みなさん、こんばんは。いまはカンボジア時間で15日の午後10時。ここ数日1日遅れだったブログもようやく追いつきそうです。この訪問記も通し番号が10になりました。それは残りの日数が少なくなってきていることを表しています。ちょっぴり寂しいですね。
朝ラン・・・
もちろん今日も朝ランから。
メガネ曇っていますね。10キロほど走ってきました。ちなみにこれまでの走行距離をまとめてみました。
7日 | 8.03 |
8日 | 4.01 |
9日 | 10.03 |
10日 | 8.02 |
11日 | 5.84 |
12日 | 0.00 |
13日 | 6.30 |
14日 | 9.63 |
15日 | 10.17 |
16日 | |
17日 | |
18日 | |
計 | 62.03 |
合計で62キロ。16日~18日の3日あるから何とか・・・ではないんです。プノンペンを離れるのは17時の夜11時。18日はほぼ移動日なので走ることができません・・・だから明日16日と明後日17日の勝負。残り38キロ。かなり厳しいですがあきらめません。明日目指せ20キロ。途中でトイレに行きたくなりませんように・・・
ランニングのあとはシャワーを浴びて朝ごはん。特に何を食べるかと決めていなかったところ、ミムさんから「ドリアン食べる?」とお誘いがあったのでもちろん快諾!!匂いはもちろん独特です。でもこの匂いと濃厚な食感と甘み。とってもおいしかったです!!
アンコールトムへ
ホテルでガイドさんと合流していざ出発。ガイドさんは昨日と違って若手の人でした。いざ出発。まずはアンコールトムです。
アンコールトムのトムは「大きい」という意味。だからアンコールトムは「大きい都市」です。周りは城壁に囲まれ5つの城門で外とつながっています。その外側にはたくさんの人が住んでいました。ガイドさんによると約百万人ということでした。
ガイドさんの説明は昨日の方と比べるとあっさりしたもの。ちょっと物足りなさを感じつつ歩いていると・・・
誰かが放置したと思われるヤシの実ジュース。きっとあの国の人だろうなとみんなで話していたのですが、それはわかりません。でも誰かが捨てていった。ガイドさん、めっちゃ怒っていました。その前にはツマヨウジの束が落ちているところもあってガイドさん1つずつ拾っていました。アンコール遺跡を本当に大切にしているんですね。ガイドは物足りないけど、その心意気は大好きです。
タプロームへ
ガジュマルによる浸食が激しい寺院。みなさんも写真や映画などで見たことあると思います。そこへ向かいます。
前を歩くのはいつもの通りミムさんとQちゃん。あれっ?子供を連れている・・・家族4人でタプローム見に来たんですか?
手をつないでいるように見えますが、女の子のカゴをかかえる手が重なって見えるだけです。そう、アンコール遺跡の色々なところで出会う物売り少女です。Qちゃんに「何か買って!」と近づいてきました。ちなみに商品、数字、通貨に関して本当にたくさんの言語バリエーションがあると聞いています。この子は私たちが日本語で話していたのを聞いたのかずっと日本語で売り込んできます。マグネットや絵葉書、財布などです。本当にたくましい。
ミムさん:「おい、ちょっとここで写真撮ってくれよ!」
Qちゃん:「はいはい。ちょっとまってね。はい、チーズ!」
そんな場面に見えなくもない。
アンコール遺跡のいたるところに彫られているアプサラ(アプサラス)。カンボジアではアプサラダンスと呼ばれる踊りも有名です。先日、仮面舞踏と影絵芝居を観ましたが、アプサラダンスも見てみたいんですよね。来年見れるといいなぁ。
おいおいガイドさん
タプロームを見学してガイドは終わり。ガイドさんがこの後の食事のことを聞いてきました。「お昼どうしますか?この近くに知っている店があります。」と。ホテルに戻ってホテル内で食べるか、近くのお店に行く予定だと伝えたら、「ホテルのレストラン、いまいちです。私の知っているお店に来ませんか?」と・・・おいおい、そんなこと言っていいのか?もしかしてあれか?バックマージンもらえる店か?まぁ一度行ってみることにしたらやっぱり高い。「ここは嫌、ホテルに戻って」とお願いしました。
ちなみにこのガイドさん。遺跡を愛しているのはわかるのですがガイド能力としてはイマイチでした。説明も少ないですし・・・途中立ち寄った遺跡には「ご自由に見てください。私ここで待ってます。」だって。何のためのガイドなんだか・・・
品質のことは100歩譲ったとしてレストランの件は聞き捨てならぬとホテルの人に軽くクレーム。ホテルのスタッフさんは本当に申し訳なさそうにされていました。
いよいよお別れ
ホテルから空港まで送ってもらいました。Qちゃんとはシェムリアップ空港でお別れ。この6日間ありがとうと固い握手をしてお別れしました。
ミムさんとはプノンペン空港まで一緒なのですが、そこでトラブル発生。なんとシェムリアップからプノンペンに戻る便が2時間弱遅延するとのこと。私は問題ないのですが、ミムさんがそのまま乗り継いで日本に帰る予定なのです。
カウンターまで行ってみますと、予定の16時出発より1時間遅いのですが別のエアラインのプノンペン行きがあります。もちろんチケット買わないといけません。ミムさんに確認すると、それでもやっぱり帰国は遅らせられないとのことでチケット購入。そのエアラインのお姉さんに「プノンペンで国際線に乗り継ぎなんです。便名は〇〇〇〇です。飛行機の到着は18時ですよね。国際線の出発は19時。1時間しかないんですが大丈夫でしょうか。」と尋ねたら、「一応伝えておきます。」との若干ものたりない回答。まぁ仕方がありません。ちなみに安田は2時間遅れの予定の便で帰ることにしました。チェックインしてゲートのところで待っているとスタッフの人が色々確認しに来てくれました。しっかり乗り継ぎのエアラインと連携をとってくれたようです。
そしていよいよミムさん、登場。本当はプノンペンまで一緒だったのですが、このような事情なのでここでお別れとなりました。固い固い握手を交わしてさようならです。
私はその1時間ほど遅れて搭乗しプノンペンに到着しました。ホテルに戻った頃にミムさんから香港到着の知らせが来て一安心です。
おいおいジョン
あらかじめ空港までジョンに迎えにきてもらうことにしていましたが、飛行機が遅れてしまい到着は19時。メッセンジャーで19時着と伝えていたのですが、まだ来ていません。またか・・・電話してみたら「渋滞。アクシデント。20分遅れます。」とのこと。まぁちょうど良かったんです。もしかしたらミムさん乗り遅れて途方にくれているかもと空港内を探したかったのですから(ミムさんは「ちゃんと搭乗できました」とラインで送信したのですが送れていなかったので安田はこの時点で知らなかったんです・・・)
ミムさんがいないことに安堵するも、全部を確認できるわけでもないので少し不安。この不安と、これまでの疲れのせいでどんどん気持ちに余裕がなくなってきます。
19時20分になってもジョンは来ません。もう一度電話したら、「渋滞。アクシデント。さらに10分、いや15分遅れます。」とのこと。「もう来なくていい!!自分でトゥクトゥク拾ってホテルに帰るから!!」と言いそうになりました。でも言いませんでした。なぜならジョンはそんなこと英語で伝えても理解できない。自力で帰るのはたやすいですが、ジョンがわからずに空港内を探し回るのはやっぱり気の毒。
19時40分。まだ来ません。再び電話。「あと10分遅れます。」我慢。我慢。我慢。数分したら、今度はジョンからかかってきました。「あと5(ぷちっ)」安田は最後まできかずに電話を切りました。キレそう。でも待ちました。そして50分ごろ再び電話。「エアポートついた。どこにいる?」・・・ジョン、空港のときはいつもここで待ち合わせしようって前から伝えているのに・・・「前会った場所と同じ。シムカード売り場の前。」これも通じないんです。双方、ウロウロ探し回ってようやく合流。もう20時前でした。1時間ここで時間をつぶしたことになります。はやく帰って洗濯してブログ書いたりしたいのに・・・余裕のない自分、ジョンに出会うや早々に「はやくホテルに行ってくれ!」と尖った声で言ってました。ジョンは小さな声で「Sorry」と言いました。怒っているのは伝わったみたいです。
安田嫌な奴です。英語あまり通じないのわかっているくせに。それを前提にジョンとつるんでいるのに。今回の旅はジョンとのことであまりうまくいって無いのが蓄積しているんでしょうね。
で、ジョンの車を見てびっくり。後ろのナンバーがありません。そして左のサイドミラーが壊れて垂れ下がっています。なんだ、「渋滞。アクシデント。」って自分のことかいな!!!どうもバイクと接触してミラーが壊れたよう。なぜかはわかりませんが、車のナンバーが没収され、取り返すのに100ドル払う必要があるとのこと。没収された先は警察か何かなんでしょうけど。相手の人はどうなったか聞いていません。
こんなときすぐ後悔しちゃいます。迎えにきてくれる途中、事故にあい、車が壊れ、ナンバー取り返すのに100ドル。安田は空港で怒ってる。あせって電話をかけても途中で切られる。ジョン、さんざんやったね。ごめんなさい。怪我なくて良かったね。
ホテルに到着後、缶ビール2本だけ買ってホテルに入りました。そこからこのブログを書いています。昨日に引き続いて今日の分もようやく終わりそう。
安田がブチ切れないように終始ラインで茶化してくれたQちゃん。ありがとう。確かにそう。「裸で肩組んで歌を一緒に歌った仲」ですから。ジョンと出会えたのもカンボジアが好きになった大きな理由の一つ。
やっぱり仲直りしないとね。明後日夜のお別れまでに仲直りがんばります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。