カンボジア訪問記2017(9)【2017/12/08 自転車プロジェクト最終日です!!】

カンボジア訪問記、はや9個目の記事となりました。

今日は自転車プロジェクトの最終日です。昨日まではプノンペンより南のカンポット州での開催でしたが今日は逆にプノンペンからは北側に位置するコンポンチュナン州での開催です。

目的は目白押しです。まずは自転車37台のプレゼントと自転車クラブ1か所の設立。そして昨年設立した5カ所の自転車クラブへの交換部品の追加提供。そのうち、2か所は実際に訪問してきました。昨年の自転車クラブの看板やプレゼントした自転車と対面できて面白かったです。そして安田個人にとってのとても大事な目的。毎年あっている奨学生との再会です。それではいってみましょう!!

まずは腹ごしらえ。相変わらずにゅう緬です。自分では回復しているつもりでもアレはいっこうに収まりません。なんででしょうねぇ(^^;

さて、すぐ本題に入りたいのですが、道中の車のなかでチャンディさんがポルポト時代の話をしてくれました。チャンディさんは1970年代に起こったポルポト大虐殺で生き残った方です。人口の4人に1人、しかも知識人とその家族を中心に虐殺が行われました。

チャンディさんもプノンペンに住んでいたみんなと同様に農作業をするため農村エリアへの移住を強制されました。そのとき10代前半です。帰ってくるまでの数年間で家族、親せきが10人近く殺されたそうです。そしてその大切な数年は教育を受けることなく農作業に従事する毎日でした。

ポルポト政権が終わり、プノンペンに帰ってきたチャンディさん。エンジニアや建設の仕事など多くの仕事に就きながら自ら勉強します。英語を独学で習得したのもこのころでした。日本がODAでインフラ整備に協力していた頃、英語とクメール語の両方できるチャンディさんは重宝されたそうで、オオバヤシ、タイセイ・・・といった有名ゼネコンの現場を渡り歩いたそうです。

このようなことが二度と起こってはならない。そのために何が必要か。チャンディさんの結論は明確で「子どもへの教育」でした。だから今の仕事を自分の使命だと思ってがんばっておられます。

安田はポルポトのことは本で勉強したぐらいであまり深くは知りませんし、トゥルースレンやキリングフィールドには2年前に行きましたが、それでも実体験があるわけではありません。
(その時の訪問の様子は過去にブログで紹介しています。よろしければこちらをどうぞ。『自転車支援、開始のきっかけについて(2)』)

安田は自分自身の理念に従い、すべての子供たちが笑いながら将来の夢を語る世界を夢見てこのプロジェクトをやっています。その方向とチャンディさんの想いがこうしてあるところで結びついたわけです。縁って不思議ですね。チャンディさん、これからも宜しくお願いします!

CHEA SIM KAMPONG TROLACH LSSでの自転車プロジェクト式典と自転車クラブ設立!!

そしてコンポンチュナン州に到着しました!

こちらのCHEA SIM KAMPONG TROLACH LSSは昨年の自転車プロジェクトでも訪問していない学校で、ここでコンポンチュナン州に6個目の自転車クラブが設立されることになります。皆さん、出迎えて待ってくれていました。

この方、昨年もお会いしたの覚えています。顔だけなのですが(^^;たしか偉い人だったはず・・・

そしてこの方がコンポンチュナン州の学校教育のトップの人らしいです。本日は宜しくお願いします!という友情の握手(^^)

こちらはこちらの学校の校長先生です。

そして恒例のクロマー。やっぱり照れますねぇ(^^)

今日はチャンディさんもクロマーをかけてもらいました。良かったですねぇ。お互い照れ笑い(^^)

そして校門入口ではピアニカ隊がステキな音楽を奏でてくれていました。やっぱり音楽だから動画じゃないとダメですよねぇ(^^) こちらをどうぞ!!

そして、入場です!!昨年の横断幕、残しておいてくれたんですね。年とか少し修正を入れて再利用!こういうの大切です!それでは入場の様子も動画でどうぞ!!

そして校庭にはたくさんの子どもたちが集まってくれていました!来賓の紹介があり歓迎の歌です。昨日もありましたが、やはり全員起立するので国歌なのでしょうか・・・Youtubeで聴いてみたのですが違うような・・・という感じなのですが、まぁ皆さんも聞いてください。そして誰か知っていたら教えて下さい(^^;

次は感謝の意を込めたメッセージです。やはりこうしたメッセージを読むのは女子担当なのでしょうか。昨日もそうでしたし昨年もそうでした。

その様子を動画でどうぞ!!

そのあとは安田スピーチです。昨日と同じなので動画と内容は省略しますね(^^; ご覧になりたい方、語った内容をお知りになりたい方は昨日のブログ『カンボジア訪問記2017(8)【2017/12/07 自転車プロジェクト2日目です!!】 』をご参照ください。

今回のスピーチは昨日の反省点を活かして安田の原稿を隣のチャンディさんにも見えるようにしました。これで通訳もばっちりです。赤いクロマーを首に巻いてサンタクロースにも見えなくもないおっちゃん2人のスピーチでございます(^^)

自転車プレートを付け、パンク修理キットやマニュアル、軍手などを備えた自転車37台が並びます!!

並びます!!後姿もかっこいい!!

会場最後部からはこんな感じ・・・といいますかチャンディさんのアシスタントのシナさんが撮影担当で写真を取りながら安田のビデオカメラも動かしてくださいましてとってもご尽力いただきました。ありがとうございます!!

これがカゴの中身!あっ昨日ちらっと紹介したできたての安田の名刺も写っていますねぇ。こちらは日本語バージョンの方で裏面が英語バーションになっています。大きな顔写真付きなのでみんな覚えてくれるかな??

まだまだ式典は続きます・・・こちら机が6台。青い箱は新たに設立される自転車クラブ用です。残りの5つは昨年設立された自転車クラブ向けの補充交換部品たちです。これでまたどれぐらいの自転車が蘇るでしょうか??とっても楽しみでワクワクします!!

そして・・・

そして・・・

そしてなんと!!

なんと!!(某番組、ピタリ賞風に読んでもらえるとうれしい)

なんと!!

昨年と今年の功績を併せてコンポンチュナン州から感謝状を頂いちゃいました!!!私もうれしいのですが、チャンディさんの分もあったのがほんまうれしい!!!コンポンチュナン州、やるねぇ!!!すごい!!!えらい!!!

というわけで、この感謝状は安田コンサルティング事務所に飾ります!!実物見たい人は事務所まで遊びにきてください。カンボジア産ドリップコーヒーでおもてなしさせていただきます。いつでもお越しを(ただし事前連絡をお願いしますね~ 電話:072-437-6266まで。住所は大阪府貝塚市半田3-3-1です。)

そして州の偉い方のスピーチ。チャンディさんが通訳してくれています。学校の数。学生の数。卒業せずに途中でやめてしまう子どもの数など色々なことを数字で教えてくれました。

式典の最後は記念写真。まずは来賓と子ども達。

次は37台ずらっと並んで!!これも圧巻!!

あれっ、ピースしてるの安田だけやん・・・真面目な写真だったかな??まぁ許してください(^^;

そして自転車寄贈の対象者一人一人の写真。サンダルおしゃれですね!おねえさん!

こちらはおにいさん。姿勢ただしくまっすぐ立ってる姿がりりしい!!!

おっ!!!こいつは日本人的なイメージでいうと人懐っこくてかなりチョコマカ動くクラスのお笑い王って感じか!?

ふざけてごめんなさい!!お願いだから眉間にしわを寄せないで笑ってください(^^;

というのは全部安田の勝手な冗談です。みんなまじめに写真に写っていました。協力頂いた方々は該当する子ども達の写真が届きますので皆さん楽しみにしておいてくださいね~!!

セレモニーと写真撮影は無事終了。そして、昨日までと異なる点はそのまま自転車クラブへの活動に移行することです。安田得意のブレーキ修理。こればっかり手伝っていました。

こちらはタイヤチューブとタイヤの交換。

こちらのお二人さんがどうも部長さんと副部長さんです。自転車クラブのこれからを背負って立つ2人。よろしくお願いします!!

自転車プレートもきちんと付けて頂きました!!

最後にみんなに集まってもらってメッセージを伝え、自転車クラブの協力者へお礼のメッセージをビデオ撮影させてもらいました。

これで全4カ所の自転車クラブの設立がすべて完了です!!

あぁぁあああ、うまくいって良かった~~!!!!!!

112台の自転車がこれからもずっと子ども達の通学を支えていきますように!!!

そして4つの自転車クラブが1つでも多くの壊れた自転車に命を与えることができますように!!!

そんな願いでいっぱいです。

たっくさんの笑顔に出会えて今年も良かった!!!!

これにて、今年の自転車プロジェクトは完了です。

協力頂きました皆さん、ほんまに、ほんまにありがとうございます!!!

そして番外編・・・というか昨年の自転車プロジェクトの続きといった方がいいかな??

今日の後半は昨年自転車クラブを設立した学校を訪問することと私が奨学金で支援している奨学生の家庭を訪問することです。

でも、その前に腹ごしらえ。

お昼はいつもの通りおかず何皿かをみんなでシェアするタイプ。こちら白身魚の納豆野菜炒めかけです。納豆嫌いな方はダメでしょうけど、安田の大好物だったりします。カンボジアにも納豆あるんです~。売ってるところは見たことないのですが、昨年も同じお店で昼食とったのですが同じ料理で大満足(^^)

さて昨年の自転車クラブの訪問です。こちら、一見わかりませんが昨年のご支援者のプレートです。1年経ってもこのプレートはびくともしませんね!!このプレートはメイク広告さんに作ってもらっています。社長の上野さん、スタッフの皆さん、ありがとうございます!!

そしてこれが新たに補充されたスペアパーツ。これでたくさんの自転車が再び息を吹き返すでしょう~!!

と、自転車クラブを見学している間に、昨年の自転車プレゼントの対象となった学生さんが集まってくれています。プレート付けてずっと走ってくれていた人、正直外していたけど家に置いてたからあわてて持ってきた人、様々です(^^; でもまぁとにかくうれしい!!自転車クラブの同窓会みたい(^^)

もう1件。こちらの看板もきれいなもんですね~!!このまま行くと10年、20年ぐらいいけるんではないでしょうか・・・

こちらはもうかなりの状態。日に焼けて色が変わってしまっています。それに自転車の変わりようもすごいですね。修理パーツ来たからまた修理して大事に乗ってね~!!

自転車クラブ同窓会、できて良かった(^^) 昨年は5カ所の設立。残り3カ所は時間がなくて周れず写真も撮れませんでした。ごめんなさい。でもスペアパーツの補充ができたからまだまだ自転車クラブは存続しつづけますよ~!!

そして最後に・・・

奨学生の家庭訪問行ってまいりました。中学1年のころから支援して丸2年。だからもう中3ということになります。

なんだかとってもお姉さん。

「ソクサバーイティアテー?(元気にしてる?)」

「チャー、ソクサバーイ(はい、元気です!)」

あっ、会話成立した!!!クメール語勉強してきて良かった!!!

彼女はこれまで通り家の手伝いをしながら学校に通っています。最初に来た時にも見せてくれた薬草茶用のハーブ集め。これも続けているそうです。

でもずっと育てていたたくさんの鶏が病気になって全滅してしまったそう。また一から育てているのだとか。

で、学校生活のことも聞いてみました。

すると・・・

チャンディさんも安田も困り果てた顔してるでしょ・・・泣いちゃったんです。中3だから今年で奨学金は終わりです。それで

「もっと勉強続けたい・・・」って泣いちゃったんです。

で、世の中の男すべては女性の涙にはタジタジでこの困り果てた顔です。

「泣かないで、そのことを話しに来たんだから」と伝えて少し落ち着いてもらいました。

私は奨学金支援を日本の民際センターさんを経由して行っています。しかし民際センターさんは中学生が主な支援の対象です。でもチャンディさんに相談したら、まだ道はあるとのこと。事前に民際センターさんにも確認とって、それはチャンディさんと直接話してくださいと承諾を得ていました。

もちろん、高校に行くには試験にパスしなければなりません。高校は中学同様遠いのですが通えない距離ではないそうです。通えない距離であれば寮に入る必要がありサポートに必要な奨学金は何倍にも膨れ上がります。

そう、彼女には昨年の自転車プロジェクトで自転車をプレゼントしていました。それが彼女を高校に行くことに近づけるのです!!

まずは試験に合格できるようにがんばって!!

奨学金は何とかなる。何とかしてみせるよ!!

というわけで何とか笑顔に戻ってもらって、ふたたび色々話を聞いてみました。こちらは隣に住む女の子。日曜日のアンコールワットハーフマラソンでゲットしたLEDランプをおもちゃ代わりにプレゼント。めっちゃよろこんでくれました!!

そして家庭訪問のお礼のプレゼント。おばあちゃんも元気そうです(^^)

で、お隣さんも一緒に写真撮影。昨年プレゼントの自転車もきれいに使ってくれていました。

折角なので、昨年と一昨年の写真も併せて掲載しますね。おばあちゃんの背と比較すると彼女の成長具合がよくわかります。今は完全におばあちゃんより背が高いですが・・・

1年前は同じぐらいでした。

そして2年前。どうです??大きくなってるでしょ?これがなんとも言えずうれしいのでした。

ところで写真に写っているお兄さんは中学校を卒業してプノンペンで氷を販売するお店で働いているとのこと。一月の収入が100ドル。ときどき帰ってきて家族のためのお金を置いていってくれるとのこと。そして彼女も兄がプノンペンにいるので、1ヶ月半ほど続く長い休みのときはそこを拠点にパンを販売するアルバイトをしているのだそうです。

プノンペンに帰ってきました!

さて、本日の日程を全て終え、チャンディさんにホテルまで送ってもらいひと段落。あと気がかりなのは友達のジョンのこと。まずは何故か通話ができない携帯電話のことを相談しにショップにいってみました。

「あーこのSIMカードね。データ通信のみだから通話したけりゃチャージしないと」

・・・・・・・空港のお姉さま。そりゃないよ・・・そのおかげで自転車旅、どんなけ怖い思いしたか・・・

というわけでチャージ用のスクラッチカードを5ドル分買ってチャージ完了。あっさりジョンとも通話できました。

ジョンには、まだアレが治らないから、残念ながら実家には遊びにいけないこと。自転車プロジェクトは全部無事に終わってプノンペンに戻ってきたこと。明日また電話することなどを伝えて会話は終わりました。

ホテルに戻る途中、見つけました!!ヤシの実ジュース屋さん。

1つ頂戴とお願いするとテキパキと大きな包丁で固いヤシの実を切り捌いていきストローをさせる状態までしてくれました。

あー、これほんまにおいしい!!!よくよく考えてみると、これが自転車プロジェクト完了の祝杯になりました(^^;

おかゆ屋さんなどよさげなお店も見つからないのでホテルに戻って寝るとします。

おやすみなさい!!


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