安田コンサルティングの安田です。
引用投稿3回目です。プノンペン文化に触れる1日でした。
プノンペン出張報告 3日目
プノンペン3日目です。日曜日なので街めぐりも今日が最後。明日からはがらっとかわった報告になります。朝一番は階段で出迎えてくれたノラ猫君からスタートです!
こちらは前シハヌーク国王の記念碑です。
あっ。今日もトゥクトゥクドライバーはトゥアーさん改めジョンさんです。
?プ ノンペンはベトナムほどではないにしてもバイクが移動手段として普及しています。さて、何人乗っているでしょう?バイクはホンダ製が圧倒的に多く、ジョン さんのトゥクトゥクも前のバイク部分はホンダ製です。「ホンダ最高!」と昨日の飲み会で叫んでいました。バイクのホンダにしろ、自動車のトヨタにしろ、高 い品質が世界中の人の生活を支えています。
こちらは工事現場。プノンペンは道路状態が悪いところが多く、徐行を強いられる場所が少なくありません。これは国道(?)2号線の舗装現場です。遠くに私の大好きな真っ赤なコンクリートポンプ車が見えてます!
赤が素敵なコンクリートポンプ車。プノンペンは工事現場があちこちにあり、コンクリートミキサー車は多く見かけるのですが、ポンプ車は2回見ただけ。どちらも赤。1社独占?
さて、今回はプノンペンから国道2号線を南下してタケオという町を目指しています。開けた道を走るジョンさんの走りをどうぞ。
2号線を外れて細い道へ。
目的地到着。ここはプノン・チソール。プノンペンからトゥクトゥクで2時間、距離にして60kmほど南下した場所にあります。
入 り口にあった入場料箱と思ったら違いました。あとで頂上に上がった際に外国人の入場料2ドルを支払いました。こちらに皆がお金を入れています。右側の箱の 下にHIVやAIDSの文字が。撲滅のための募金箱かなということで私も募金させていただきました。カンボジアは売春が行われており、そうしたとこから HIVやAIDSが広がっており深刻な問題になっています。コンドームの着用を促進するためか、コンビニやスーパーなどでは結構目立つ場所に販売されてい ました。
ここから山の頂上までひたすら階段・・・時間にして片道30分・・・資料によれば標高140mの小山とのことですが、とってもつらかった・・・です。
上った人だけのご褒美(^^)
カンボジアでは蛇の守り神が屋根部分の装飾で見かけることが多いです。前日のキリングフィールドにあった慰霊碑もそうです。
?目がつぶらな象の神様(?) 。日曜日ということもあり、多くの人が訪れていました。カンボジアの人の多くは上座部仏教を信仰されています。信仰の邪魔をしないように気を付けながら見学です。
「階段上がるなんて聞いてなかった!!」とクレームを言おうとしたらぐっすりお昼寝中でした。これがジョンのトゥクトゥク。ホンダ製。カッコいいでしょ??
よく考えたら2時間もノンストップで運転してくれたのでした。もう少し寝かして・・・と思ったら起きてくれました。
この地域は稲作地帯なのですが、平地の湿地のため氾濫が時折起こるそうで、住宅は高床式のものが多かったです。
ここからちょっと変わった食べ物が登場しますのでご容赦ください。
これ、干しカエルです。食べ方はよくわかりません。
で、これが焼き鳥ならぬ、焼き蛙です。手羽元ギョーザのように中に野菜を中心とした具が詰められていて、とてもおいしいです!細かな骨は気にしない私は丸ごと食べてしまいました。
この人が焼き蛙職人。とっても美人さんで愛想もよかったです。
蛙屋さんからの風景。とってものどかな感じ。
ジョンさんが取り分けてくれています。
食べている証拠を一枚。
蛙屋さんの女将はお客さんがこないときはハンモックに揺られながらのんびり過ごしています。ちなみにお昼のよい時間だったのですが、誰も訪れず。商売として成り立っているのかとても不思議。クメール語ができたら聞いてみるのになぁ・・・
プ ノンペンに戻ってきて次はイオンモールに行ってみました。「なんでプノンペンでイオンに行くの?日本でも行けるやん!」という声が聞こえてきそうですが、 どうしても見たかった理由は「イオンぐらいの大手企業はきっとマーケティングにしこたまお金を使って、これならプノンペンでもいける!って判断したショッ ピングモールなはず!だからマーケティングの結果を勉強させてもらおう!」というのが目的なのです。
驚きなことにハッピーハロウィンはプノンペンでも賑わっていました。ただしイオンの中だけですが・・・これからプノンペンでもハロウィン市場が形成されていくのでしょうか。
赤ちゃんの味方、コンビ。ちなみにイオン内の価格帯は日本のものと同等かちょっと安いぐらいです。だから来ている人はこれまでプノンペンの街中で見たような人たちより、明らかに裕福そうな人ばかり。そんな人たちがコンビに入って高そうなベビーカーなどを選んでいました。
ダイソー。ちなみに100均ではありません。$1.9均一。2ドルとして250円ぐらいでしょうか。ちなみに商品は日本のダイソーと同じようなもの。「2.5倍の値段で売ってるんかいな??」と心配しつつも賑わっていました・・・・
イオン内の書店。どのような本が売られているのか調査したいのも今回の出張の目的の1つです。ちなみにイオンのあと散髪屋さんをはさんでプノンペンで一番大きいとされる書店も訪問します。
これがマップ。ちなみにパンフレットは皆が持っていったのか1つも残っていませんでした。
※解像度が悪くて店舗名が見えないと思います。どうしても知りたい方は個別にご依頼ください。日本から来たいつもながらのお店がいっぱいです。
?ゲームセンターもあります。太鼓の達人など日本でおなじみのゲームもたくさん。ちなみに翻訳されていないので日本語のまま。プノンペン在住の日本人がターゲットのメインならこれが逆にいいのでしょうね。
回転寿司ビュッフェ。9.8ドルで食べ放題です。ちょっと興味をそそられましたが夕飯があるので我慢。
モーリーファンタジー。子どものいるご家庭ならご存知だと思います。
ダイソーって25か国に展開していたんですね!
こっちは限りなくセリア調のお店。
場内をくまなく散策したあとはコーヒーショップで一息。WiFiが使えるお店を選んでノートパソコンオープン。「ジャパニーズビジネスマン」をご披露しました(^^;
イオンモールでもう1つ楽しみにしていたのがスーパーのエリアです。日本の冷凍食品やレトルト食品など多くのものが日本語表記のまま並んでいました。やはり日本人相手??でも来店者の中心は現地の人たちだったように思います。
? ?????? 生鮮、お肉売り場が大好きなのでどうしてもそちらに目が行きます。丸鶏の黒いやつといえば烏骨鶏を思い出すのですがそうなのかわかりません。日本の丸鶏と違う点は頭がそのままついていることぐらいでしょうか。あと値段は半分ぐらいのように思います。
バイク社会のプノンペンではバイク専用置場が用意されています。駐輪場の大きい版だと思っていたのですが・・・
なんと、バイク専用の料金所がありました!!
イオンを訪問した感想としては、先のホンダやトヨタの話と同じくジャパンブランドがプノンペンの人たちを喜ばせていることがうれしかったです。もち ろん顧客層はいくぶん富裕層向けなのですが、それでも多くの人たちが家族連れで訪れ一緒に過ごす時間を楽しんでいました。その風景は日本のイオンモールと 同じです。ホンダ、トヨタ、イオン、大手企業が外国の人たちの生活・幸せに寄与していることを確かに感じました。
「それがどうした?」と思われるかもしれません。でも、そうした大企業が与えた「日本」のイメージ。また先人たちが培ってきた「日本人」のイメージ の恩恵に我々は大いに授かっていると思うのです。日本人というだけで信頼されパートナーとして認められることは他の国にはないのではないでしょうか。その 恩恵を受けると同時に、それを引き継ぎ、また一人の日本人として恥ずかしくない立居振舞をすることがとても大切なように思います。
海外の人が思うような日本人らしさを崩さないように。
イオンモールのあと、トゥクトゥク運転手のジョンさん愛用の散髪屋さんに行ってもらいました。青空床屋さん。2ドルです。?ビフォー。
施工中。
アフター。すっきりしました!!
次 はプノンペンで最大の書店へ。目的はビジネス書コーナーと子供向けの教科書コーナーです。ビジネス書についてはどのような本が売られているのかチェックし ました。ビジネス書・自己啓発書など多くの品ぞろえがありました。どちらかと言えば、個人に着目したノウハウ本が多かったように思います。日本語に翻訳さ れている有名な本も見かけました。
次は教科書コーナーです。クメール語、初頭の英語教育諸などなど色々見てみたのですが、子ども向け英語の教育諸が多かったように思います。子どもに 英語を習得させたいという親の思いか、あるいは英語圏から家族で転勤してきた家族向けに子ども英語力維持のためなのかもしれません。
で、購入したのがこの三冊。一つは昨日のトゥルースレン博物館でも見かけた赤い表紙が印象的な一冊。その右の太陽と月の表紙はクメール語と英語を対比しながら読める子供向けの本。下はクメール語版の忠犬ハチ公です。
書店のあとホテルに戻り少し休憩したあとジョンさんと夕食へ。途中、見知らぬお姉さんをピックアップ。香水の匂いをプンプンさせた彼女はどこか妖しげ・・・
で、 お店について写真を撮ってみたら彼女、まったく乗り気じゃありません・・・というかめっちゃ怒ってます。ジョンさんに急に呼び出されたからでしょうか。ク メール語しか話せない彼女。言葉は通じなくても「怒っているオーラ」は万国共通なのですね。ジョンさんいわく「私の友達!!」なのですが、何で怒ってるの か・・・いやいやせめてちょっとこの寒い空気をどうにかしてほしいなぁと願いつつ・・・料理をモグモグ、ビールをグビグビ。
これが2時間後の彼女。少しずつ機嫌が直ってきたのか、ようやく写真撮るときに視線をいただきました(^^; あぁ何やってるんでしょうね・・・
で、この店ですが、炭火焼き料理を出すとってもおいしいお店。でも先の寒い雰囲気であまり味は感じませんでしたが・・・
食事の途中、盲目の人が連れられて、お金をめぐんでほしいと客席を回っていました。ちなみにお金以外にも「これを買ってほしい」といった人たちが店 舗内を巡ることはよくあることのようです。で、ジョンさんいわく、「この人は、ポルポト時代の拷問で両目をつぶされた人です。」とのこと。その真偽はわか りませんが、生きていくことに必死なのだということは伝わってきました。
食 事のあと、ジョンさんの好意でナイトツアーへ。1時間ほど散策してホテルに戻ると思いきや・・ちなみにこの写真のネオンのような明るさは遊園地です。様々 な乗り物、アトラクションを子どもや若い人たちが中心になって楽しんでいます。音楽も大音量で流れ、プノンペンの夜の楽しみ方の1つを知ったような気がし ました。
途中の工事現場で見かけた据え置き型のポンプ。日本じゃ考えられませんが工事現場は眠りません。夜通し工事を行ってるのでしょうか・・・
で、ジョンさんいわく「ついたよ!」
「えっどこに?」
というわけで、なぜかバーベキューのスタートです。BBQという表記は共通のようです。さっきのお店で結構食べたのですが・・・まぁ何事も体験体験。「ノー」という言葉を最近忘れたように思います。
ちなみにここで出されたビールはこれ。ドイツビールです。ただのビールではありません。驚きの仕掛けが・・・
と、ビール缶に注目している間にどんどん具材が運ばれてきます。「全部食べれるのか??」という心配をよそに、二人が最初の険悪ムードはどこへやら、仲良くなってくれたので「まぁいっか」。
で、ビールの話の続きですが、プルタブに「当たり!」と出たら車かバイクがもらえるそうです。バイクはヤマハ製。ジョンさんはホンダ崇拝者です。なのでヤマハが日本のメーカーであることも知りませんでした(^^;
何でも焼きます。真中はバターたっぷりのフランスパン。右の野菜コーナーはちょっといいかも。油又はバターを溶かしたもので、網じゃなくトレーなので下に落ちません。ここにたまった油分にお肉を少し浸して焼くので網に引っ付かないのです。
BBQのお店の前にある工事現場。明かりがとってもきれいです。
と いったところでホテルに戻ってきました。昨日は熱い抱擁があったのに、ジョンさんは彼女と早くどっかにいきたいらしくあっさりと去っていきました。最後は 缶ビールを調達し、「缶ビール片手にちょっとメコン川まで」の第二弾で締めくくりました。まっくらで何も見えませんが・・・
明日はプノンペン出張後半のスタートとして、ダルニー奨学金の事務局訪問と午後はジェトロのプノンペン事務所訪問です。しっかりとカンボジア・プノンペンの文化に触れたあとは、自分の可能性を探る工程に突入です(^^)
3日目の引用はここまでです。
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