2024年家庭訪問記録③ CHOEM CHAN(チョム・チャン)くん

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

カンボジア自転車プロジェクト2024の活動のなかで家庭訪問した5人の子供たち。今日は3人目のチャン君を紹介したいと思います。

CHOEM CHANくん

この日、訪問したのはチョム・チャン君です。彼は16歳。でも高校生ではありません。中学2年生です。自宅から学校までは約5km。今回の自転車プロジェクトで自転車をゲットしました!

チャン君のご両親と一番上の姉はタイで働いています。どうも借金があってそれを返すためなのだとか。送金はあるものの帰ってくるのは2、3年に一度だけなんだとか。

学校生活は楽しくって、勉強は数学が好きなんだとか。将来の夢は「わからない」とのことで教えてくれませんでした。

まぁ、夢は別になくたっていいんです。でもね。安田はこだわりたい。目標がある10年と無い10年。諦めそうなつらいときに目標があるときと無いときの違いを。

彼、自転車修理クラブ設立のときもいたので写真に写っていました。

ね。「なんで笑わなあかんねん!」という表情をしています。もうだてに10年近くもカンボジアに通い続けているのでわずかですが色々と理解しています。

「笑って」で笑えるこどもと笑えない子どもがいる。

もちろん、「笑える=幸せ」なんてしょうもない結論に結び付けないですよ。

不器用なんです。「お前に何がわかるか!」という目。態度。

安田みたいなオッサンに「将来の夢は?」と何度も聞かれてきたんでしょう。

そして「将来の夢よりも今日腹いっぱい食べたい」という現実。

そんなことはわかってる。だから脱出のために夢を語ってほしい。

たとえば、「将来先生になりたい」と言ったとします。

彼の周りには7~8人の大人がいました。「この子は教師になりたいんだ」という認識の輪が広がるのです。全然役に立たない大人がほとんど。でも夢を語ればあるときチャンスがぶらさがってくるんです。それをつかめるかどうかは普段の努力次第。

だから。

「いつか自分の夢が見つかるといいですね」と伝えて後にしました。

もらった自転車について

チャン君はバッタンバン州RUKHAKIRI郡にあるPREK CHEIK中学校に通っています。

自転車寄贈セレモニーのときの写真を探してみました。

ありました!自転車番号198番。台帳によりますとご支援者は三光通商株式会社(西村 隆)さんです。2022年から自転車プロジェクトをご支援いただいております方で、2022年は自転車修理クラブの設立、2023年はそのクラブへのパーツ補給、2024年は自転車5台のご支援いただきました。

チャン君が通う学校(PREK CHEIK中学校)

彼女が通うPREK CHEIK中学校には2024年に自転車修理クラブも設立されました。

こちらが自転車クラブのホームページです。スマホのGPS情報から位置がわかりますのでGoogleマップの写真も掲載しています。

学校名 PREK CHEIK中学校
Battambang 州
RUKHAK KIRI 郡
    
自転車クラブの設立年 2024年 有限会社アオイ農園(池内 良一)様
補給の歴史 2025年  

この学校のサポーター

自転車修理クラブを設立いただきましたのは 有限会社アオイ農園(池内 良一)様です。池内さんは2020年から自転車の寄贈や自転車クラブの設立・パーツ補給など長年ご支援いただいております。

最後はいつものお願いです!

皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。

チャリティコーヒーも!!

返礼品としてお送りしたカンボジア産ドリップバッグコーヒー。今年は在庫が約1,000パックほど残りました。こちらをチャリティコーヒーとして活動費確保のため販売いたします!!

カンボジア自転車プロジェクトの運営費用をご支援ください!!

毎年カンボジアの貧困に苦しむ子どもたちに通学用自転車をプレゼントする『カンボジア自転車プロジェクト』。ご協力者様からの支援金の一部(約10%)を活動運営費として、チラシやネット広告、自転車プレート作成、返礼品の購入、それらの送料などに充てております。2024年度の活動経費は約70万円となり、こちらのチャリティコーヒーでのご支援にて74,000円を捻出することができました。ありがとうございます。

今年も是非チャリティコーヒーでご協力ください。10個入り3,200円で、コーヒー原価、送料、ネットショップ手数料を差し引いた2,000円が活動運営費に充てられます。30個入り9,100円で6,000円、50個入り15,000円で10,000円、100個入り29,000円で20,000円となります。

カンボジア産コーヒー豆の生豆を輸入し、コーヒー焙煎・ドリップバッグを作成する工場に依頼して製造しました。カンボジア産コーヒー豆100%のドリップバッグです!!

https://store.shopping.yahoo.co.jp/asian-pearl/charity-coffee-1.html

こちらのネットショップ以外でも直接コメントやメッセージを入れて頂いてももちろん構いません。請求書発行なども可能ですので何でもお問い合わせください。

なぜカンボジアを支援する活動が多いのか?

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日車を運転していたら、ふっと「他にも途上国はたくさんある中でカンボジアを支援する活動が多いように感じられますが何故でしょうか?」という質問に答えるため高校に出向いたことを思い出しました。

こちらの写真はそのときのもの。2020年11月だからもう5年近く前のお話。当時のことを記したブログはこちらです。

地元の高校にてカンボジア自転車プロジェクトの話をしてきました(^.^)

そして、当時は無かったAIの力を借りて少しまとめてみました。当時AIがあったら、彼女たち高校生との出会いはなかったかもしれませんね(^-^;

なぜカンボジアを支援する活動が多いの?

「世界にはたくさんの途上国がある中で、なぜカンボジア支援がこんなに多いんだろう?」

そんな声を聞くことがあります。実は、私自身もカンボジアでの活動を続けながら、同じようなことを感じることがあります。

理由は一つではありませんが、いくつか大きな背景があるように思いました。

🟠 日本との深いつながり

1990年代に国連の平和維持活動(UNTAC)を通じて、日本はカンボジアの復興支援に深く関わりました。そのころから多くの日本人が現地に足を運び、支援活動や交流が始まりました。

その流れは今も続いていて、長く築かれてきた「信頼関係」が、支援活動の土台になっているのです。
カンボジアの中でも特に「タケオ」という土地の名前は日本人にも馴染みのある方が多いです。PKO活動の拠点があった場所です。

こちらはカンボジアの500リエル紙幣。右下に日本の国旗が見えますが、これはプノンペンにある日本が作成した友好橋の記念碑。紙幣には大きく友好橋の絵がかかれています。左側にはまた違った近代的な橋が。これはカンボジア南東エリアにかかるツバサ橋です。道路整備や灌漑施設、水道など多くのインフラが日本の手によって整備されました。「そんな外国の支援より日本国内の支援を・・・」という声も聞こえてきますが、私たちが着ている服の多くはカンボジアで作られていますし、昨今カンボジアからも多くの技能実習者が日本に来て働いてくれています。「海外の若者から選ばれる国」であることは、長年培ったこうした活動が根底にあるに違いありません。

🟢 支援の手応えを感じやすい国

カンボジアでは、小さな支援でも子どもたちの生活や学びに大きな変化が生まれます。

たとえば私たちの「カンボジア自転車プロジェクト」も、たった一台の自転車が、片道数時間かけて歩いて通っていた子どもを、毎日安全に学校へ通わせる手助けになります。井戸や学校を作る活動も多く行われています。こちらは1つあたりの金額は高くなってしまいますが、数名が協力して行う例も多く、また距離的にも実際の支援の現場を訪れやすいということもあります。

🟡 親しみやすい文化と人々

現地の人たちはとてもあたたかく、日本から来た私たちの存在を歓迎してくれます。

言葉が通じなくても、笑顔やジェスチャーで心が通じ合う場面も多く、「また来たい」と思わせてくれる魅力がある国です。宗教的には日本の大乗仏教とカンボジアの上座部仏教と異なることもありますが同じ仏教です。お寺には仏像があり、ろうそくと線香でお参りすることも共通です。そして隣国のタイやベトナムに比べると穏やかな性格の人が多く、そのことも親しみやすい理由の1つと思っています。

🟣 はじめての国際協力にもぴったり

治安も比較的安定していて、物価も安いため、大学生や社会人が初めての国際協力を体験する国としても人気です。

一度関わると、その温かさと人とのつながりに心を動かされ、継続的に支援する人も少なくありません。
私自身も2015年に初めてカンボジアを訪れ、この国の魅力、子供たちの笑顔に魅了され、貧困家庭の深刻な問題に触れ、何か自分でできることは無いかと考えたことが、自転車プロジェクトの始まりでした。
そういえば、この活動について記した本「カンボジア自転車プロジェクト: オッサンが国際支援をはじめた!」の副題も「オッサンが国際支援をはじめた」でした(#^^#)

最後はいつものお願いです!

皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。

チャリティコーヒーも!!

返礼品としてお送りしたカンボジア産ドリップバッグコーヒー。今年は在庫が約1,000パックほど残りました。こちらをチャリティコーヒーとして活動費確保のため販売いたします!!

カンボジア自転車プロジェクトの運営費用をご支援ください!!

毎年カンボジアの貧困に苦しむ子どもたちに通学用自転車をプレゼントする『カンボジア自転車プロジェクト』。ご協力者様からの支援金の一部(約10%)を活動運営費として、チラシやネット広告、自転車プレート作成、返礼品の購入、それらの送料などに充てております。2024年度の活動経費は約70万円となり、こちらのチャリティコーヒーでのご支援にて74,000円を捻出することができました。ありがとうございます。

今年も是非チャリティコーヒーでご協力ください。10個入り3,200円で、コーヒー原価、送料、ネットショップ手数料を差し引いた2,000円が活動運営費に充てられます。30個入り9,100円で6,000円、50個入り15,000円で10,000円、100個入り29,000円で20,000円となります。

カンボジア産コーヒー豆の生豆を輸入し、コーヒー焙煎・ドリップバッグを作成する工場に依頼して製造しました。カンボジア産コーヒー豆100%のドリップバッグです!!

https://store.shopping.yahoo.co.jp/asian-pearl/charity-coffee-1.html

こちらのネットショップ以外でも直接コメントやメッセージを入れて頂いてももちろん構いません。請求書発行なども可能ですので何でもお問い合わせください。

Kindle本も!

上記の本の中ではカンボジア自転車プロジェクトの2018 年までの活動記録も記載しています。本の出版後にどのようなことが起こったかを皆さんにお知らせしたいと考え2019 年以降の現地での活動記録を電子書籍として出版してみようと思い立ちました。

書籍には掲載できなかった2019 年以降の訪問記(2019 年、2022 年、2023 年、2024 年)それぞれがAmazon にて販売中です。

Amazon にて販売中です。

https://amzn.asia/d/0Acsuwp

https://amzn.asia/d/4h2uFrV

https://amzn.asia/d/8bPXWvg

https://amzn.asia/d/8Knuy33

すべて399 円です。そのうちAmazon への手数料を除いた254 円が収益となります。Amazon Kindle Unlimited の場合は1 ページあたり0.5 円が収益となります。

収益はすべてカンボジア自転車プロジェクトの支援と活動運営費となります。

皆さん是非、ご購入またはAmazon Kindle Unlimited でお読みいただけましたら幸いです。

Amazon Kindle ロイヤリティ報告(2025年5月)

皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

Amazon Kindleにて訪問記を電子出版

すでにご案内しております通り、これまでのカンボジア訪問記を整理してAmazon Kindleにて電子書籍として出版しております。

収益はすべてカンボジア自転車プロジェクトの支援と活動運営費となります。

2025年5月のロイヤリティ

4月のロイヤリティは以下の通りです。

5月のロイヤリティは254円となりました。2024年の訪問記を1名の方にお買い求めいただきました。

これでロイヤリティ全体としては3,633円となりました。今後もKindle本の広報活動がんばってまいります。Kindle本については本記事の後方に案内しておりますので是非ご参照ください。

最後はいつものお願いです!

皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。

チャリティコーヒーも!!

返礼品としてお送りしたカンボジア産ドリップバッグコーヒー。今年は在庫が約1,000パックほど残りました。こちらをチャリティコーヒーとして活動費確保のため販売いたします!!

カンボジア自転車プロジェクトの運営費用をご支援ください!!

毎年カンボジアの貧困に苦しむ子どもたちに通学用自転車をプレゼントする『カンボジア自転車プロジェクト』。ご協力者様からの支援金の一部(約10%)を活動運営費として、チラシやネット広告、自転車プレート作成、返礼品の購入、それらの送料などに充てております。2024年度の活動経費は約70万円となり、こちらのチャリティコーヒーでのご支援にて74,000円を捻出することができました。ありがとうございます。

今年も是非チャリティコーヒーでご協力ください。10個入り3,200円で、コーヒー原価、送料、ネットショップ手数料を差し引いた2,000円が活動運営費に充てられます。30個入り9,100円で6,000円、50個入り15,000円で10,000円、100個入り29,000円で20,000円となります。

カンボジア産コーヒー豆の生豆を輸入し、コーヒー焙煎・ドリップバッグを作成する工場に依頼して製造しました。カンボジア産コーヒー豆100%のドリップバッグです!!

https://store.shopping.yahoo.co.jp/asian-pearl/charity-coffee-1.html

こちらのネットショップ以外でも直接コメントやメッセージを入れて頂いてももちろん構いません。請求書発行なども可能ですので何でもお問い合わせください。

Kindle本も!

上記の本の中ではカンボジア自転車プロジェクトの2018 年までの活動記録も記載しています。本の出版後にどのようなことが起こったかを皆さんにお知らせしたいと考え2019 年以降の現地での活動記録を電子書籍として出版してみようと思い立ちました。

書籍には掲載できなかった2019 年以降の訪問記(2019 年、2022 年、2023 年、2024 年)それぞれがAmazon にて販売中です。

Amazon にて販売中です。

https://amzn.asia/d/0Acsuwp

https://amzn.asia/d/4h2uFrV

https://amzn.asia/d/8bPXWvg

https://amzn.asia/d/8Knuy33

すべて399 円です。そのうちAmazon への手数料を除いた254 円が収益となります。Amazon Kindle Unlimited の場合は1 ページあたり0.5 円が収益となります。

収益はすべてカンボジア自転車プロジェクトの支援と活動運営費となります。

皆さん是非、ご購入またはAmazon Kindle Unlimited でお読みいただけましたら幸いです。