奨学生の4年間

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は私が奨学金で支援している子についてお話しします。

2015年からダルニー奨学金を通してカンボジアのコンポンチュナン州コンポントレラッチ郡に住む一人の女の子を支援しています。毎年12月に自転車プロジェクトの合間に訪問しています。その毎年の写真を並べてみました。

支援を開始した2015年、彼女は中学1年生でした。

外務省の情報(詳しくはこちら)によればカンボジアの教育環境は以下の通り。

  • 9年間の義務教育を受けることが憲法に規定されているが、2011年の就学率は小学校で約69%、中学校に至っては約17%と極端に低くなっているのが現状。
  • 特に地方農村部では子供が貴重な労働力となっているため、義務教育課程においても、出席日数が足りずに留年する児童も多くなっている。
  • 義務教育は原則無料であるが、制服や学用品等の必要経費は保護者が負担する。

だから奨学金が無ければ学用品などを買うお金もないし、親の仕事は手伝わないといけないし・・・ということで学校に行けないのです。ちなみに農業は小作農。決して肥沃な土地でないため収穫は限られ、その多くは地主に地代として取られてしまいます。

中学校を卒業しなければ、就職先は限られ、この貧困環境から抜け出すことがなかなかできません。これまで訪問してきた多くの家庭の子どもは「こんな環境を変えたい。だから学校に行って勉強したい。」といいます。決して「こんな環境を変えてほしい」とは言いません。抜け出すチャンスが欲しいのです。

それで彼女の話に戻ります。

2017年に訪問したとき、彼女は中学3年生。ダルニー奨学金は中学生を支援しているので、私の支援はここまで。(また翌年、中学1年生になる誰かを支援することになります。)でも「勉強を続けたい」と泣きました。

奨学金の事務局のチャンディーさんに聴くと、ダルニー奨学金では支援できないけど、個別に高校に通う費用を提供することはお手伝いできるとのこと。

だったら・・・もう3年間も毎年顏見てるわけだし・・・そんな子に泣かれて太刀打ちできる術を持ち合わせているわけでもなく・・・今ここで、「でももう支援できません」とは言えないわけで・・・って考えるまでもなく即決で「支援は続けるからがんばって高校に行って勉強してください」と伝えました。奨学金は私が稼げばいい。

で、私(安田コンサルティング)にお仕事をご依頼いただいている皆様。本当にありがとうございます。仕事を通して皆さんから頂いたお金が、この子の未来への希望につながっているのです。これからもご愛顧お願い致します。

そしてこの前の12月に、また訪問。写真に2018と書いているものがそのときのものです。すっかり高校生のお嬢さんになっていて、シャイ男の私はもう笑うだけで近づくのも照れてしまうぐらいです。

皆さん、ダルニー奨学金始めてみませんか?もしくは、もちろん自転車。現在、協力者大募集中です!!

お申込みページはこちらです。

自転車プロジェクトでは皆さんからのご協力、お待ちしています!!


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