こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。
12月8日にお知らせいたしました読売福祉文化賞の受賞につきまして、新聞記事の使用許諾が取れました。もとの紹介記事に新聞記事の切り抜きを掲載していますので是非ご覧下さい。
また、読売光と愛の事業団さんのHPに受賞のことをが写真付きで紹介されています。
https://www.yomiuri-hikari.or.jp/bunkasyou/22-1.html
是非ご覧ください!
こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。
12月8日にお知らせいたしました読売福祉文化賞の受賞につきまして、新聞記事の使用許諾が取れました。もとの紹介記事に新聞記事の切り抜きを掲載していますので是非ご覧下さい。
また、読売光と愛の事業団さんのHPに受賞のことをが写真付きで紹介されています。
https://www.yomiuri-hikari.or.jp/bunkasyou/22-1.html
是非ご覧ください!
皆さん、こんばんは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。いよいよカンボジア自転車プロジェクト2024の現地活動スタートです。
今日12月8日から23日までの16日間。カンボジアに行ってきます。今日から毎日、その様子をブログにてご報告してまいります。
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動(夜の懇親会含む)をしているときは安田自腹ですので、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
今日は早朝に起きてコンビニに走るところからスタート。読売新聞を買うためです。その理由は・・・こちらのブログに書きました通りです!!
今年のカンボジアへの移動は昨年とまったく同じの中華航空。北京で乗り換え。乗り換え時間が短いのがお気に入り。それと帰りに日本に早い時間につくのもポイント。なぜなら今年もコーヒー豆の生豆をリュックに詰めて個人輸入する予定のため税関や食品輸入許可の申請などを進めるためです。そのあたりは最終日にレポートいたします。
大混雑の搭乗手続きが無事終わり、1時間以上時間が余ったため、久しぶりのYouTube生配信の練習しました!
スマホで使えるワイヤレスのピンマイクを使ってみたかったのです。結果は上々!
そしてほどなくして搭乗。
去年買ったトラベルピロー、行方不明になってしまい新たなものを買いました。安物を買ったせいか縫い目がチクチクして痛い・・・まぁ我慢して使います。ちなみにトラベルピロー、どう使うのが正解なのかよくわかっていません。
こちらは機内食です。ビーフかチキンか。チキンを選択・・・写真に見える緑の缶は黄色い炭酸飲料です~。
ところで、もしやと思って・・・昨年の訪問記の1日目を確認してみましたら・・・同じものを頼んでいました。そして中身も全く同じ。機内食ってそんなにリニューアルしないのかな?下の写真は去年のものです。
詳しくは去年の記事をご覧ください。
機内ではこちらの旅のお供を読んだり寝落ちしたり・・・
そして北京に到着。乗り換えの搭乗口に到着し1時間半ほどあるのでこの訪問記の記載を始めました。
ここまで、北京で書きました。去年の訪問記では次の機内食は「機内食。チキンかシーフードと聞かれたので、さっき食べたチキンを避けました。」とあったので、今回は再びチキンにチャレンジしてみます。どうなることやら・・・
・・・ここから、プノンペンへ到着後の記載です。
北京からプノンペンへの飛行機。去年は「チキンかシーフード」だったのですが、今年は「ビーフかシーフード」でした。第1便がチキンだったので被らなくてすみました。ビーフを注文。緑の缶はいつもの黄色い炭酸水。第1便で2本。第2便で2本。計4本。今回のカンボジア訪問記もビール(黄色い炭酸水)とともにあるようです。
カンボジアに到着。ビザは事前取得。入国カードも事前にアプリで入力するようになりました。クメール語を教えてもらった方にアプリ導入のことを教えてもらっていたので事前に申請できてスムーズでした。といいましても、入国審査に要する時間はそう変わりなく・・・飛行機の中で手書きしないで済むぐらいでしょうか。でも裏側ではデジタルデータで突合し不正防止などに役立っているんでしょうね。上の写真の荷物。もちろん自転車プレートたちなんですが・・・他の旅行客が荷物をもってスルーで外に出るのに対して、「スキャンしていけ」と目で命じられます。前回は中身あけさせられましたけど、今回はスキャンのみでOK。
そして、到着してジョンに連絡をとって合流。空港で待ってくれていました。いつものホテルへGO!!!
ところで、今回利用したSIMカードはこちらです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/wise-sim-thai/sim2fly-2set.html
日本、トランジットの経由国である中国、そしてカンボジア。他にもたくさんの国々で使えるマルチなカード。朝、家を出る時に装着。関空でも北京でもプノンペンでも勝手にローミングが切り替わるのでとっても便利。タイの会社のローミングなので北京(中国)にいてもLINEやFacebookなども普通に使えてとっても便利。
ただ、PayPayを使おうとしたときはエラーが出ます。関空の売店ではクレジットカード決済で対応しました。
2枚セットを買ったのは行き用と帰り用です。カンボジア現地ではガンガンデータ通信を使うので、カンボジア国内向けの大容量SIMカードを明日買いに行く予定です。
飛行機は少し早めについたものの、ホテルに着いたのは24時ぐらい。チェックインを早々に済ませて部屋に入り・・・おやっ
子猫が待っていてくれました。お腹を空かせているのでしょうか。にゃーにゃー鳴きながら近づいてきます。ごめん。今日は食べ物もってない。明日以降、何かあげましょう~
そして、そのまま寝ればいいんですけど、そのまま寝ないのが通例でして・・・
「ちょっとだけ行こうか」という暗黙のジェスチャーでお互い相槌を打って、近くのBBQ屋さんにお出かけ。
もう午前0時を過ぎているので、空いているお店は限られていて去年もいったいつものお店へ。
ジョンとの再会を祝っての「チュルモーイ(乾杯)!」
左上はピーナッツの味の素と塩コショウあえ。ちなみにカンボジアでは「味の素」は超有名。左下はプラホックとピーナッツ、ライム、味の素などで作った付けダレ。右は生野菜のサラダ。手前に見えてるリング状の野菜はバナナの花です。他にも空心菜や青バナナなど盛りだくさん。「氷がデンジャラスだから・・・」と敬遠する人もいます。安田はもう何回か洗礼を受けてますので抗体ができてるのかへっちゃらです。ちなみにプノンペンの水道は東南アジアでは珍しく飲めます。それは日本の北九州の水道局が整備しメンテナンスの方法を現地の人たちに伝えたからです。
さきほど写っていたピーナッツと、売り子さんが売りにきたジャックフルーツ。これで1ドルです。売り子さんのフルーツに関しては昨年の訪問での学びから「買う」に方針転換。そのきっかけとなった記事はこちらです。
ほどなくしてメインディッシュの牛焼肉が到着。
いつのまにかジョンがおかわりを注文していて2皿いただきました。途中、Facebookに掲載していたクメール語スピーチの話へ。ジョンはすごく喜んでくれていました。やっぱり自分の言葉を話してくれるのってうれしいですよね。そのうれしさは店員さんにも波及し・・・
ジョンの隣が店員さん。名前を聴いたり、出身地を聴いたり、おかしなクメール語の発音を矯正してくれたり。楽しい時間を過ごしました。その後、Facebookでつながったり・・・いつもは日本語のつぶやきですみません。お姉さんの期待には応えられないかも・・・
そして、ホテルに帰ってきました。戻ったのは日本時間のAM3時半(カンボジアは2時間の時差があって1時半)。ブログを書き終えたそうな今はAM4時半(カンボジアの2時半)。そろそろ眠気が限界なので初日の訪問記を終えようと思います。
明日も楽しい1日になりそうです!!皆さん、おやすみなさい。
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月9日。カンボジア訪問の2日目です。本日の活動の様子(それ以外も色々と・・・)をお伝えしたいと思います。
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動(夜の懇親会含む)をしているときは安田自腹ですので、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
空気を入れ替えようと扉を開けると・・・
「おぉ!お前か~!」って部屋に入らないで・・・ナデナデしたいけどノミとか怖いので・・・丁重に部屋から出て行ってもらって・・・
ずっと扉の外で「にゃーにゃー」鳴いてる。前の旅行客が餌付けしたか・・
そうだ名前を付けよう!
クメール語で猫は「チマー」。だからお前の名前はチマオに決定!今日マーケット行くから何か買ってこよう。
で、気を取り直して朝のお仕事。それは洗濯です。「ミニマム旅行」好きな安田は衣類を去年よりダイエット。着ている分を合わせて下着3セット、シャツ2枚、ズボン2枚。オフ用に短パンとTシャツ1枚ずつだけ持ってきました。だから毎日洗濯しなきゃね。もちろん、日本から洗濯洗剤とハンガー、洗濯紐などは持参してきました。
議題は以下の通りです。
ミーティングを終えて、セントラルマーケットに買い出し。左がヴィリャックさん、真ん中が新スタッフのデビットさんです。
クロマーを買った後、チマオの餌を購入。一番小さい干し魚にしました。
そして、40キロのコーヒーの生豆を購入するため、いつもの店に行きましたら・・・
『生豆は小売りしません』だって。
『去年も一昨年も買ったよ』とお願いしたら『オーナーに確認してみるまでは売れない』ということになった。40キロ買うんだから許して〜。あかんかったら どうしようか。これを書いている時点でまだ結論は出ていません・・・
しょうがないのでホテルに戻ってきました。
そして本屋さんへ。クメール語ー英語の辞書が欲しかったんです。それぞれ3~4ドルでとってもお買い得。さらにそのあと、ラシアンマーケットへ。プノンペンにはセントラルマーケットやオルセーマーケットなどいくつか市場がありますが、ラシアンマーケットは初めて。他のマーケットに比べて外国人向けお土産のお店が充実しているとのことでのぞいてみました。
確かに色々なお土産物が。空港で買うよりはるかに安いでしょう。店員さんも外国人相手に慣れているので英語が通じます。
30分ほどブラブラして市場の麺料理のお店に入りました。鶏肉を焼いたのが載っているピリ辛ヌードル。海苔のスープもどちらもとってもおいしかったです。これで3ドルでした。写真には写っていませんが・・・・黄色い炭酸水は1ドルでした。
ホテルに戻ってきたらチマオがいました。さっそく餌をあげてみます。
食べてくれました(#^^#)
良かった良かった。
今日の訪問記は特別ゲストが。その名もPちゃん!
といいましても、2018年や2019年プロジェクトにも同行したことのある、ある意味常連なPちゃん。職場環境が変わったので顔出し、名前だしOKになりました!!!でも、おもしろいので名前はPちゃんのままでいきます。
タイのバンコクで独立した形で起業してがんばっているPちゃん。バンコクから飛行機でカンボジアに来るなんてかっこよすぎます。空港までジョンと一緒に迎えにいこうとした矢先、例のコーヒー豆問題に進展が・・・
EDFカンボジアのヴィリャックさんにクメール語で仲介してもらったのですが、コーヒー豆の生豆は売ってもらえることになりました。しかし・・・キロ当たりの単価が高い・・・でも買わないといけない・・・というわけで、
再来店。あらかじめ注文する量を伝えていましたので・・・
スタッフさん総出で計量・梱包大会。そして無事40キロ購入。お支払いも完了。
やっぱり高いなぁ・・・と思いつつ、やりきれないので「写真いっしょに撮ろう!」とお願いしてプライスレスな笑顔をいただきました。
そしてそのまま空港へ。Pちゃんをピックアップしてホテルへ戻ってきました。そのあと早速近くのレストランで再開を祝って乾杯しました。
このブログの読者のある一定割合、彼のことご存じの方もおられるのではないでしょうか~。いただいた料理をご紹介します。
豚肉焼きそば。生春巻き。チキンの蒸し飲茶。
そして鶏唐揚げとポテト。いい感じになってきました。でも、今日はこの続きがあります。
「ジョンのファミリーに会いたい!」って昨日相談したら、9日がいいということで、この日ファミリーに会うことになりました。ジョンのアパートに行くかと思いきや、1回いったことがある、焼き肉・お鍋食べ放題のお店。昨年の様子は訪問記に書いています。
Pちゃんも参加してくれました。みんなでしこたま食べて飲んで大満足。Pちゃん、男前にご馳走していただきましてありがとうございます!!左うえの黄色い服のマダム。写真右下に見切れて腕だけ写っているドエンさんの奥さん。おめでただそうで!!新しいファミリーが増えるのはとっても幸せなこと。元気な赤ちゃんが生まれて母子ともども元気でいることを願っています。来年はその赤ちゃんに会えるかな!?
これで本日の訪問記は以上です。明日からいよいよ現地活動。安田のクメール語スピーチも飛び出します。電波状態が良ければYouTube生配信も行う予定ですので、もしよろしければ以下のバナーからチャンネル登録をお願いします!
明日は6時30分出発。朝早いのでそろそろ失礼します!あっでも、洗濯しなくっちゃ・・・まだ寝れません・・・
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月10日。いよいよカンボジア自転車プロジェクトの現地活動スタートです。
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
日付 | 学校 | 内容 | 州 | 郡 |
2024/12/10 | CHHUK | 自転車寄贈セレモニー 自転車クラブ設立 |
カンポット | Chhuk |
KRA POM CHHOUK | パーツ補給 | タケオ | KOH ANDEAT | |
HUN SEN ANG BREI | パーツ補給 | Samraong |
今日の訪問場所はカンボジア自転車プロジェクトの活動地のうち最南端にあるカンポット州にて自転車を50台寄贈。そして自転車クラブを設立。帰りにタケオ州に寄り2022年にできた2つの自転車クラブへパーツを補給する予定です。
実は昨晩から思いっきり下痢していまして30分置きにトイレに起きる感じ。お腹痛い、下痢してる、寝不足の状態でスタートとなりました。
不調のため、朝ごはんは食べず、車の中で寝ていました。代わりにPちゃんが食べたものをご紹介。
こちら牛肉がのった米麺。フォーに似た感じ。カンボジアではクイテウサイッコーといいます。サイッコーが牛肉です。
カンポット州Chhuk郡での活動
朝食後、車はさらに南下。目的地のChhuk中学校には9時半ぐらいに着きました。中学生たちが校門から校舎のあたりまで並んでくれてお出迎えしてくれました。そのときの様子です。みんなで歌を歌ってくれて感激です。
入場後、セレモニーが開かれました。今年からの安田のチャレンジは国家を一緒に歌うことと子どもたちへのスピーチをクメール語で行うことです。動画がありますので、是非ごらんください。
国歌斉唱のシーンから見たい方は・・・
生徒代表からのメッセージから見たい方は・・・
安田のクメール語のスピーチから見たい方はこちら・・・
クメール語のスピーチ、子供たちは真剣に聞いてくれました。うれしかったです。あとのお昼ご飯のときスタッフのデビットさんに感想を聴いたら「発音ばっちりで何を言っているのかしっかりわかりました」とのこと。今年1年ずっと練習してきて本当によかった!!
では自転車をもらって子供たちのうれしそうな笑顔の写真をどうぞ!!
絶不調の安田の空元気の笑顔・・・
次の行程は返礼品となる個別写真の撮影。この計50人の写真を撮っていきます。こちらの後ろ姿は新スタッフのデビットさん。右側の黒いズボンはPちゃん。Pちゃんは番号表を手に抜けがないか確認してくれました。安田はこの時間、子供たちの笑顔の写真を撮って、そのあと椅子を並べて寝てました・・・サボっててすみません。
セレモニーが終わりましたら、会場となりましたChhuk中学校に自転車修理クラブを設立します。
自転車マニュアルを見ながら修理の仕方を学びます。
こちらが届けられました自転車修理用の工具と交換用パーツ。工具箱に貼ってある注意書きも今年から導入したもの。先生と生徒さん向けに以下のようなことが書いてあります。
自転車修理クラブの説明
先生方へ
・子供たちに自由に自転車を修理させてください
・毎年交換用パーツを補給します
・自転車クラブのプレートは無くさないでください。
子どもたちへ
・自転車を修理するときは遠慮なく先生に言ってください
・工具は大切に使ってください
・修理が苦手な子を助けてください
最後にありがとうメッセージビデオを撮影してこの学校をあとにしました。
次はタケオ州に向かいます。カンポット州の北東に位置しますので少しおおまわりでプノンペンに戻る感じ。途中でお昼ご飯を食べました。
野菜のいためもの。
鶏肉のすっぱいスープ。
イカと野菜の炒め物。
安田は2品目のスープを具無しで2杯ほどいただきました。あまり欲しくないのですが、塩分とミネラルは補給せねば・・・でもおいしかったです。
午後はタケオ州にある2つの自転車クラブへのパーツ補給。学校に向かいますが・・・つかない・・・
カンボジアでは少し奥に入ると舗装されていない道ばかりです。雨期でぬかるみ変形してしまった道路が続く・・・・本当にこの道でいいのか・・・事情を聴いてみるとGoogleマップが案内した経路のようです。Pちゃん曰く、Googleマップは衛星写真データとバイク、車が通った際の運転者のスマホGPSデータをもとに作られています。そう、「バイクが通ればそこは通行可能な道」なわけでした。
左右に大きく揺れる車で安田は車酔い。頭まで痛くなって、お腹やら頭やらなんだか「もう許して~」という感じでした。
仕方がないので引き換えします。1時間ほどロスしたでしょうか。
予定よりかなり遅くなってしまいましたが、何とか到着。
こちらの学校は2022年に自転車修理クラブが設立されました。でも今年導入した注意書きをもとにしっかり子どもたちに説明。スタッフのヴィリャックさんが説明してくれています。
こちらが補給されたパーツ。これでまたたくさんの自転車が復活します。
最後にありがとうメッセージビデオを撮影して、こちらの学校をあとにしました。
このあともう1校パーツ補給する予定でしたが、前述の道を引き返したロスが大きく学校に到着したのは17時30分。暗くなると危ないのでもう子供たちは帰っておりました。残念ですけど、後日仕切り直しとなりました。
というわけで、自転車寄贈、自転車修理クラブ設立、パーツ補給それぞれ1か所という遅れ気味の進捗ですが、こんな日もあるでしょう。
プノンペンに戻ってきました。Pちゃんと晩御飯食べに行く元気もなく・・・Pちゃんは今日のために来てくれたといっても過言ではなく。12月10日は安田の誕生日なのでした。それがこんな形になってしまって本当に申し訳ない。
安田はホテルに帰ってベッドにダイブ。時間は午後7時すぎ。とりあえず午前2時まで寝て体調と相談して、マシになってたらブログ書いたり洗濯した入りしよう・・・と思った次第です。
Pちゃんが晩御飯の写真送ってくれました。
牛肉炒め(Lok Lak Beef)とアモック。
そして豚の水餃子。「中華ハーブが効いて、モチモチで美味しかった!」とコメントがありました。一緒に食べたかった!!
このブログを書いている今の時間は12月11日午前3時50分。はい。2時まで寝て少しマシに感じたので起きてきてブログを書いています。というのも・・・毎日更新なのでため込むと恐ろしいことになるから・・・というのもあります。
これからシャワー浴びて洗濯して、時間があれば集合の6時30分まで仮眠します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月11日。現地活動の二日目です。
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
※下記スケジュールは後述のトラブルを反映した結果を記載しております。
日付 | 学校 | 内容 | 州 | 郡 |
2024/12/11 | CHONG MONG | パーツ補給 | コンポンチュナン | Tuek Phos |
TOUL KHPOS | パーツ補給 | |||
KAOH KANDAL | パーツ補給 | |||
KBAL TOEK | パーツ補給 | |||
APIVOAD | パーツ補給 | |||
CHEA SIM | パーツ補給 | Kampong Tralach | ||
CHIBACHROY | パーツ補給 | |||
安田の支援している奨学生に会う |
今日の訪問場所はカンボジア自転車プロジェクト元年で訪れた場所。コンポンチュナン州です。ここには15個の自転車修理クラブがあり、時間の許す限りパーツ補給で中学校をまわりました。そして、安田が奨学金(ダルニー奨学金)を通して支援している生徒の一人に会いに行きました。
まずは朝のルーティンから。洗濯です。前日起こった断水は事故ではなくホテル側が止めているみたい。Pちゃんが泊っているとなりのホテルでも同じく断水していてフロントに電話したら水が出たとの話でした・・・まぁとにかく水が出るようになって良かったです。
昨日から始まった下痢は1週間は続くと覚悟して、とにかく食べなければ回復しないと思って朝食を採ることにしました。
こちらは豚肉フォーとでもいいましょうか、米麺に豚肉がのっかったもので、「クイテウサイチュルーク」といいます。
まずはコンポンチュナン州Tuek Phos郡の学校へのパーツ補給です。
学校へ到着。
自転車修理に必要な交換用パーツを補給し、ありがとうメッセージビデオの収録。
昨日のブログでも紹介した自転車クラブの運営の注意書きを学校の先生に説明。
そして、うれしそうな子供たちの笑顔。
2校目に到着。
ありがとうメッセージビデオの収録。
自転車クラブの運営の注意書きを学校の先生と生徒たちに説明。
そして、うれしそうな子供たちの笑顔。
3校目に到着。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
自転車クラブの運営の注意書きの説明。
そして、子供たちの笑顔。(なんだか繰り返しですみません・・・)
4校目に到着。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
そして子供たちの笑顔。
このエリア最後の5校目に到着。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
自転車修理クラブの運営の注意書きを説明。
そして子供たちの笑顔の写真。
ちなみにここの自転車クラブはPちゃんがずっと支援している学校です。彼と一緒の写真もあるのですが、ここでは掲載を控えさせていただきます。
移動している最中に「バキッ!!」と大きな音が車から響きました。何事かと・・・ドライバーさんが心配そうに車から降りてチェックしています。
こちら右前の車輪の様子。下の写真は正常な状態の別の車輪。
1枚目の写真がちょっと沈んでいる様子がわかります。Pちゃんの予想では板バネが折れたのでは?とのこと。板バネって何?と思いつつ博学のPちゃんに感心。
でも感心している場合ではなく、修理のためにプノンペンに戻らなくてはならず午後の予定が大きく変更になりました。
こちら、タケノコと牛肉の炒め物・・・と思いきや、タケノコではなくパーム(ヤシの木)の若芽だそうです。触感はタケノコに似ていますが、若干やわらかめでしょうか。
小魚のフライ。パパイヤの酢の物に付けて食べます。
ご飯は白米と赤米のブレンド。
そしてタロイモと魚のスープ。スープの味はちょっと独特でしたが飲んでいくうちに慣れてきて、まぁ・・おいしかったです。
午後はKampong Tralach郡の学校を全部まわりたかったのですが車のトラブルでプノンペンへの帰り道に近い学校2つだけを回ることになりました。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
パーツが補給されてうれしそうな子供たちの笑顔。
学校へ到着。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
そしてうれしそうな子供たちの笑顔です。
ここまででパーツ補給は終了。計7つの学校を訪問しました。明日もコンポンチュナン州を訪問予定ですので、今日の遅れを何とか取り返したいところです。
パーツ補給の途中で、安田が奨学金で支援するミエン・スレイ・フォスちゃんに会ってきました。彼女は今年、高校に進学。民際センターのダルニー奨学金を通して支援していたのですが、その奨学金は中学校までの支援。彼女の意向を聴き、勉強を続けたいとのことで高校の学費も支援することになったのです。
安田とフォスちゃんが話している様子をPちゃんが動画で撮影してくれていました。
フォスちゃんは将来高校の先生になりたいのだそう。「支援は続けるから、一生懸命勉強してくださいね」と伝えてきました。
いよいよプノンペンに戻ってきました。今日でキャラバン隊への同行を終えるPちゃんが晩御飯をごちそうしてくれることになりました。2019年のときに行っておいしかったピザ屋さんです。
出かける前にホテルに戻って洗濯タイム。入口の前でチマオが待っていました。
小魚の餌をたくさん食べてくれます。ここにうまく居座わって宿泊客からご飯がもらい続けられるといいのですが~。
そして、ピザ屋さんにGO!
生ハムがのった特大ピザ!
シーフード特大ピザ!
ピザ以外にも生ハムやアラカルトメニューが豊富です。
こちらはチーズと生ハム。
そして、こちらが・・・名前忘れてしまいました・・・中身は・・・
こんな感じでチーズがトロトロです。
みんなでワイワイいいながら、楽しく、そしてときに真面目な話をまじえて過ごしました。ワインもおいしくって大満足。Pちゃん、ごちそうさまでした!!
そして・・・締めメニュー
ホテル近くにあるお店でPちゃんが麺料理を食べたいということで禁断の締め炭水化物を食しにいきました。
こちらは安田が頼んだアヒル肉のヌードル。麺はラーメンと細ウドンの間ぐらいでしょうか。日本のラーメンとは少し違います。
今日は自転車修理クラブへのパーツ補給が7カ所。それぞれの学校で同じことの繰り返しのような感じでこのブログも面白みに欠けたかもしれません。でもそれぞれの中学校でパーツを補給することで、またたくさんの自転車が蘇ります。そして子供たちが気軽に修理できるように自転車修理クラブの運営方法について改めて先生や子供たちに伝えられたことはとっても有意義なことだと思っています。
「地味だけど大切。」
でもたくさんの子どもたちの笑顔の写真を見返していると
「そう地味でもないな・・・」
と思い返すのでした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月12日。現地活動の3日目です。
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
日付 | 学校 | 内容 | 州 | 郡 |
2024/12/12 | TRAPAING CHAN | パーツ補給 | コンポンチュナン | Baribo |
ROVIENG CHUM | パーツ補給 | |||
KIRISOVANVONG | パーツ補給 | Rolea B’ier | ||
BUN RANY HUN SEN ROLEAR BIER | パーツ補給 | |||
TEUK HAUT | パーツ補給 | |||
NEAKTAHARNG | パーツ補給 | Kampong Tralach | ||
ANG SEREY | パーツ補給 | |||
安田の支援している奨学生に会う |
今日の訪問場所は昨日と同じくコンポンチュナン州です。この週にある7個の自転車修理クラブにパーツを補給し、間に安田が支援する2人の奨学生の子に会ってきました。
朝からニャーニャー声がするのでチマオにエサやり。そしていつも通り朝6時半に集合。現地に向かう途中に朝ごはんをいただきました。
昨日はクイテウサイチュルーク(豚麺)でしたが、今日はクイテウサイッコー(牛麺)にしました。牛肉がのっているフォーです。おいしかったです。ようやく下痢もマシになってきた感じ。でもまだゆるいので油断大敵です。
最初の目的地はBaribo郡です。ここにある2か所の自転車クラブにパーツ補給です。
学校に到着。
自転車クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
そして子供たちの笑顔。(※昨日同様、この繰り返しですみません。)
2校目に到着です。
自転車クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
そうそう、この写真に写る女性。2019年の訪問記で登場した元EDFカンボジアのインターンのユズキちゃんです。去年に続いて、今年もこの日だけですが参加してくれました。彼女は子供たちを笑わせる担当をお願いしました。
そして子供たちの笑顔
そしてキャラバン隊はRolea B’ier郡へ移動してきました。こちらには3つの自転車クラブがあります。
学校に到着。こちらの自転車修理クラブは転々と移動してきた歴史がありまして、最初は2017年にカンポット州のROLUOS中学校に設立されました。しかし2021年に同じカンポット州のANG BREI中学校に移設されました。ROLUOS中学校はカンボジアのリゾート地シアヌークヴィル特別市に近いところにあります。開発が急ピッチで進んでおり、地価もあがっているとのこと。そうなると農地を売却する農家も増え、売却後は他の地域に引っ越していきます。だからROLUOS中学校の生徒数は激減。自転車クラブの需要が減ってしまったことが理由です。そしてさらに2023年にこのKIRISOVANVONG に移転してきました。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオの撮影。それにしてもすごい数の生徒さんが集まってくれました。
そしてうれしそうな生徒さんたち。
学校に到着。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオの撮影。ちょっと集まった生徒さんが少ないか・・・。
そして子供たちの笑顔の写真です。
学校に到着。
子どもたちと自転車プレートや自転車修理クラブの運営の注意書きプレートを貼るために両面テープをめくっているところ。子どもたちとわちゃわちゃしたくて、一緒にできる作業はなるべく子どもたちと一緒にしようと思いまして。今日はユズキちゃんがいたので撮影してくれていました。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
子どもたちの笑顔の写真です。
川魚フライに納豆と野菜の炒め物をのせたもの。
鶏肉と野菜のスープ。
空心菜の炒め物。
魚とキノコのスープ。・・・ただ魚が鱗付いたままだったので、皮をはぎながら食べたのですが、スープも鱗だらけでなかなか難易度の高いスープ。味はおいしかったのですが・・・
デザートのスイカです。
午後はKampong Tralach郡での活動。昨日の車両トラブルで回れなかったところを回ります。
学校に到着。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
そして子供たちの笑顔の写真です。オッサンの安田の顔が写りこんでいてすみません。
このあと、この学校に通う中学1年生の奨学生に会ったのですが、その話は後述いたします。
学校に到着。こちらのANG SEREY中学校は、2016年のカンボジア自転車プロジェクト元年。最初にできた自転車修理クラブ。そう、通し番号でNO1の自転車クラブです。
最初のクラブでも生徒さんたちは移り変わっていくのでちゃんと自転車修理クラブの運営の注意書きの説明をします。
そしてありがとうメッセージビデオを撮影。
最後に子どもたちの笑顔の写真をどうぞ。
安田がダルニー奨学金を通して支援している子にあってきました。ダルに―奨学金は中学生の支援。昨日のブログで紹介しましたミエン・スレイ・フォスちゃんは今回高校生になって安田がダルニー奨学金を通さずに支援しているわけです。そしてダルニー奨学金の方は、再び中学1年生の新しい子を支援する仕組みとなっています。その新しい子が今回のチョーン・ナリン・ロセカちゃんです。
そのロセカちゃんに色々と質問してみました。現在は中学1年生の12歳。得意科目は数学。家から学校までは1キロぐらいで祖母の自転車で通っているとのこと。家族のことをきくと・・・
泣いちゃいました。
お父さんは48歳で亡くなってしまったのだそう。悲しませる質問をしてしまいました。現在はお母さんと高校3年生のお姉さんと暮らしているのだそう。安田がこれまで見てきた貧困家庭の多くは父親が死亡か離婚・又は失踪でいないケースがほとんど。ロセカちゃんファミリーの今後のことを考えると色々と胸が詰まります。
詰まってきたんで鼻の奥がツンとしました。でも絶対に泣いたりしません。日本からやってきた今日会ったばかりのオッサンの涙なんて1円にもなりません。ぐっとこらえて・・・
「将来の夢は?」と質問。
警察官になりたいのだとか。地域を守る仕事として尊敬しているのだとか。
「じゃあ、そのためには勉強がんばらないといけないね。」
安田は続けました。
「がんばってロセカちゃんのサポートを続けます。高校に行きたいんだったら高校の学費もサポートします。大学に行きたいんだったらその学費もサポートします。学費のことは気にしないでください。他にも色々困難なことはあると思うけど、まずは勉強をがんばって夢をつかむために前に進んでください。」
ロセカちゃんは強くうなずいてくれました。そして最後のお別れのタイミングでポチ袋に入ったプレゼント。彼女に一番必要なものです。そのとき、思わず立ちあがって「サンキュー!」と英語で彼女はお礼をいって笑顔になってくれました。安田を含めてまわりがびっくりしたので彼女は照れくさそうになりみんなで最後に笑いました。
悲しい質問をしてしまいましたがいい出会いになりました。
彼女と別れたあと、車の中でユズキちゃんに話したことがあります。
彼女はいまものすごい困難な環境で暮らしているんだと思います。これからも大変んなことがたくさん待ち受けてるでしょう。安田ができることはサポートし続けることだけ。ダルニー奨学金は中学3年で終わり。でも高校も大学もサポートしてくれる日本から来た変なオッサンに彼女は出会いました。10年後、彼女は大学を卒業し警察官になるという夢を果たし、こう思うのです。「すごく苦しい子供時代を過ごしてきました。でもヤスダというオッサンに出会えたことは私にとって幸福なことでした。」と。そう願ってもらうための10年サポートがスタートしたのです。先日53歳になった安田は10年後63歳。一生懸命働けばいいだけのことです。
10年サポートのスタートの話のあとは、10年サポートの9年目まで来た彼女のお話しです。
ロセカちゃんのあと、リンナちゃんにも会ってきました。
なんどかブログで紹介しているリンナちゃんですが、改めて彼女のことをご紹介します。
リンナちゃんは2015年から支援をしている、安田にとっては初めての奨学生です。こちらの写真はその2015年、民際センターから送られてきました写真です。2015年にカンボジアを訪問し実際にあってきました。そのときは「将来は看護師さんになりたい」と夢を語ってくれました。
3年後、に再び会ったとき、「進学したい。支援をお願いできないか。」というお願いをうけて民際センターさんの奨学金制度「ダルニー奨学金」とは離れて自分で高校で勉強するための支援を継続しました。
こちらが高校3年生となったリンナちゃん。無事高校を卒業しました。
高校を卒業したあと、近くの工場で働きだしたと聞きました。(コロナの影響で安田が彼女に会いにいけなかったため、EDFカンボジア(民際センター)さんから聞いた話です)
その事情は簡単に離すと、「看護学校が学校から遠いところにしかなく、寮に入ると祖母の世話をする人がいなくなる。」ということでした。そればっかりはどうしようもない・・・と安田は口出しせず彼女の幸せを願っていました。
こちらは2022年のとき、コロナがあけて3年ぶりにリンナちゃんに会ったときの写真。
当時のことを綴った安田のブログから引用します。
彼女、今は衣料関係の工場で働いています。月給は200ドルほど。ちなみにカンボジア政府は2023年の最低賃金を200ドルに定めました。※2022年は194ドル
だから最低賃金に近い収入となります。ただ、安田はこれを肯定的にとらえています。最低賃金なんか守られていない国なんです。農業従事者や日雇労働者は仕事が安定せず最賃なんかよりもっともっと安い賃金で働いています。彼女は高校を卒業し工場勤務という安定した仕事を得て2022年の最賃以上の収入を得ているわけです。彼女の家庭の貧困度合いはそれはすさまじく、2015年に訪問したときに「あなたの家庭が村の中で一番貧乏です」という村役場からのお墨付き(これがあると病院などが無料になる)を見せてもらったことがあります。
がんばって働いて貧困脱出。カンボジアの子供たちは皆、「貧乏だから金をくれ」とは言いません。「貧乏から抜け出すチャンスがほしい」と言います。彼女は看護師の夢は横においた状態ですが、貧困脱出のきっかけとなるチャンスをきっちりつかみ、努力し、そして自ら切り開いたと思っています。そんなことを思っているとまた涙腺が崩壊しそうに・・・泣きませんけど・・・安田の涙は1円にもなりませんから。
そうそう、彼女。念願のスマホをゲットしていました。51歳のオッサンが19歳のレディに「SNSでつながりませんか?」と申し出。リンナちゃん、本当にごめんなさい。あの環境では断れないよね。あとでブロックしてもいいからね(^^;
というわけでSNSでつながることができました。
そして彼女にメッセージを伝えました。
「もし、何か困ったことがあったら、EDFのチャンディさんでも安田でもいいから必ず連絡ください。力になります。そのために仕事がんばります!」と。
看護師の夢の話は一切しませんでした。
夢なんか実現しなくってもいい。
夢なんか何回変わってもいい。
夢なんか無くってもいい。
とにかく幸せになってください。
会ってすぐ、挨拶を済ませたときに彼女は「中学高校とサポートしてくれてありがとうございました。進学できなくてごめんなさい(チャンディさん通訳)」といいました。あなたは謝ることなんて一つもしていない。ずっと貧困のなかでがんばってきたあなたにずっと勇気と元気をもらい続けていました。お礼を言うのはこちらのほうです。
そういえば、彼女、今日のために仕事を1日休んでくれたそうです。安田のせいでお給料減っちゃいますね。(有給休暇とかあるのかどうか知りません・・・)ごめんなさい。そして持参したポチ袋を渡しました。クリスマスプレゼントかお年玉みたいなもんでしょうか。もう前みたいに食べ物とかのプレゼントはいりません。一番使い勝手のいいものを渡しました。何かの足しになればと思います。
彼女は終始笑顔でした。その笑顔があればこれからも幸せにやっていけるのではないかと信じています。彼女の将来に1つでもたくさんの楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことが訪れることを願っています。
スマホを通してSNSでつながったリンナちゃん。ある日、学校の募集要項の写真を送ってくれました。
「そうだよね。学校行きたいよね。いつかいけるといいよね・・・」
なんて、思ってたんです。
でも彼女は「ここの学校に行きたいんです。来月までに申込しなければなりません。サポートしてもらえませんか?」と簡単な英語で伝えてきました。
「えっ、おばあちゃんは?お世話しなくていいの?」と疑問に思った安田は、EDFカンボジアのチャンディさんに間に入ってもらいました。というのもリンナちゃんも安田もブロークンな英語で話していて、細かいニュアンスが伝わらないからです。EDFカンボジアのチャンディさんに連絡を取ってもらうことにしました。そしたら・・・
リンナちゃんは自宅から通える看護学校を見つけてきて、ここの入学を希望している。通う期間は3年間。毎年〇〇ドル必要だがお金がない。だから支援をお願いしてきた。
ということでした。そして
手続きはあと2週間ぐらい。試験は彼女は成績優秀だったからおそらく大丈夫。
とも。
安田の気持ちは1秒で固まり、即送金。「3年間何がなんでもサポートするから勉強して夢をつかんで!」とSNSを通してリンナちゃんにも伝えました。
奨学金を通して知り合ったリンナちゃんですが、カンボジア自転車プロジェクト2016で自転車を受け取っています。
下の写真はその翌年2017年に訪問したときのもの。通学に自転車は大切に使われているようでした。
先日SNSのテレグラムで彼女に「あの自転車まだ使ってる?」と聴いたら、「もちろん!」と返事が返ってきました。「もしよかったら写真送って!」とお願いしました。看護学校と病院での実習で超大忙しの彼女。お願いしてから約1か月後、写真が贈られてきました。
彼女は週5は学校、週2でインターンとしてクリニックで勤務しています。学校の勉強などもあり空いている時間はほとんどなくすごく多忙。今日は彼女は勤務日だったのでクリニックまで会いに行きました。
彼女とっても元気そうでした。もうすぐ3年生に進級します。進級テストは無事にクリアしたとのこと。あと1年がんばれば看護師に・・・と思って聞いてみたら、やっぱり最後は看護師のライセンスを得るための試験があるとのこと。2015年に始まったリンナちゃんの10年サポートは今9年経ちました。あと1年で彼女はずっと言ってきた「看護師になりたい」という夢をつかもうとしています。「来年も会いに来るから、看護師のライセンス証ゲットして見せてくださいね」と伝えました。そして彼女にもポチ袋をプレゼント・・・プレゼントしたときに不調の続く安田のお腹がキリッと痛みました。
あっ。EDFのヴィリャックさんにもらった薬もうなくなるけど・・・もしかしてリンナちゃんのクリニックで買えるのかな?
そう、思って聞いてみました。結果はOKとのこと。というわけで一緒に彼女の働くクリニックに行ってみました。
安田はまだ中に入ったことがありません。こんな機会はもう2度とないはずなので、外で待つのではなく、図々しく中に入っていきました。
こちらが看護師(の卵)として働くリンナちゃんです。なんか・・・2015年に会ったとき、一度も笑ってくれなかった、そして着古したボロボロの服を着ていた彼女の姿を思い出しました。彼女が本当にこれまでずっと頑張り続け、そして立派にクリニックで働いている。その姿をすごく近い距離で写真や動画ではなく生で見られることができて、もう気分は最高でした!先生は「下痢以外に症状は無い?」とサービスで聞いてくれて、「はい。熱も腹痛もありません。」と答えました。親切な先生。きっと職場の雰囲気もいいでしょう。彼女のことよろしくお願いします。一人前の看護師になるためにしっかり鍛えてあげてください。あっでも職場恋愛とかはご勘弁を・・・でも相思相愛なら先生は経済力がすごくありそうだからいいお話なのかも・・・とかわけのわからない妄想が頭のなかでグルグルまわっていました。
こちらが受け取ったお薬です。彼女が薬棚から取り出し、数を数え、封入し、先生に飲み方を確認し、説明シールを貼り、そして手書きで回数と「食後」のところのチェックを書いてくれました。彼女がかなえたかった夢(まだ卵ですが)の仕事を安田のために行ってくれました。料金をきくと2.5ドル。もちろん安田にとってはプライスレス。お客さんとしてお支払いし、クリニックの売上になり、彼女への人件費になります。
9日から始まった下痢。この日のためだったんですね。結果オーライ。この薬は安田の宝物だから飲みませんけど、下痢がおさまらなかったら1回だけ飲むかもしれません(^^;
今日の任務は完了。プノンペンに戻ってきました。そしたらチマオが待っていました。
今日でユズキちゃん、そして写真に写っていないので登場する機会がありませんでしたがユズキちゃんと一緒に参加してくれたオダギリくん。今日1日のみの同行でしたので一緒に食事をしましょうとお誘いしました。そして明日からのキャラバン隊に日曜日まで同行する新たな同行者吉川さんがちょうど空港からホテルに到着するタイミングと会いそうだったのでみんなで食べに行くことにしました。
こちら食べ終わってホテルに戻って撮った集合写真です。右からオダギリくん、花堂さん、吉川さんです。吉川さんについてのご紹介は明日のブログで記載いたします。
ちなみに昨日はピザ屋さんでしたけど、今日は違うピザ屋さん。ユズキちゃんのリクエストで決まりました。
オーダーも彼女にお任せしましたので、料理名が何かわかりませんが何となく想像つくと思いますので省略させてください。
ホテルに戻って前掲の集合写真を撮って、解散。でも吉川さんとはもう少し話をすることになりました。2軒目に行こうかと思っていたのですが、王宮のことを言われたので、「ライトアップがきれいだから、コンビニでビール買って見に行きませんか?」とお誘いしました。そして王宮でしばらく話した後、次は安田の格安クルージングの話になったので、「今から行きますか?」とお誘いしました。
実はこのクルージング。ここ数年毎年乗ってるのですが、「今年は無理かなぁ」と思っていたんです。思いがけず乗ることになって本当にラッキーでした。
今日もたくさんの子どもたちの笑顔に囲まれ、新たな奨学生ロセカちゃんと出会い、リンナちゃんからお薬を購入し、同行してくれたお三方と食事をし、最後は大好きなクルーズ。本当に楽しい一日でした。
皆さん、最後までご覧いただきありがとうございました!
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月13日。現地活動の4日目です。今日から18日まで長期ロードの開始です(#^^#)
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
日付 | 学校 | 内容 | 州 | 郡 |
2024/12/13 | SORT TOEP | パーツ補給 | コンポンチャム | Choeng Prey |
MEAN CHEY | パーツ補給 | |||
HUN SEN PHNOM SANTUK | パーツ補給 | コンポントム | Santuk | |
MRAK | パーツ補給 | Prasat Balangk | ||
PRASAT BALAING | パーツ補給 | |||
PREY PREAL | パーツ補給 | Kampong Svay | ||
安田の支援している奨学生に会う |
今日の訪問場所はコンポンチャム州とコンポントム州。コンポンチャム州には2つ、コンポントム州には5つの自転車クラブがあります。コンポンチャム州の2つと、コンポントム州の5つのうち4つでそれぞれにパーツの補給を行います。途中、安田が支援する奨学生にも会ってきました。
今日12月13日から18日まで長期ロードです。4泊5日。日本でもあまりない長旅。カンボジアで行ったことが無いエリアに行くのは本当にわくわくします。でも大変なのは荷造り。これまでプノンペンに日帰りで帰ってきていたので着替えなどは不要で比較的荷物も少なめ。でも今回はそういうわけにはいきません。
6時半集合なので5時に起きて最終荷造りのチェックをしていました。
こちら、安田がカンボジア元年の2015年から愛用している衣類の圧縮袋。まぁ着替えといってもミニマムで圧縮しちゃうとバックパックにコンパクトに収まります。多少しわが入りますがとっても便利ですよ!
そして、いつもの移動用バンも補給パーツでいっぱい。でもこれでも今日まわるパーツの分だけです。
「えっ?でも戻ってこないんでしょ?残りはどうするの?」
その答えは最後の方に記載しています。
ところでこの段ボールの正体は??どうやって積むかドライバーとスタッフで頭を悩ませています。
なんとか積み込みも終わり、今日の最初の目的地コンポンチャム州に向かいました。
こちら途中で食べた豚肉のフォー。クイテウサイチュルークです。店によってはこの写真のようにいわゆるホルモンが入っていることがあります。もちろん臭みなんてありませんよ。とってもおいしかったです。
そして、朝食レストランの前で記念撮影。
「なんで?」
そう、昨日同行してくれていたユズキちゃんとオダギリ君とここでお別れなのです。お二人はコンポンチャム州にあるCBBという団体が運営している施設を訪問するとのこと。お互いの旅の安全を祈ってお別れしました。そして左からお二人目が昨日の夜から合流しました吉川さんです。吉川さんのお話は後述いたします。
コンポンチャム州 Choeng Prey 郡に到着しました。こちらでは2つの学校のパーツ補給です。今日もパーツ補給ばかりです。でも途中面白いところももりだくさんにありますので見逃さないでください!
1校目に到着です。
通学用に使われているたくさんの自転車があります。パーツ補給でたくさんの自転車が修理できて蘇っていきます。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
2校目に到着しました。校門に施されたテバター(女神像)がとてもきれいでした。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。もう何度も行ってきましたのでスタッフのヴィリャックさんも慣れてきました。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
コンポンチャム州から北上しコンポントム州に入りました。
学校に到着。カンボジアの学校にはめずらしくタイルで舗装されています。とっても素敵!!
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。余計なオッサンが写りこんでいてすみません。
コンポントム州はとっても広いんです。隣の郡に移動してきました。
学校に到着。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
ところで皆さん、集まっている子供たちの数、少ないと思われませんか?ちなみにこちらの学校は昨年度支給された交換用パーツがまだ残っている状態でした。
もっとどんどん修理に使ってほしいのに・・・と思うところです。
「それが集まっている子供たちの数と関係あるの?」
はい。実はあるのです。その数はおおむねカンボジア自転車プロジェクトの活動に対する先生の理解度・協力度合いに当然関係してきます。関係ある指標としては・・・
などがあると安田は感じています。でも最初からガッツリ協力してくれる学校や先生ばかりではありません。EDFとの信頼関係の構築にも当然時間がかかるわけで、1年に一度しか訪れない安田なんぞは介入の余地もございません。それでも1回の訪問を最大限に活かすために前述の「説明」を行っているわけです。今年からの取り組みですが、来年再訪したときに状況が変わっていることを願うばかりです。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
レストランで料理ができるのを待っているとスタッフのヴィリャックさんが買ってきてくれました。コンポントム州名物のクモ。足はクリスピー、お腹はちょっとブニュってしている見たまんまの料理です。
食べている最中の写真を取り忘れました。ちなみに同行者の吉川さんもすんなり口に入れていました。
「本当に食べたの?」
はい。ちなみにクモは2回目なんです。2019年のときに一度食べたことがあり、そのときは口にクモを入れている瞬間の写真を掲載しました。こちらです。
詳しくは以下のブログをご覧ください。
[訪問記2019-5]2019/12/10 Qちゃん現る!!コンポントム州へ移動の一日・・・移動の後が長いんですが・・・
で、クモや昆虫色が苦手な方はこちらからご覧ください。もうクモの話は出てきません。
骨付き豚肉のロースト。
豚肉とショウガの炒め物。
そして魚と野菜のスープです。
午後もコンポントム州での活動です。コンポントム州は続くよどこまでも。
MRAK中学校へ到着。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
「ん?サッカーボールとバレーボール写ってるけど何?」
「ん?まんなかに写っている男性は、今日から参加の吉川さん?」
はい。そうです。大変遅くなりましたが、吉川さんのことをご紹介いたします。
同行いただきました吉川さんは安田と10年来お付き合いいただいている大切な人です。大阪市内でIT会社を経営している社長さんです。こちらのMrak中学校の自転車修理クラブを設立の2020年から支援してくださっています。今年で5年となりました。
その吉川さんから「今年はMrak中学校に行ってみたい」とのお話をいただきまして実現しました。しかも吉川さんは子供たちにお土産としてサッカーボール、バレーボール、そしてバレーボールのネットを日本で購入し持ってきてくれたのです。
冒頭のこちらの大きな段ボール箱。よく見ると吉川さんの会社の名前が書かれています。
そう、この箱の中身がボールとバレーボールネットだったのです。吉川さん、ご同行いただき本当にありがとうございました。あまり大々的なセレモニーは遠慮したいとのご意向が伝わったのか、セレモニーは無し。でも子どもたちの胸には正装を意味する緑色のスカーフが巻かれていました。きっとチャンディさんがMrak中学校の先生にお願いしてくれたんだと思います。チャンディさんありがとうございます。
そのスカーフを巻いた、うれしそうな笑顔の子どもたちです。
訪問の様子はしっかりとビデオに収めて吉川さんに送らせていただきました。
次の学校へ移動してきました。
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
いよいよ本日の活動も終盤。最後のKampong Svay郡に向かいました。
学校を立ち去ろうとしましたら・・・
子どもたちが話しかけてくれました。安田は覚えたてのクメール語で、
「クニョムムンサウポーカエニジェイピアサークマエテー(私はクメール語が上手に話せません)」と伝えました。そしたら、
「ノープロブレム」と英語の回答。そっか、英会話を楽しみにきたのね。だったら受けてたとうじゃないの。安田がもう8年以上続けているDMM英会話。これまでお世話になった先生方の期待に応えるべく、彼女らと英会話バトルです。最近、安田は英語のレッスンで「いっつもカンボジアの子どもたちに負け負けなので今度こそ勝ちたいんです!」と話していて、「私たち先生の名誉のためにがんばって!」とはっぱをかけてもらっていたのでした。そして結果は・・・・・・・!!!!!
チーン
さぁ帰りましょう。
※念のため申し上げます。DMM英会話は本当にすばらしい教育システムで、先生方もすばらしい方たちばかりです。安田がアホなだけなんです・・・
コンポントム州に住む、安田にとっては2人目の奨学生となるセン・ニサちゃんに会ってきました。会って確かめたいことがありました。
というのも、将来は学校の先生になりたいと夢見て勉強していた彼女。昨年会った時が高校3年生でした。10月に行われた一斉テストの結果次第で進学できるかどうかが決まります。
でも結果はダメだったんです。
ただ、一斉テストへの挑戦は一度だけでなく、次回も受けられるとのこと。彼女はラインを下回ったコンピュータ、英語、クメール語、数学(結構ある・・・)の4教科の勉強を続けているとのこと。もちろん彼女は奨学生になるぐらいだからかなりの貧困家庭で暮らしています。コンピュータと英語は無料スクールがあるので通っているとのこと。問題はクメール語と数学。塾があるけど、それぞれ月10ドル、年間120ドル、2教科だから240ドルかかるようです。
夢を追いかける気持ちがあるのなら。彼女が諦めないのなら。安田はサポートしようと決めました。ただ一度に240ドル渡すのは危険なんです。親が何かに使ってしまうかもしれません。そのため毎月10ドルずつ授業料をしっかり収められる仕組みが必要。そこはチャンディさんがサポートしてくれることになりました。
来年2025年の10月に試験があり、発表は11月。
『そのときに「パスしました!」とEDF経由でいいから連絡ください。安田は日本で大いに歓喜し、そして2025年の12月にまた会いに来るから』と伝えました。
これで安田が支援している4人の奨学生たちに全部会えたことになります。
リンナちゃん:あと1年で看護師に!
セン・ニサちゃん:一斉テストパスのため勉強中!
スレイ・フォスちゃん:高校1年生になりがんばりちゅう!
ロセカちゃん:今年から支援を始めた中学1年生。
安田は日本でしっかり働きます。このブログ読者の皆さん、仕事ください~!
コンポントム州を離れ、いざシェムリアップ州へ。明日はシェムリアップ州のすべての自転車修理クラブへパーツ補給の1日です。そのため前日の今日がんばって移動してきました。ちなみにその次はバッタンバン州、ポーサット州を訪問し、今年の活動が終える最終日18日にプノンペンに戻り、打ち上げをしたと、そのまま夜行バスでシェムリアップに戻る予定です。そのわけは・・・19日のブログでお伝えいたします。
シェムリアップに移動後、レストランで皆で食事をしました。
豚肉ロースとボイルしたホルモンのサラダ。
野菜をロールした豚肉と野菜の串焼き。
魚の練り天。
アモック。どれもおいしかったです!!
最後に吉川さんの希望の寄り道を少しだけしてホテルに戻りました。そのときが夜の10時。
さぁブログを書こうと書き出して、この文章を書いている時刻が・・・12時30分。あぁ・・・今日はちょっと時間がかかって2時間半。明日の集合は7時だから昨日より全然余裕があります(^^; さぁシャワー浴びて寝ます。最後までご覧いただきありがとうございました!!
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月14日。現地活動の5日目です。昨日から始まりました長期ロードの2日目です!!
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
日付 | 学校 | 内容 | 州 | 郡 |
2024/12/14 | CHI KRAENG | パーツ補給 | シェムリアップ | CHI KRAENG |
KEAN SANGKAE | パーツ補給 | SOURT NIKUM | ||
パーツ補給 | ||||
DOUN TRO | パーツ補給 | PUOK | ||
SOR SOR SDOM | パーツ補給 | |||
HUN SEN PREY CHROK | パーツ補給 |
今日の訪問場所はシェムリアップ州です。アンコールワットがあって有名な街です。シェムリアップ州には6つの自転車クラブがあり、それぞれにパーツの補給を行います。シェムリアップ州の中心地からいったん東部に昨日きた道を戻り、東側から西側に向けて順番にパーツ補給を行い、本日の最終目的地バッタンバンを目指します。
まずは腹ごしらえ。いつもの定番、豚肉のフォー(クイテウサイチュルーク)かと思いきや・・・
豚肉のフォーです・・・
シェムリアップ州の最東部の自転車クラブがあるCHI KRAENG郡から活動スタートです。
こちらチクレン中学校の校門。2010年に日本の団体の支援によって新校舎が完成したようです。
いつもどおり最初は自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
そして子供たちの笑顔の写真です。
「またこの繰り返しかいな?」と残念に思われた方。すみません。パーツ補給のみの行動は今日までですので、どうかご了承ください。でも子どもたちの嬉しい笑顔の写真をなるべく多き掲載していきますね。
少しずつ西に移動していきます。
学校に到着。
子どもたちが通学に使っている自転車がたくさん!
自転車修理クラブの運営の注意書きの説明。
ヴィリャックさんが「学校まで自転車で来ている人は?」と質問。8割ぐらいの子どもたちが手を上げました。入口の大量の自転車の写真からもわかります通り自転車修理の需要は高く、修理しながら長く使って、そしてしっかり学校に通い続けることが本当に大切です。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。「それは熱さまシート?」と聞きたい気持ちをこらえつつ、レディにそんな質問するもんではありません。
笑顔の後ろに光る自転車クラブのプレート。自転車修理クラブは作って終わりではありません。毎年新しい子が入学してきます。継続的な支援と、継続的な説明と、継続的な訪問による先生の理解が本当に大切です。
学校へ到着。
自転車クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
午前の行程を思いのほか早く終えることができました。その次はシェムリアップの西側が活動エリアです。本当は道中に市街地で昼食を取る予定でしたが先に西側に移動して昼食を取ることにしました。でもいい感じのレストランがない・・・何とか見つけたお店に入りました。
そのお店は「ご飯と鶏(バーイサイモアン)」か「ご飯と牛肉(バーイサイッコー)」の2択のお店。どちらも通常朝食のメニューですが仕方がありません。牛肉の方を選びました。味もボチボチ・・・(^^; ごちそうさまでした。
シェムリアップ州の西側に移動してきました。
DOUN TRO中学校に到着。「ドントロ」という発音が面白くって、YouTubeに登場するペンペンさんのお気に入りの中学校でもあります。
自転車クラブの運営の注意書きの説明。
ありがとうメッセージビデオを撮影。たくさん集まってくれました。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
西側地区2校目に到着。校門の写真ですが、タイトルと英語の綴りが違います。いつもカンボジアとやりとりしていると綴りがその都度違う表記がされるのですが、さすがに校門に書いてあるのは正しいのではないかと思いますが・・・これを修正するとなるとかなりさかのぼらないといけないのでどうかご容赦ください。
自転車クラブの運営の注意書きの説明。後ろで吉川さんが写真を撮ってくださっているのが写っています。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
うれしそうな笑顔の子どもたちです。
本日訪問する最後の学校に到着しました。
校舎の裏側にはたくさんの通学用自転車が。
ヴィリャックさんも今日最後の自転車修理クラブの運営の注意書きの説明です。
ありがとうメッセージビデオの撮影。
うれしそうな子どもたちの笑顔の写真です。
これで本日の活動は終了です。
全然異なる話題のタイトルがついていますが・・・
こちらの写真。昨日のブログで紹介しました安田が支援しているセン・ニサちゃんと話しているときの様子です。こちらの写真は同行していただいている吉川さんからいただきました。
実は、新入スタッフで写真係でもあるデビットさんが撮り忘れていたのです。
セン・ニサちゃんとの写真はもし撮り忘れていても安田が残念がれば済む話。でもカンボジア自転車プロジェクトには重要な写真がたくさんあります。その先頭に立つのが返礼品に使われる写真です。
今回の件を見過ごすこともできましたが、やはり致命的なミスにならないようヒヤリハットではないですがここで注意を促す必要があると判断しました。
あとは本人に直接言うか、ボスのチャンディさんに伝えるか。本日朝、集合時間の10分前にフロントに降りたらチャンディさんが待っていたので、まずチャンディさんに伝えてデビットさんに注意してほしいと伝えました。
「おれのボスにチクりやがって」と思われるかな・・・とも心配したのですが。
チャンディさんから注意を受けた彼は今日人が変わったように些細なできごとでも写真に収めようと必死に撮影係に努めてくれました。安田自身の役割を行っていく中で、頻繁にファインダーをのぞきこむデビットさんの姿を目にしました。
その姿勢の変化に感動し、晩ごはんのときに、みんなが揃った前で、
「デビットさんはすごかった!たくさん写真を撮るだけでなく、いつもは見ているだけだったシーンでもカメラを構えたくさんのシーンを撮影してくれた。すごくうれしかったです!彼はすごいです!」とチャンディさんに大きな声で伝えました。
デビットさんは照れくさそうで、そしてうれしそうでした。いつもフワフワしていて大丈夫かなと思っていた彼との信頼関係が少しできてきたように思います。
さて、話は前後しますが、シェムリアップでの活動を終えてバッタンバン州に移動してきました。ホテルに到着し安田が一番最初に行ったことは・・・洗濯です。
生乾き・密封・しゃく熱放置2日目の一部の洗濯物はかなりの異臭を発していました。洗濯洗剤を多めに使ってシャワールームでゴシゴシゴシゴシ。このあと出かける夕食向けの短パンやTシャツ以外を全部洗濯。ホテルのフロントで干せるところを教えてもらうもスコールがきそうな空模様だったので部屋干しに変更。クーラーのドライモード全開で対応中です。
そして集合時間が来ましたので皆で出発。途中にバッタンバン州のシンボルが見えてきましたので車を停めてもらいました。
こちらの像はター・ドンボーン像といいまして、持っている棒がポイント。言い伝えの話の中にその棒を失くしてしまうときがあり、無くす(バッ)+棒(トンボーン)でバッタンバンの地名になったと伝えられています。ちなみに安田が自転車セレモニーで行うスピーチに「コム・アオイ・バッ・プラク・ニッ(この自転車プレートを失くさないでください)」という文章があります。この「バッ」とバッタンバンの「バッ」は同じだったというわけです。
スタッフのヴィリャックさんに教わってお線香を焚いてカンボジアの子どもたちの幸せとカンボジア自転車クラブに関わってくださっている皆さんのご多幸をお祈りしました!!
最後は記念撮影。左からヴィリャックさん、吉川さん、安田、デビットさんです。
塩とうま味調味料にまみれた止まらないピーナッツ。
煮豚。
豚足のトロトロ煮。
エビフリッター。
アスパラや菜っ葉の炒め物。
みんなで楽しく、ビールを飲みながら、そしてお腹いっぱいになりました。
帰りにコンビニに寄りましたら・・・
かわいらしいワンコがいました。オーナーさんにかわいがられているようで幸せそうです。そういえば・・・プノンペンのチマオは元気にしているかな?
今日まで、カンポット州での自転車寄贈セレモニー以外は全部パーツ補給ばかりでした。安田が滞在中のパーツ補給はこれで最終です。安田の帰国後、残りのパーツ補給はEDFカンボジアのメンバーが行ってくれることになっています。
その「既設クラブへのパーツ補給」について少しまとめたいと思います。
去年いくつかの自転車修理クラブで見かけた「パーツがほとんど減っていない状態」を解決するために今年は新たな取り組みを行いました。
それがこれまでも頻出している「自転車修理クラブの運営の注意書きの説明」です。
注意書きには以下のように記載されています。
自転車修理クラブの説明
先生方へ
・子供たちに自由に自転車を修理させてください
・毎年交換用パーツを補給します
・自転車クラブのプレートは無くさないでください。
子どもたちへ
・自転車を修理するときは遠慮なく先生に言ってください
・工具は大切に使ってください
・修理が苦手な子を助けてください
これを印刷してパウチしたものを必ず工具箱に貼って、さらにヴィリャックさんに”必ず先生と生徒たちが両方いる状況で”内容を説明してもらうようにしました。
今日訪れた学校では「そんな修理工具と部品があることを知らなかった」という生徒がいました。そりゃそうです。11月に入学したばかりの中学1年生ですから。そう、「先生がうまくやってくれるだろう」というあいまいな期待ではなく「毎年毎年繰り返し伝えていくことが大切」と思うのです。こちらは繰り返しでも新任の先生や新入学生には初めてのことだし、集まってくれる子どもたちは全校生徒では無いからです。「届けて終わり」ではなく「浸透するまで粘り強く」にこだわり、毎年全校のパーツが空っぽの状態で次の補給を迎える状況にしていきたいと思います。
先日のブログでも記載しましたが、修理クラブの活用度合いと集まってくる生徒さんの数には強い相関関係があります。そしてたくさんの子どもたちが集まってくる条件として色々とあげました。今日の時点では以下のことが大切と考えています。
安田の役割はbとeです。
b:「おもろいオッサンがやってきた」と興味を持ってもらえるように面白おかしく、そしてテンション高めで子どもたちと接するようにしました。見かけた子どもたちには必ず「チョムリアップスオ!」や「スオスダイ!」とあいさつし、学校を去る時も窓を開けて「ばいばーい!」とか「チョムリアップリア!(さようなら)」とか「ソクサバーイ(お元気で)」と手を振るように努めました。(同行している人はお気づきですが、終わって車に戻ったら安田はテンションスイッチがオフになり、話しかけられるまでずっと地蔵のように黙っているようなタイプの人間です)
e:これは「自転車修理クラブの運営の注意書きの説明」の徹底です。ヴィリャックさん、本当にありがとうございます。すごい熱意をもって先生や生徒さんに伝えてくれます。
少しずつになるとは思いますが、しっかり改善していきます。
16日(月)~18日(水)の3日間でセレモニーが5回。計260台の自転車をプレゼントすることになっています。自転車クラブも新たに5カ所設立されます。16日の午前または午後、17日の午前または午後、18日の午前で実施予定です。電波状態にも寄りますが、毎回YouTube生配信にチャレンジする予定です。
チャンネル登録していただけますと生配信が開始されましたら通知が届きます。是非ご登録お願いいたします。そういえば、今日、今年の目標にしていましたチャンネル登録者数100に到着いたしました。ありがとうございます!!
本日の訪問記は以上です。皆さん、最後までご覧いただきありがとうございました!
皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月15日。現地活動の6日目です。一昨日から始まりました長期ロードの3日目です!!
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
今日は日曜日なので番外編です。午前は日本から運んできた(正確にはユズキちゃんに運んでもらった)学生服の白いシャツの寄贈です。シャツをあげることになった経緯はこちらのブログに記載しています。
そして午後はEDFカンボジアのメンバーが楽しいところに連れて行ってくれるみたいです!(^^)!
定番の・・・・名前覚えていただけましたか?豚のフォー。そう、クイテウサイチュルークです。
ワンコがおねだり。
もう1匹も。あいにくお肉の具を食べてしまった後。ごめんなさい!!
そうそう、吉川さんは本当は今日の午前までだったのですが、明日から始まります自転車寄贈セレモニーをご覧になられたいとのことで1日延長となりました。翌日プノンペンに戻るスケジュールで問題ないかバス会社に運航予定を確認しましてチケットを買われました。キャンペーンでプロモーション価格でゲットできて吉川さんラッキーです!
KRALANH小学校に到着しました。こちらの先生は小学生だけでなく中学生や高校生も小さなコミュニティを作って教育支援をしています。寄付を募って新しい校舎をたてたり、EDFカンボジアからの支援を受けたり。また子供が病気になったら自分のお金で病院に連れて行ってあげたり。とても貧しい地区にすむたくさんの子どもたちが学校に継続して通えるようすごく大きなサポートをしています。
EDFカンボジアのチャンディさんはシャツの寄贈先としてこちらを選んだのでした。最初、「えっ?小学校?シャツは中学生か高校生ぐらいだけど・・・」と心配していたのですが上述の説明を聞いて安心。
それではシャツを手にした子供たちのうれしそうな笑顔の写真をどうぞ。
最後に寄贈いただいた方へのありがとうメッセージビデオを撮影しました。
吉川さんとヤシの実ジュースで一息。
小学校なので椅子とテーブル。そしてクメール語の一覧表があったので、急遽デビット先生にクメール文字の読み方を教えてもらいました。デビット先生ありがとうございました!!
寄贈を終え、ホテルに戻ってきました。再集合の時間まで2時間。すかさず洗濯。活動以外に着るリラックス系衣類はこの上下1枚ずつのみ。お気に入りのアンコールビールのシャツもくたびれてきました。
そしてブログの執筆。ここまで書くことができました。後半は夜に戻ってから書くことにします。
12時に集合してみんなでお出かけ。まずはお昼ご飯を食べに行きました。
牛肉とピーマン、玉ねぎの炒め物。定番。外れ無し!
これは細かな牛肉と卵や野菜をいためたもので卵は半熟。他人丼の上の部分?これが一番おいしかったです。
魚とタケノコのスープ。黄色くカボチャのように見えるものが魚。少し(いや、少しではない)臭みがあってこれまでの魚スープでは一番ハードルが高かったように思います。
さて、午後はフリータイムなのでチャンディさんが言っていたブドウ農園に行くことなりました。ワインの試飲もできるとのことでとっても楽しみ。
ん?農園・・・というよりは、そこで獲れたブドウを使ったワイン、ブランデー、ぶどうジュースなどの試飲販売をしているところのようです。ブドウ畑はもっと遠くにあるとのこと。全員が「思っていたのと違う」感を全開に
こちら農園で獲れるブドウのジュース。
こちらジンジャージュース。少しハチミツも入っています。「しょうがハチミツ」の99%がフレッシュなしょうが汁のような感じです。
ワインとブランデーの写真を撮るのを忘れていましたが、味はボチボチ・・・これからバッタンバンにワインとブランデーの産業を興していこうという取り組み。時間がかかりそうです。
ちなみにGoogleマップのリンクはこちらです。
いったんホテルまで帰ってきました。全然時間がつぶれないけど夕食までは5時間あります。というわけで吉川さんと二人で近くの遺跡を見に行くことにしました。その名もエク・プノン遺跡。
エク・プノン遺跡はクメール王朝時代、西暦1027年頃にスーリヤバルマン1世によって建立された寺院とのことです。彼の功績は大きく、広い範囲にわたって寺院や貯水池などの建立物が今も残っています。
現地の子どもにとっては遺跡はいい遊び場所。
素敵なレリーフたち。
こうしたレリーフで顔がはぎとられているものをよく見ます。盗掘によるものだったり、内戦時代に壊されたりと色々です。
1時間弱、遺跡のなかをブラブラ。そして屋台で休憩することにしました。ローカルな焼き鳥屋さんです。お値段は1串1000リエル。だから4串で1ドルの計算。
左下の砂ズリと右上の方の焼き鳥をいただきました。焼けているのを待っている間に吉川さんがビールを調達してきてくれました。
焼き鳥は骨付きだったので、ワンコにプレゼント。
おいしそうに食べています~。
30分ぐらいゆっくりしたでしょうか。トゥクトゥクを呼んでホテルに戻りました。
まだ2時間ほどあったので、いまこのブログを書いています。少し他の仕事をして続きは晩御飯のあと書きたいと思います。
そして洗濯。
またまた洗濯です。このシャツともう1枚。カンボジア自転車プロジェクト2024の戦友とも言うべき。生乾きのときもあまりにおいをはっせず安田を助けてくれています。半袖だし明日はこれでいこうかな。
さて、19時になり夕食です。
干し魚と野菜の炒め物。ナッツもたくさん入っていました。
こちらがチキンを焼いて甘辛いソースで絡めたもの。骨付き肉が大好きな安田にとってはとってもおいしくってずっと骨をしがんでいました。
完全に上下逆転ですが魚のすり身の揚げ物(練り天)です。スーパーで売っている練り天より手作り感満載で香ばしくってとても美味。
この3品とピーナッツでみんなでビールを飲みながら楽しく談笑。明日は自転車寄贈セレモニーが2つもあるので早々と退散。
帰りにコンビニに寄りましたら・・・
とってもりりしくかわいいワンコがいました。
ここ数日、ずっとパーツ補給の旅をお伝えしてまいりました。今日はシャツの寄贈という番外編。でもいよいよ明日からはがっつり自転車プレゼントです。明日からの3日間で5カ所で自転車寄贈セレモニーを実施し、同じく5カ所で自転車修理クラブを設立。さらに子どもたちの家庭訪問6件。本当に忙しくなりそうです。
そして、その3日間が終われば、今年の安田が同行するカンボジア自転車プロジェクトの現地活動は終了です。感慨にふける間もない忙しい3日間をしっかり勤め上げ、皆さんにブログを通してしっかり発信していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。