[訪問記2019-11]2019/12/16 静かや・・・

こんばんは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。12月16日。もう明日で旅が終わりますね。最後の2日間、しっかりカンボジアを楽しみます!!

まずはランニング!

今日と明日相当気合入れなければやばい!100キロいかない!!というわけで5時起きスタートラン。夜が明けて暑くなるまでに距離を稼がなくてはなりません。

こちら日本の協力で架けられた友好橋からの眺め。メコンの朝です。

そして走ること、3時間弱。ハーフマラソンにあたる21キロ越えでがんばってみました。

7日 8.03
8日 4.01
9日 10.03
10日 8.02
11日 5.84
12日 0.00
13日 6.30
14日 9.63
15日 10.17
16日  21.49
17日  
18日  
83.52

合計で83.5キロ。明日、16.5キロ走れば100キロ!!!なんとかゴールが見えてきました。

展示会覗いてきました~

ランニングを終え、シャワーをあびてサッパリしたらお出かけです。今日の1つ目のプランは「第14回カンボジア輸出入一州一品展示会 」を見に行くことです。JETROさんが出展者募集されているのを見つけてからずっと気になっていました。

こちらが会場。地図で検索してみましたら3キロぐらいでしたのでチャリンコ安田号ですぐでした。

中身はこんな感じ。時間が早かったのかあまり人出はありません。中身はカンボジアの州ごとの物産が並べられているコーナー、企業の展示ブース、海外企業の展示ブースといった感じ。中国エリアが一番広くブースの数も多かったですね。

その場で買うことも可能です。食べ物を試食したりブラブラしていました。自転車プロジェクトで訪問したカンポット州、プレアヴィヘア州の物産コーナーもありましたが、コンポンチュナン州はありませんでした。あまり特徴的な物産ないのかなぁ。

気になるブースをいくつか寄って説明員の方と話して名刺をもらう。この繰り返しです。飲食料品を買っても持って帰ることができないので、ここでは情報収集だけです。

日本企業のコーナーがありました。マルコメ味噌さんのブースでは味噌汁の試飲会をやっていて、懐かしい味噌汁の香りに吸い寄せられ、試飲させていただきました。めっちゃおいしい!!!日本が恋しくなってきますよね。他にも日本酒のブースがありましたが、これは試飲してしまうと酔っぱらってしまうのでがまん。

セントラルマーケットへGO!!

展示会をあとにしたら次はセントラルマーケット。目的は2つ。1つは返礼品に使うコーヒー豆の購入。それともう1つはミムさんのためにハンモックを探すこと。ミムさん、自転車プロジェクトでの訪問の際に寄ったところでハンモックがあって気に入った様子なんです。でも昨日はバタバタで買えず。だから安田が買い物代行を買って出たのでした。

それにしても暑い・・・と思っていたらココナッツジュースを発見。果汁とココナッツの実を入れて氷で冷やしてあります。これで1ドル。冷たくておいしい!!!ハンモックぶらぶらさがしても見つからないのでココナッツジュースのあと、写真の後ろに見えるお店に行ってみました。

指差し会話帳の索引を見てみると「ハンモック(オンルン)」とあります。「クニョム チョン テニュ オンルン」って言ったら通じちゃいました。もうカンボジアで生きていけるかも・・・クニョム(私)チョン(したい)テニュ(買う)オンルン(ハンモック)です。で、お店の人は、英語で「ここには無いの。こっちきて。」と案内されちゃいました。奥のお店にありました。ハンモック。色バリエーションを確認して2つ購入。1個8ドル。これ安いのかぁ。高いのかなぁ。わかりませんけど、2個で15ドルにおまけしてくれたので良しとします。

次はコーヒー豆屋さんです。セントラルマーケットの近くにあるいつものお店です。

ちょっと字が薄いですが、モンドルキリのアラビカとロブスタって書いてあります。値段を確認したら去年と同じ。

「それでは5キロずつ下さい」

必ず店員さんはここで驚く。そんなに買うの?って顔で。

ここは基本パッケージは500g。だから20個。どんどん封入してくれます。3人がかりで大忙し。その間、安田はお店の中をプラプラ。

こちらには生豆があります。お店で焙煎してるって話で焙煎気もあるんですけど、焙煎しているところを見たことがありません。プノンペンの締め切られた部屋で焙煎・・・何度になるんでしょうねぇ。想像しただけで汗がどっと噴き出してきます。

ビニール袋に入れようとしたので、「バックパックに入れるからいいよ」とお断りして、またお店の人はポカーンと。たぶん「あなた車じゃないの?歩いて?あぁそのチャリンコか」といった感じです。最後はにこやかにバイバーイしてお店を後にしました。

ダラダラ・・・

カンボジアに来て11日目。なんか初めて「やることが無い」状態になったような気がします。昼寝しようかと思ったのですが、よくよく考えてみると朝ごはんも食べてないのでお昼食べに、あと明日の最後のランに備えてマッサージ行くことにしました。

行ったお店はQちゃんやミムさんと来た定番のお店。クメールカレーを頼みました。Qちゃん辛いのあかんので遠慮してたやつ。やっと食べれる!!

もぐもぐ・・・

もぐもぐ・・・

静かや・・・

喋り相手のいない食事は、これまでがにぎやかだったのでちょっと寂しいような。カレーはとってもおいしかったです。

そしてまたまたクメールマッサージ来ました。最後だろうからチャレンジしちゃおうかな・・・ずっと気になっていたんですよね。オイルマッサージ。いままでやったことないんですよね。どんなんかな・・・思い切って試してみることにしました。オイルマッサージ1時間10ドルコース。

部屋に通されると「全部脱いでください。下着も。」って。そっか。やっぱりそうだよね。小さな個室(といっても仕切りはカーテン)で素っ裸。ベッドに横たわるにも仰向けかうつ伏せかわからない・・・どうしようかと思っていたら施術してくれる人が入ってきました。「あっジョニーやん」顔を覚えていたのでつい声をかけちゃいました。ベッドのそばで素っ裸で立っているままで・・・「OK!サー。まずはうつ伏せで横たわってね。」と即されてようやくベッドへ。早速マッサージ開始なんですが、タオルかけてくれたりしないんですね。ずっとお尻丸見えのままオイルマッサージ。これはなかなか新しい体験やねぇ。お尻丸出しのまま「ジョニー元気やった?」って聞くと「ジョニーじゃないよ。ジニだよ。」だって。やっぱりジニやん。先日のやりとり何やったんやろ。去年は歌ってくれた「涙そうそう」。歌詞忘れてしまったようで途中で止まっちゃう。まぁいいんですけど。
オイルマッサージはでも究極に気持ちよくってすぐ寝落ち。マッサージ経験者ならわかると思うんですけど、うつ伏せで寝ても息がつまらないように穴が開いていますよね。寝落ちしてずっとよだれ垂れ流している状態。なんだか汚い話ばかりですみません。
ジニには「来年またくるよ!」って伝えましたけど、たぶん明日100キロ達成記念でもっかい行くんです。

ジョンと晩御飯

ランニングから帰ってきたらジョンがホテルの前にいました。昨日話していました車のナンバープレートはどうも没収じゃなくて盗まれたのだそうで。木曜日ぐらいに新しいナンバープレートをもらえるそうです。あとで見せてもらったのですが、車のナンバーが記載されたIDカードのようなものを持っています。持ち主を特定するためなんでしょうけど、日本ではありませんよね。
話がそれました。そのジョンと一緒にいたのがチャイヤ。やっと会えた。そしてサーもいます。やっと会えたパート2.きみら早く登場しないと明日帰国やんか!!もうエンディングロール流れそうなタイミングやで!!!

まぁとにかく飲みに行こうと19時に約束してでかけました。でもチャイヤいません。サーは参加してくれました。安田の隣です。サーとは去年いっぱい遊んだんです。その様子はこちら。

12日目(12月17日):RUPPでの講義の後はお別れ会・・・

そして、ジョンの実家に飲みにいったときに鶏を絞めてごちそうしてくれました。その様子はこちらです。

訪問報告(9)カンボジア訪問記続編:命をいただくこと

まぁとにかくジョンとサーとさらにジョンの親戚でトゥクトゥクドライバーをしている方と飲みました。

まぁ飲みました。結構飲みました。たくさん飲みました。

ほつれてしまったジョンとの仲を修復するのはやっぱり飲むしかないんです。

サーがとっても明るいのが救われました。飲んでいるうちに「まぁいっか。色々あったけどノープロブレム!!」で流しちゃうことにしました。

ジョンとサーが、来年こそは彼らの故郷スヴェイリンで一泊しようと誘ってくれました。前にいったの3年前ですもんね。このブログをご覧の皆さん、来年はカンボジア、しかも農村エリアの1日ホームステイが実現しそうですよ!!

ほんとはもっと飲みたかったのですが、明日もあるし、マラソン100キロのためには二日酔いになっちゃいけないし。というわけで、明日空港まで送ってもらう時間を確認しつつ、その前にご飯一緒に食べられたらいいなと思っています。

お会計を済ませてお店を出て、ホテルに戻ってきました。

RSⅡGuesthouseで泊るのは今日が最後。飛行機の出発は17日(水)0時30分。

あと丸一日。寂しいですね。自転車プロジェクトはとっても大成功だったんです。だから問題は何も無いんですけど、終わってしまうのが寂しい。

ある本で読みました。

「まだ旅の行程がたくさん残っていることを確かめて安心する。」

いつも同じですが、この繰り返し。プノンペンに着いたときはワクワクしつつうまくいくだろうかという気持ちが共存。

鉄道旅やQちゃん、ミムさんの参加。166台の自転車と4か所の自転車クラブ、13か所のパーツ補給。マブさんやヴィーリャックさんのがんばり。インターンの柚紀ちゃんのがんばり。打ち上げでのチャンディさんの楽しそうな笑顔。

そう笑顔です。僕たちは終始笑っていました。子どもたちが笑顔になれるのがうれしくって笑っていました。

「誰かの幸せのために自分を犠牲にする。」

そうじゃありません。

「誰かが幸せになるから自分もうれしい。」

そう。うれしいから。楽しいから。それだけが動機。

この10日あまりがカンボジア自転車プロジェクトの集大成。でも昨年のプロジェクトが終了した日からずっと、ほんまにこの1年ようがんばりました。この12月の旅のために。

その旅が終わろうとしています。すんごく寂しい。「まだ旅の行程がたくさん残っている」と思いたい。でもどんなに指折り数えても、もう両手の指で十分足りる。

明日もせいいっぱいカンボジアを楽しみます!!

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