールをあけていざ!!

受付のお姉さんに「今からすぐに見れるやつ、どれですか?」と聞いたら「それだったらあと5分で「スパイダーマン:スパイダーバース」がいいよ。ビップシアターでちょっと値段張るけど、お水と軽食がでるのよ~」ってな感じ。値段聞くと10ドル。昨日調べた2.5ドルの4倍ですけど、まぁいっかーとチケット購入。

暗くて写真が見ずらいですが、こんなペアシート(リクライニング、フットレスト付き)で背面からは重低音がドンドンと響きます。(お皿は軽食食べたあとのやつ・・・)

で、軽食はこんな感じ。暗いので何がなんだかわかりません。菓子パンの盛り合わせのような感じでした。

で、本当はダメなんですけど様子がわかる1枚だけ。言葉は英語。字幕がクメール語でした。安田的にはヒアリングよりリーディングの方が得意だからクメール語で英語字幕の方が良かったのですが、まぁ仕方ありません。

よくわからない英語を聞きながらスパイダーマンを楽しみました(^^)

ホテルに帰って、Jimiに会いに行こう!!

映画も見たし、ホテルに帰りましょう。ジョンを呼ぶほどの距離でもないし、歩くには遠い。というわけで、久しぶりにバイクタクシーを利用。信号待ちのときにセルフィーで記念撮影。こんな感じです。トゥクトゥクより安いので荷物がなくって一人のときは渋滞もかわしていけるのでとっても早いです(^^) 

で、昨日、「See you tomorrow!」と別れたJimiのところへ。「Jimi、今日も60分コースでお願い!」と店に入ると、今日はもう終わって帰ったのだとか。あぁぁいつも朝で今は3時だもんねぇ。残念。来年また会えるかなぁ・・・

で、日課の洗濯。がんばって洗濯しつづけたおかげで13日間の旅でも日本に持って帰る洗濯ものは着て帰るものだけになりそうです。がんばってよかった!!
※汗かいたまま洗濯ものを置いておくと普通にカビ生えて腐ってしまうので要注意ですよ(^_^;)

そして最後の晩はやっぱりね!!

で、カンボジア最後の夜は当然、ジョンとの飲み会でです。
※この行間の間、経過時間4時間半。今午後11時半。です。ジョンとの待ち合わせは7時。あびるほどビールのんで、こっからのタイピングはかなりおぼつかないのでどうかご容赦ください(^_^;)

19時に待ち合わせして一緒に飲もうとジョンと待ち合わせ。もちろん、1年に一回なのでヘベレケ酔いつぶれ覚悟の飲み会スタートです(^_^;)

今日のメンバーはジョン以外にも、サーさん(写真中央)とナイスさん(安田の隣)です。お二人ともトゥクトゥクのドライバーさん。ちなみにサーさんは2年前、ジョンの実家に行ったときに安田のために鶏をしめて料理してくれた人です。本当は今年もジョンの実家にいって、鶏のしめかたを教わろうと思っていたのですが、それは叶わず。でも大恩人のサーさんには何か恩返しをしたいなぁと思っていたのでした。

で、豚肉、牛肉の様々な部位を楽しんだあとは『2次会に行こう~!!』ということで、サーさんのトゥクトゥクへ。どこにいくかと思いきやホテル近くのライブバーでした。

写真ではこんな感じ。でも伝わらないので動画でも撮ってみました。

生バンドで歌詞も出ない昔ながらのスタイル。地元の人がカンボジアソングを気持ちよさそうに歌っていました。

こちらのカラオケ屋さん、30分おきぐらいに宝くじのような番号発表があります。当選すると景品がもらえたりビールが割引になったり。サーさんになんとビールメーカのTシャツが当たりました!!そして、しかもそれを安田にプレゼントしてくれるというのです。Mサイズですが・・・これ着て日本のマラソンレース出たいなぁと思う今日この頃。

で、この宝くじ。数字を1ケタずつ発表していくので数字のヒアリングの練習にもってこい。指さし会話帳片手に発表を楽しみにしている安田でした。

で、こちらの生バンド。ギターリストの人の腕前がすごいんです。

昔バンドをやってた手前、この人のすごさはよくわかります。思わず、一緒に写真撮らせてください!とおねがいしちゃいました(^_^;) 

この人、安田が尊敬するギターリスト世界ランキング3位に任命です。ちなみに1位、2位はすごく身近な人なんですけど(^_^;)

せっかくなんで、その人のプレイをお聴きください。

で、ええ感じにカラオケは進み、次はナイスさんの番。気持ちよさそうに歌ってるでしょ!?

たぶん、この瞬間、プノンペンで一番乗りのいい手拍子を安田は披露していました。

で、次はサーさんの番・・・あれっもう終わり?・・・おいらたち2時間前には着てて、ナイスさんもそうだけどサーさんも歌予約していたはずだけど・・・

でもお店の人は「ゴメン、もう終わりなんだ・・・」との一言。

カンボジアの人は日本と同じでとても奥ゆかしい人たち。本当は歌いたいのに、こうしたとき「仕方がないよね」って我慢する人たちなんです。

そこで安田スイッチオン!!!!

安田:「日本からきて、この人の歌ききにきたのに・・・・!!!!」

安田:「もう1曲だけどうにからなんかなぁ・・・・」

安田:「お願い、本当のお願い、1曲だけ・・・」

安田:「ほんまに、おねがいやって!!!」

安田:「たのんます。ほんまに、一曲だけやから」

で、旅の恥は掻き捨てですね。お店の人も「しょうがないなぁあ」って感じでサーさんに歌わせてくれました。

もう照明も落ちてますけど、サーさんは大喜び。ワンコーラスだけですけど歌ったあと、安田と熱い抱擁。良かった、良かった!

ところで、ジョン、あんたは歌わないの?

これは来年に持越しになりました。安田も歌いたかったんです。本当はサーさんの舞台に飛び入りする予定だったんですけど、先の雰囲気みたいな感じだったので私も来年までお預けです。

で、最後のジョンが新しい彼女を作ろうと口説いている写真で終わろうと思います。

カンボジア、最後の1日はやっぱりおもしろおかしい最高の1日になりました。

また来年の12月、元気にこのカンボジアの土を踏みたいと思います。

心残りはジョンの奥さんだけ。どうかお元気で。

最後に

明日は朝8時にホテル前にてジョンと待ち合わせをしました。11時のフライト。午後9時過ぎには関西空港に到着予定です。

明日は明日で、ちゃんとブログ書きます。

もう、めっちゃ名残惜しいです。でもその一方で早く帰りたいです。

今、何が一番したいかって、家族の顔みて、カンボジアの報告したいです。

そして次の日からはもう目白押しのスケジュールが始まります。2週間のブランクを埋められるかどうか、なんて言ってられません。明後日からはいつもの仕事を200%のペースで進めていかなければなりません。でも内心、仕事がしたくてウズウズしています。なぜって、それだけがんばれば、また1台、多く自転車を提供できるのですから。

また伊代ちゃんのセンチメンタルジャーニーですが、いよいよ明日、日本に帰ります。

今日のところはお休みなさい!!


11日目(12月16日):そんな・・・来年までお預けか・・・

みなさん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日も1日オフな私はいよいよ明日にせまった講義の準備ぐらいしかすることがなくブラブラするのでした(^_^;)

ブログ書きからスタート

昨日はなんと14時間眠り続けるという失態をしてブログの更新ができず、6時からブログをひたすら書いておりました。楽しみにして下さっていた方すみません。

そして、ブログを書き終えたのが9時。そこから明日の講義の準備の仕上げでした。こんな感じに仕上がりました。明日ベストを尽くします!!!ちなみに開始は9時から。日本時間の11時から。みなさん、11時になったら南東方面に向かって「がんばれー!」と念を送って下さい!!

で、これから朝の日課を済ませにいきます(^^)

マッサージ&チョイ飲み

マッサージ屋さんに行く途中で見かけたトゥクトゥクの広告。レオパレスさんですねぇ。カンボジアでも賃貸マンションなどの事業を行われています。物件検索してみると一番やすいやつが月300ドル。いまのホテルが1日11ドル。あまりかわらなぃなぁ・・・でも事務所兼住まいとしてちょっと日本から出てくるにはいいですよね。あと台所が付いているので市場で見かけた魚や肉を調理することもできます(^^)

で、いつものマッサージ屋さん。「ハロー、ジニー!!!」でご指名。今日は肩腰集中60分コース7ドルでした。ありがとう、明日もくるよ!!

で、マッサージでいい汗(?)かいたのでビール1杯。いつもなら2杯で1ドル渡すのですが、今日は自転車でウロウロするので1杯だけにして2000リエルだけ渡して店を出ました。次に腹ごしらえです。

近くの屋台で豚メシ。「バーイサイッチュルーク」です。スープもついてこれで1ドル。

レンタサイクルでゴー!!!

それにしても暑い。コンポンチュナンへの自転車旅では頭へのクロマーの巻き方が甘かった。薄い布なので何重にもターバンのよう巻かないとねぇ・・・で余計に暑い・・・さて、レンタル自転車屋さんに行こう!!

こちらがレンタル自転車屋さん。といってもそれは本業ではありません。バスやツアーのチケットの手配、宿の手配、パスポートのVISAの延長、就業許可の取得、両替などなど、なんでもやってくれるオフィスのようなところ。

安田:「自転車借りるの何ドル?」

店員さん:「1日2ドル。お店は19時までだから、それまでに帰ってきてね。あとパスポートある?」

そう。レンタルだから保証金か何かいるだろうなぁと思っていたのですが、ここはパスポートを預かる仕組みのようです。それで預かり証兼契約書みたいなものを書いて自転車を無事借りられました!いざ出発!!

そういえば・・・移動はずっと徒歩か自転車。ジョンのトゥクトゥクに乗ったのって初日だけですね・・・旅に慣れてくるとジョンのトゥクトゥクに乗る回数がどんどん減っていきます(^_^;) ジョン、ごめんね。

自転車で、すーいすい走っていきます。それにしても日本の信号機たくさん増えたなぁ・・・あんまり守られていないけど、守ってる車も多く混みそうな交差点も信号機がうまくさばいてくれているようです。渋滞緩和と事故防止になるといいなぁ。

ところでどこに行きたいのかというと・・・カンボジアの伝統芸能(?)の影絵を見たいのです。そこで影絵をやっている劇場に行ってみる事にしたのです。劇場のホームページはこちら。下の方に影絵の様子がわかる画像が掲載されています。

ね、見たいでしょ!!!!

ね!!!!

ね!!!!!

sovannaphum theatre(ソヴァンナ・プーム・シアター)

で、無事到着。プノンペンの中心地から5キロほどです。

まずは看板を写真にとってと・・・ん・・・あれっ・・・一番下に・・・金曜日と木曜日だけって書いてある・・・

そんなことないよねぇ・・・と中に入って休憩中のスタッフさんに尋ねてみると・・・「うぃーぷれいーおんりーふらいでーあんどさたでー」とわかりやすい英語で答えてくれました。

「えーーーー!!!そーーーーなんーーーー!!!」という今日は日曜日。昨日16時に寝落ちしないでここに来てたら見れたってこと??????

というわけで、来年までお預け確定。しかもレンタサイクルの営業時間超えてしまうことも発覚したので、来年はちゃんとジョンのトゥクトゥクで来よう・・・

ってあとでネットで調べてたら、どこの情報サイトも公演は金曜日と土曜日だけって書いてありました(^_^;) そんな下調べしてスムーズにいく旅なんてきらいじゃー(負け惜しみ)

で、ドッグイアーめぐり

次はいつつけたのかわからないのですが、「地球の歩き方」にある2つのドッグイアーのお店を攻めてみることにしました。

最初はこちら。Sorya Shopping Centerです。最上階には映画館もあるショッピングセンター。モール系はイオンに行ってみましたがどうも高級(?)路線なので、他はどうなんだろうかと見てみたくなったのです。

中は撮影禁止。スタバもロッテリアも。最上階が映画館、その手前の階がフードコートです。ちなみに映画は月曜~木曜が2.5ドル。金、土が3.5ドル。なぜか日曜日の値段表示が見当たりませんでした。お手軽に2時間ほど時間がつぶせるので見てみようかと思ったのですが、もったいないので断念・・・と思ったらやっぱり見たらよかった・・・スパイダーマンとかやってたのですが、英語で、クメール語字幕だったのかなぁ・・・明日見てみるか・・・思案中です。

他には衣料品店、家電販売店など。あとゲームセンターや日本でもモール系にはおなじみの子どもが遊ぶところとかも。人通りはイオンよりこっちの方が多かったかな?

結局買ったのはこのグレープ100%ジュース。しかも常温。甘い飲み物が欲しかったのでちょうど良かったです。買ったあと、構内のベンチで一気飲み!!味はまぁ日本のものとそう変わりありませんでした。

ついでにマーケットめぐり

さきほどのモール。オルセーマーケットの近くだったんでまたプラプラ。

市場は本当に活気があります。レオパレス借りれたら絶対ここで食材買って色々試すのになぁ・・・

次は本屋さん。どうしても見つけたいドラえもんコミックのクメール語バージョン1巻。本屋さんを見かけるたびに入っていますがなかなか見つからないんです。

そしてここはとっても充実した在庫でとうとう見つけちゃいました!!!Qちゃんにもおみやげとして持ってかえります!!

もう1つのドッグイアーはここ。Confirel。カンボジア産の名産品にこだわったお店。胡椒はもちろんパーム酒やビネガーなども。ちょっとパーム酒に興味があったのですが、中に入って見るとカウンターとワイングラスが並んでいます。

安田:「ここでグラス1杯飲めますか?」

店員さん:「・・・・・」

安田:「もちろんお代はお支払しますから」

店員さん:「・・・・・」

店員さんは店長さんらしき人に確認。それでグラスに1杯出してくれました。

安田:「これでおいくらですか?」

店員さん:「試飲としてどうぞ」

どうも試飲用グラスを並べていただけで、グラス売りをしていたわけではないようです。アルコール度数は11度。かなりまったりとした味です。1本買おうかと思ったのですが箱入りのパッケージがないので断念。でも何にも買わずに出るのは悪いのでグリーンペッパーソースを1つ買いました。これ帰国したらパスタにかけて食べる予定です(^^)

レンタサイクルを返却

さて、ぼちぼち帰ろうとレンタサイクルを返却。オフィスは何やらツアーを予約したい欧米風の団体でごったがえし。でも私を見つけてくれてすぐにパスポートと自転車の鍵を交換。すぐに手続きは終わりました。

喉乾いたし、おなかすいたなぁと思って、またまたまたまたハッピーアワーのお店へ。お店へ入るやいやな、お店のスタッフが、「あっそのお客さんビールだけだからメニューいらないわよ!」と一言(^_^;)

いや・・・あの・・・すみません。今回はちゃんとご飯いただきます・・・メニューください・・・

で、メニューを無事にいただいてパッタイを注文。もちろんビールも。

おいしくペロリと完食。ホテルに戻るとします。

ホテルにもどって洗濯してシャワーを浴びてちょうど5時。今日はそろそろブログ書くか・・・と書き始めて、途中、家内と娘とLINEで話したりして、いま7時半です。

ジョンに電話しました。「明日朝8時にトゥクトゥクで迎えに来て」と。そう、いよいよ明日ですね。講義。ちょっとずつ緊張してきました。まぁなるようにしかなりませんが。パソコン、ビデオカメラ、名刺、あんちょこ。これだけあれば大丈夫。終わったらジニにまたマッサージしてもらおう。そして映画観に行こう。ほんでほんで・・・ってもう私のカンボジア旅も終盤です。明日が実質最終日。その翌日火曜日は日本へ発ちます。そう書くと、ちょっとしんみりしてきますね。でもしんみりするのは明日の夜がいいですね。

今から、またアレしに行きます。(ブログ書くの中段)

ビールのあとに粉もん・・・アカンコース

はい。昨日もしました。メコン川沿いでのビール。今日は日曜日だからか川辺にはたくさんの人で賑わっていました。

メコン川にもたくさんの屋形船(?)が。にぎやかです。私はもう少し素朴な、静かな感じがいいのですが、それは私が勝手にメコン川に抱いている押し付け妄想で、それはもっと農村エリアじゃないと見られません。コンポンチュナンなどで見てきたんですけどね。

せっかくなので、王宮方面まで散歩してみました。芝生で若者がゴザを広げて宴会しています。あぁ、コンポンチュナンで見た光景。ここでも同じでした。だから私も折角なので芝生でごろ寝。そのアングルからとった王宮。たくさんの人がとっても楽しそうにしています。若い人が本当に多くエネルギーを感じます。日本で皇居前にて・・・ってこれは無理やな。

で、缶ビール2本あけたあと、小腹が・・・この前もいった焼うどん屋さんに行こうと思いました。でもうどん屋さん、2軒ならんでるんですよね。昨日昼にいったの右側。左側にはお客さんほとんどいません。右側、ほぼ満席。だったら・・・とやっぱり右側に入りました。

夜は忙しいので娘さんの練習なんてしてられません。おかあちゃんが焼いて、娘が運ぶ。そんな感じ。他にも色々と料理がありそうですが、メニューが無いし、あってもクメール語だと読めないので指でさして「これちょうだい」と注文。 

当然、出てきたのが焼うどん。今回は卵乗せるか聞かれず。もちろん半熟。まぁいけるでしょう。(指さし会話帳忘れて、「もっと焼いて」のクメール語を思い出せず・・・)

今日はこれで終わり

今日のブログはそろそろ終了。ビール飲んで、粉もん食べてすぐ寝るってやっぱりあかんので、本読みます。ちなみに、カンボジアにいると日本語が無性に読みたくなるときがあるので本は一冊持ってきています。今年もってきたのは浅田次郎さんの「ブラックオアホワイト」です。もう読み終えそうなのですが・・・どうせ10ページも読み進めるうちに酔いも手伝って寝てしまうと思いますが・・・

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!!おやすみなさい!!

 


10日目(12月15日):講義の準備、ちょい観光・・そして・・・

みなさん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。昨日にて自転車プロジェクト2018は完了。今日からはのんべんだらりとした番外編になります(^_^;)

今日の予定は、月曜日に予定しているプノンペン大学での講義準備とホテルの目の前にあるアレの観光だけという完全ゆったりモードのスケジュールなのでした。それでは行ってみましょう!!!

手帳が無い!!!!!!

朝起きて、さっそく講義準備に取り掛かろうと荷物の中から手帳を・・・手帳を・・・あれっ?無い?

こんなとき家内なら2秒で「そこあるやん、ちゃんと見いや」と見つけてくれるんですが・・・仕方ないのでバックパックの荷物、スーツケースの荷物、各種ポケットに入っているものを全部いっかい出して大整理大会・・・ついでにスーツケースに持って帰るものを詰め込んだり・・・

無いなぁ・・・

そこで記憶をたどって・・・昨日の打ち上げ夕食代とチャンディさんに買ってきてもらったクロマーの金額を書いたのを覚えているので昨日の晩まであったんだよなぁ。あ・・・金額を書いたレンタカーの中か?

というわけで、チャンディさんに連絡。「もしかしたら手帳を車の中に落としたかもしれません。ドライバーさんに尋ねてみてもらえませんか?」

そして、このまま待っていても講義準備が進まないので、近くのコンビニにノートとついでに消しゴムを買いに行ったのでした。

で、戻ってきたら・・・ありました・・・ベッドの上にポツネンと。やっぱり家内の言う通り「目の前にあるやん」状態。なんでこれが見えないんでしょうかねぇ・・・不思議でなりません(^_^;) チャンディさんにすぐ連絡。「ありました。ごめんなさい!」

で、講義準備・・・

素敵な景色の窓辺でパソコン開いて、しゃべる内容をノートに書き留めていきます。この講義のオリジナルは去年12月にインドでやらせてもらった分。でもインドでは原稿片手だったので今回はアンチョコにキーワードだけ書き込んでいきます。スライドの枚数も25枚に絞り込みました。

で、進めていくこと2時間。スライド番号21番まで進みました。そして限界。「お腹すいた―!!!」ということで出かけることにしました。

朝さんぽ

時間は10時。ちゅうと半端で朝ごはんの屋台はもう撤収してしまっているし・・・と、先日入ったマッサージ屋さんの前を通ったので、マッサージしてもらおうかなぁ・・・と入店。

また同じく90分10ドルコース。マッサージをしてくれたのはジニ君。そういえば、前回の人、名前聴いてないなぁ・・・

安田:「おいら、1週間ほど前にも来たんだよ。名前だれだっけなぁ・・・コンポンスプー出身の若手の人・・・」

ジニ:「それ、おれ。名前はジニ(^^)」

なんて挨拶をしてマッサージスタート。今日もよろしくお願いします。

ジニ君と話の続き。日本の歌を知っていて好きなのは夏川りみさんの「涙(なだ)そうそう」ちゃんと歌詞も覚えていました。マッサージを習っているとき、併せて笛も習っててそのときの先生が教えてくれたそうです。マッサージの先生も笛の先生も日本人だったそうで。

ジニ:「あなたの体、パーフェクトですねぇ・・・」

安田:「そりゃそうだ、1週間前に腕のいいマッサージ師に施術してもらったからね」

というような会話をしながら、ときどき眠りながら・・・90分は過ぎていきました。

「また来るよ!」と1ドルチップをお渡ししてお店をあとに。

何食べようかなぁ・・・と思ってたら「ハッピーアワー」の文字が・・・

あぁー「マッサージで汗もかいたし!」とわけのわからない理由で、いつものお店に吸い込まれていきました。

いま、お昼の12時半ごろ。昼飲みは楽しいなぁ・・・とビール2杯で1ドル払い、店を出て大満足でホテルに帰りました。

そして、昨日はできなかった大洗濯大会。クロマーが持ってきたのも含めて3つになりました。うちにも1つあるので全部で4つ。全部思い出深いクロマー。手前のグリーンは乾さん夫妻との旅の思い出。向こうのピンクはQちゃんとの旅の思い出。ついこないだのことなのに、ちょっとセンチメンタルになっちゃいますねぇ・・・(もちろん、心のBGMは伊代ちゃんのセンチメンタルジャーニーね。)

で、洗濯も済んでベッドにごろん・・・・あれっ、お腹すいたって出かけて行ったのに何も食べてないやん・・・時計を見ると13時。

ちょっと中途半端。何故なら、次の行程のプチ観光はオープンが14時なんです。場所は目の前。30分ほどゆっくりして出かけることにしました。

いざ!!!

で、観光に出かけてる時間。まずは腹ごしらえ。メコン川とホテルの間にあるローカル店に入りました。ここも3年前にはじめてプノンペンに来たときから気になってたんですよねぇ。ちょっと古ぼけてて不安なのですが、3年前からずっとそこにあるということは名店なんでしょう!!

お店に入ると、どうもメニューは焼うどん1つだけみたい。目玉焼きをつけるかどうかのオプションがあります。ちょうど娘さんがお父さんから手ほどきを受けているときだったようで、僕のぶんもかわいい娘さんが作ってくれました。ウ。

これがその焼うどん目玉焼きのせ。あっ・・・超半熟・・・やばいかな・・・と思いつつも自転車プロジェクトが終わったあとなのでまぁいっかと食べちゃいました。今度「よく焼いてくれ」というクメール語をおぼえよ・・・「焼く」はアン。だったら「アン!アン!」といえば通じるのか・・・「~すぎる」はペーク。「生の」が「チャウ」。だったら「ペークチャウ!」で「生すぎる」なのか・・・こんど試してみるかなぁ。

で、行きたかった観光地というのはこちら。王宮です。道路を挟んで国旗が出ているときは王様が王宮内におられるという意味らしいです。

ずっと外から、きれいな建物だなぁ・・・ライトアップもきれいだなぁ・・・としか眺めていなかったのでいざ中へ!!!ちなみに入場料は10ドル。ノースリーブや短パンだと入場を断られることもあるので要注意です。

入り口で10ドル払って中に入ろうとしたら・・・あぁ・・・半パン男が揉めています・・・入口の注意書きに書いてあるんだからちゃんと守ろうよ。ここ、王宮だよ。王様がおられる場所だよ。ただの観光地じゃなくて、カンボジアの人たちにとって大切な場所なんだから。僕たちは外部の人で、見せてもらう立場なんだから・・・決められたことを守ること。ただそれだけです。皆さんは「もしかして、その揉めてるってあそこの国の人?」と思ってるでしょ。もちろん正解です。チケット売り場の列にも並びません。結局、半パン男は強引に中に入っていきました・・・その行為が、何人の人の「これから王宮観光を楽しもう!」という気分を壊しているのか、きっとあの人は一生考えることなんてないんでしょうね・・・

気を取り直して王宮観光開始!!!

安田の右手には「地球の歩き方」。久しぶりに開きました。王宮の内部の地図とそれぞれの建物の名称が載っているのでガイドにはとっても便利。「折角だから、全部の建物を見て回ろう!」というわけで、「地球の歩き方」のガイドブックに振られた建物番号順にめぐっていきました!!

1 勝利の門

まずはきれいな門。「勝利の門」というのだそうです。言われとか歴史とか・・・まではわかりません。

2 即位殿

次は即位殿。こちらがメインの建物の1つ。高さは59m。戴冠式などの王室行事が執り行われるところです。中を見れるのですが撮影禁止。室内は床、壁、天井それぞれにきれいな彫刻や絵が施され、豪華なシャンデリアが並び、本当に豪華な設え。もちろんおごそかな雰囲気。空気。もう「すごい!!」としかいいようがありません。皆さん是非見に来て下さいね~
※一部のブログに内部の写真が何故か出ています・・・どうしても見たいという人はこちらでどうぞ。ちなみにこちらのブログにある「正面からは撮影禁止なので」ではなく、正確には「内部は撮影禁止」です。


内部を見ようと見学者がたくさん!!


よう!兄弟!!


いたるところにきれいな彫刻がほどこされています!

3チャン・チャーヤの館

4ゾウ舎


なかにゾウ・・・いるのでしょうか。でも王室行事にも登場しそうですんもんねぇ・・・中は見られませんでした。

5宝庫


こちらの左側の建物が宝庫です。奥の工事中のが「ナポレオン三世の館」、右側が「執務室」です。


宝庫は中を見学するこたができます。


こちらの宝庫では様々な時代の王宮で使われていた品々が展示されています。とってもきらびやか!

そして、こちらの2点はウドンに王宮があったときのもの。「ウドン、行ってきたよ~!!」と思いつつ、じっと眺めて想いを馳せていました。

6国王の執務室

7ナポレオン3世の館(上の写真の左側、工事中です)

8宴会ホール

なぬ!!!宴会!!!!

こちらが宴会ホール。向こう側がオープンスペースになっています。 
天井にはきれいな絵画が。
一面に広がっています。細かく見てみると1枚1枚異なります。

こっちは床のタイル。


それが一面に。ここで要人の方々をおもてなしするのでしょうか。ここでビール飲んだらおいしいだろうなぁ・・・・

9図書館

こちらが図書館。反対側に入り口があります。
中には牛の石像が祀られていて、一生懸命お経を唱えている人たちが何人かいました。棚に重ねられた古い本は何の本なんでしょうか。

10シルバーパゴダ

王宮横のシルバーパゴダ。同じ入場チケットで両方を見学することができます。

たくさんの見学者が内部に入っていきます。

こんな感じです。入口では靴を脱がないといけないので大混雑。安田はまたサンダルを脱いでバックパックの中にいれて中に入りました。

こちらも内部は撮影禁止。入口に「NO PHOTO」の看板が。スマホもバックパックになおしてゆっくりと見学しました。

内部の話をしますと・・・宝石がちりばめられた金銀の仏像。その他豪華きらびやかな装飾品。そしてなんといっても床は5000枚以上の銀のタイルが敷き詰められています。ちなみに銀のタイルを裸足で感じることができるのは入口と出口だけ。他は上から絨毯が敷かれています。ちょっとだけひんやりしたあの感触は気持ちよかったです。これからの人生、銀のタイルを裸足で踏むなんて経験ないでしょうからねぇ・・・

11鐘楼

12ミニチュアのアンコールワット

13スラマリット王のストゥーパ

14王家式典の館

ここもさきの宴会ホールのように吹き抜けの広い会場になっています。
夜にライトが灯されたらきれいなんだろうなぁ・・・

15カンタ・ボーファ王女のストゥーパ

こちらストゥーパもきれいですが飾られているお花もきれいでした!!

16「カイラス山」を模した丘

こちらだけ少し丘というか小山というか、階段を上って行ったところに建物が見えます。

建物の周りには何頭もの仏像が。

こちらが内部。この中には何が祀られているのでしょうか。

17コエン・ブリア・パット

こちらは黄金の仏足があるコエン・ブリア・バット。

内部を見ることができます。こちらがその黄金の仏足(ブッダの足跡)でs。

18「ラーマーヤナ」の壁画回廊

即位殿やシルバーパゴダの内部もきれいでしたが、一番安田のお気に入りは敷地内を囲むように作られた回廊の壁画、それと回廊の入り口にほどこされたドアの装飾。

やっぱりスマホのカメラなんでしょうか。色が美しく出ていませんね(^_^;)ごめんなさい。

19アンドゥオン王のストゥーパ

20ノロドム王の騎馬像

21ノロドム王のストゥーパ

22その他

これでメインの見学は終わり。地図を片手に動き回り、2時間ほど滞在していました。こちらでは番外編としてその他の写真をご覧ください。


こちらは巨大な一枚板にほどこされた彫刻。

「クメール文化・生活博物館」の展示

こちらはシルバーパゴダ内の売店の裏側。お店を手伝っている3人の子ども達がご褒美(?)のアイスをおいしそうに食べていました。それにつられて観光客がどんどんアイスを買っていきます。そっか、看板娘の販売戦略か!!!

涼しげなスイレン鉢。中にはメダカ?きらびやかなぁ熱帯魚のようなものも泳いでいました。

白ゾウの彫刻。

こちらは12~13世紀ごろの地図。クメール王国がバーマ(ミャンマー)、チャンパ(ベトナム)をしのぐ大国だったことがわかります。

こちらは10世紀ごろの地図。

そして出口付近では楽しい演奏が繰り広げられていました。ビデオで撮ってきましたのでどうぞ!!

で、出口でもらった王宮デザインの水。記念に持って帰ろうかと思いましたが持ちこみ禁止だしスーツケースで漏れてもいけないので、ここでいただきました。

見学後に・・・まさか・・・

王宮見学もこれで終わり。2時間も歩き回るとねぇ・・・喉が渇きました(ってさっき王宮ウォーター一気のみしたのですが・・・)やっぱりねぇ・・・はい。ビールです。ビール。

いつものハッピーアワーのお店にて。いつもビールだけでは悪いのでコーンフリッター(2ドル)を注文し、一息。ビール2杯で1ドルだから合計3ドル。30分ほどまったりしていったんホテルに帰ることにしました。まだ16時半なのですが・・・

で、ホテルに戻って・・・ひと眠りしようとベッドに寝ころがり・・・目が覚めたら朝の6時だったわけです・・・14時間ぐらい寝ていたことになりますね・・・で、朝起きてあわててブログを書いているのです(^_^;)

ただいま9時。ここんとこブログに書くのだいたい3時間かかってます。楽しいんだからいいんですけど、家内からは「長すぎる!!!」とたまに言われちゃいますが・・・

さて、今日の予定ですが、もちろんそんなに予定を詰め込んでませんよ。思い立ったのが伝統文化のアレを見に行くこと。それと、「地球の歩き方」のお店ページに3か所ほどドッグイアーがつけてあるんです。なんでつけたのかわからないのですが、まぁ試しに行ってみます。足が無いので昨日見つけたレンタルチャリンコいってみようかな??

もちろん、お出かけの前に明日の講義の準備を終わらせておかないとねぇ。スライド番号22から。全部で25なので1時間もあれば終わるかな!?

それではみなさん、最後まで読んでいただいてありがとうございました!!

23あと

 


9日目(12月14日):自転車プロジェクト2018、無事に完了!!

みなさん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

いよいよカンボジア自転車プロジェクト2018の最終日。今日はこれまでのコンポンチュナン州ではなく、プノンペンより南に140kmほどいったカンポット州での活動です。

今日の行程は以下の通り。

  1. 朝食
  2. ROLUOS中学校で51台の自転車寄贈式
  3. 同じROLUOS中学校の自転車クラブにパーツを補給
  4. 昼食
  5. ROANGCHAK SIMONG中学校の自転車クラブにパーツを補給
  6. CHBA AMPOV中学校の自転車クラブにパーツを補給
  7. プノンペンに戻って夕食・解散

「あれっ、これまでよりゆっくりな予定だなぁ」と思った皆さん、それは大きな間違い。カンポット州までの140km。国道3号線をずっと南下していくのですが、途中から道路事情がとても悪く時速20kmぐらいでしか走れない箇所が多くあります。だから片道に要する時間はおよそ3時間半~4時間。ほぼ移動に要する時間という、なかなかハードな一日でした。

それでははりきって今日の1日を紹介して参ります。

乾さんご夫妻と合流しての朝食

今回の自転車プロジェクトは例年と違い、安田1人ではなく一緒に行動してくれるひとが登場するのが大きな特徴です。先日はQちゃんが色々と手伝ってくれましたが、今日は1日乾さんご夫妻と同行しての活動となります。

まずは安田が利用しているホテルのワンショット。今日もとってもいい天気です。建物とってもいい感じでしょ?coffee Todayの看板が大きすぎてホテルの名前が見えません。「RSⅡ Guesthouse」といいます。外国人観光客が多いエリアに建つとってもいいホテル。おすすめです。

で、待ち合わせの予定時間6時30分を少しすぎてチャンディさんと合流。そして本日ご一緒する乾さんご夫妻のホテルでピックアップして出発。下の写真はその後の朝食でのご夫妻の写真。乾さんご夫妻はナンクルナイサーケアネットという福祉介護系の会社を経営されています。今回は自転車クラブの設立にご協力いただいたのですが、クラブの設立は先日完了しており、そのシーンを直接お見せできなかったのが残念でした。机の上には指さし会話帳。とりあえず、「ちぇむりあっぷすお(こんにちは)」と「おっくんちゅらーん(ありがとう)」の2つだけでもとクメール語を学んでいる最中です。

朝食はいつもと同じ感じなのですが、安田は今回バーイサイッチュルーク(豚ごはん)にしました。トロトロの豚肉とあっさりスープがおいしかったです。

ROLUOS中学校で51台の自転車寄贈式

途中の道路事情もあって到着は大幅に遅れました。10時開始の予定が到着は11時前。みなさん、お待たせして本当にごめんなさい!!!

まずは校門前で教育長や校長先生とご挨拶。

そしてこちらでもクロマーをかけてくださいました!!バックパックの色とお揃いでいい感じでしょ!!(^^)

そしてクロマーは乾さんご夫妻にも(^^)

そしていよいよ入場です。入口の校門には横幕で歓迎のメッセージが飾られ、ずっと向こうまで子ども達の列が続きます。

ここの子ども達は終始にこやか。ちょっと下の写真ご覧ください。

今までの入場でしたら来客が通り過ぎたあとの生徒さんは自然解散的にばらけていくのですが、こちらの学校は違いました。後ろからずっと笑顔で旗を振りながらついてきてくれるのです。

だからどんどん後ろ集団がにぎやかになっていきます。こんな感じ・・・

って写真では伝わりませんよね!!動画でもちろん撮影しましたのでそちらをご覧ください。3分の短い行進ですが、楽しいたらもう、最高でした!!

そしてセレモニー開始。大遅刻のせいもあってセレモニーは大幅に短縮。安田と教育長のスピーチだけとなりました。

安田英語でスピーチ中。基本的にはプロジェクト初日にコンポンチュナン州で行ったスピーチと同じですが、なんだかとっても急いでる感じだったので、「昨年はこのカンポット州まで2日間かけて自転車で来ました・・・」のくだりは大幅カットしました(^_^;)

慌ただしいのですが、それでも子ども達はなごやかに聴いてくれていたようです。

  そして教育長のスピーチ。「また長くなるかも・・・」と思いきや、教育長も短めスピーチ。もっといっぱい語りたいことあったと思うのですが、ごめんなさい。そして校長先生とかスピーチ全部割愛で本当にごめんなさい。

その後、プレートの取り付けや修理備品、マニュアル・軍手等の配布が行われましたが、全員で手分けして行ったため写真が全くありません(^_^;)

そして記念撮影。

こちらは全員集合のもの。みんな修理しながら大事に乗ってくださいね。こちらでは51台の自転車をプレゼントすることができました。ご協力いただきました皆さん、ありがとうございます!!

集合写真の撮影が終わりましたら一人一人の撮影です。さきの備品配布やこの写真撮影など乾さんご夫妻にも色々助けて頂いて本当に助かりました!この場をかりてお礼申し上げます!!

撮影は遠い学校から来ている子ども達から先に行われ、終わり次第こんな感じでトラックに乗せてみんな帰っていきます。

これにて無事セレモニー&撮影大会は終了です。そして一息入れる間もなく・・・自転車クラブへの補給パーツの提供です。

ROLUOS中学校の自転車クラブにパーツを補給

まずは補給パーツの確認。在庫がほとんどなくなっていました。補給できて良かったです。これでまたたくさんの自転車がよみがえります!!

と、撮影してましたらツールボックスの中に入っているノートを発見。もしかして管理表かな?と中を見せてもらいました。

なかは部品ごとの在庫管理表でした。昨日はコンポンチュナン州で自転車クラブのマネジメントについてちょっと書きましたが、カンポット州でもしっかり管理されているようでした!!とってもうれしい!!!

そしてお礼のメッセージビデオを撮影。みんな自転車大事に乗ってね!!

お昼ごはんはカンポットならではのシーフード!!

カンポット州はフルーツ王国でモニュメントがドリアンなのですが、海に近いこともあってシーフードも名物だったりします。お昼ごはんは海の魚を揚げたあんかけや、イカと野菜をグリーンペッパーと炒めたものなどとってもおいしくいただきました!!   

ROANGCHAK SIMONG中学校の自転車クラブにパーツを補給

午後からは2か所のパーツ補給です。1つめはROANGCHAK SIMONG中学校。訪問したとき、自転車修理をしていたので早速お手伝い。前輪ブレーキの修理でした。ハンドルとブレーキ金具が壊れていたので新しい補給パーツの中から交換です。

でもなんせスケジュールが押しているのでお手伝いも途中で抜けさせてもらい、まずはメッセージビデオの撮影。たくさんの子ども達が集まってくれました。

そして補給用のパーツを確認。

こちらには昨年プレゼントされた自転車が結構集まっていました!!ずっと付けてくれていたんでしょうね。プレートが日焼けしています。

CHBA AMPOV中学校の自転車クラブにパーツを補給

本日最後の行程でもあり、カンボジア自転車プロジェクト2018の最後の訪問先でもあり・・・そして安田にとっても思い入れの高い自転車クラブ。

それは何故かといいますと、こちらの自転車クラブは昨年設立されて、安田が協力させて頂いて自分のプレートがついています。一昨年にもクラブは設立しましたが、残念ながら壊滅状態(詳しくは昨日のブログをご覧ください)。今年は安田の自転車クラブを設立していませんので、事実上こちらが唯一の安田の自転車クラブというわけです。どうなっているかなぁ・・・と正直しんぱいだったのですが・・・

到着するやいやなたくさんの子ども達が集まってくれました!!!!

めっちゃうれしかったです!!!早速、パーツ補給のメッセージビデオを撮影しました。みんな元気良かったです(^^)

そして補給パーツを確認。

こちらの学校にも昨年プレゼントされた自転車が何台か集まっていました。ずっと愛用される自転車。その自転車で学校に通う子ども達。そんな一場面に関わることができるのが何だかとってもうれしいのでした。

で、そろそろ終了かと思っていたのですが校舎から子供の声が。そうそう、せっかくだから乾さんご夫妻にも授業の風景を見てもらおうと先生にお願いしました。そしたら、3つあるすべてのクラスを順番に見せてくださいました。それにはとっても素敵な理由があったのです。

教室に入るとみんな起立して挨拶してくれます。安田が「チェムリアップスオ(こんにちは)」というと「チェムリアップスオ」と返してくれます。そして先生の合図で

「コンニチハー」

「アリガトウゴザイマシター」

と日本語でお礼をいってくれたのです。合図で一斉にということはきっとこの日のために練習してくれたのです。

「こんにちは。どういたしまして。」と日本語で返事しました(^^)

こちらの写真は一番前の子のノートを見せてもらっているところ。クメール語で書かれているので何を書いているのかわかりませんが、タイムテーブルのようなものだったのでチャンディさんに「時間割ですか?」ときくと、そうでした。学校が終わるのは午後5時だそうです。暗くなってくる時間帯なので自転車で安全に早く帰ってね!!

そして2つめのクラスへ。こちらでも同じく先生の合図で「コンニチハー、アリガトウゴザイマシタ!」と言ってくれます。

そっか、先生は練習したみんなのことを見せたくて全クラス見て下さいと言って下さったのですね!!なんかもうとってもうれしくって!!!!!

なんでって、もちろんこの日のために練習までしてくれた「オ・モ・テ・ナ・シ」の気持ちがうれしいです。

そして、子ども達の姿を見てほしいという先生の愛情もうれしかったです。

そしてそして、そこには先生と生徒の固い絆というか愛情というものが感じられて、子ども達は先生に愛されながらここで勉強しているのだなぁと感じたのが本当にうれしかったのです。

この学校は本当に愛にあふれていました。

で、また一番前の子に話しかけています。ちょうどカバンに「1、2、3」や「A、B、C」のデザインがされていたので、

「くにょむちょんぐりあんぴあさーくまえ(私はクメール語の勉強がしたいのです)」と伝え、1、2、3の読み方「ムオイ、ピー、バイ」を教えてくれました!!

そして、ちょうど授業は英語だったようで、「誰か英語で一緒にお話ししませんか?」と尋ねたら一番うしろの子が手をあげてくれました。名前や年齢を尋ねたり教えたり・・・そして将来はエンジニアになりたいという夢まで語ってくれました!!!がんばれ!!この機会に勇気を出して手をあげた君にはすでに未来への道が開いているよ!!

そして3つ目のクラスへ。こちらでも「コンニチハー、アリガトウゴザイマシタ!」のおもてなし。もう涙が出てきます。

そしてまた前の子のノートを覗きこみ、チャンディさんに何の授業か聞いてみると生物だそう。

「一生懸命勉強してね!!!」という言葉に「Yes!」と答えてきたので、あっ、このクラスも英語いけるんだと思いました。で、先のクラスと同じく、誰か一緒に英語でお話ししましょう~とお誘いすると次は女の子が手を挙げてくれました。

この子とは家族の話をしました。なんと9人家族。安田のファミリーは3人で私と家内と10歳の娘です。と教えてあげました(^^)

とっても楽しい時間を過ごしてこちらの学校の訪問は完了。この時点で15時30分。そう、朝ここに来るのに4時間かかったということは、今から帰っても19時30分。だから急いでいたのです~!!!というわけで撤収です。

帰りの道中~でちょっと作業

帰りの車。プロジェクトが完了した満足感に浸りつつ、帰ったらすぐにブログを書こうと画像や動画の圧縮など事前にできる作業をしていました。他にも・・・というのが日本の事務所にあるパソコンにリモート接続してFAXを送るというもの。カンボジアでデザリング機能を使って接続しているノートパソコンからリモートアクセスのソフトを使って普通に作業できました。しかもプノンペンなどの都心部ではなく、農村エリアからの帰り道です。カンボジアの通信インフラの充実さとテクノロジーのすごさの両方に感動しつつ作業はスムーズに済みました。

そして打ち上げパーティ!!!

プロジェクトの完了を祝ってみんなで夕食。とっても楽しい宴となりました。チャンディさん、スナさん、マブさん、本当にお世話になりました。そして今日一日同行してくれました乾さんご夫妻、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!!

そして最後のお楽しみ

宴が終了してホテルに戻ってきました。荷物をすぐに置いてすぐに出かけます。何故なら「メコン川でかんぱーい!!」は絶対に今やるべきだと思ったからです。コンビニで缶ビール2本かってメコン川へ。

川に向かって「かんぱーい!!」

この4日間の取り組みを振り返りながら・・・といいますか色々ありました。本当に。でもまずは皆さんへの感謝と自分へのお疲れ様で30分ほど一人の時間を楽しんでいました。

今回は(今回も?)色々と反省点の多いプロジェクトとなりましたが、まずは無事に終えることができました。支えて下さった皆さん、本当にありがとうございます。ご協力いただいた148人の方、深く感謝申し上げます。

奨学生の子や、学校の先生、子ども達、そしてチャンディさん。みんなに「来年また来るよ」と約束してしまいました。カンボジア自転車プロジェクト2019は少しの休息と2018のリターンの発送を終えてからスタートしたいと思います。これからもどうかご支援・ご協力よろしくお願い致します。

で、明日からどうするの??

メコン川でビールを飲んでいるときにジョンから電話がかかってきました。さっきはホテル前にいなかったのですが帰ってきたそうで。というわけで、明日、明後日とジョンの実家に遊びに行く約束の詳細を詰めようとホテルに戻ってジョンと話をしていました。

ジョンは実家の田んぼの稲刈りのため一昨日に実家に戻って今夕戻ってきたそう。

安田:「今日戻ってきたのに明日またいくの?」

ジョン:「全然かまわないよ。かみさんは病気で調子悪いけど!」

えっ?何言ってるの?奥さん、調子悪いの?そんなときにお邪魔できないよ・・・

というわけで明日、明後日の予定が白紙になりました。ジョンの実家にまた行きたいのはやまやまなのですが、奥さんに気をつかわせてもっと体調が悪くなったら本当に申し訳ありません。奥さん、大丈夫かなぁ・・・

で、明日のプランは・・・

最初に思いついたのはちょうど週末なのでプノンペン発カンポット方面への列車が運行しているなぁ・・・でもネットで見ると片道4時間かかるのでちょっと無理があるなぁ・・・

次に思いついたのはカンボジアのコーヒー産地モンドルキリ地方へのツアーに参加・・・でもネットで見ると2泊3日しかない。無理だなぁ・・・

その次に思いついたのはシェリムアップまで飛行機で日帰りアンコールワットツアー・・・いやいや無理あるしもったいないやろ・・・

で、考えるあきらめました。よくよく考えてみると月曜日のプノンペン大学での講義の準備をするのが一番順当な時間の使い方ですよね(^_^;) そう、上のプランはすべて逃避行プランだったのでした。

明日はちょっとゆっくり寝て、マッサージ受けて、講義の準備をするまったりな1日にしようかと思案中です。

明日からまた自転車プロジェクトとは関係のない番外編が始まりますのでどうぞお楽しみに!!


8日目(12月13日):自転車クラブまねじめんと!!

皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。もう8日目。カンボジア滞在も帰国日を入れてあと6日となりました。家族の顔が見たい今日この頃です。

今日の朝一番にメールを確認すると!!!!

実は皆さんには内緒にしているもう1つのカンボジア旅の目的があったのですが、それはプノンペン王立大学で講義をさせてもらうこと。なかなか調整がうまくいかず、本決まりになる前にカンボジアに来てしまって、ダメ元で最後のメールを出してみました。「もうカンボジア来ちゃってるんですけど、講義できますかねぇ・・・」的な内容で。そしたら返事来ていました!!17日(月)9時から2時間も時間取ってくれているようです。決まったら決まったですんごいドキドキしてお腹もキュルキュルいう始末。今日からはブログを書くことと講義の最終準備に取り掛かる2つのワークを毎晩こなします(^_^;)

それでは、今日の本題に参ります。今日の行程は以下の通りです。

  1. 朝食
  2. CHIBACHROL中学校の自転車クラブにパーツを補給
  3. 古着プレゼント大会!!
  4. 奨学生を訪問
  5. NEAKTA HANGの自転車クラブにパーツを補給
  6. お昼休憩
  7. ANG SEREIの自転車クラブにパーツを補給
  8. HUN SEN KAMPONG TRALACH High Schoolの自転車クラブにパーツを補給

朝食

今日の集合は6時半。先のメールでめっちゃテンションは上がったのですが、でも体調はいまいち。なんだか体中に吹き出物ができてきました。疲れているときに表れる表情です。このままいけば今日中に下痢が始まります(^_^;)

でもまぁ寝込むほどでもないので出発。まずは朝食から。昨日と同じあっさり麺。昨日は豚だったので、今朝は鶏にしました。こちらも美味!

CHIBACHROL中学校の自転車クラブにパーツを補給

朝食後は本日最初のパーツ補給地であるCHIBACHROL中学校へ。もうこちらに来るのは3度目。お馴染みで大好きな学校でもあります。写真のようなのどかな感じでいい雰囲気の学校です。

早速補給されたパーツを確認して写真撮影。

次はお礼メッセージのビデオ録画です。こちらの学校もたくさんの子どもたちが集まってくれました。

歴代の自転車が集まってきてます。ほとんどの自転車でカゴが無くなっているのですが、理由を聞いてきました。悪路のガタガタ道を通ると前輪上とハンドル側の2点で固定されている部分がダメになってしまうのだそうな・・・ただ、カバンは肩にかけても通学できるので補給パーツのなかにもカゴは含まれていません。しかし皆さん、大事に乗ってくれていますねぇ!めちゃめちゃうれしいです!!

古着プレゼント大会!!

さて、自転車パーツの補給を終えたらチャンディさんが「古着をプレゼントしに行こう!」と言ってくれました。娘と娘の友達からサイズアウトした夏服を少量ですが持ってきたのです。昨年から始めた小さな取り組み。娘たちへの情操教育になればいいなぁ

というわけで昨年は併設の小学校から候補の子ども達を先生に選んでもらってプレゼントしたのですが今回はとても苦しい貧困になやむ1つの家庭を訪問しました。

その子の名はムーンちゃん。中学2年生14歳です。
※本人の写真がなくてごめんなさい。シナさんのカメラからデータをもらうのを今日は忘れてしまったのです・・・

その家の前では5人ほどのの子どもが立っていました。1人は上半身裸で何も着ていない小さな女の子。今回のプレゼントの対象はこの子たちのようです。

早速プレゼント開始。まずはその上半身裸の子に一番小さめの服をプレゼント。下の写真の右側の女の子です。

このレモン柄の服。うちの娘、そして私のお気に入りでした。小さくなって着れなくなってしまいましたがまだ十分に使えます。きっとこの子がずっとずっと来てくれるでしょう。

さて、この5人の女の子。皆が姉妹というわけではなく両親がいなくなった親戚の子たちも含めて一緒に住んでいるようです。子ども達だけでです。14歳のムーンちゃんがお母さん代わりということなのでしょうか・・・

詳しく話を聞いてみると、お父さんは出稼ぎで月に50ドルほど収入があるそう。ムーンちゃんには2歳上の16歳のお姉ちゃんがいて、こちらも出稼ぎしているのだそう。2人の収入がこのファミリーの主な収入源です。

ただ、それだけでは足りないので下の写真のような網かごを作って売っているのだそうです。1個3.5ドルで売れるそうなのですが、材料の調達が大変で休日に15キロ離れたところまで取りに行くそうです。

彼女の学費は別団体が奨学金で支援しているのだとか。家の前にボロボロの自転車が置いてありました。

「この子こそ、自転車が必要じゃないか?」とチャンディさんに聞いてみたら、その別団体が近々プレゼントするのだそうです。

厳しい環境・・・で、話はまだ終わりではありませんでした。いま一番の不安は夜だそうです。周辺に民家はありません。この娘たちの家がポツンとあるだけ。こうした家はギャングに狙われるのだそう。女の子を誘拐して都会に売り飛ばしてしまうのだとか。

「不安というか、なんというか・・・」

でも「夜はちゃんとカギをかけて寝るんだよ」としか言ってあげられません。

「誰か大人が一緒に住んであげれば・・・」とか「住む場所を何とかしてあげれば・・・」という思いが巡りますが、自分でできないことを好き勝手に言うのはとても残酷なことと何年も前にカンボジアで学びました。

「なんでこんなことになってるねん!」と強く思いますが、「私には何もできません。がんばって学校に通って自分で自分の人生を切り開いてください。」と応援するしかないのです。

奨学生を訪問

それで、毎年恒例となっている私が奨学金で支援しているリンナちゃん宅の訪問です。こちら私は話に夢中で自分で写真をまったく撮っていません。だから今は掲載できないんです。ごめんなさい。代わりに去年撮った写真でご勘弁。

こちらは2015年に初めてカンボジアに行ったときの写真。右から2人目がリンナちゃん。中学2年生でした。その隣はお兄さんで中学3年生です。

お兄さんは奨学金で中学校に通っていましたが、高校には行けずプノンペンで車の洗車の仕事をしていました。リンナちゃんは昨年中学3年生のときに何とか勉強を続けたいと願い、チャンディさんの支援を受けながら安田が高校に通う奨学金支援をしています。彼女は今高校1年生になります。二人とももちろんおばあちゃんの身長を大きく超えました。

さて去年訪問した際にはお兄さんはプノンペンで働いていたので不在。でも今年はお兄さんもいました。なんでかな~と思ってたら、なんかワクワクする話が聴けました。

といいますのも、こちらは4人兄弟で、この2人より上に姉が2人います。そう4人兄弟で男はこのお兄ちゃんだけです。そこで姉2人が、弟を中卒で働かせるよりも、2人で弟を支援して高校で学ばせようということになったそうです。だからお兄ちゃんも1年遅れで高校1年生になったわけです。

今はプノンペンの学校で、コンピューターと英語とハングル語を学んでいるのだそう。1部屋150ドルの部屋をなんと15人でシェアして、1ヶ月10ドルの家賃で済んでいるのだとか・・・しかし一部屋で15人とは・・・ジョンの出稼ぎ先の住まいのことを思い出しました。

カンボジアは男社会。高学歴の女性より、高学歴の男性の方がチャンスは多いのだとか。リンナちゃん一家はお兄ちゃんに投資するという一つの希望を持ったわけです。

さて、リンナちゃんの話をしますと楽しく高校に通えているそう。同じ中学校から進学した友達もいて楽しいんだとか。英語の授業も受けているということで話してみましたが、シャイなのかまだわからないのか意思疎通できず・・・だから・・・

「来年また来るから、それまで絶対英語一生懸命勉強してね!!今度は英語で話そうね!!!」と伝えてきました。

お二人の今の写真はシナさんから写真を受け取ったら掲載したいと思います。

NEAKTA HANGの自転車クラブにパーツを補給

さて、午前中にもう1か所のパーツ補給です。訪問したとき、ちょうどパンクの修理中でした。補給パーツは先に届いているので、そのパーツを使って早速修理しているのだとか。 

こちらは2年前の自転車プロジェクトが始まった年に設立された自転車クラブです。

このように2年間大いに使われた自転車たちが集まっています。プレートもボロボロで、字がもう読めません(^_^;)

そうそう、初年度はこのタイヤレバーを日本から持っていったのでした。カンボジアのタイヤレバーは先を潰してあるだけの鉄筋棒でスポークに引っ掛ける鍵部分がありません。なんで初年度だけかと言いましたら、次年度以降、自転車台数増加に伴い荷物が多すぎて一緒に持っていけなくなってしまったのです。

パンク修理も無事完了!!それでは補給セレモニーの開始です。

まずは補給パーツの確認。2年間使われた自転車ツールボックスに年季が入ってきました。ツールの撮影のあとはメッセージビデオの録画と全体撮影。こちらもすみません。データがいま手元にありません。

セレモニーを終えた後、学校の先生が自転車クラブの管理表を見せてくれました。この表の意味をチャンディさんに説明してもらって安田はとってもワクワク元気が出てきました。

この表の左には自転車ナンバーと”最初の”所有者の名前。最初の3行は青い字で何か書いてありますが、これは「高校進学」と書いてあります。この自転車でがんばって学校に通い続けめでたく高校進学を果たしたということです。もちろん高校はもっと遠いので引き続き自転車を使っているそう。そして赤い字は残念ながら途中退学した生徒のもの。通学には自転車が不要になってしまいました。

不要になった自転車は次に必要な人につないでほしいというのが自転車クラブの設立趣旨の1つ。そう、赤字の行の一番右にはメモが書いてありますが、それは新しい自転車オーナーの生徒さんの名前なのだとか。学校が自転車を管理し、不要になった子から新しい子へ自転車を受け渡しているとのことでした。

「すばらしい!!これこそ自転車クラブマネジメントだ!!」

と安田は歓喜の声をチャンディさんを通して学校の先生に伝えてもらいました。そして、この方法をコンポンチュナン州で共有して全学校でできるようにしてもらえないかとお願いしました。

来年の自転車セレモニーにはこの学校の先生に成功事例として話してもらえないかなぁとラインでQちゃんと話していました。

さて、集まってくれましたみんなとはここでさようなら。学校がしっかり管理してくれるから安心です。補給パーツも届いたのでどんどん修理して長く使ってくださいね!!

やぎぃ~りぃ~のわたぁ~しぃ~♪&お昼休憩

さて、お昼休憩。チャンディさんがおもしろいものを見せてくれました。さきほどの中学校はトンレサップ川の近くにあります。こちらの写真の対岸に見えているのは島。川の中に島があってそこに人がたくさん済んでいます。だからこんな交通手段が!!

小さな渡し船に子どもたちが自転車とおもに乗っています。向こうの対岸に渡してくれる船です。1年契約で15ドルなんだとか。時間が来て出発するも、遅れてきた子どものために引き返してくれる、とても余裕のあるゆったり船でした。乗ってみたいなぁ・・・

さて、お昼に入った食堂で、よく見かける赤いコーラ缶を見つけました。ただ上部には「コーヒー」の文字とコーヒー豆のイラストが。どうもコーヒー味のコーラのよう。コカコーラが作っているものです。トライしてみましたが、安田の口には・・・めちゃめちゃ合いました!!これは癖になるかも・・・日本に帰ったらコーヒーとコーラ混ぜて飲んでみよう!!!

で、お昼のメニューはこちらの卵焼きとかスープとか色々4品ほど。皆でシェアしながらおいしくいただきました!!

ANG SEREIの自転車クラブにパーツを補給

午後からは2校のパーツ補給です。まずはこちらのANG SEREI中学校。まずは早速補給されたパーツの撮影。

そして、ありがとうメッセージビデオの撮影。学校の先生が「みんな集まれ~!」と声をかけると来るわ来るわの大集合。もう間違いなく100人以上います。
※なんか、メッセージビデオの子どもの数に差がありますが、それはもう仕方がありませんので、自転車クラブ設立、補給にご協力いただきました皆さん、どうかご容赦くださいませ。

こちらも往年の自転車たちが、やはりカゴのない状態ですが大活躍していました。

ビデオ撮影終了後、こちらの先生も管理表を見せてくれました。こちらの写真は修理履歴台帳。どの子の自転車がどの修理パーツをいくつ使ったかを管理しています。これで交換パーツの在庫を管理しているのだとか!!

もちろん再び・・・

「すばらしい!!これこそ自転車クラブマネジメントだ!!」

と安田は歓喜の声をチャンディさんを通して学校の先生に伝えてもらいました。そして、この方法をコンポンチュナン州で共有して全学校でできるようにしてもらえないかと再度念を押してお願いしました。

そういえば、明日は昨年の活動エリアだったカンポット州でのパーツ補給です。こちらの学校のように自転車クラブの管理が行き届いているといいですねぇ。今から楽しみです。

HUN SEN KAMPONG TRALACH High Schoolの自転車クラブにパーツを補給

安田&チャンディさん、怒っています。

何がって・・・・ひどすぎる。何がって?はい。これから書きます。

今日の最後はHUN SEN KAMPONG TRALACH High School。そう、中学と高校の併設校です。現在の首相の名前がついている学校だけあって新校舎が建てられるなど比較的環境の良い学校でもあります。

こちらの学校に自転車クラブを設立したのは一昨年。ちなみにオーナーは安田自身です。(ほんま自分がオーナーで良かった。これが他の方だったら申し訳なくて・・・)

まず、何を怒っているのかというといくつかあります。その1つが自転車クラブのプレートが無い。これまでもプレートはしまってあって私達の訪問に合わせて出してくるところはあるにはありました。ただ、ここの学校はプレートを無くしてしまったとのことです。しかもあげくには「そんなのもらってない」とまで言い出します。

「なんやとーこらーーー!!!!」と声を荒げるほど安田は子どもではありません。淡々とノートパソコンを広げ、2年前のデータを確認し、そのときに撮影した自転車クラブの様子とプレートが飾られている写真を最高の笑顔とともに提示いたしました。

でも無くしてしまったのは仕方がありません。しかも子ども達には全く罪がない。先生が悪い。先生のせいだから、子ども達は悪くない。だから気を取り直して補給パーツの撮影。

そして集まった自転車たち。

最後にお礼メッセージのビデオ撮影をしました。

「そんなん、プレートないぐらいで怒らんでも・・・」という声が聞こえてきそうです。そう、そんなのは安田がちょっと不機嫌になるぐらいで済みますし、チャンディさんも申し訳ないと代わりに誤ってくれるぐらいだし、そんなに大問題ではないのです。でもこのあと、チャンディさんも怒り出します。

それは補給パーツの確認のため自転車クラブの部屋に移動したときです。きれいに保管された自転車工具とまだまたたくさん在庫のある自転車パーツが2年前とほぼ同じ状態で残っています。なんでこんなにきれいなんやろう?そもそもこんなに残ってるのおかしいやん。それやったら、今回の補給いらんやん。

チャンディさんが先生や子ども達に尋ねてくれました。それは新しいマンモス校にありがちなのかもしれません。校長先生や他の教員と生徒との距離がものすごくあるのだとか。だから子ども達は「修理したい」って言い出せないというのが一番大きな理由のようでした。この答えを聞いてチャンディさんも怒りだすわけです。

補給パーツはもう一度教育委員会や他の学校と相談して、支給先を考えるのだそうです。でもすべての自転車クラブに今回は補給しているので、どの学校も今は十分。だから分配するか、必要になった時に支給するかするそうです。

だから、お礼のビデオは撮りなおせないので、先の「ありがとうビデオ」はそのまま使ってほしいとのチャンディさんからのお願い。なんだかやるせない気持ちでいっぱいですが、仕方ありません。何度も言いますが、子ども達はまったく悪くない。学校が悪い。もちろん、この学校では先の2校のようなマネジメントはまったくできていませんでした。

これで終わりなのですが、終わりじゃない・・・

さて、一応これですべての行程は終わり。プノンペンへ帰ります。ホテルではなくてEDF-Cambodiaのオフィスへ。

「なんで?」

そう。行方不明になった自転車プレート1枚がどうしても見つかりませんでした。だからオフィス機器をお借りして予備プレートを使って作り直そうということになりました。

こちらがオフィス。先週も訪れました。シナさんに「Wifiのパスワード教えて。なるべく厚い紙をプリンタへセットして。あと文具いくつか借ります。」とお願いして作業開始。

Wifiの設定して、こちらのプリンタ(HPでした)のドライバを入手してインストール。スムーズに設定も済み、自転車プレートデータを印刷します。それを予備で持参したプレートに文字データ部分だけをハサミで切って貼り付けます。もちろんラミネートなどはありませんので強度に心配がありますが、今の状態でできることはこれで手一杯でした。

さて、作業終了後、チャンディさんが夕食に誘ってくれました。行程にも本当は入っていたのですが、残念ながらお断りさせていただきました。

「なんで?」

体調不良です。帰りの車に酔ったのと、3時ぐらいからゲップがよく出るし、お腹もゆるい・・・今日のブログの冒頭でも書きました通り、吹き出物の続きのいつもの症状が出てきました。こんなときは何も食べずに寝るに限ります。

その旨をチャンディさんにお伝えして明日の集合時間を確認しホテルまで送ってもらいました。それがちょうど17時頃。明日合流する予定の友人とも連絡が取れたし・・・あとは寝よう!!!

と思うんだけど、ブログ書かなきゃ・・・あと講演の練習・確認も・・・というわけで、ブログを書きだし今は20時。あらま。動画ないのに3時間もかかってるやん(^_^;)

今日のブログはこれでおしまいです。今から講演の練習して風呂入って寝ます。

明日は自転車プロジェクト最終日。カンポット州にて残りの自転車の寄贈とパーツの補給です。明日もがんばります!!!


7日目(12月12日):Qちゃんとお別れ!安田号2018も!

こんにちは。自転車プロジェクトの安田です。2日前の熱中症も回復しようやく本調子に戻って参りました。ご心配をおかけしてすみません。

さて、今日は自転車プロジェクト本番の2日目。今日の行程は以下の通りです。

  1. 朝食
  2. KBAL TOEK中学校に自転車クラブを設立
  3. 家庭訪問(1)
  4. 家庭訪問(2)
  5. 家庭訪問(3)
  6. お昼休憩
  7. APIVOAD中学校に自転車クラブを設立
  8. TEUK HAUT中学校の自転車クラブにパーツを補給
  9. CHEA SIM KAMPONG TRALACH中学校の自転車クラブにパーツを補給

それでははりきって参りましょう!!

朝食・・・その前に

まずは全員集合して朝食に。その前に90kmの自転車旅を共にした安田号2018を車に積もうとチャンディさんに話しかけたところ、「いや、もうプレゼントする予定の中学生がここに来てるよ」と一言。

「えっ?もしかして1時間ほど前からここのベンチに座ってたこの子?」

早く言ってくれれば色々指さし会話帳で話したりできたのに・・・まぁ仕方がありません。というわけで急きょ自転車寄贈の記念撮影です!

大事に乗ってください。こいつ本当によく走るいいチャリンコなんだよ~!!

チャンディさんに聞いてみると、ここから自宅までは18キロ離れているのだとか。自転車で飛ばして1時間ほどの距離です。これからそのまま学校に行くのだそう。いっぱい勉強してね!!!

というミニ寄贈式を終え安田号2018と涙のお別れをしたあとは朝食です。どこのお店に行くのかなぁと思っていたら、昨日Qちゃんと2次会をしたお店の隣です。

こちらが2次会をしたお店「Garden Restaurant」ゲストハウスも兼ねており、欧米系旅行者で賑わうお店です。

そしてこちらのその隣。正直Qちゃんとどっちにしようか迷ったんです。「PARIS」だし、口コミもこっちの方がいいし・・・でも夜のぞいたらお客さんいなかったんですよねぇ・・・「またの機会にしよう(そんな機会はあるのか?)」ということで先のお店を選んでいたので、朝食でここのレストランに連れてきてもらってQちゃんとニンマリしていました。

で、中に入っているとどうもパリ系ではなく中国系。でも朝ごはんは日常的なカンボジアの朝ごはんメニューでした。私が頼んだのは豚肉の入ったにゅう緬です。あっさり味でとってもおいしかったです!!

KBAL TOEK中学校に自転車クラブを設立

朝食を済ませ、2018年度4つ目の自転車クラブを設立するためにKBAL TOEK中学校へ。訪問してみるとちょうど授業中でした。

みんな何を勉強しているのかな・・と見ていたらどうも英語の授業みたいです。というわけで授業に飛び入り参加させていただきました(^^)

「誰か一緒に英語でお話ししませんか?」と尋ねてみるとすぐに手を挙げたこちらの女の子。さっそく英語でレッツコミュニケーション!!教科書をちらっと見ると中学1年か2年生ぐらいの内容だったので、名前、出身、年齢や好きな教科を尋ねたり答えたりの簡単なやりとりでした。

「英語を勉強すると、日本からきたこんなオッサンとも話ができるんや・・・」と他の子ども達の刺激になってくれるとうれしいですね!!

さて、授業の見学も終わり自転車クラブ設立時の名物、修理大会のスタートです。ブレーキが全部ごっそりなくなっている自転車やタイヤを交換しなければならない自転車など何台か持ってきてもらって皆で修理しました。

私も修理のお手伝い。こうやって軍手で指を差し込むと安全だし作業が速いんだよ~!

で、安田の悪いクセ。ちょっと修理を手伝ったあとは、また指さし会話帳でおしゃべりタイム。この本を持って「くにょむちょんぐりあんぴあさーくまえ(私はクメール語が勉強したい)」と言うとみんな興味を持ってくれます。名前や出身について自己紹介や質問の仕方を習いました(^^)

サボってばかりだと怒られるので修理に復帰。こちらは前輪のブレーキを直しているところです。ブレーキ効かないと危ないもんね。みんな安全運転してね!!

最後にみんなでありがとうメッセージのビデオ撮影をして終了です!!

家庭訪問(1)ソカー君(仮名)

自転車クラブ設立のあとは3件の家庭訪問です。まず最初はソカー君。中学1年生です。ちなみにカンボジアの学年歴は10月から。だから中学生になってまだ2カ月ということになります。

こちらのソカー君一家は11人家族。ご両親、おばあちゃん、そして8人の子ども達です。ソカー君はその長男坊です。ソカー君を含め計6人が学校に通っているとのこと。生活費に加えて教育費も結構かかりそうです。

小さな田んぼを借りて稲作をしていますが家族が食べる5カ月分ぐらいしか取れないのだそうです。お父さんはヤシ農場で働いているのだそうで、収入は1週間で25ドル。月に100ドルほどです。

なんせ大家族なので収入が全然足りません。まずは住むところが必要とのことでチャリティで離れの小さな小屋を建ててもらったそう。でも日中は暑くて中にいられないのだそうな。

これまでは自転車がなかったので片道2時間かけて徒歩で通学していたそうです。自転車がもらえたので通学時間は1時間もかかりません。空いた時間を勉強や弟妹たちのお世話で両親を助けてあげて下さい!!

そんなソカー君の得意科目は国語(クメール語)で、将来はクメール語の教師になりたいのだそうです!!がんばれソカー君!!

家庭訪問(2)ブンちゃん(仮名)

2軒目のお宅はブンちゃんのご家庭です。ブンちゃんは3姉妹のまんなか。13歳で中学1年生です。1つ上のお姉さんと小学5年生の妹がいます。お父さんは6年前に48歳の若さで病気で亡くなったそうです。

一家の大黒柱がいないのでブンちゃんも放課後や休日はアルバイト。今の時期はちょうど稲の刈り取りの時期。休日に一生懸命手伝うと2ドル~2.5ドルもらえるのだとか。もちろん放課後などは時間も短く少なめです。収穫時期以外は敷地内のバナナを売ったりしているのだとか。

そんな環境でがんばるブンちゃんはクラスで10番以内(44人クラス)に入るほど成績がいいのだとか。得意科目はクメール語で将来はやっぱり先生になりたいのだそうです。

自転車がこれまでありませんでしたので、友達が運転するバイクにガソリン代を払って乗せてもらっていたのだそう。毎日お願いしたいといけないし、都合が合わないときもあるのだそう。学校からここに来るまでの道はほぼ一本道なのですが15キロほど離れています。もちろん街灯なんかはありません。15キロ、しだいに暗くなってくる道をひたすら歩いて帰るというのは様々な危険が及びます。自転車で通えるようになると早く安全に帰れます。あいた時間はまたアルバイトにあてるのでしょうか。お母さんと3姉妹で仲良く暮らしてくださいね!!

そんなブンちゃんとの記念写真がどうして自転車じゃないかといいますと、昨日のセレモニーの会場からはかなり離れているので同じ中学生の子らはみなトラックに自転車を載せて帰ったそう。でも載せ方が悪かったみたいで自転車屋さんにお願いして修理してもらっているのだとか(^_^;) 早く直るといいね!!

ちなみに渡しているのは家庭訪問のお礼です。中身はお米とナンプラーがメインです。

家庭訪問(3)リーアちゃん(仮名)

2軒目のブンちゃんと仲良し同級生のリーアちゃん。おうちもすぐ近くです。

リーアちゃんは中学1年生で14歳。4姉妹の3番目です。一番上のお姉さんは18歳。小学校を卒業してすぐプノンペンに出て働いています。月に1度50ドルから100ドルを送ってくれるのだそうです。2番目は16歳のお兄ちゃん。こちらも小学校を出て働きだし今は農業のプラントで働いているのだそうです。一番下は妹で今小学4年生だそうです。

そんなリーアちゃんのご両親は9年前に離婚してお父さんがいません。養育費はもちろん、一切面倒をみようとしないのだとか。こんなパターン、カンボジアにはとてもたくさんあり、貧困に苦しむ家庭と大黒柱の不在は密接に関係しています。

リーアちゃんは成績は44人中20番目なんだとか。真ん中ぐらいですね。地理学が好きで、将来は地理の先生になりたいのだそうです。

※以前のブログでも紹介していますが、将来の希望の職業を聞くと半分以上が先生。残りがお医者さん、看護師さんと続きます。農業でがんばっても収入が増えないので農家になりたいと答える人は一人もいません。チャンディさんいわく、彼等が普段の生活で触れる大人の職業は個人商店以外では先生、お医者さん、看護師さんなのだそうです。

お昼休憩

さて、3件の家庭訪問を終え、お昼タイムです。

お昼のメニューはこちらの3品。パパイヤサラダとレンコン・豚肉の煮物、魚の干物と空芯菜のスープです。どちらもとってもおいしかったです(^^)

APIVOAD中学校に自転車クラブを設立

さて、お腹も満たされたことですし、今年度最後の自転車クラブの設立へAPIVOAD中学校に向かいました。到着は12時30分ごろ。午後の講義は1時から始まるということで待っていてくれた先生とおしゃべりタイム。

しかし・・・1時になっても誰も来ません・・・

チャンディさんが怒っています・・・

どうも今日の午後は休校なのだそうで・・・チャンディさんは昨日のセレモニーのときにも再度今日の訪問のことを伝えていて、休校のことなどは全く聞いていないとのことでした。

というわけで先生に昨日のセレモニーで自転車を寄贈した子ども達に連絡してもらい学校まで戻ってきてもらうことにしました。待つこと20分・・30分・・40分。次第に子どもたちが集まってきます。ごめんね。君たちはまったく悪くないんだよ。わざわざ戻ってきてくれてありがとう。

というわけで集まった面々でセルフィー!!

で、お礼のメッセージビデオの撮影をして完了。結局こちらの中学校では修理大会ができませんでした。残念!!

これで今年の自転車クラブの全5カ所の設立が完了しました!!最後はちょっと肩すかし気味でしたが、とにかく無事に終わって良かったです。そして次の行程は既存自転車クラブへの補給パーツの支給です。今日の残り、明日、明後日と計9か所をまわります!!

TEUK HAUT中学校の自転車クラブにパーツを補給

パーツの補給の1か所目は一昨年の自転車クラブNo1でした。

こんな感じで自転車クラブのプレートと今年の補給パーツプレートが並びます。なんだかとっても壮観!!!これって毎年増えていくと壁一面を埋め尽くしていくのかな・・・と思ったり。

こちらがパーツ補給された自転車クラブの工具セット。このオレンジの箱は2年前の設立時のものです。当時お渡ししたマニュアルなども中にきちんと保管されていました!

そして、ありがとうメッセージビデオの録画をして無事完了です!!

ところで・・・

ところで・・・昨日からご心配をおかけしております、行方不明の自転車プレート2枚ですが、なんとこの中学校にありました!!しかも「余り」としてではなく自転車に取り付けられた状態で。

「なんで?」と頭のなかがグルグル。

とすると昨日のセレモニーでは自転車が105台ではなく106台あったってこと?そして、この子は写真を撮らずに帰ったってことかな???

と謎は深まるばかりなのですが、とにかく見つかったのでその場で写真撮影。行方不明プレートはあと1枚。なんとか見つかりますように!!

CHEA SIM KAMPONG TRALACH中学校の自転車クラブにパーツを補給

本当は1つ前の中学校で今日の行程は終わりのはずだったのですが、少し時間が余っていましたので明日の1校目を訪問してしまうことになりました。

こちらの学校は昨年に自転車クラブが設立された中学校です。ユニオン環境の辻野さん、ありがとうございました!!

こちらには昨年プレゼントされた自転車の持ち主の生徒さんたちも表れて結構にぎやかな感じに(^^)

最後は補給されたパーツ部品を前にして全員でメッセージビデオの録画と記念撮影をして終わりました!!

これで今日の行程は終わり。そしてプノンペンに戻ってまいりました。

さようなら、Qちゃん!!

プノンペンに戻ってきましたが、Qちゃんはそのままカンボジアを去ります。飛行機までの時間がまだあったのでプノンペンでジョンを誘って飲もうということになりました。ジョンに電話すると「いま、実家に帰ってるんだ。明日の夕方戻るよ!!!」という返事・・・仕方がないので2人で懇親会。

私と同じくビールをこよなく愛するQちゃん。迷わず「ハッピーアワー」のお店へ。こちらのお店で2時間ほど語らいました。10日からの計3日間のカンボジアでの体験、Qちゃんは本当に喜んでくれました。

そして色々な意見・考えも教えてくれました。ずっと話にのぼっていたのはパーツ補給のこと。このまま自転車クラブの設立を続けるとパーツ補給が必要な箇所はどんどんうなぎ上りに。今回は9か所でしたが、新たに設立された自転車クラブの5カ所と合せると来年は14カ所となります。その翌年は19カ所。1か所5万円計算ですとそれだけで100万円近くになります。安田は気が付いているのですが解決策を出すのを後回しにしていたのです。そこをしっかり考えないといけないことを指摘してくれました。そして解決策のアイデアも添えて。日本に帰ってゆっくり考えたいと思います。もちろんQちゃんや他の皆さんからの意見も集めながら。今回のお礼のレターのなかに「どうしたらいいと思う?アンケート」を同封しようかと思案中です。

そして何より熱中症の安田を救ってくれたのもQちゃん。合流したら夜は一緒に誕生日祝いで飲もうなと約束していたのにへばってた安田のせいで全然盛り上がれませんでした。でもそんな出来事の方がずっと心に残る思い出・記憶になるような気もしています。

Qちゃん、ありがとうね。

そういえば、今朝、「なんでQちゃんなん?」とQちゃんに聴かれました。それはイニシャルなんかにするとばれるかもしれないし、読んでる人も誰だろう?って考えてしまう時間がもったいないので日本人のイニシャルではありえないアルファベットにしたのでした。ちなみにPちゃんとの2択で悩んだんですけど・・・
写真もQちゃんが写りこんでるものはすべて外しましたので、Qちゃんご安心を(^^)

さて、本日のブログもここいらで終わりです。最後まで読んでくださってありがとうございました。

また明日もがんばります!!!

 


6日目(12月11日):いよいよスタート自転車プロジェクト!!

みなさん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。昨日まで5日間にわたり、番外編のような旅の様子をお伝えして参りましたが、今日からが本番です。

今日の予定は以下の通りです。

  1. CHONG MONG中学校にてセレモニー
  2. CHONG MONG中学校に自転車クラブを設立
  3. TOUL KHPOS中学校に自転車クラブを設立
  4. KAOH KANDAL中学校に自転車クラブを設立

でははりきって報告して参ります!!

CHONG MONG中学校にてセレモニー

セレモニーが開かれるCHONG MONG中学校はコンポンチュナン中心地から40分ほど離れたところにありました。道中はこんな景色です。

釣りをしている若者もたくさんいます。どんな魚が釣れるのかなぁ・・・

で、いよいよ到着。まずは校長先生がお出迎えしてくださいました。

そして、9校のそれぞれの校長先生も勢揃い。

で、いつものクロマーをかけてもらう儀式。いつもの通り照れますねぇ。先生、メガネかけたんですねぇ。毎年オッサンにクロマー掛ける係をしてくださって本当にありがとうございます。先生にまたお会いできてほんまにうれしいです。

こちらが校門からの景色。生徒一同並んでくれて、とても壮観です。ずーっと先まで生徒の列が続いています。

で、こちらがその真ん中を通る安田とご協力者の方々。私は「チェリムアップスオ」と「スオスダイ」(両方とも『こんにちは』の意味)をひたすら繰り返します。(これしか知らないので他に言えないのですが・・・)

そしてセレモニーの会場に到着。こちらに並ぶ自転車は105台。新たに設置される自転車クラブの5カ所分の工具・消耗品も並んでいました。

セレモニーの開始前に各自の自転車にパンク修理キットなどを配布していきます。

そして次は一番大切な自転車プレート。ワイヤーとセットで各自の自転車に取り付けてもらいました。

いよいよ準備完了。皆さん席についてセレモニースタートです。

開始前の静けさのもとずらーっと並ぶ自転車。こちらも壮観ですねぇ!!!

いよいよセレモニー開始です。最初は全員起立しての国歌斉唱。

そして、ななななんと、子どもたちが伝統舞踊を披露してくれました。自転車プロジェクト3年目にして初めて!!!とってもうれしい!!!こうした文化に触れるのって本当に素敵です。そして踊ってくれるのが子ども達というのもすごく楽しい!!

そして踊りの披露は1つではありませんでした。次はココナッツダンス。男女がペアになってお互いの持つココナツを合せて打ち鳴らします。こうした踊りを見ると、小学生か中学生の頃の林間学校を思い出してしまいます。きっとこのペアのうち1組ぐらいは相手を意識していてココナツをぶつけるたびに胸もドキドキしていることでしょう・・・って完全にオッサンの見方ですみません。いやいやでもでも手前右下の黄色い上着の女の子ととペアの男の子は終始目を合わして笑顔で楽しそうでした!これでは、男の子の方は完全に惚れてしまいます・・・女の子の方はその気はないかもしれませんが・・・

そして次は漁師の踊り。こちらも男女ペアで獲った魚を取り合ったりじゃれ合ったりと楽しそうなダンスでした。こういうのを見ているとちょっと涙腺が緩みます。「楽しそうだなぁ」とか「学校でいっぱい練習するのかなぁ」とか「踊り始めるまで緊張したのかなぁ」とか「後ろでスマホで一生懸命撮影しているのはお父さんお母さんかなぁ」とか。本当にいいものを見せてもらいました。

で、やっぱり動画でお見せしたいなぁと思いまして・・・トータルで25分ほどあるのですが、ゆっくりご覧ください。「この子は絶対惚れてるな」的な見方ももちろんOKです(^^)

 

 

そして、踊りを披露してくれた子ども達と最後に記念撮影。

セレモニーは続きます。次はチャンディさんの挨拶。当たり前なのですが安田には全く理解できません。でもときおりうなずいてわかっているフリだけしています。

そして地区の教育長のお話。ここから一人一人の話がかな~り長くなっていきます。この人、何分ぐらいしゃべっていたでしょうねぇ・・・

子ども達はこんな感じでダレダレです。後ろの売店でアイス買って食べている子どもがいたぐらいです。でも先生も怒らないので普通なのでしょうね(^_^;) すごく暑かったのでそのアイス一口欲しかった・・・

その次は生徒さんの代表によるお礼の言葉。こちらのアングルからはよく撮れていますね。さすがスナさん。私の方からはマイクの位置が気になってちょくちょく調整しにくる先生の背中しか見えませんでした(^_^;)

こちらも動画を用意しておりますのでどうぞ。

そして、安田スピーチです。今朝早起きして作った原稿。片手に読みながらですが気持ちをこめて一生懸命しゃべりました。チャンディさんが通訳してくれました。

スピーチの内容はだいたい次の通りです。

こんにちは。日本からきました安田勝也といいます。
今日は皆さんに会えて本当にうれしいです。

今日のこの日のために一年間準備してきました。
私がカンボジアに初めてきたのは3年前です。そのときも農村地域の学校や家庭を訪問しました。そして通学に自転車が必要だと痛感したのです。日本には使われなくなった中古自転車がたくさんあります。修理すればまだまだ乗れるものばかりです。

皆さんはきっと親の仕事の手伝いや弟・妹のお世話などで忙しいでしょう。でもこの自転車があれば通学の時間を短縮できるし、安全に家に帰ることができます。

今回ここでは105台の自転車をプレゼントすることができます。トータルでは156台です。私は日本のたくさんの友達に協力をお願いしてきました。そして148人もの人たちが協力してくれたのです。

今回はこのセレモニーの様子をビデオに撮っています。日本に帰ったら見せたいので、皆さん、この148人もの仲間たちに拍手で感謝の意を伝えて下さい。

そして自転車に加えて、5カ所の自転車クラブが設立されます。これまで設立してきた9か所の自転車クラブにも交換部品を持ってきました。この自転車クラブには修理工具や交換パーツがたくさんあります。お互いに助け合って自分達の自転車を修理しながら、可能な限り長く自転車を使ってください。また自転車修理を覚えたら、自分で自転車屋さんが開けるかもしれませんよ!?

2日前になりますが、私はここへ自転車で来るためにプノンペンを出発しました。全部で90kmです。国道5号線をひたすら北上しました。ペダルを1歩1歩こぎながら。ペダルを1回まわしても自転車は少ししか進みません。でもまわし続けると90kmも進むことができるのです。
これは勉強と似ています。今日1日がんばったとしてもあまり変わりません。でも毎日それを続けると大きくかわります。皆さん一人一人の未来が開けてくるのです。
自転車は1時間で15キロ進みます。プノンペンまで90キロだから6時間です。プノンペンは世界とつながっています。この自転車がみんなを世界につなげるのです。

そのことを伝えたくって、2日間、一生懸命がんばりました。

最後になりますが、がんばって学校に通いつづけて下さい。そして一生懸命勉強して、たくさんの友達を作って、学校生活を楽しんでください。それが将来ぜったいに皆さんの助けになります。
日本にはあなたたちを応援している148名の人たちがいることを忘れないでください。
最後まで聞いてくれてありがとうございました!!

そして、スピーチの内容にもあります通り、お礼の拍手のシーンがありましたので、たどたどしい英語ははずかしいのですが動画でお伝えいたします(^_^;)

 

スピーチが終わりましたら、私が持ってきたアイテムの説明。まずは大事な自転車プレート。「外さないでね!」と強調しておきました。

そして自転車マニュアル。日本語・英語・クメール語のトリリンガルな自慢のマニュアルです。

ちなみに自転車プレートは印刷して、ラミネートして、四隅に穴開けて、穴の強化のためにハトメ処理をし、マニュアルは合計160部印刷してホッチキスで留めてあります。これらの作業をすべてうちの事務員さん(といいますか、うちの奥さま)ががんばってくれました。ここでこっそりお礼を申し上げます。お疲れ様。どうもありがとう!!

次は軍手です。いつも自転車プロジェクトを応援してくれる泉州作手紡績の出口さんが子ども用の軍手を無償で提供してくれました。でぐっちゃん、ありがとう!!

そして小さくてよく見えませんが、私の名刺。全員に配りました。いつか自分のスマホ持つようになったらメールかFacebookで連絡頂戴と伝えています。いつかメッセージが届くのが安田の細やかな楽しみなんです。

さて、スピーチもいよいよ終盤。校長先生のお話です。こちらも教育長に負けないぐらいのロングスピーチ。皆さん、喋るの好きですねぇ。熱い思いが言葉としてどんどんあふれてくるんでしょうねぇ。

そしてセレモニーの最後は記念撮影。こちらは自転車を入れての撮影。

そして 全員集合の記念撮影。たくさんの子ども達に囲まれてとっても幸せな気分でした。この1年間、がんばってきて本当に良かったと思える瞬間です。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

最後はピースサインで締めくくり(^^)

セレモニーが終わりましたら次は一人一人の写真撮影です。105人の生徒さんたち全員の写真を撮りました。これらの写真がご協力者の皆さんの手元に届きます。どうかお楽しみに!!!

それで実は・・・写真撮影している間ずっと懸念していることがあったのですが・・・105台の自転車に対してもっと多くのプレートが出ている・・・どこかで余ってるのかなぁ・・・

このプレート、撮影中にある生徒の自転車のカゴに入っているのを発見しました。マニュアル等とごちゃごちゃになっていて気が付いていないようです。何とか回収を試みましたが、最後に集計すると3枚足りません・・・

各中学校の校長先生を経由して、無くなったナンバーをお伝えし回収を依頼しました。見つかるといいなぁ・・・見つからなければ予備のプレートがあるのですが印字等を再度しなければなりません・・・

そんな不安を残してセレモニーは終了したのでした。

CHONG MONG中学校に自転車クラブを設立

セレモニー終了後は一息ついて同じ中学校にて自転車クラブの設立です。こちらでは学校の先生が一生懸命修理の仕方を教えて下さいました。

安田も微力ながらお手伝い。例年でしたら、この場面で「おれ、自転車屋の息子!」的な生徒さんが出てくるのですがこの学校にはいないようです。先生、あとは任せました!!!

そして締めくくりは「ありがとうメッセージビデオ」の撮影です。クメール語、英語、日本語の3つのパターンをビデオに撮影して終了です。自転車クラブにご協力いただいた方々には修理をしている様子、ありがとうメッセージのビデオをともにお届けいたします!!

お昼休憩・・・

ここでお昼です。カンボジアのお昼はオカズを数品注文して、ご飯は食べ放題なスタイル。今回のおかずはこちら。わかめスープ、魚と空芯菜の煮物、人参と牛筋の煮込みです。

そしてデザートはタピオカ。常温でかなり甘い味付け。でも甘党・辛党両方の安田はおいしくいただきました(^^)

TOUL KHPOS中学校に自転車クラブを設立

お昼ごはんのあとは再び自転車クラブの設立に向かいます。こちらの学校は最近建て替えられたようでなんと鉄筋3階建!!!こんな立派な学校は始めてみました。なんでも高校と併設されているようです。

そしてまずは修理大会開始!!!みんなが各々必要な工具とパーツを取り出して修理していきます。右側の丸い背中は安田です・・・

安田は後輪のブレーキ修理に悪戦苦闘中。ブレーキワイヤーを引っ張るためにペンチが必要・・・と思って探したら無いやん・・・チャンディさんいわく、子どもの一人がペンチを持っていってしまったとか・・・おいおい、ちゃんと返してや!!!

で、メッセージビデオを撮るためにいったん工具備品を部屋に運び入れます。ちょっとした間に例の指さし会話帳でレッツコミュニケーション!!!名前、年齢、好きな教科はなんとか質問できるようになりました(^^)

最後は記念撮影。なんか修理していた時よりかなり人数減ったみたい。少しさびしいですけど、まぁ仕方がありません。しっかりビデオに収めました!!

KAOH KANDAL中学校に自転車クラブを設立

本日最後の行程は3つ目の自転車クラブ設立。こちらはこれまでよく見た校舎の中学校。なんだかこっちの方が落ち着いてしまう身勝手な安田です。

さっそく、修理大会開始しました。生徒さんたちが2台ほど修理したい自転車を用意してくれていたので修理開始。それにしてもいつも思うのですが、この自転車、日本にあったら完全に廃棄ですよね。ちなみにこの自転車も日本製。防犯登録のオレンジシールが貼ってありましたが経年劣化でしょうか。字はかすれてみえません。所有者が自分で書いた名前もありました。何十年か後にでもカンボジアで現役で活躍しているとは思いもよらないでしょう。この自転車君はある意味幸せかもしれません。

安田ももう一台の修理をお手伝い。前輪のブレーキ、ブレーキワイヤーの取り付けです。こちらの自転車はさらに年季が入っていますねぇ(^_^;)

最後に記念撮影!!近くで遊んでいた子ども達も呼び寄せてみんなで お礼のメッセージビデオを作りました!!

行程は終わったものの・・・

これで今日の行程は終わり。メインのセレモニーが終わってひと段落しました。今週金曜日にカンポット州で残りの自転車を寄贈するセレモニーがあるのですが、まぁなんとかいけそうです。

それよりも自転車プレート。あと2枚、何とか探し出さないといけません。どうなることやら・・・明日も今日の自転車プレゼントの子どもたちが通う中学校に自転車クラブを設立しに行くのでそのときに見つかってくれることを祈ります!!

で、夕食(今日のエピローグ?)

いったんホテルに戻って集合時間を決めていったんチャンディさん一行とはわかれました。その間の2時間、ブログを書いたり動画を編集したり・・・あっと言う間に時間は過ぎ、みんなで夕食に出かけました。

地元の料理をたしなみ、ビールを飲んで・・・どうやら昨日の熱中症は回復したようで何よりです。そしてQちゃんはカンボジア料理が口にあったようで本当に良かったです。

そのあとQちゃんと2人で二次会。Qちゃんは来年もまた来てくれるんだとか。このプロジェクトの運営にも色々なアドバイスをくれました。今まで好き放題思うがままにやってきました。自転車クラブへパーツを補給するボリュームが年々拡大していきます。ここをどうするか、安田は目をつぶっていたのですがちゃんと考えていかないといけませんね。色々な知恵を貸してくれるので本当に助かります。

というわけでホテルに戻っていま10時ごろ。ブログの続きも書き終わったのでボチボチ寝ます。明日は自転車クラブの設立と既存クラブへのパーツ補給です。

明日も元気にがんばります!!(^^)


5日目(12月10日):Qちゃん、現る!!グロッキー安田の救世主

こんにちは。自転車プロジェクトの安田です。今日は5日目。実は安田の誕生日だったりします!こないだのブログで、「安田47歳!」と書いていたのですが、読者のお一人に「あんたは46歳やで!」と言われました(^_^;) で、今日晴れて47歳になったわけです。

で47歳になった日はとっても思い出深いアクシデントの日となりました。それではお伝えして参ります。

暑くなりそうだから早めに出発

結局閉めきった部屋で扇風機だけということになりあまり眠れませんでした。寝不足のまま結局5時に起き出し、準備をして6時に出発です。昨日は日中本当に暑かったし、2日目は55キロと昨日より少し長いしお昼までに着けるといいなぁという計画です。

空はこんな感じ。あまり暗いと車と衝突しそうで危ないですがこんなけ明るければ大丈夫。

安田号2018!今日も宜しくお願いします。そして乗るのは今日が最後。明日以降、どこかの中学生がもらってくれる予定になっています。最後、一緒に走りきろうね!!!

スタートしてすぐの様子。あたまにクロマーがないのでとっても快適・・・と、思うでしょ。実はこのマスク、出発時に関空でしていたものと同じ・・・そろそろ限界・・・汗臭いし・・・露店に売ってるのですが・・・まぁこいつも相棒ですから・・・

走っていてもどうも調子が出ません。今考えればすでに今日の出来事を暗示しているのかも。道路沿いの食堂で朝ごはんを食べることにしました。

注文は指さし会話帳で。「ばーいさいっもあん」(鳥ごはん)を注文しました。出てきたのがこれ。

とってもおいしそうでしょ・・・って安田は朝はガッツリ丼ばっかり食べていますね。これで6000リエル。1.5ドルです。

さて、日も登ってきて温度は急上昇。景色は開けて気持ちがいいのですが、とにかく暑い。

最初の休憩です。だいたい休憩する場所は「外から冷蔵庫でジュースが冷やされているのが見えるお店」です。こちらもそうでした。

こんな感じのノンビリした感じのお店です。

めっちゃ暑くなってきた!!そして体調急変!!!

日が昇ってきました!!!もうクロマー無しでは頭が焼けてしまいます(^_^;)

というわけで、クロマー装着。暑い~

三人乗りバイクとのツーショット・・・暑い・・・そういえばカンボジアはバイクのヘルメット着用が年々厳しくなっていて、都心部ではほとんどみんな装着。こうした農村部エリアでもみんな着用していました。   

で、再び休憩。ヤシの実ジュースとお水を購入。写真を撮ると店員さんが照れて笑ってくれました。

こちらがジュースとお水。お水は携帯用。ジュースを飲みほして出発・・・そこから体調急降下・・・・

まったく力がでない・・・地図アプリで確認したらあと15キロぐらいのところまで来ています。でも休憩・・・道端で座り込んでしまいました。「熱中症?寝不足?さっき買ったお水?」原因はわかりませんが、なんだか吐き気までしてきます。大ピンチでした。

いよいよコンポンチュナン市に突入の看板。ここからまだ少しあります。ヒーコラヒーコラ、吐き気を我慢しての自転車旅は本当にしんどかったです・・・どこかで涼まないと・・・

で、道中にToday’s Coffeeチェーンのお店を発見!!ここで涼むことにしました。コーヒーは単に一番安いメニューを頼んだだけで一滴も飲めません。

しばらく涼んでたら回復するかなぁ・・・・と思ってたら込み上げてくるものが・・・大事なものが入ってるバックパックを片手にトイレにダッシュ・・・なんや朝食から全く消化してへんやん・・・
※お店の人、ごめんなさい。オゲゲの声、お店に響いてたと思います・・・

ちなみに写真中央に写っている一人で来ている男性。どうも有名人みたいで、お店に入るや否や店員さんが黄色い声を発して写真撮ってもらっていました。コンポンチュナンの有名人にも「オゲゲ」聞かれてしまったなぁ・・・案外、今日のテレビかなんかに出てて「コーヒー飲んでたらさぁ・・・」って話してるかも。

で、再び席について・・・またくるかなぁ・・・大丈夫かなぁ・・・・・・・またきたぁーーーー!!!とバックパック片手にトイレに突進。ほんまごめんなさい。・・・ってトイレ誰か入ってるやん・・・我慢・・・我慢・・・・我慢・・・・・あっ空いた!!!滑り込みセーフ!!!!

どうも回復しそうにないのでがんばってホテルまで行って眠ることにしました。地図アプリで調べてみたら1キロ弱。自転車だったら何とかたどりつけそうです。

で、こちらがホテル。受付のお姉さんに「めっちゃ体調わるいねん。チェックアウトの手続き後にしてとりあえず眠らせてくれへん?」とお願いしたら笑顔で快諾。通された部屋はダブルベッドの部屋・・・「いやいや予約はツインにしたで。今日は連れが後で来るから、ツインでお願い!」と変えてもらってドタバタベッドに横たわった安田がこちらです。

Qちゃん登場!!命の恩人、ありがとう!!

で、「Qちゃんって誰やねん?」ということですが、名前出しNG、写真出しNGの彼はずっと自転車プロジェクトに協力してくれていて、今回は2日間だけついてきてくれることになっていました。明日から始まる自転車プロジェクトは朝が早いので前泊。部屋もシェアすることになっていました。

Qちゃんはプノンペン空港でジョンと合流しジョンの車でコンポンチュナンに向かって、道中で合流できたらという計画でした。最後、合流して一緒にゴールしたかったんですけどこんな体調で敵わず。

ホテルでへばっているとQちゃんはジョンと到着。予め、カフェで吐いた(その後、ホテルでも吐いた)ことを伝えていたので到着するやいなやジョンと2人でポカリスエットとアクエリアスをてんこ盛り買ってきてくれました。

もし1人だったら、そうした飲み物も買いにいけず、ずっとここでへばってたでしょう。明日のセレモニーどころじゃなかったかもしれません。

てんこ盛りポカリを3本空けて、少し眠ることに。ジョンにもちゃんとしたお礼を言えず、ここでバイバイでした。

ひと眠りすると少しずつ気分が回復してきました。とにかく日焼けがすごいので冷やしがてらシャワーをあびることに。ついでに汗・泥にまみれた服も洗濯しました。洗濯できるぐらいに回復して本当によかったです。

Qちゃんは安田に気を使ってくれて外で食事をしていました。ちょっと回復してきたのでLINEで「そっちいくわ」と連絡し、合流。食べる気にはなれないので、飲み物だけで改めて再会を祝いました。

「帰ってどうする?ひと眠りしてマーケットいってみる?」

ということになりお昼寝タイム。でも日焼けがほてってなかなか寝付けないので、このブログを書きだしたのでした。今日はブログに加えて、明日のスピーチの原稿も書かなければなりません。

夜ぶらぶら

Qちゃんといっしょにマーケットの方へ。こちらの写真は一番の中心地にあるモニュメント。独立記念塔の少し小さなサイズですね。ちなみに後半で訪れるカンポット州のモニュメントはドリアンの形。それぞれの州や地域で異なるモニュメントが楽しめます。

この記念塔の北側は公園になっていて芝生エリアにはたくさんの人たちが屋台で買ったご飯やビールで車座になっていました。プノンペンではあまり見られない光景。若い人たちが中心でしたが、暑い夜を中でいるより、外で涼みながら楽しんでいるようでした。

マーケットの方ではいい店がみつからず、異なる方へ歩いていくと欧米系のお客さんがたくさんいるレストランがあり、そこに入りました。家族経営のお店でお母さん、娘さん、そのお子さん(?)2名の計4人。娘さんが英語が話せるので、「英語の通じる店」として人気なのでしょう。外国人向けの料金設定でしたが、どんどんお客さんが入ってきました。

Qちゃんとは色々話しましたが、どうもまだ本調子ではありません。早々に切り上げてホテルまで帰ってきました。

明日はいよいよ自転車プロジェクト本番のスタートです。これからスピーチの原稿かきます!!

 

 


4日目(12月9日):ウドンで活躍する日本人女性のお二人編

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日はいよいよ自転車プロジェクトの開催地であるコンポンチュナン州に移動する日です。2日間かけて自転車で移動します。初日の目的地は途中の町、ウドン。去年の自転車旅は全部で140kmでしたが、今年は90kmと短めです。だからというわけではないのですが、1つだけ冒険要素を加えてみました。それはウドンでの宿を予約しないということです。いつもならブッキングドットコムで予約して向かうところですが、行き当たりばったりで宿を探してみることにしました。いざ出発です!!

ウドンへゴー!!!

プノンペンのメコン川沿い。自転車を止めて出発のための記念撮影・・・なんですが、コンビニで買った爪切りで何故か爪を切っている最中です(^_^;)

ウドンまでの道のりはとっても簡単。国道5号線をまっすぐ行くだけ。迷う要素は何一つありません!!

こちらが国道5号線の始まり。左端の看板にコンポンチュナンと書いてあります。とってもワクワクしてきました!!いざ!!!!!・・・・そういえばお腹すいたな~

というわけで道中のローカル色たっぷりのお店に立ち寄りました。英語は通じず・・・となりのお兄ちゃんが食べてるのを指さして「にゃむばーい(ご飯食べる)」と伝えたら通じました(^^)

私と同じような体型のお兄ちゃんが食べていただけあって朝からがっつり肉丼です。スープときゅうりのお漬物付き。これで約60円。やすーい!!!

で、腹ごしらえもできたのでいざ出発!!!

一本道をひた走る!!!

こんな感じ。日差しが強いのでクロマーで帽子替わり。砂埃がつよいのでマスク装着です!!!あと、安田はメガネをしているので目のガードもばっちり!!これだけ完璧ですと・・・

とっても暑いんです・・・

というわけで最初の休憩。日本のものよりはるかに濃い成分のレッドブル。70円ぐらい?

ちょっと郊外に出てきたので見晴しが良くなってきました!

右手にはトンレサップ川を見ながらの旅です。

2回目の休憩。とにかく暑い。しっかり日焼けしております。ここではアクエリアス。カンボジアのアクエリアスは微炭酸でとってもおいしいんです。
ちなみに道中の休憩はほとんどがガソリンスタンド。去年の自転車旅で学んだのですが、給油する必要のない自転車でも売店でジュースなどを買ったら(買わなくても?)、休憩できるしトイレも貸してくれます。 

だんだん田園風景に変わってきました。ひろーいひろーい平野が続いています。

で、2時間半ほどでウドンに到着。字は読めませんが、きっと「ウドンへようこそ!!」って書いてある・・・はずです。たぶん。

時間にして午前10時。早めに出て良かったです。実はウドンでは観光したかったんです。ウドンは実は昔のカンボジアの主都。1618年から1866年(ほぼ日本の江戸時代と同じですね)の約250年間、王都がおかれ、たくさんの寺院仏閣が建立されました。そのなかでも有名なのが「ウドンの丘の仏塔群」です。

近くの売店でエナジードリンクを買いがてら「地球の歩き方」に掲載されている写真を指差しながらジェスチャーで道を尋ねます。かなり来すぎているみたい。戻らないといけないようです。

そしてある程度走ったらエナジードリンク&道確認です。これをあと2回繰り返しました(^_^;)

最後のお店で発見したタバコの販売コーナー。カンボジアでは規制によってパッケージの半分以上を使って、「たばこを吸ったら病気になるぞ」的な悲惨な写真を載せなければなりません。とっても怖い・・・

さて、5号線沿いにこちらの門が見えてきたらウドンの丘への曲がり角です。

道はこんな感じ。よくよく見たら観光客を乗せたトゥクトゥクがたくさんここで曲がっていきます。最初に通ったときに気が付けば良かった(^_^;)

ウドンの丘へゴー!!

そっから5キロぐらい走ると外国人向けの料金所があります。外国人はここで1ドル払わなければなりません。

料金所のおじさんとツーショット(^^)

さらにまっすぐいくと駐車場と駐輪場があります。こちらの駐輪場はかわいい女の子が料金係をしてくれました。料金は2000リエル。50円ぐらいです。

こちらまでの旅程、記録した動画がありますのでお届けします(^^)

 

さて、ここからがウドンの丘でのお参りのスタートです。この階段509段あるそうです。

まず入り口付近で花売り、線香売りの人たちに取り囲まれます。これは他の寺院などを訪れても同じ。お参りの仕方を知らないのですが、だいたいお賽銭箱があるので日本式に何も買わずにお賽銭方式で行く安田は言葉がわからないふりをして通り抜けます。

ずっと階段。途中で氷でキンキンに冷えた飲み物売ってます。ぐっと我慢。これがビールだったら瞬殺で買ってしまうところですが、もちろんソフトドリンクしか売っていません。

お猿もいます。手荷物を奪われる観光客続出。これは日本でも同じです。頂上付近にいくと土足禁止エリアがあります。そこで子どもたちが靴番をしてくれるので「ここで置いていけ」と言われます。でもお願いすると料金取られるので脱いだ靴は自分で持っていきました。ケチでごめんなさい!!

さて、これが頂上付近の景色。広がる平野を一望にできます。360度のパノラマ、とっても爽快でした。

1つ目の仏塔

今回お参りしたのは4つの仏塔です。最初に表れるのは2002年に建立された新しい仏塔。

ふもとで記念撮影。汗だくでつかれきっています・・・ここで腰を下ろして10分ほど汗がひくのを待ちました。

とっても美しい仏塔です。きれいな彫刻が全体に施されています。

こちらの仏塔、中にはたくさんの仏像が安置されています。  

2つめ:チャイ・チェター王が建てた仏塔

こちらは2つめの仏塔。17世紀初頭にチャイ・チェター王が建てたといわれています。

塔の下部にはたくさんの像の彫刻がほどこされています。塔全体を眺めるのもいいのですが、細かいところを見るのも楽しいですね!!

3つめ:アンドゥオン王の仏塔

  3つ目はアンドゥオン王の遺骨が祀られていると言われる仏塔です。19世紀中ごろに建てられました。

こちらの仏塔はいたるところにお花をモチーフにしたタイルが施されていて素敵でした!

4つめ:モニボン王の仏塔

最後はモニボン王の仏塔です。20世紀に建てられたとのことで、ウドンから王都が移った後ということになります。

こちらの仏塔にはガルーダ、お花、ゾウ、アプサラの彫刻がほどこされていてとても豪華です。

ウドンの丘には他にもたくさんの見所があるのですが、こちらの代表的な4つの仏塔だけ観光しました。というのも・・・40キロ自転車をこいで、509段の階段を上ってきたので足がプルプルしていたのです(^_^;) 帰りには水分補給用に昨日の晩ごはんで残していたウリをお猿さんに上げました。ボリボリおいしそうに食べていました(^^)

ありがとう、お二人さん!!

こちらの写真。行きしなから気になっていた看板です。ジャパンハートこども医療センター。インターネットで調べたら詳細な説明ページがありました。2016年に作られた病院とのことで、子どものケアはもちろん周産期治療や、さらには小児がんの治療も行なわれているそうです。

で、ウドンの丘での帰りしな。病院入り口で立ち話をしている2人のスタッフさん。これは・・・話しかけてみよう!! ということで、

「Can you speak Japanese?」と尋ねたら、

「Yes!!というかJapaneseです」という回答。ちょうどお昼時間の休憩中だったようです。休憩の邪魔してごめんなさい。そのお二人はFさんとTさん。お二人とも看護師さんで、国際協力に興味があってここの病院で働いているとのこと。

手術室やレントゲン設備などもありますが、お二人曰く、まだまだ十分じゃないとのこと。CTが必要な場合はプノンペンの病院まで行くのだとか。それでも近くのローカルな病院よりははるかに整っている方だそうです。最後はFacebookで友達になって記念撮影。ちょうど戻ってきた後ろのお二人はクメール語と日本語の通訳スタッフだそうです。思いがけず貴重な体験ができました。お二人ともありがとうございます!!!

宿探し 

さて、病院を後にして13時頃。いよいよ宿探しです。国道5号線沿いに2軒ほど「GUEST HOUSE」の看板を見つけていたのですが、ウドンの町中を散策しながら探すことにしました・・・でも足がプルプル・・・再び5号線に戻って作戦タイム。エナジードリンクを売店で買って、グーグルマップで「GUEST HOUSE」と検索すると、近くに2軒あることがわかりました。1軒はまた戻る方向なので先に見つけたうちの1つかもしれません。もう1つは200mほどしか離れていないようなので行ってみました。

こちらがそのゲストハウス。中に入ってみると気の良さそうなお母さんと茶髪の息子さんがお出迎え。「エアコン付きなら10ドル。無しなら5ドル。」ということだったので、「まず部屋見せてくれる?」とお願いして見せてもらいました。

エアコン付きは快適そうなのですが、次にみた5ドルの部屋。風通しがすごくよくてとっても清々しい。日差しは強いのですが洗濯がよく乾きそうと考え、5ドルの部屋にしました。それがこちら。

快適そうでしょ?ちなみに奥の扉はトイレとシャワーです。トイレは一部破損。シャワーは水だけ。でもそんなもんです。それよりミネラルウォーターと歯ブラシ、シャンプーのアメニティがあったのがビックリです。

ここでシャワーをあびて洗濯をして、乾くまでの間、ここまでのブログを書くことにしました。(というところまでが、夕方散策前の時間に書いたところです(^^))

散策開始!!

ウドンの街を散策。やはりプノンペンとは違って外国人観光客もいませんし、そうした顧客向けのお店もありません。「Happy Hour!」なんて看板を掲げるお店も皆無。ビール飲みたいなぁ・・・とウロウロしていたのですが、ほとんどの商店の冷蔵庫にはソフトドリンクしか見えません。そんななか、ようやく見つけることができました(^^)アンコールビール。2本で1ドル。カンボジアでは缶飲料を買うと必ずストローをつけてくれます。ビールはストローで飲むと酔いがまわりそう・・・お店の軒先で風景見ながらビール飲んでました。そんな人は珍しいらしくお店の人の視線がすごく気になりましたが・・・

で、ビールを飲んだら、一息。さらに散策していきます。

こちらは町で見かけたインターナショナルスクール。日本の国旗もあったので日本語も教えているのかなぁと表の看板案内を見ていると・・・英語と中国語。あとはコンピュータ学科でワードやエクセルなどなど。でも色々と充実したカリキュラムがありそうです。日曜日なので閉まっていましたが・・・

おなかすいたのですがまだ夜ご飯のお店は開いていません。そんなところにこんなカフェを見つけました。そういえば、乗り継ぎの香港での朝に飲んだきりコーヒーを飲んでいません。ちょっと高そうだけどいいか・・・と入ってみました。

「コーヒー、ノーシュガー、ノーミルク」とお願いすると1ドルでホットコーヒーが出てきました。エスプレッソを2倍濃くしたようなコーヒーでしたが、まぁ薄いよりはいいか・・・しかたなし。

で、1時間ほど粘ってお店を出るともう薄暗くなってきました。色々なお店からいい匂いがしてきます。でもアレコレ悩むことなく最初に見かけたお店に入りました。

こちらいわゆるラーメン屋さんです。英語が全く通じないので麺とスープと具をそれぞれ指さしてオーダー(^_^;)

で出てきましたのがこちらです。サンラータンのようなスープにすじ肉のようなやわらかなお肉がのったラーメンです。奥にあるのは味噌?ニョクマム?の混ぜこぜの味のする調味料。結局舐めただけで調味料は使いませんでした。これで1.5ドル。とってもおいしかったです!!

で、食べ終わったらこんな感じ。昨年はこの暗さに加えてスコールが降ってきてホテルの場所がわからなくてさまよったのでした。そのときの怖さが蘇ってきますが、今日はスコールもないし、電話も使えるし、何よりホテルはもう決まってて帰り道もバッチリなわけです。まだ6時前なんですがどこかのお店にはいるも意思疎通がつらいので帰ることにしました。

そうそう、今日のホテル。風通しがいいからクーラーなしでもとっても快適と思っていましたところ、穴だらけの網戸から巨大昆虫が侵入してきまして・・・しばらく格闘していました。

「こりゃ、夜開けてたら巨大な蛾でも明かりに寄せられてきそうやな・・・」

ということで閉めきり。閉め切ってどんどん温度が上がる中、扇風機を全開にしています。

明日早く起きるために、もう寝るかとトイレに行ったところで・・・これは難しいなぁどうやって流すんやろう・・・

色々試した結果、中央の二つの青いボタン(?)の左側を押すのが正解でした(^_^;)色々体験できます(^_^;)

缶ビール2本飲んで、おいしいラーメン食べて・・・ブログも書いたし、そろそろ寝るとします。まだ7時前ですが(^_^;) でも今日朝はやかったし色々体力も使ったので寝れそうです。寝汗びっしょりかきそうですが・・・

というわけで、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

明日は自転車旅2日目。コンポンチュナン州めがけて走ります。安田の勝手な妄想では、すでにコンポンチュナン州には200台近い自転車プロジェクトの自転車が走っています。自転車プレートを付けた自転車とばったりすれ違うストーリーでお届けしたいと思います(^^)