訪問記2日目(2022/12/12) 番外編その2

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。昨日の到着から一夜明けました。寝たのは午前2時すぎだったのですが、7時前に目が覚めてしまいました。そこで・・・「そうだランニングに行きがてら生配信の練習をしよう!」と思い立ちました。

安田の宿はメコン川のすぐ近くにあります。朝はお散歩コースになっているんですね。その様子を生配信でお伝えしてみました。

確認してみると、画質の問題以外にも音声と映像のズレが発生していました。なかなか難しいですね~

朝ラン

さて、ランニングですが本日は特に予定がないのでゆっくりブラブラランニング。友好橋を渡って対岸のソッカホテルを目指し折り返す、概ね12キロのコースです。

これが友好橋。西側の橋のふもとに記念碑があります。

そこにはこう書かれていました。「カンボジアと日本の友好橋 日本政府の寄付によって1984年3月に建てられました」と。

そして2005年と2019年に修復工事が行われました。ちなみに工事中だった2018年もこのあたりをランニングしています。工事中のおかげでかなり珍道中ランニングとなっていますが、もしお時間がありましたらこちらのブログもご覧ください。

3日目(12月8日):安田号2018でプノンペン市内をウロウロ

さて、友好橋を渡ってきたところで気温がグングン上昇してきました。水分補給にヤシの実ジュース屋さんを探していましたら、サトウキビジュース屋さんを代わりに発見。

しぼりたてではありませんでしたが氷でキンキンに冷えたサトウキビジュースをいただきました。冒頭の写真はそれです。休憩しながらクメール語しか話せないおばちゃんと団らん。

「ポアンは1000の意味。だからバイポアンで3000。このジュースは3000リエルね。」

「小さい方はピーポアンプラムローイ。ピーは2、プラムは5、ローイは100だから2500リエルね。」 などなど。

ちょっと見にくいですけどホテル名が屋上に書かれています。「ソッカ・オタエル」。

「あっあそこにソッカ・ホテルって書いてあるんだ・・・」

何度もランニングで通っているのですが、今回始めて字が読めました(*^-^*)

そして復路。だんだんお腹が空いてきましたので帰り道にある食堂を物色。なるべく誰かお客さんがいて、調理しているのがやさしそうなお店・・・

そしてお願いしたのが「バーイサイモアン」。鳥がのったご飯です。

ちなみに最初は麺を食べたかったのですが、英語が通じずどこでも通じる朝ごはんメニュー「バーイサイモアン」になった次第です。そして、「ごめんね。日本から来てクメール語勉強中」って言ったらお店のおばちゃんが奥から若者を呼んできました。

この彼、3年間日本で働いていたとのこと。技能実習かな?東京と群馬で働いたことがあるとのこと。日本語、英語、クメール語が入り混じる楽しい食事となりました!

日本の活動をもう1つ

日本はずっとプノンペンの洪水回避対策に協力しています。

こちらはメコン川の氾濫を回避するために巨大なポンプを配備した様子を表したもの。フェーズ2とあります。2007年から2010年に行われたようです。下の写真が実際のポンプです。

ただ、ポンプで汲みだしてもその先の下水等が整備されていなければ意味がありませんから、フェーズ4では町の下水道を整備しました。2018年から2021年とありますので昨年完成したんですね。

災害の多い日本。だから培った経験や技術もある。それを他国の支援に活かす。とっても素晴らしいことだと思うし、日本人として誇りに思います。カンボジアは日本人大好きな人が多いです。こうした支援による影響も少なくないでしょう。そのうえに立って支援ができているカンボジア自転車プロジェクト。先人たちから現代へ。脈々と培われたその日本人のイメージを壊さないように気を付けたいものです。

  シャワーとお洗濯

ランニングから帰ったらシャワーとお洗濯。ちなみに滞在2週間ですが、もってきた服はセレモニー用のカッターシャツ2枚、ランニングシャツ2枚、下着2セット、Gパン1着、靴下3セット。あとはもともと着てきたもののローテ―ション。しっかり洗濯しないといけません。

お昼のお散歩

洗濯を終えて一休み。そしてお腹がすいてきたので散歩がてら散策してみました。

こちら猫カフェです。クメール語で猫は「ちまー」。だからチマーカフェ。

そして丸亀製麺。そういえばまだカンボジアに来て日本食を食べたことがない安田でした。

お昼はこれといいものが・・・と、いいますかショックなことにお昼から「ハッピーアワー」で1ドル生ビール2杯のサービスが全部のお店で無くなっていました。とってもショック・・・だから揚げバナナ。4本で1ドル。1本なら1000リエルです。1本だけいただけました。温かいバナナ風味の揚げチクワを食べているような感じ。おいしかったです。

夜ごはん

夜はジョンが「家に来いよ!」ということだったので、2015年の再来か!?

「何のこと?」と思った方、以下のブログをご覧ください。

自転車支援、開始のきっかけについて(4)

というわけで7年前と同じようにアテを調達。クルクル回っているのは鶏。下の網で焼かれているのはアヒルです。両方とも1羽5ドル。合計10ドル。これが今日のメインディッシュ。

ジョンのおうちに到着。先のブログで紹介したように一部屋だけのおうちなので涼しい廊下に出て飲むことになりました。みんな参加。チャイヤ、リー、サーもいます。

こちらはサーの奥さんが作ってくれた魚のスープ。めちゃくちゃおいしい!!ちょっと塩がきつめなのは暑いカンボジアならではかもしれません。

こちらがその廊下の様子。ずっと右側はレンガの壁。ポーズを決めている女性がサーの奥さん。魚スープを作ってくれた方です。その右隣はリーの奥さんです。チャイヤの奥さんはスベイリン州の実家にいます。ジョンの奥さんも同じスベイリン州。集まっているメンバーは他にもいましたが皆スベイリン州出身。同郷者のつながりが濃く「ソーシャルファミリー」なんてジョンは言っていました。

インスタントの焼きそばを「チュガニュ!(おいしい)」と食べていたら、サーの奥さんが追加で作ってくれました。たぶん、3玉ぐらいある。

「全部食べてね」なんて言われたら、食べ物残さない主義の安田はがんばって食べちゃいました。目玉焼きも2枚乗っている豪華バージョン。

こちらは後から追加で買い出しにいってくれた牛モツのボイル。香辛料やタレを付けて食べます。

「哀愁のボイルドオイスター」という言葉をご存じでしょうか。こちらのブログに記載があります。ジョンと食べた生茹での貝。その名も「ボイルドオイスター」。おそらく貝毒にあたって、1週間下痢に悩まされた「哀愁のボイルドオイスター」。

カンボジア訪問記2017(2)【番外編 2017/12/01 再会!!そしてお約束の六本脚・・・】

写真に収めるの忘れたんですが、そのルックスはまさに「ボイルドオイスター」。貝はすべてフタが開いておりません。サーが「食べて!!」とふるまってきます。

だいじょうぶかな・・・

まずは温度チェック・・・「あつっ!!!!」

他の貝も・・・「あつっ!!!!」

でもフタ開いてない・・・といいますか全部開いていない。これはそういう貝なのでしょうか。香辛料もたっぷりで濃いめに味付けされています。

試してみるか・・・パクッ。「おいしい!!」

食べる個数だけ少し控え目におさえておいしくいただきました。さて、どうなることやら・・・

そしてみんなビールで上機嫌になってきました。

「日本の歌うたって!」

リクエストきたー!!!!これも7年前の訪問ブログで書いています。同じパターンです。あの時はスマホに入っているのは娘用の童謡だけだったのでその中から厳選して「アイアイ」を全員で大合唱したのでした。

今年はちゃんとスピーカー付き。ってでかすぎるやろ!!!

さらに、これじゃ物足りないってことでさらにでかいスピーカー登場。後ろの真っ黒な箱です。大音量。近所迷惑なんて関係ありません・・・

安田のスマホに入っている曲・・・Youtubeでもよかったのですが電波うすうすでまったく使えません。なので最近スマホに入れた2曲を恥は掛け捨てでノリノリ振り付けつきで歌いました。歌った曲は・・・

山下達郎「悲しみのJODY」
RBB「ハルカノート」

です。そして、次はカンボジアの曲歌って!!とこちらからリクエスト。でもYoutubeつながりません。

「お前のスマホにカンボジアの曲は入ってないの?」とジョンが聞いてくるもんだから・・・みんな知ってそうなあの名曲をかけてみました。カンボジアソング。スマホにたくさん入れててよかった。

シン・シサモット「バッタンバンの花」

サーがしっかりと歌い上げてくれました。誰もが知ってる大好きな曲が安田のスマホから流れてきたという瞬間。また皆の距離が1つ縮まったように思います。そういえば、数年前マッサージ屋さんにいったとき盲目のジニが「マッサージの先生に習った」と歌ってくれた「涙そうそう」はうれしかったもんなぁ。歌が世界を1つにする。本当にそうだと思います。

そして楽しい宴はお開き。ジョンにホテルまで送ってもらいました。

予備日で何の予定もなかった1日でしたがマラソン、洗濯、散歩に大宴会。楽しい1日となりました。

明日はいよいよチャンディさんとの再会です!!楽しみ!!

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