こんにちは。安田です。いよいよ自転車プロジェクトの締めくくりです。自転車をプレゼントするためにカンボジアを訪問いたします。
と、言いましても今日はその前に立ち寄ったバンコクの話です。自転車プロジェクトにも協力してもらった友がバンコクにいます。折角なのでカンボジア訪問前に立ち寄ってきました。というわけでバンコクまでの旅を簡単にレポートします。
今回は中華航空を利用しました。関西空港を出発して台北の桃園国際空港を経由してバンコクに入ります。チェックインカウンターにて預ける荷物を測ってもらったら30.6kg。ちなみに手荷物の上限は30kg。それを超えると追加料金がかかります。中に何が入ってるかちょっとお話しさせていただいて・・・無事追加料金なしでパスできました(^^)
そのあと、両替。カンボジアではドルが有効なのでドルに交換。池田泉州銀行の窓口では優待レートが設定されており、
「クーポンなどお持ちですか?」と聞かれ
「特にありません・・・」
「飛行機のご予約は?」
「DeNAトラベルで・・・・」
「それでは優待レートにしておきます」という恩赦に近いご対応いただいて無事優待レートにて交換することができました。先ほどの荷物のことといい「ちょっとついてるかも・・・」・・・・いやいや「みんなが応援してくれてるんや!!」と思い直してとにかくいい感じでスタートです(^^)
免税店ではどうしても買いたかった日本のウィスキーを購入。それはカンボジアのダルニー奨学金事務局で昨年も今回もとってもお世話になっている方にプレゼントするためです。以前、ボランティアのことばかりじゃなく趣味とか休日の過ごし方の話をしているときに「ウィスキーを飲みながら・・・」という話があったので次に会うときには必ずプレゼントしようと思っていたのでした。
こちらは中華航空。実は乗るの初めてです。内装は決して新しくはありませんが、まずまずこぎれいで快適にすごすことができました。機内では自転車プレゼントの際に話す予定のスピーチの原稿を考えていました。時間が経つのも忘れふと外をみるときれいな雲海。この雲海を見ていると世界に国境なんてなくて、お日様の下、みんな幸せになれたらいいなぁなんてロマンチックなこと考えたりしていました。
着陸間際。せっかくだから台北の街並みを動画に収めようと思い立ち、撮ってみました。興味がありましたらご覧ください!
そして無事桃園国際空港に到着し1時間の待ち時間を経てバンコクのスワンナプーム国際空港へ。こちらの飛行機はジャンボでした。日本国内では見る事がなくなった機体だけにちょっと懐かしい感じでした。
こちらも同じくバンコク着陸の様子を動画に収めましたのでどうぞ。ずっと小さな子供が泣いていました。気圧変化で耳が痛かったんでしょうね(^^;
スワンナプーム空港に到着しましたら入国審査がものすごい大行列。1時間ぐらい列に並びましたでしょうか・・・観光の人がたくさん来ていました。東南アジアで最大規模の空港ということもあり何もかもが大規模。そして様々な国籍の人がひしめいていてすごく活気を感じます。また東南アジア特有の香辛料の香りをかいで「あぁ東南アジア!!」とワクワクするとともにお腹がとっても空いてきたのでした(^^;
そんな行列のせいで、なかなか出てこないと心配してくれていた友と無事合流。SIMフリーの携帯を持参していたので、おまかせでSIMを購入してもらいました。窓口では設定までしてくれてとっても便利!!!・・・と思っていたら携帯の言語設定が「タイ語」になっていてもとに戻すのに四苦八苦しました(^^; 昨年カンボジアを訪問した際にはiPodをWiFiで使っていたのですが、やはりWiFiの無いところでも使えるのはとっても便利。これで「あれができる・・・」と今からワクワクしています。その正体は明日。
で、ホテルのチェックアウトを済ませ、その友と食事。ピンボケ写真ですみません。「やっぱりタイらしい料理を・・・」ということでとってもおいしいレストランに連れてきてくれました。バンコクに赴任中の彼の話はいつも普通の人とは角度が異なっていてとても楽しいです。
「バンコクは日本より物価が安い。バーツを3.2倍すると円になる。それでもやすいなぁ」
これは誰しもが思う事。彼の話では「3.2倍ではなくて10倍すると日本人の感覚の値段になるよ」とのこと。例えばコンビニで売ってるグリーンカレーは40バーツでした。10倍すると400円。なるほど・・・と納得。ということは20万円の月収はこちらで2万バーツ。この感覚が物価の高低判断だとすると、そこから逸脱した価格のものはバンコクらしさということになります。明日それを探してみようと思っています。
その彼と別れたあとホテルまで30分ほど歩いて帰りました。途中で見つけたのがこれ。昨年カンボジアでも見かけた精霊信仰の祠(?)です。カンボジアでは仏教より前から存在した精霊信仰。調べてみますとピー信仰というものがあり、ウィキペディアに祠の写真も掲載されていました。
私はこの祠を見るとどうしてもプノンペンのキリングフィールドでみた慰霊塔やキリングツリー横の祠を思い出してしまいます。もう二度と同じ過ちを繰り返さないよう・・・そうした意味も込めて自転車をプレゼントして子ども達が教育を受け続けられる環境を手助けする意義は本当に大きいと感じています。
途中、ちょっと一息いれたくてコーヒーショップ(?)へ。コンビニで売っているブラックの缶コーヒーにも砂糖が入っている国です。「ブラックコーヒーノンシュガーで!」と注文したらミルク入りのものが来ました。「まぁノンミルクとは言ってないしなぁ」とあきらめて一口。
「砂糖入ってるやん・・・」
という一日でした。