皆さん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は12月15日。現地活動の6日目です。一昨日から始まりました長期ロードの3日目です!!
ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、プロジェクトから脱線した活動をしているときは安田自腹ということで、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。
今日のスケジュールと訪問場所
今日は日曜日なので番外編です。午前は日本から運んできた(正確にはユズキちゃんに運んでもらった)学生服の白いシャツの寄贈です。シャツをあげることになった経緯はこちらのブログに記載しています。
そして午後はEDFカンボジアのメンバーが楽しいところに連れて行ってくれるみたいです!(^^)!
朝食
定番の・・・・名前覚えていただけましたか?豚のフォー。そう、クイテウサイチュルークです。
ワンコがおねだり。
もう1匹も。あいにくお肉の具を食べてしまった後。ごめんなさい!!
そうそう、吉川さんは本当は今日の午前までだったのですが、明日から始まります自転車寄贈セレモニーをご覧になられたいとのことで1日延長となりました。翌日プノンペンに戻るスケジュールで問題ないかバス会社に運航予定を確認しましてチケットを買われました。キャンペーンでプロモーション価格でゲットできて吉川さんラッキーです!
バッタンバン州での活動
KRALANH小学校を訪問
KRALANH小学校に到着しました。こちらの先生は小学生だけでなく中学生や高校生も小さなコミュニティを作って教育支援をしています。寄付を募って新しい校舎をたてたり、EDFカンボジアからの支援を受けたり。また子供が病気になったら自分のお金で病院に連れて行ってあげたり。とても貧しい地区にすむたくさんの子どもたちが学校に継続して通えるようすごく大きなサポートをしています。
EDFカンボジアのチャンディさんはシャツの寄贈先としてこちらを選んだのでした。最初、「えっ?小学校?シャツは中学生か高校生ぐらいだけど・・・」と心配していたのですが上述の説明を聞いて安心。
それではシャツを手にした子供たちのうれしそうな笑顔の写真をどうぞ。
最後に寄贈いただいた方へのありがとうメッセージビデオを撮影しました。
吉川さんとヤシの実ジュースで一息。
小学校なので椅子とテーブル。そしてクメール語の一覧表があったので、急遽デビット先生にクメール文字の読み方を教えてもらいました。デビット先生ありがとうございました!!
昼ごはんまでの2時間に・・・
寄贈を終え、ホテルに戻ってきました。再集合の時間まで2時間。すかさず洗濯。活動以外に着るリラックス系衣類はこの上下1枚ずつのみ。お気に入りのアンコールビールのシャツもくたびれてきました。
そしてブログの執筆。ここまで書くことができました。後半は夜に戻ってから書くことにします。
昼ごはん
12時に集合してみんなでお出かけ。まずはお昼ご飯を食べに行きました。
牛肉とピーマン、玉ねぎの炒め物。定番。外れ無し!
これは細かな牛肉と卵や野菜をいためたもので卵は半熟。他人丼の上の部分?これが一番おいしかったです。
魚とタケノコのスープ。黄色くカボチャのように見えるものが魚。少し(いや、少しではない)臭みがあってこれまでの魚スープでは一番ハードルが高かったように思います。
フリータイム
Banan Grape Farm
さて、午後はフリータイムなのでチャンディさんが言っていたブドウ農園に行くことなりました。ワインの試飲もできるとのことでとっても楽しみ。
ん?農園・・・というよりは、そこで獲れたブドウを使ったワイン、ブランデー、ぶどうジュースなどの試飲販売をしているところのようです。ブドウ畑はもっと遠くにあるとのこと。全員が「思っていたのと違う」感を全開に
こちら農園で獲れるブドウのジュース。
こちらジンジャージュース。少しハチミツも入っています。「しょうがハチミツ」の99%がフレッシュなしょうが汁のような感じです。
ワインとブランデーの写真を撮るのを忘れていましたが、味はボチボチ・・・これからバッタンバンにワインとブランデーの産業を興していこうという取り組み。時間がかかりそうです。
ちなみにGoogleマップのリンクはこちらです。
Ek Phnom パゴダ
いったんホテルまで帰ってきました。全然時間がつぶれないけど夕食までは5時間あります。というわけで吉川さんと二人で近くの遺跡を見に行くことにしました。その名もエク・プノン遺跡。
エク・プノン遺跡はクメール王朝時代、西暦1027年頃にスーリヤバルマン1世によって建立された寺院とのことです。彼の功績は大きく、広い範囲にわたって寺院や貯水池などの建立物が今も残っています。
現地の子どもにとっては遺跡はいい遊び場所。
素敵なレリーフたち。
こうしたレリーフで顔がはぎとられているものをよく見ます。盗掘によるものだったり、内戦時代に壊されたりと色々です。
ちょっとおやつ
1時間弱、遺跡のなかをブラブラ。そして屋台で休憩することにしました。ローカルな焼き鳥屋さんです。お値段は1串1000リエル。だから4串で1ドルの計算。
左下の砂ズリと右上の方の焼き鳥をいただきました。焼けているのを待っている間に吉川さんがビールを調達してきてくれました。
焼き鳥は骨付きだったので、ワンコにプレゼント。
おいしそうに食べています~。
30分ぐらいゆっくりしたでしょうか。トゥクトゥクを呼んでホテルに戻りました。
まだ2時間ほどあったので、いまこのブログを書いています。少し他の仕事をして続きは晩御飯のあと書きたいと思います。
そして洗濯。
またまた洗濯です。このシャツともう1枚。カンボジア自転車プロジェクト2024の戦友とも言うべき。生乾きのときもあまりにおいをはっせず安田を助けてくれています。半袖だし明日はこれでいこうかな。
晩ごはん
さて、19時になり夕食です。
干し魚と野菜の炒め物。ナッツもたくさん入っていました。
こちらがチキンを焼いて甘辛いソースで絡めたもの。骨付き肉が大好きな安田にとってはとってもおいしくってずっと骨をしがんでいました。
完全に上下逆転ですが魚のすり身の揚げ物(練り天)です。スーパーで売っている練り天より手作り感満載で香ばしくってとても美味。
この3品とピーナッツでみんなでビールを飲みながら楽しく談笑。明日は自転車寄贈セレモニーが2つもあるので早々と退散。
帰りにコンビニに寄りましたら・・・
とってもりりしくかわいいワンコがいました。
怒涛の3日間
ここ数日、ずっとパーツ補給の旅をお伝えしてまいりました。今日はシャツの寄贈という番外編。でもいよいよ明日からはがっつり自転車プレゼントです。明日からの3日間で5カ所で自転車寄贈セレモニーを実施し、同じく5カ所で自転車修理クラブを設立。さらに子どもたちの家庭訪問6件。本当に忙しくなりそうです。
そして、その3日間が終われば、今年の安田が同行するカンボジア自転車プロジェクトの現地活動は終了です。感慨にふける間もない忙しい3日間をしっかり勤め上げ、皆さんにブログを通してしっかり発信していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。