こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日車を運転していたら、ふっと「他にも途上国はたくさんある中でカンボジアを支援する活動が多いように感じられますが何故でしょうか?」という質問に答えるため高校に出向いたことを思い出しました。
こちらの写真はそのときのもの。2020年11月だからもう5年近く前のお話。当時のことを記したブログはこちらです。
そして、当時は無かったAIの力を借りて少しまとめてみました。当時AIがあったら、彼女たち高校生との出会いはなかったかもしれませんね(^-^;
なぜカンボジアを支援する活動が多いの?
「世界にはたくさんの途上国がある中で、なぜカンボジア支援がこんなに多いんだろう?」
そんな声を聞くことがあります。実は、私自身もカンボジアでの活動を続けながら、同じようなことを感じることがあります。
理由は一つではありませんが、いくつか大きな背景があるように思いました。
🟠 日本との深いつながり
1990年代に国連の平和維持活動(UNTAC)を通じて、日本はカンボジアの復興支援に深く関わりました。そのころから多くの日本人が現地に足を運び、支援活動や交流が始まりました。
その流れは今も続いていて、長く築かれてきた「信頼関係」が、支援活動の土台になっているのです。
カンボジアの中でも特に「タケオ」という土地の名前は日本人にも馴染みのある方が多いです。PKO活動の拠点があった場所です。
こちらはカンボジアの500リエル紙幣。右下に日本の国旗が見えますが、これはプノンペンにある日本が作成した友好橋の記念碑。紙幣には大きく友好橋の絵がかかれています。左側にはまた違った近代的な橋が。これはカンボジア南東エリアにかかるツバサ橋です。道路整備や灌漑施設、水道など多くのインフラが日本の手によって整備されました。「そんな外国の支援より日本国内の支援を・・・」という声も聞こえてきますが、私たちが着ている服の多くはカンボジアで作られていますし、昨今カンボジアからも多くの技能実習者が日本に来て働いてくれています。「海外の若者から選ばれる国」であることは、長年培ったこうした活動が根底にあるに違いありません。
🟢 支援の手応えを感じやすい国
カンボジアでは、小さな支援でも子どもたちの生活や学びに大きな変化が生まれます。
たとえば私たちの「カンボジア自転車プロジェクト」も、たった一台の自転車が、片道数時間かけて歩いて通っていた子どもを、毎日安全に学校へ通わせる手助けになります。井戸や学校を作る活動も多く行われています。こちらは1つあたりの金額は高くなってしまいますが、数名が協力して行う例も多く、また距離的にも実際の支援の現場を訪れやすいということもあります。
🟡 親しみやすい文化と人々
現地の人たちはとてもあたたかく、日本から来た私たちの存在を歓迎してくれます。
言葉が通じなくても、笑顔やジェスチャーで心が通じ合う場面も多く、「また来たい」と思わせてくれる魅力がある国です。宗教的には日本の大乗仏教とカンボジアの上座部仏教と異なることもありますが同じ仏教です。お寺には仏像があり、ろうそくと線香でお参りすることも共通です。そして隣国のタイやベトナムに比べると穏やかな性格の人が多く、そのことも親しみやすい理由の1つと思っています。
🟣 はじめての国際協力にもぴったり
治安も比較的安定していて、物価も安いため、大学生や社会人が初めての国際協力を体験する国としても人気です。
一度関わると、その温かさと人とのつながりに心を動かされ、継続的に支援する人も少なくありません。
私自身も2015年に初めてカンボジアを訪れ、この国の魅力、子供たちの笑顔に魅了され、貧困家庭の深刻な問題に触れ、何か自分でできることは無いかと考えたことが、自転車プロジェクトの始まりでした。
そういえば、この活動について記した本「カンボジア自転車プロジェクト: オッサンが国際支援をはじめた!」の副題も「オッサンが国際支援をはじめた」でした(#^^#)
最後はいつものお願いです!
皆さまからのご協力お待ちしております!
こちらのページよりお申込みください。
また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。
チャリティコーヒーも!!
返礼品としてお送りしたカンボジア産ドリップバッグコーヒー。今年は在庫が約1,000パックほど残りました。こちらをチャリティコーヒーとして活動費確保のため販売いたします!!
カンボジア自転車プロジェクトの運営費用をご支援ください!!
毎年カンボジアの貧困に苦しむ子どもたちに通学用自転車をプレゼントする『カンボジア自転車プロジェクト』。ご協力者様からの支援金の一部(約10%)を活動運営費として、チラシやネット広告、自転車プレート作成、返礼品の購入、それらの送料などに充てております。2024年度の活動経費は約70万円となり、こちらのチャリティコーヒーでのご支援にて74,000円を捻出することができました。ありがとうございます。
今年も是非チャリティコーヒーでご協力ください。10個入り3,200円で、コーヒー原価、送料、ネットショップ手数料を差し引いた2,000円が活動運営費に充てられます。30個入り9,100円で6,000円、50個入り15,000円で10,000円、100個入り29,000円で20,000円となります。
カンボジア産コーヒー豆の生豆を輸入し、コーヒー焙煎・ドリップバッグを作成する工場に依頼して製造しました。カンボジア産コーヒー豆100%のドリップバッグです!!
https://store.shopping.yahoo.co.jp/asian-pearl/charity-coffee-1.html
こちらのネットショップ以外でも直接コメントやメッセージを入れて頂いてももちろん構いません。請求書発行なども可能ですので何でもお問い合わせください。
Kindle本も!
上記の本の中ではカンボジア自転車プロジェクトの2018 年までの活動記録も記載しています。本の出版後にどのようなことが起こったかを皆さんにお知らせしたいと考え2019 年以降の現地での活動記録を電子書籍として出版してみようと思い立ちました。
書籍には掲載できなかった2019 年以降の訪問記(2019 年、2022 年、2023 年、2024 年)それぞれがAmazon にて販売中です。
Amazon にて販売中です。
すべて399 円です。そのうちAmazon への手数料を除いた254 円が収益となります。Amazon Kindle Unlimited の場合は1 ページあたり0.5 円が収益となります。
収益はすべてカンボジア自転車プロジェクトの支援と活動運営費となります。
皆さん是非、ご購入またはAmazon Kindle Unlimited でお読みいただけましたら幸いです。