思い出の「DOUBLEMINT」

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。今日は写真にあるDOUBLE MINTのお話です。

これはミント味のガムなのですが、プノンペンでたくさん見かけるバーベキュー屋さん(日本では焼き肉屋さんに近い)で購入しました。

ただ、購入元はお店ではなくお店の中までこのガムを売りにきている7歳ぐらいの女の子です。

プノンペンではこうした光景をよく目にします。お店まで売り子さんが入り込んで様々なものを販売します。このミントガム以外に、六本脚の料理も売ってました。そちらはきっと料理したであろう大人の女性。その六本脚の様子は以前訪問記録にも書きましたのでそちらをご覧ください。

で、ここでお話したいのはその女の子です。小さな女の子が夜遅くお酒の場である焼肉屋さんにミントガムを売りにくる。これはもちろん女の子が考え出した商売ではなく元締めがいます。子ども達にミントガムを渡して「お店で売ってこい!」と指示を出して、売上は元締めが回収しお小遣い程度のマージンをもらうのです。元締めによっては厳しいノルマを課し、「クリアするまでは帰ってくるな!」という場合もあるそうです。明け方まで開いているお店で眠たい目をこすってガムを売り歩く女の子の姿にちょっと胸が苦しくなり、小学2年生になる自分の娘のことを思い出し環境の違いに愕然としたのを覚えています。

ただ、女の子はそれで家族の暮らしを助けているのです。もしかしたら孤児で自分自身が必死になって生きている糧にしているのかもしれません。もちろん、こちらの価値観を押し付けて「かわいそう」と憐れむのも間違っていると思います。その「生きる」力に感動すら覚えます。

きっとこの女の子は学校にも行っていないでしょう。この先、彼女がどのような人生を歩んでいくのかわかりませんが、楽しいこと、幸せなことが少しでも多くあってほしいと願っています。

「そんな女の子がいた」ということを思い出させてくれるDOUBLE MINTです。安田はよく鞄に入れて持ち歩いていますので見かけたら「DOUBLE MINT一個ちょうだい!」とお声掛けください(^^)

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