2020年の自転車100台プロジェクトの様子を紹介します!!
※2020年、新型コロナウイルスの影響で安田自身の渡航はかないませんでした。そのため訪問記はございません。民際センターさん、EDF-Cambodiaさんのご協力によりプロジェクトは無事完了いたしました。
ありがとうございました!!
みなさんのご協力のおかげで、2020年もたくさんの自転車をプレゼントすることができました。その台数は215台!!さらに5か所の新たな自転車クラブの設立、17か所の既存の自転車クラブへのパーツ補給ができました。本当にありがとうございます!!
どこいってきたの?
2020年の自転車プロジェクトは以下のスケジュールで行われました。
12月10日(プレアヴィヘア州)
プレアヴィヘア州にて50台の自転車を寄贈いたしました。また2か所の既存自転車クラブへパーツの補給も行いました。
子供たちや校長先生からのお礼のメッセージビデオもあります(^.^)
プレアヴィヘア州サンクムティメイ中学校からのメッセージ
カンボジア自転車プロジェクト2020。活動エリアの1つプレアヴィヘア州にあるサンクムティメイ中学校の子供たちからのお礼メッセージです。
※がんばって英語で話してくれているのですが、うまく聞き取れずテロップは安田の思い込みがふんだんに入っていることをどうかご容赦ください。
プレアヴィヘア州サンクムティメイ中学校の校長先生からのメッセージ
カンボジア自転車プロジェクト2020。活動エリアの1つプレアヴィヘア州にあるサンクムティメイ中学校の校長先生からのお礼メッセージです。
※テロップは協力者のEDF-Cambodiaがつけてくださった英語のテロップを安田の方で訳したものです。
12月11日(コンポントム州)
コンポントム州にて35台の自転車を寄贈しました。そして1か所の自転車クラブ設立。2か所の既存自転車クラブへパーツ補給を行いました。また2名の家庭訪問も行いました。
セレモニーが開催されましたが、しっかり消毒と検温も行われコロナ対策はバッチリでした。
こちらも動画がございます。
コンポントム州ファンノム中学校からのメッセージ
カンボジア自転車プロジェクト2020。活動エリアの1つコンポントム州にあるファンノム中学校の子供たちからのお礼メッセージです。
※テロップは協力者のEDF-Cambodiaがつけてくださった英語のテロップを安田の方で訳したものです。
2件の家庭訪問も行われました。
ソクランちゃん
ソクランちゃんは中学2年生。いつもは彼女のクラスメイトと一緒に学校に行っています。(おそらく自転車か原付バイクの後ろに乗せてもらっている。)でも友達が学校を休んだりしたときは学校まで5キロの道のりを歩いています。
彼女は3人兄弟の末っ子。2人の兄たちは中学1年、小学5年のときに学校をやめてしまいました。両親はずっと以前に離婚しており、今は障害者である父親と住んでいます。土地を借りて農業を営んでいます。
将来の夢は先生になることです。
ソクランちゃんからはお礼のメッセージビデオもあります。
コンポントム州に住むソクランちゃんからのお礼のメッセージです。
※テロップは協力者のEDF-Cambodiaがつけてくださった英語のテロップを安田の方で訳したものです。
クンちゃん
クンちゃんは中学1年の12歳。これまでとても古くて故障ばかりする自転車で学校に通っていました。故障したときは歩いての通学です。学校までの距離は3キロです。
彼女は4人姉妹の末っ子です。1番上の姉と3番目の姉はそれぞれ中1のときに学校に行かなくなりました。2番目の姉は学校に通ったことがありません。父親は失踪したそうで、姉妹と母親とで暮らしています。
将来先生になりたいとのこと。
12月12日(クラチェ州の訪問)
クラチェ州にて50台の自転車を寄贈し、1か所の自転車クラブを設立しました。また2件の家庭訪問も行われました。
家庭訪問は2件行われました。
シムちゃん
シムちゃんは中学1年の12歳。毎日徒歩で4キロ先の学校まで通っていました。
彼女は2人姉妹のお姉ちゃんです。小さな農地を借りてお米を作っていますが、家族が1年間食べられるほどの収穫はありません。働きに出たいのですが、仕事はなく収入もありません。
シムちゃんは将来先生になりたいそうです。
セアンちゃん
セアンちゃんは中学2年生。3人姉妹のまんなか。兄は小6のときに学校をやめてしまいました。自分たちが食べるための農地がありますが、両親に仕事や固定収入が無い状態です。将来は先生になりたいそうです。
12月14日(コンポンチュナン州の訪問)
コンポンチュナン州にて10か所の既存自転車クラブへパーツの補給を行いました。
12月15日~17日(シェムリアップ州の訪問)
シェムリアップ州にて80台の自転車の寄贈と3か所の新たな自転車クラブを設立しました。
シェムリアップ州ドウントロ中学校でのセレモニーの様子と子供たちからのメッセージ
カンボジア自転車プロジェクト2020。活動エリアの1つシェムリアップ州にあるドウントロ中学校で行われましたセレモニーの様子と子供たちからのお礼メッセージです。
※テロップは協力者のEDF-Cambodiaがつけてくださった英語のテロップを安田の方で訳したものです。
12月21日(カンポット州の訪問)
カンポット州の訪問。3か所の既存自転車クラブへパーツを補給しました。
収支報告
HPやチラシ等からの協力金約1,035,000円
Readyforでのプロジェクトの支援金 2,030,940円
Ready forシステム利用料 △ 312,765円
総合計2,753,774円をすべて自転車、自転車クラブ設立、パーツ補給に使わせて頂きました。
それ以外に運営しております株式会社パール(安田)より以下の支出がございます。
クラウドファンディング期間中の広告費 11,000円
チラシ、自転車マニュアル等の印刷代 20,000円
自転車クラブ用プレート(22枚) 104,000円
プレート、マニュアル等のカンボジアへの送料 35,000円
返礼品(クロマ―・コーヒー)の調達・日本への送料 43,000円
計 約213,000円
こちらの支出は例年同様、皆様からの支援金からは充てておりません。カンボジア自転車プロジェクト主催者の運営費(言い方を変えますと、裏方としての子供たちへの支援金)としております。
自転車にご協力いただきました皆さん 計215台
自転車クラブの設立にご協力いただいた皆さん 計5カ所
ご協力者 | リンク | |
1 | (株)スリート(吉川 徹)様 | https://www.threet.co.jp |
2 | 合同会社エムアイティエス(水谷 哲也)様 | https://www.mizutani-its.com/ |
3 | 株式会社﨑山組(松永 弘子)様 | http://www.sakiyamagumi.co.jp/ |
4 | 株式会社﨑山組(松永 弘子)様 | http://www.sakiyamagumi.co.jp/ |
5 | Readyforクラウドファンディング2020 | https://readyfor.jp/projects/cam-bi2020 |
自転車クラブ用交換パーツの補給にご協力いただいた皆さん 計17カ所
ご協力者 | リンク | |
1 | アーテック・にしかわ(西川 孝雄)様 | http://www.artech-nishikawa.com/ |
2 | 合同会社 マル甲斐てちょん (中崎 亜貴)様 |
http://maarumaru.com |
3 | 株式会社﨑山組(松永 弘子)様 | http://www.sakiyamagumi.co.jp/ |
4 | 株式会社﨑山組(松永 弘子)様 | http://www.sakiyamagumi.co.jp/ |
5 | 株式会社三村工作所(三村 純一)様 | http://www.kkmimura.jp |
6 | 株式会社三村工作所(三村 純一)様 | http://www.kkmimura.jp |
7 | ひとのわ(福住 昌子) 様 | https://www.hitonowa.biz |
8 | Pちゃん様 | |
9 | Readyforクラウドファンディング2020 | https://readyfor.jp/projects/cam-bi2020 |
10 | Readyforクラウドファンディング2020 | https://readyfor.jp/projects/cam-bi2020 |
11 | Readyforクラウドファンディング2020 | https://readyfor.jp/projects/cam-bi2020 |
12 | カンボジア自転車プロジェクト | http://cam-bi.net |
13 | カンボジア自転車プロジェクト | http://cam-bi.net |
14 | カンボジア自転車プロジェクト | http://cam-bi.net |
15 | カンボジア自転車プロジェクト | http://cam-bi.net |
16 | カンボジア自転車プロジェクト | http://cam-bi.net |
17 | カンボジア自転車プロジェクト | http://cam-bi.net |
使い方お任せ!でご協力いただきましたみなさん(12名)お申込みの状況
ご協力者 | リンク | |
1 | 株式会社ヒトツボ(明神 永一郎)様 | https://hitotsubokara.com/ |
2 | 大野 真実 様 | |
3 | 株式会社プランニングシバザキ(芝﨑 公一)様 | |
4 | 匿名 様 | |
5 | 川島 淳 様 | |
6 | MAYA JAPAN(山本 超基)様 | http://maya-japan.com |
7 | 株式会社はっぴぃandプロジェクト(辻 瑞恵)様 | https://happy-and-project.jp/ |
8 | 大谷 英徳 様 | |
9 | 匿名 様 | |
10 | 前田 正利 様 | |
11 | 渡久地 教子 様 | |
12 | 成田 孝悦様 | https://www.nsl.ne.jp |
最後に
2020年の自転車プロジェクトのご報告は以上です。たくさんの方々に支えられて2020年自転車プロジェクトは無事完了しました。本当にありがとうございました。
ぎりぎりまでカンボジア渡航を夢見てきましたが、結局かないませんでした。でも安田がいなくてもプロジェクトは進められることをチャンディさんをはじめEDF-Cambodiaのスタッフの皆さんが示してくれました。
新型コロナウイルスの影響で様々なボランティア等の団体で協力金が減っているようです。Readyforさんのプロジェクトを立ち上げるときに、昨年の目標金額120万(結果:149万7千円)と同じように集めることは無理なのではないかと悩みました。
それでも、協力してくださる皆さんの力を頼りに、「コロナウイルスなんかに負けてたまるか!」と奮い立ち、目標金額を前年の1.5倍の180万円に設定しました。募集期間中はとにかく一生懸命情報発信とご協力のお願いに奔走し、結果は2,030,940円、136名の方のご協力を得ることができました。
そのおかげで、このプロジェクトを立ち上げた2016年は「なんとか100台の自転車をプレゼントしたい!」と思って活動しておりましたが、2020年はその倍を超える215台となりました。今年新たに5か所の自転車クラブが増えました。自転車クラブへのパーツ補給は17か所。来年の補給は計22か所となります。
皆さんのご協力が自転車・自転車クラブ・追加の交換パーツとなり、カンボジアの子ども達が学校に通い続けることができます。
新型コロナウイルスの影響で親が職を失い、子供たちも働くために学校に来なくなるケースが多発しています。
こんな現状を見せつけられると自転車の必要性を強く思います。通学時間を短縮できれば勉強時間も増やせるし親の仕事を手伝ったり自分も収入を得る仕事ができます。これまで訪問してきた家庭でもカゴを編んで1個1ドルで買ってもらうって言ってた子供たちをたくさん見てきました。編めるカゴが増えれば収入も増える。
これからも一人でも多くの子供たちに自転車を贈れるようにがんばります。皆さん、どうかお力を貸してください。
2021年も自転車プロジェクトは継続します。
カンボジア自転車プロジェクトはこれで終わりではありません。次はカンボジア自転車プロジェクト2021として新たなスタートを切りたいと思っています。増え続けるパーツ補給に関しまして新たな取り組みもスタートする予定です。また時期が参りましたら、皆さんにも再度のご協力をお願いすることになるかと思います。どうか温かいご支援宜しくお願い致します。
皆さんからの協力で実現するプロジェクトです。温かいご支援お待ちしております!
こちらのページよりお申込みください。
また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。こちらでは様々なカンボジアグッズも販売しています。安田の独自目線で商品が偏っていますが・・・どうぞご利用ください。
宜しくお願い致します!!