カンボジア自転車プロジェクト2023 11日目 2023/12/20【番外編】

皆さん、こんばんは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日はカンボジアに来まして11日目です。番外編が続いておりますが、今日も番外編です。

ここでいつものご留意事項が1つ。毎年のことなのですがこのカンボジア訪問は渡航費用・滞在費は安田の完全自費で行っております。
皆様からご協力いただいたご支援金は自転車や修理クラブ用の工具や交換パーツの購入、寄贈セレモニー等の実施費用、クラウドファンディング手数料と返礼品などの準備・発送にかかる活動運営費などに使用させて頂いております。
だから、『おいらたちの金で何遊んどるねん!』って怒らないでください。よろしくお願いします。

まずはいつもの生配信

朝起きたらおとといのウドンマラソンによる筋肉痛はほぼ治っていました。起きてさっそく生配信。毎日生配信の練習をしているせいか段取りもかなり良くなってきました。

だらだら過ごす・・・朝ごはんと書店

今日の予定無し。部屋の窓から王宮の見える景色を楽しみながら仕事したりブログや動画の整理をしたり・・・

そして、次第に昨日本をやっぱり買わなかったことが気になったりして・・・で、Googleマップで検索したら宿から徒歩10分ぐらいのところに本屋さんがあることが判明。2015年に来てから8年、何度も遠い本屋さん行ってたんですけど・・・
朝ご飯を食べがてら出かけることにしました。

こちらが朝ごはん。いつものクイテウサイチュルーク(豚米麺)ではなく、昨日からクイテウサイッコー(牛米麺)にはまっています。これで値段は2ドルでした。おいしかった!!!クイテウがあればカンボジアで生きていける!!(嘘です。ビールが必要です)

そして本屋さん発見。いつもいくチェーン店の大型書店ではありませんが入ってみることにしました。

そしたら昨日欲しかった本3冊それぞれ在庫があって、しかもチェーン店よりそれぞれ0.5ドルずつ安い!!3冊で1.5ドル安い!!これ、1.5ドルで缶ビール2本買えるんですよ!!・・・これが後押しとなって今回は購入しました。何を買ったかというと

クメール・日本語辞書
日本語・クメール辞書
小学校1年生の国語の教科書

の3点です。帰国したらしっかり勉強します。

ホテル帰ってのんびり読書

少しずつ進めている動画の整理。編集した後の書き出し時間は読書していました。

3巻まで来ました。帰るまでに最終巻まで行けるでしょうか。インド編はとっても刺激的です。

クルージングと晩御飯買い出し

今日は早く寝ようと決めています。なぜなら明日午前4時集合だから。何の集合かは後ほど。

ぶらぶら散歩がてら安田大好きクルーズに出かけることにしました。

途中寺院の前で伝統楽器を使った演奏をしているところに遭遇。せっかくなのでFacebookで生配信しました。こういうの見ると楽器買いたくなってしまいます。でも・・・どうせ練習しないし・・・気持ちをぐっとこらえました。

そしてチュルイチュンワーフェリーに到着。

こんな感じのフェリーです。メコン川の対岸まで人だけなら500リエル(1ドル4000リエルだから20円弱?)で運んでくれます。

クルーズの様子もFacebookライブしました!!風の音がすごいですが、よろしければどうぞ。

そして対岸の町に到着。こちらがそのままメインストリート。数百メートル進むと何もなくなるのでいつも徒歩で行って帰っての滞在時間20分ぐらい。またビール買おうかなぁとブラブラしていましたら、最近プノンペンでもよくみかけるジュース屋さんを発見。

こちらフランチャイズなんでしょうかね。2m四方の店舗スペースが定番となっておりメニューも内部も共通。

非常にコンパクトな設計でお姉さんがドリンクを作成中。その後左側の機械でプラスチックコップにフィルムのフタをします。(日本でもタピオカドリンクのお店で定番のマシンです)

こちらメニュー。どこのお店も共通なので、フランチャイザーがレシピを提供し店主に作り方などオペレーションを教育し、そしてドリンクに必要な材料を買ってもらうという仕組みです。はやりすたりがありそうですが、投資金額も少なく済みそうですし、短期回収を目指して3年がんばれば・・・といったところでしょうか。

メニューがクメール語オンリーなのが、地元民向けのビジネスであることを思わせます。安田は「コーヒー」の文字にココナッツの絵が描いてあるものを指さして注文。

これで5000リエル。安田はドリンクってあっという間にゴクゴクと飲み干してしまうのですが、結構ボリュームがありました。あと・・・とにかく甘い。それは予測していたのでウェルカムなのですが・・・おいしかったです!!これを片手に帰りのクルーズへ。

こちらが帰りの船。2階が屋根付きテラスになっているタイプ。

こちらが2階の様子。のんびりと過ごせます。日射しも気にならないですし座れるのもグッド!!

しかも売店もあります。この売店親子。楽しそうでした。この船で1日何往復、1年で何往復するのでしょうか。

フェリーでプノンペンに戻ってきました。

わかりにくいですが釣りをしている人が二人。

こちらには3人。

ここにも。

「何か釣れないかなぁ~」とのんびり眺めながら。急げば10分の道のりを1時間ほどかけながらのんびりホテル周辺までもどってきました。

そういえば、最後の写真の釣り師の横10mぐらいのところで、3歳ぐらいの子ども2人(シャツだけきて下は何も着ていない)とお父さんらしき人がいました。たぶんん、この川辺に暮らしている。お父さんが2人にスナック菓子を1つ渡して、2人で仲良く分けながら食べていました。もしかしたらこれが夕ご飯かもしれないなぁと思いつつ。

※ここからグダグダ書きます。読み飛ばしてもらって結構です。

ついつい「かわいそうだなぁ」と思ってしまいます。でも何もしてあげられません。

いや、財布のお金を全部その親子に渡すことはできます。できるはずです。

でも、それはしない。しようという気が起こらない。

自転車プロジェクトで見てきた貧困家庭。

3日前に見たスラム街の子どもたち。

でも、川辺に住むこの親子に比べたら住むところがあるだけマシかもしれません。

スラムを見た後、ユズキちゃんに「どうでした?」と聞かれました。

いろいろ適当な言葉を並べて答えましたけど、正直なところ「気の毒だ」の一言。

その先の言葉が続かないし、これを見たからといって何も行動する気にならない。

たぶんそれはいくつか理由があります。

今がいっぱいいっぱいでこれ以上何ができるかなんて考えられない

カンボジアの色々な貧困。日本にもある貧困。その全部にアプローチすることなんてできない

「できることをがんばる」というあたりまえの結論

そして、「できること」が年々老化によって減少してきている現実。でも一方で支援の輪が広がって集まる支援金は過去最高を更新しているプレッシャー。

自分のパフォーマンスが落ちていることをここ数年感じています。

だから新しいものを見たくない。見せないでほしいという気持ち。

でも、本当にそうなのか?

それはわかりません。

「問題は依然としてここにある」と「改善している」は共存関係にあるとファクトフルネスという本に書いてありました。本当にそう。

皆さんのおかげで累計1000台以上の自転車を寄贈することができました。1000人以上の子どもたちを笑顔にすることができたのは間違いない。そしてその多くが中学校を無事卒業して進学するか働くかしているはず。安田が追っかけている奨学生の子は奨学金と自転車をゲットして中学を卒業し、高校を卒業し、今、看護学校に通って「看護師になりたい」という夢の直前まで来ています。

でも、プノンペンを散歩すれば3分で出会う物乞いの親子。川辺に住む家族。公園のベンチで子どもに毛布を掛けてやり夜を過ごす親子。車いすで募金を募る障がい者。

そういえば、ウドンマラソンのとき朝4時半に出発し北上しようとしたところ、プノンペンリバーサイドは売春お姉さまがたくさんいました。走りながらもたくさん声をかけられました。性産業とエイズの問題。エイズ罹患率は下がったもののまだカンボジアに根付く深刻な問題のひとつ。訪問したスラムでもエイズで亡くなったお母さんの話が出ていました。

じゃあ、結局は?

カンボジア自転車プロジェクトを続けるだけです。皆さんに応援されている、そして自分がこの活動を誇りに思っている。しかも子どもたちが笑顔になれる。この活動をこれからも続けていきます。

※ここでグダグダ記述終わります

で、散歩も終盤。晩ご飯の買い出しです。ウドンマラソン前夜に買ったお店に再度来ました。

今回は、全体頼んだ3品(豚バラ、鶏モモ、ミミガー)のうち豚バラを豚軟骨に変更。野菜も前回より多く入れてくれました。

これ食べて寝ます。

なぜなら明日午前4時集合のため3時起きだから・・・

どこに行くかというとジョンの実家、スヴェイリン州に行きます。1泊2日で。昨年も行きました!!今からとっても楽しみ!!

ノートパソコンをホテルに置いていくので、明日はブログの更新ができません。すみません。

明後日の夕方帰ってくるのですが、10時には空港に行かないといけません。

そうです。いよいよ帰国です。飛行機の待ち時間等でブログの更新ができたらがんばります!!

最後までお読みいただいてありがとうございました!

皆さん、最後までお読みいただいてありがとうございました。
明日はスヴェイリン州。このご報告ができるのは帰国してからかも・・・

カンボジア自転車プロジェクト2023 12-13日目 2023/12/21-22【番外編】

皆さん、こんばんは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。昨日帰国しまして現在事務所で後業務に追われています。投稿できませんでした12日目と13日目の様子を併せてをお伝えいたします!

スベイリン州へGo!!

この日から1泊2日でスベイリン州にあるジョンの実家に遊びに行きました。集合は何と午前4時。まだまっ暗のなか、スベイリン州までの約3時間のトゥクトゥク旅を運転してくれたのはサーでした。

途中、エンジンオイルの交換。

こちら、トゥクトゥクで一緒に向かったチャイヤ。トゥクトゥクには子どもたちへのプレゼントのぬいぐるみやお菓子が満載。サーもチャイヤもジョンの義理息子。プノンペンに出稼ぎでトゥクトゥク運転手をしています。奥さんらもプノンペンで働いており子どもたちはスベイリン州のジョンの実家でジョンの奥さん(子どもたちからしたらおばあちゃん)が育てています。

そしてジョンの家に到着。

「なんかパワーアップしてる!!!!」

去年も来たのですがその時の写真をどうぞ。

ね!1階部分に部屋ができているし、大きな屋根が拡張されていてスコールが降ったとしても何の問題もなさそうです。総工費は4,000ドル。なんと義理息子のサーとチャイヤがお金を出したそうです!!

ここでいつものスケジュール生配信

朝が早すぎたので起きてすぐ生配信できず。スヴェイリンに到着してからの配信となりました。

ひたすら食べて飲む

※ここから料理がたくさん出てきますが、写真が結構生々しいものが多いです。苦手な人はすみません。

到着するやいなや料理をふるまってくれました。鶏の丸焼きです。しかも2羽。

ジョンのお家には鶏はもちろんアヒル、豚、牛などいわゆる家畜がたくさんいます。今回の鶏も自ら絞めて調理したものをふるまってくれました。

こちらがその家畜の豚さん。サーが水で洗っていました。この水も水道が無いので井戸から電動ポンプでくみ上げています。

そして牛さん。朝でかけて(放牧?)、夕方帰ってきます。

こちらはカンボジアのそうめん。ノンバンチョックっていいます。

そうこうしていたら、電話で呼び寄せたらしく豚肉の行商人が到着。 

ジョンが吟味中です。

こちらのお肉。購入後、チャイヤが調理してくれました。

こちらができあがり。卵はアヒルの卵です。甘辛醤油味でおいしかったです!!   

次は塩漬け魚を焼いたもの。

ジョンご機嫌です。

朝からビールを飲み続け、無くなっちゃいました。サーのバイクでビール買い出しです。   

ちなみにビールは24本ケースで14ドル。だいたい2,000円ぐらいの計算でしょうか。

かえると安田の指差し会話帳でチャイヤの長女スヨンちゃんが勉強していました。この本は子どもたちと遊ぶのが楽しい。指さして発音してみるだけ。安田の変な発音で子どもたちは笑ってくれます。

こんな感じで大集合!!  

カニ発見。そのあたりで獲れたカニだとか。これも食べるそうで・・・

シンプルにそのままフライパンで焼きます。

こんがり焼けたら頂きます。身は少な目でしたがちゃんとカニの味。おいしかったです!!

まだまだ調理は続きます。次は小さい魚を炒めています。  

出来上がり。スパイシーな味付けでした。骨ごとポリポリいただきました。

こちらは小魚の干物。これもあぶって食べたらおいしかったです。塩がきつめでビールが進む~!

次はウズラさん。

そして牛モツ炒め。茶色いのは牛の血を固めたものだとか。ポリっとしていてレバーより食べやすいかも。

スイーツのドーナツまで。もうおなかいっぱい!!!

お昼寝とシャワー

朝からたくさん食べてしっかり飲んだのでお昼寝モード。

汗びっしょりなのでシャワー。といっても、この水桶で水を頭からかぶるだけですが・・・ついでにシャツにパンツもサッと水洗い。

こんな感じで干しておけば2~3時間で乾きます。安田は上半身裸の腰巻タオル。

魚を獲ろう

ジョンのおうちの裏には小さなため池があります。そこで魚を獲ろうということになりました。そんなに大きな池ではありませんが魚はいるのでしょうか。

二人がかりで網をしかけていきます。結構深そうです。そして・・・結果は!!

もうびっくり大漁!!

大きいもので20cmぐらいでしょうか。このかわいらしい顔した魚と小魚がたくさんとれました。

さっそく調理。内臓を取って、塩で体のぬめりを取ります。丁寧になんどもぬめり取り。これで臭みが消えるんでしょうね。

下準備完了。 

お鍋に全投入。香草や調味料を加えて煮ていきます。

これで完成。白身のたんぱくな味。臭みは下処理のおかげか全くなくおいしく頂きました!!

次は小魚の方。こちらもたくさん取れました。ジョンが手さばきで内臓だけ取っていました。かなりの数だったので大変そう。

下処理が終わりましたら、こちらは甘辛く炒めていきます。

完成。鰹節と桜でんぶを足した感じの味でした。ご飯のお供にも最適。

今日のメインディッシュ登場!

お魚の行商人が来られて、こちらの大きな魚を2尾購入。

まずは絞めて、

口から香草を入れ、まわりにたっぷり塩をまぶしていきます。

炭をおこして、    

焼きます。じっくり。   

少しずつ焼けてきました。いいにおいもしてきました。

完成!!いい香り、塩加減で、そしてホクホクしていておいしかったです。分厚い皮は食べません。が、これまでの鶏肉や魚から出る骨は近くをずっとウロウロしている犬が全部食べてしまいます。

夜に備えて

少しずつ日が暮れてきました。この時間ぐらいになると蚊が大量発生します。

いつも準備してくれる蚊取り線香に加えて、カンボジアではコンビニでも売ってる蚊よけスプレー。この組み合わせで今回は1回も蚊にさされませんでした!! 

魚獲りに行こう!!        

夕焼けがきれいでした。あたりが暗くなってきたので、サーが「魚取りに行こう」と誘ってくれました。去年はこの魚取りの最中に「トッケイ」の鳴き声を聞いたのでした。

今回ジョンやチャイヤにも「このへん、トッケイいるかな?」と聞いてみたら「このへんにはいないよ。」という回答。去年の体験は奇跡だったのでしょうか。
※トッケイ体験を含む去年のジョンの実家滞在記はこちらです。

 

サーチライトを照らすと稲が刈り取られたあとの田んぼからパチャパチャ音がしてきます。小魚がたくさんいるようです。

数分でこれだけ取れました。サーチライトだけの明り。まわりは星空。そして鳥などの動物の鳴き声。トッケイの声しないかなと耳をずっと澄ましていたのですが、残念ながら聞こえず。

「スヴェイリンでトッケイ」

今年は残念な結果となりました。

魚獲りから帰ってきたらまた料理を作ってくれていました。豚皮を炒めているようです。

こちらが完成品。みんなたくさん食べてたくさんビール飲んで、もう何本飲んだのか当然わからず・・・まぁとにかく酔っぱらいました。

寝転がって星空を眺める

Zzzz….眠たい。

「そろそろ寝るか?」とチャイヤが声をかけてくれました。

安田が下の写真を指差して、「ここで寝てもいい?星がきれいだから・・・」とお願いしました。

「だめだめ。野良犬がいるから危ない。」ということで断念。だったら・・・

30分だけという条件で特設星空ベッドを作ってくれました。ここに横になってきれいな星を眺めていました。

「ん?流れ星!!」

「いや・・・違う?・・・ん?・・・ほたる?」

光る虫が夜空を飛んでいました。満天の星空と光る虫たち。

トッケイは残念だったけど、これはこれでとっても素敵な体験でした。

 眺めているうちにウトウト・・・ジョンのお家の中に移動してぐっすり眠りました。

2日目スタートはアヒルから

2日目の朝です。ジョンがアヒルを締めていて下処理の最中でした。

こちらのアヒル。これから調理されるところ。羽をきれいにむしるのがとっても手間がかかりますけど、ジョンは丁寧に作業を進めていました。

安田は朝のYoutubeライブにてこの日のスケジュールのご報告。ついでにジョンのおうちの様子をぐるり360度撮影してみました。

朝ご飯を食べに行こう!!

そんなところにサーが「朝ご飯食べがてら買い物に行こう!」と誘ってくれました。

近くの食堂に向かいます。途中、サーが「うちの娘(長女)が通っている学校ここ!」と教えてくれました。チャイヤの娘(長女・スヨン)も同じ学校に通っています。片道3キロだとか。小学生にしては結構遠いです。

そして町の食堂でいつもの定番クイテウ。今日は牛肉にしてみました。

そして、子どもたちへのおみやげのスイーツ。柏餅のカンボジアバージョン?いい香りがする葉に包まれたお餅です。中身はココナッツ。おいしかったです。朝からおなかパンパン。

宴は続くよどこまでも

帰っていたらジョンが門が外れかかっているのを溶接で修理していました。ジョンはほんとに何でも自分でできちゃうのですごいなぁと感心してしまいます。

さきほどのアヒルです。香草がたくさんでおいしかった!!

ここでジョンの奥さんが加わってくれました。ジョンが「今日の午後、もうカツヤは帰るよ」といったら「また寂しくなるねぇ。ビール1本もらおうかしら(安田推測)」ということで初めてジョンの奥さんと乾杯できました。

そして野菜スープが出てきました。優しい味。何かが溶け出してとってもトロトロまろやか。

それぞれののんびり時間

ずっと食べたり飲んだり話したり。おなかがいっぱになってきたらお昼寝タイム。

サーは次女さまとまったり時間。

チャイヤも同じく次女さまとまったり。

二人ともプノンペンでトゥクトゥクドライバーとしてがんばっています。こうして実家に帰省した時しか子どもたちと会えないのでしっかりお父さんとして娘をかわいがりまくっていました。

ジョンにお願いしてお米をわけてもらいました

ジョンはというと・・・何やら機械を触りだしました。こちら精米機です。20年以上ずっと使っているんだとか。少し調子が悪いので年末年始にかけて修理するっていっていました。でも少し動かすみたい。

エンジンを動かすときの音やけむりが最高。Facebookライブでお伝えしましたので、こちらにリンクを貼っておきます。

精米したものを振るいにかけています。こちらのお米、実は少し分けてもらいました。安田家で食べてみたいと思ったからです。

安田「少しちょうだい。日本で食べたい。」

ジョン「いいよ。10キロぐらい?」

ちなみに安田の帰路のカバンは40キロのコーヒー豆でいっぱい。2つの荷物に分けて合計46キロまでしか持って帰ることができません。なので500グラムぐらいだけ分けてもらいました。

宴は続くよ~どこまでも~

まだまだ料理が出てきます。

焼き魚。頭がごっついいかつい!かじってみましたが頭は歯が立たず。すかさず「ちょうだい」と寄ってきたワンワンにパス。おいしそうに食べていました。

牛モツの炒め物。甘辛く味付け。いろいろな料理をふるまってくれました。辛すぎて食べられないものは1つもありませんでした。やっぱりカンボジア料理は日本人に合うと思います。ちなみに付けタレとかには唐辛子をどんどん入れます。だから辛いのが好きな人はタレで調整するようで、料理本体は全然からくありません。

スヨンが小学校から帰ってきました。ちょうどそのときサトウキビジュース屋さんが通りがかったので注文。写真のようにその場で絞って100%ジュースを作ってくれます。

こちらが完成品。安田の父方の祖父の家は鹿児島の奄美諸島でサトウキビをよくしがんでいた思い出があります。その懐かしい味を思い出しながらおいしくいただきました。

ジュースでまったりしたら、また食べる

昨日買った大きなお魚。もう1尾あったので塩焼き。

いかつい!!でも白身はたんぱくで臭みも無くおいしいです!!ごっつい鱗の皮は剝ぎやすく骨の身離れもよいので食べやすいです。

昨日の夜、サーと獲った小魚。その他の小魚と併せて炒めて食べました。こちらは少し辛めの仕上げ。骨ごと丸々と・・・でも、ときどきごっつい鱗と小骨が激しすぎる魚もいたりして・・・それもまたカンボジアの味です。

昨日の朝からずっと食べて飲んで食べて飲んでの繰り返し。途中で近くの友達が宴に参加したり、ジョンの末娘(来月結婚予定)と花婿さんが参加したりと楽しい時間を過ごしました。

この2日間で24本ビールの箱を計・・・5箱消費しました。120本・・・どんなけ飲むねーん!!!

そろそろお別れの時間です

そろそろプノンペンへの出発の時間。集合写真を撮りました。   

スヨンとも。ジョンからみると孫たち軍団。スヨンが一番年上。そろそろお姉さんぽいところを見せつつ、たぶん「あなたが一番お姉さんなんだから」と言われ続けてるんでしょうね。怒ったり拗ねてみたり色々でした。これからもちびっ子リーダーとしてがんばってほしいところです。そして安田の後にいるのがボナの息子さん。ボナもジョンの親戚ファミリーの一人で、いま熊本県の企業で働いています。今はビデオ通話なんかもできるのでしょうけど、長期にわたってお父さんがいないのは寂しいはず。お父さんがしっかり稼いでくるはず。寂しいけどがんばってね!!

豚さんの水浴び、やらしてもらいました。また来年会えるといいな~!

そしてジョンとはここでお別れ。前述したように精米機の修理をするそうです。また来年会おうと誓い合いました。最近になってようやく、安田は1年に1回、12月にしかカンボジアに来ないというのが浸透したみたいです。

プノンペンに帰ろう!!

行きしなと同じくサーがプノンペンまで送ってくれました。

サーの爆走トゥクトゥクをご覧ください!途中で撮影に気が付いてくれて、ピースを決めてくれました。

そして、行きはまっくらで撮影できなかった安田大好きツバサ橋。正式名称はネアックルン橋です。ライブでお伝えします!是非ご覧ください。カンボジアの500リエル札にはプノンペンの友好橋、そしてこのツバサ橋が日本の国旗とともに印刷されています。

最後の打ち上げ

無事プノンペンのホテルまで戻ってきました。空港に向かう時間まで残り2時間。荷造りはジョンのところへ行く前に終わっていたので最終確認で少しだけ。そして、残りの時間はやっぱりライブで打ち上げをしようと思い立ちました。

缶ビールをコンビニで買ってメコン川へ。「メコン川で乾杯」が恒例行事(安田が勝手に決めている)となっていますが、打ち上げももちろんそこ。Facebookでつないで、自撮り棒にスマホをセットし撮影開始! 人目をはばからず大声で乾杯と叫びました。その後は王宮を散策したり周りの商店で売ってるもの(虫も・・・)を紹介しつつ気が付けば30分もライブしていました。お付き合いいただきました皆さん、ありがとうございました!!

空港へ!!

ライブ打ち上げも無事終わり、空港へ。サーが送ってくれました。

そして空港でお別れ。「来年また会おう!!」と約束しました。

最後までお読みいただいてありがとうございました!

皆さん、最後までお読みいただいてありがとうございました。

これで、カンボジア滞在記2023は終わり・・・ではありません。明朝出発し、日本に到着し・・・まだ大切な行程が一つ残っています。

その様子は次の投稿にて。そこでこの旅の総括も書きたいと思います。  

 

カンボジア自転車プロジェクト2023 14日目 2023/12/23 最終回

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。カンボジア滞在記2023の最終回となります。

ただいま!!そして大切な手続き

最終日の23日は午前0時30分出発の飛行機。北京の空港で乗継いでお昼ごろ関西空港に到着しました。最後のミッションがあります。

それは40キロのコーヒー豆(生豆)の輸入手続きです。

まずは飛行機の預け荷物を受け取るカウンターにある検疫所。こちらでチェックしないといけません。なぜならコーヒー豆(生豆)は種なので・・・ちなみに焙煎したものならここのチェックは不要です。

バッグを開けて職員さんに中身を見てもらいます・・・って、袋破けてるやん!!!職員さんも苦笑い。でも別に問題ないそうであっさりパス。

そして次からの行程が少し面倒なんです。

今回のコーヒー豆は例年同様に返礼品に皆さんにお送りするもの。これは返礼品と呼んでますが、ご協力金の対価ですので商用ということにになります。そして余った分はチャリティコーヒーとして販売するので、販売用としての食品の輸入手続きが必要。その許可が出るまでこのコーヒー豆はここから持ち出すことができません。でも手続きをしに関空の近くにある外部の窓口に行かなくてはなりません。

そこで登場するのが保税倉庫です。そこに預けるわけです。たった1時間ほど預けるだけですが数千円必要となります。しかも保税倉庫、最近運営会社が変わったみたいでぜんぜん業務に慣れていない・・・いけてない・・・何も知らない・・・ブツブツ言いながら荷物を預けて、いざ・・・

到着ゲートを出ました。ここでFacebookには「ただいま!」の投稿。でも気持ち的には「はやく手続きしなくっちゃ・・・」でした。そして

さむーーーーーーい!!!!!

ミニマム荷物の旅行が信条の安田はTシャツとペラペラ長袖しか着ていません・・・

関西空港検疫所食品監視課へ

食品の輸入手続きは「関西空港検疫所食品監視課」というところで行います。関k最空港の旅客ターミナルからはバス。しかも関係者しか入れないので一時入場の許可証をゲット。写真で首からぶら下げている黄色いヒモがそうです。申込書書くところも吹きさらし。寒い。寒すぎる。凍える手でミミズみたいな字を書いて入場証をゲット。

バスで関西空港検疫所食品監視課がある建物へ。そしてあらかじめ準備しておいた申請書を提出。

補正指示もなくばっちり完了。ちなみに個人事業で輸入であれば輸入者は署名すれば印鑑いりませんけど、法人なら法人印を押す必要があります。だから事前準備が大事。もし忘れていたら、会社まで取りに行く必要があります。

職員さんに「去年も来られましたよね。毎年この時期にコーヒー豆をお持ちですか?」と尋ねられました。はい。そうなんです。去年は補正修正かなり指摘されちゃいましたけど、今年は補正無し。「多分来年もまた来ます。よろしくお願いいたします。」とお答えしました。

関空に戻って保税倉庫さんとひともんちゃく

関空に戻ってきました。到着出口を出た後なので、あそこに戻るためには税関さんの窓口に行って事情を説明して職員さん同行のもとで内部に再入場します。ここで関税ではなく納税しなければいけないのが消費税です。コーヒーにかかったお金。そして輸送にかかった費用に課税されてしまうのです。その額、10,300円。ということは本体価格は10万円ぐらいの評価となりますよね・・・ちなみにコーヒーは全部で360ドルなので5万円ぐらい。残りの5万円が輸送費用ということになります。なんでこんなに高いのか不明です。

保税倉庫に払った保管料とこの消費税。外でのバス代など。約30,000円ぐらい必要です。保税倉庫は現金のみ。納税はカードだとなぜか100円の手数料がかかるシステム。だから30,000円ぐらいの日本円を持っておく必要があります。

いよいよ保税倉庫に向かいます。

「輸入食品等届出済」のハンコの押された輸入届出証と消費税を払った領収書を見せて荷物を受け取ろうとしたら、なかなか出てきません。しかも最初に払った料金が間違っていて返金があるとか、再計算だとか、領収書の書き換えとか、この時間約20分。しかも不慣れな職員さんが4名も右往左往。そしてボスらしき人、全然役立たない。眺めているだけ。一人が領収書を書いて、ボスと残り3名のスタッフがそれを眺めている。この時代に手書きの領収書。そしてそれを眺めているスタッフたち・・・外部委託なのかなんだかわかりませんが・・・

最後にイライラしちゃいましたけど無事コーヒー豆を受け取りまして・・・家内が空港まで迎えに来てくれました。

「ただいま。2週間、事務所とおうちを守ってくれてありがとうございます。元気に帰ってきました!!」

総括?

まずは皆さん、本当にありがとうございました。カンボジア自転車プロジェクトにご協力いただきました皆さん、無事に任務を終えて帰国することができました。305名の子どもたちに自転車をプレゼントし、3か所の新たな自転車クラブを設立し、35か所の既存クラブにパーツ補給ができました。

※以下、振り返っている部分の詳細はそれぞれの日の訪問記をご覧ください。

自転車寄贈セレモニーは計6回。アフターコロナで昨年訪問した時よりも学校はよりコロナ前に戻っていたように思います。たくさんの子どもたちがお出迎えしてくれました。マスクをしている子もいましたが、していない子の方が多くなったような気がします。

自転車クラブのパーツ補給では昨年支給したパーツがあまり使われていないクラブもあって移設するところが3か所(1つは候補先検討中。2つは移設済)ありました。これは設立時や補給時に繰り返し、「子どもたちに気軽にどんどん修理させてあげてほしい」と伝えることが大切と感じました。反省点です。来年はそのメッセージを先生に説明するラミネートプレートを作ろうと思っています。「修理が必要だったら気軽に先生に言ってください」というメッセージも併記して。説明した後、修理工具に貼り付けるつもりです。

私が奨学金で個人的に支援している3人の生徒さんにもあってきました。一人目はいま看護学校に通って看護師になる夢の直前。もう一人はいま高校3年生。来年は先生になるための養成学校に行きたいのだとか。3人目はいま中学3年生。もちろん高校に行きたいとお願いされちゃいました。個人的な奨学金支援・・・なかなかの額に膨れてきましたが一生懸命働きます(^^; 来年には4人目の新中学1年生の支援が始まります。

番外編は遊びが中心でしたけどユズキちゃんのお誘いでプノンペンのスラム街を訪問しました。スラムの子どもたちを支援する団体のチャンティさんに色々と見せてもらいました。農村部の貧困とは全く別の「都市の貧困」問題を少しだけ垣間見たように思います。どこにでも困っている子どもたちがいて、そしてその子どもたちを支援している様々な団体や人がいる。そんな当たり前のことにも気が付きました。

このスラム街の子どもたちを見て、「かわいそう」とか「気の毒だ」という気持ちはわくものの「何か支援しよう」という気持ちにはなれず。それは中途半端で継続できな支援はやるべきではないと思ったのと、安田が自分自身、カンボジア自転車プロジェクトでいっぱいいっぱいであることを再確認する機会となりました。

この滞在記の初日12月10日に52歳になりました。「52歳なんてまだまだ!」と思うのと「それでも40代と比べたら衰えた」と思うのと。そう、「まだまだ若いけど衰えた」なんて言葉が何度も頭をよぎった旅でもありました。「できるところまでがんばる。でも「できるところ」はこれから減っていくのかな」と思いつつ。これは弱気発言ではなく、同じパフォーマンスを出すにはもっと頑張らなければ!!という自分を鼓舞させる意味で書いています。

2023年プロジェクトの今後

2023年の活動はまだEDFカンボジアのメンバーだけで行ってくれるパーツ補給がたくさん残っています。それらが完了するとあちらから動画や写真と共に報告があげられてきます。それと並行してこちら側では返礼品の準備を進めていきます。皆さんへの返礼品の発送は来年2月頃となります。どうぞ今しばらくお待ちください。

2024年プロジェクトのこと

もちろん2024年もカンボジア自転車プロジェクトは続けます。皆さんどうかこれからも応援よろしくお願いいたします。夏場にはREADYFORさんのプロジェクトも立ち上げます。目標金額は「昨年以上」に決めているので今からびびりまくっています。
安田個人的な目標がこの旅でできました。それは来年訪問した際にセレモニーで皆が歌うカンボジア国歌を暗唱して一緒に歌うことと、英語で行っているスピーチをクメール語で行うこと。そう、どちらもクメール語しっかり勉強して来年に臨みたいと思っています。

締めくくり

そろそろこの滞在記も締めくくりたいと思います。

皆さん、毎日毎日、この滞在記をご覧いただきましてありがとうございました。

応援の声が届いていましたので眠たい目をこすりながらがんばって書きました。

誤字脱字てんこもりだと思うのですが、どうぞご容赦ください。

今日はクリスマスイブ。安田はカンボジアでサンタクロースになれました。みなさんのおかげです。

素敵なクリスマスをお過ごしください。

よいお年を。

渡航準備完了! と 現地開催スケジュール

おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。本日は渡航準備の様子と現地の開催スケジュールについてお知らせしたいと思います。

自転車プレートの準備

10月31日に2023年度のご支援の募集を締め切りました。その日からコツコツと自転車プレートの作成に取り掛かりました。自転車の台数は303台。(その後305台に変更)

最初はご支援者さんのそれぞれのプレートデータの作成。ワードで作成して、台紙に差し込み印刷を行います。

ちなみにプレートの裏側にはそれはプレートの裏型の注意書き。「自転車をもらったら、このプレートをカゴに取り付けてください。」「取り付けが終わったら写真を撮ってもらってください。」「このプレートにはプレゼントしてくれた人の名前などが記載されています。」「外さないよう、または無くさないよう大事にしてください。」の4つの注意書きが書いてあります。これはコロナで渡航が叶わずプレートだけを郵送することになったときに行った工夫。今でも続けています。

プレートができあがりましたら、ラミネート加工。その後、四隅に固定用ワイヤーを通す穴あけ。1枚につき4か所だから全部で1,220か所。ラミネートと穴あけは家内が手伝ってくれました。そして、最後に穴を補強するためのハトメ。こちらは力がいるので安田のお仕事。娘をカラオケに誘い、その歌をBGMにずっと作業していました!もちろん穴の数と同じ1,220回。右手の握力が強化されたような気がします。

プレートができあがりましたら、次は袋詰めです。プレートと自転車修理マニュアル(3か国語:クメール語、英語、日本語表記)を袋に入れていきます。

次は固定用のワイヤー作成。15cmごとに針金を切っていきます。前半は家内がしてくれました。でも腱鞘炎で離脱。後半は安田担当です。1,220本。マスキングテープで15cmの印を作って目安にしながらやると速くできます。これは家内のアイデア。

次はそのワイヤーを4本ずつキッチンペーパーを小さく切ったものに包んでいきます。これは無くさないようにするためと子どもたちが誤ってケガをしないように。

このワイヤーと作業用軍手1つが前述のパッケージ袋に同封されます。

パッケージの数はもちろん305個。これで終わりかと思いきや、もう少し作業は続きます。ちょうどこのころEDFカンボジアから自転車を受け取る子どもたちの名前、学校、その学校が位置する郡・州の情報が贈られてきました。寄贈セレモニーは4つの郡ごとに行われます。その郡に所属する先生がプレートを受け取って子どもたちに手渡しします。自転車プロジェクトを始めたころは子どもたちがバラバラに集まってきて直接手渡していました。そうすると無くしてしまうこともあって改善したのです。パッケージには赤い字で大きく1~305の通し番号のシールを貼っています。

そのパッケージを学校ごとに袋詰めします。上の写真は学校ごとの袋に貼るためのラベルシール。学校名と自転車番号の開始と終了の数字。パッケージ数が記載されています。学校ごとのパッケージができましたらそれを郡ごとに袋詰めします。もちろん袋には大きく郡・州の名前のシールを貼りました(*^-^*)これで自転車プレートの作成は完了です。 完成したのは数日前です。普段の仕事をしながらの隙間時間に進めていきましたが、間に合って良かったです。家内にも感謝。

並行して自転車クラブ用のプレート

昨日24日。荷物が届きました。ほどいてみると自転車修理クラブに取り付けるプレートでした。こちらは軽量プラスチックでできている雨風にも強い看板プレート。毎年お願いしています看板屋さんにお願いしました。新設クラブが3つ。パーツ補給が35。合計38枚です。原稿と比較し誤りがないか確認。問題なし!!

渡航スケジュール

安田は12月10日(日)に関西空港から出発し、23日(土)に帰国の予定。その間の滞在を空白にしておいてEDFカンボジアにスケジューリングをお願いしていました。そして11月13日にスケジュール案が届きました。その内容は以下の通りです。

時間 内容
Day-1: 12月11日(月)
A 午前
09:30- 11:00 EDFカンボジアと打ち合わせ
Day-2: 12月12日(火)
A 午前
6:30 コンポンスプー州プノンスロウチ郡に向けてプノンペンを出発
07:30~08:00 プノンスロウチ郡にて朝食
08:30~ 10:00 プノンスロウチ郡にて自転車寄贈セレモニー
10:00~ 10:30 プノンスロウチ郡のモハサン中学校に自転車修理クラブを設立
10:30~ 11:30 自転車をもらった2人の生徒さんの家庭訪問
12:00-13:00 プノンスロウチ郡にて昼食
B 午後
15:00~ 16:30 コンポンチュナン州コンポントララッチ郡の既存自転車修理クラブへパーツ補給
15:30~ 17:00

安田が奨学金で支援している2人の学生さんを訪問
※この時間帯の間にFMいずみおおつさんのラジオ番組に電話出演

17:00~ 18:30 プノンペンに向かって移動
Day-3: 12月13日(水)
A 午前
06:30~07:30 コンポンチャム州チョエンプレイ郡に向けてプノンペンを出発
08:30~ 10:30 チョエンプレイ郡にて自転車寄贈セレモニー
10:30~ 11:30 郡内のソートトエプ中学校とミィエンチェイ中学校に自転車修理クラブを設立
12:00~13:00 コンポントム州バライ郡にて昼食
B 午後
14:00~ 15:30 バライ郡にて自転車寄贈セレモニー
16:00~ 16:30 サントゥク郡に移動し、フンセンプノンサントゥク中学校にパーツ補給
17:00~ 18:00 安田が奨学金で支援している2人の学生さんを訪問
18:30~ 19:30 コンポントム州のホテルにチェックイン・夕食
Day-4: 12月14日(木)
A 午前
06:30~07:30 コンポントム州にて朝食
08:30~ 10:30 コンポントム州プラサットサンボー郡にて自転車寄贈セレモニー
10:30~ 11:30 自転車をもらった2人の生徒さんの家庭訪問
12:00~ 13:00 昼食
B Afternoon Schedule
13:00~ 13:30 プラサットバラン郡に移動し、プラサットバラン中学校とムラク中学校にて自転車パーツ補給
14:00~ 18:00 シェムリアップ州に向けて移動
18:00~19:30 シェムリアップ州のホテルにチェックイン・夕食
Day-5: 12月15日(金)
A 午前
06:30~07:30 朝食
08:30~ 10:30 シェムリアップ州ソートニクム郡にて自転車寄贈セレモニー
10:30~ 11:30 ケンサングカエ中学校にパーツ補給
12:00~ 13:00 昼食
B 午後
14:00~16:00 シェムリアップ州チクレン群にて自転車寄贈セレモニー
16:00~17:00 クナートノン中学校とコンポンクデイ中学校にパーツ補給
18:00~19:30 シェムリアップ州のホテルにチェックイン・夕食
Day-6: 12月16日(土)
A 午前
07:30~08:30 朝食
09:30~11:30 シェムリアップ州プオク郡の自転車クラブにパーツ補給
12:00~13:00 昼食
B 午後
14:00~19:00 プノンペンに向けて移動。到着次第夕食。

安田は帰国後となりますが、12月25日~27日の3日間にEDFカンボジアのスタッフさんが残りの自転車クラブへパーツ補給を行うこととなっています。

現地での活動の様子はもちろんこちらで発信してまいります。皆さん、どうぞお楽しみに!!

カンボジア自転車プロジェクト2023:自転車プロジェクトのご協力者へのありがとうメッセージパート6

こんばんは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

ありがとうメッセージビデオを作成しました。2023年の最終で第6弾となります。9月30日まで募集しておりまして、期間終了後すぐに作成したかったのですが色々ございまして遅くなりましたことお詫びいたします。

8月23日から9月30日までにご支援頂きました方々です。

ご協力ありがとうございました!!是非ご覧ください!!

最後はいつものお願いです!

まだ2023年度のプロジェクトが完了していない段階なのですが、2024年もプロジェクトを継続します。そこで2024年度分のご支援について、皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。

ご協力者一覧の掲載が完了しました!

おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

9月30日に今年度の募集が終了し、ご協力者の一覧表の整理をしておりましたが、本日完了いたしました。

トップページ(https://cam-bi.net)に自転車303台、自転車クラブ新設3か所、既設クラブへのパーツ補給35か所の一覧を掲載しておりますので是非ご覧ください。
※お名前が表示されているのはお申込み時に「企業名やお名前をホームページでご紹介してよろしいでしょうか?」のアンケートに「可」とご記載いただいた方のみで、「不可」の方は「匿名」と表示しております。

そして12月の渡航に向けての準備の状況ですが、一緒に活動している現地NGOのEDF-Cambodiaに向けての送金が先日完了いたしました。安田の方は自転車に取り付けるプレートの準備を進めています。

10月に入り、カンボジアへの渡航まで2カ月を切りました。しっかり準備を進めてまいります!

2023年度の支援内容が確定しました!!

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。2023年の自転車プロジェクト、ご支援のお申込みが昨日の9月30日までとさせていただいておりました。
そこで支援内容が確定しましたのでお知らせいたします。

自転車台数:303台
新設自転車クラブ:3か所
既設自転車クラブへのパーツ補給:35か所

直接お声がけいただいたり、ホームページやチラシなどからご支援いただいた方が54名。READYFORさんのプロジェクトからは202名。合計276名の方からご協力いただきました!ありがとうございました!!

今後の予定ですが、12月に自転車プロジェクトの寄贈セレモニー等を行う予定にしておりまして、10月、11月はそのための自転車プレートなどの準備を行います。ちなみに安田のカンボジア渡航予定は12月10日出発、23日帰国となっております。セレモニーなど活動の日程スケジュールはもっと先にならないとわかりません。

12月に現地活動を行い、その後年があけ2024年1月、2月で報告書作成、写真印刷、返礼品準備、そして皆さんへ発送の予定にしております。

それまでの活動や現地での活動の様子はこちらでもご紹介してまいりますのでどうぞご覧ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

カンボジアの子どもたちに希望となる自転車を届けます!2023年度の募集期限まであと10日!

こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

今年度のご協力の募集締めきりまであと10日となりました。

7月17日~8月30日にてREADYFORさんのプロジェクトが終了。並行してこちらのホームページやチラシからも募集しておりました。その最終日が9月30日となります。

現時点でのご支援内容をまとめますと以下の通りとなっております。

自転車台数:278台
新設自転車クラブ:3か所
既設自転車クラブへのパーツ補給:35か所(お申込みベースで19か所)

昨年より自転車台数が減少している理由は大きくは2つあります。①これまで持ち出し負担していました活動運営費の一部をご協力金から頂くことになったこと、②既設クラブへのパーツ補給が昨年の30か所より5か所増えたこと。

昨年に引き続き、円安の影響も大きいです・・・

残り10日となりましたが、皆様からのご協力・ご支援をお待ちしております!

皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。

カンボジア自転車プロジェクト2023:自転車プロジェクトのご協力者へのありがとうメッセージパート5

カンボジア自転車プロジェクト2023。ご協力いただきました方々へのありがとうメッセージです!8月11日から8月22日までにご支援頂きました方々です。ご協力ありがとうございました!!是非ご覧ください!!

今しばらくお待ちください

続きの8月23日から最終日までの分につきましては10月上旬に動画を作成予定です。お待たせいたしますがどうかご容赦ください。

最後はいつものお願いです!

皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。

2016年に自転車をもらった子の7年後

おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

本日は「2016年に自転車をもらった子の7年後」と題しまして、ときどきこのブログに登場する奨学生のリンナちゃんのことについて書きたいと思います。

なんで”カンボジア”なん?

 

私が最初に興味を持ったのは奨学金による子ども達の支援でした。インターネットで情報を集めていると、今もこのプロジェクトに協力してくれている民際センター(https://www.minsai.org/)さんのホームページにたどりつきました。2015年のことです。民際センターさんが支援しているのは東南アジアのメコン川流域にある5カ国です。

※この地図は民際センターさんのホームページに掲載されているものです

ちょうどそのころ仕事でミャンマーに行くことがありました。ミャンマーではこんなことがありました。経済環境も大きくかわり外国企業からの投資・参入があいついでいます。豊かになっていくミャンマー。そして貧困の差も大きくなっていました。食堂で食事をとっていると赤ちゃんを連れたお母さんがお金を恵んでほしいと声をかけてきます。小学生ぐらいの子どもも同じ。1ドル紙幣を渡そうとすると現地の人が信じられないことを言いました。

 

「やめておいたほうがいい。こうした活動は組織的に行われており、この赤ちゃんとお母さんも本当の親子かどうか怪しい。ひどいときは赤ん坊の手足を切断して、「この子の治療費が必要だからお金がほしい・・・」と寄付を募る人もいる。そして、そうした人たちを束ねるグループも存在する。寄付をしたお金の駄賃程度はこの人に入るかもしれないが、寄付する人がいるかぎり、犠牲になる子どももなくならない」

 

言葉が出ませんでした。でも「どうしてそんなことになってるんやろう・・・」と思った程度で自分で何か行動に・・・とは思いませんでした。

奨学金の話に戻ります。ミャンマーでのそうした経験と、後に見つけた民際センターのホームページ。そこにはミャンマーも支援しているとあったので、民際センターさんを通しての奨学金支援をすることに決めました。

こちらの奨学金はダルニー奨学金といって自分の支援したお金がどのように使われているかが明確にわかる仕組みになっており、自分が支援したお金で学校に通えている子どもの写真が年に一度送られてきます。マンツーマンの支援といいますか、子どもとのつながりが感じられる素敵な仕組みです。これは安田の自転車プロジェクトにも取り入れたアイデアでもあります。

でもどこの国の子どもを支援するかで少し悩みました。きっかけはミャンマーでもあるのですが、東南アジアで将来仕事をしたいと思っていたので、5か国全部一人ずつ、計5人の子ども達を支援することにしたのです。(この5か国一人ずつの支援は今も継続しています)

こちらが冒頭にも掲載した写真ですが、これまで支援してきた子ども達。子ども達が中学校を卒業すると、また新たに1年生を支援する継続型なので、だんだん子ども達の写真の数が増えていきます。カンボジアの子供たちは計4人となりました。

リンナちゃん

 リンナちゃんは2015年から支援をしている、安田にとっては初めての奨学生です。こちらの写真はその2015年、民際センターから送られてきました写真です。2015年にカンボジアを訪問し実際にあってきました。そのときは「将来は看護師さんになりたい」と夢を語ってくれました。

3年後、に再び会ったとき、「進学したい。支援をお願いできないか。」というお願いをうけて民際センターさんの奨学金制度「ダルニー奨学金」とは離れて自分で高校で勉強するための支援を継続しました。

こちらが高校3年生となったリンナちゃん。無事高校を卒業しました。

高校を卒業したあと、近くの工場で働きだしたと聞きました。(コロナの影響で安田が彼女に会いにいけなかったため、EDFカンボジア(民際センター)さんから聞いた話です)

その事情は簡単に離すと、「看護学校が学校から遠いところにしかなく、寮に入ると祖母の世話をする人がいなくなる。」ということでした。そればっかりはどうしようもない・・・と安田は口出しせず彼女の幸せを願っていました。

こちらは昨年の2022年。3年ぶりにリンナちゃんに会ったときの写真。

当時のことを綴った安田のブログから引用します。

彼女、今は衣料関係の工場で働いています。月給は200ドルほど。ちなみにカンボジア政府は2023年の最低賃金を200ドルに定めました。※2022年は194ドル

だから最低賃金に近い収入となります。ただ、安田はこれを肯定的にとらえています。最低賃金なんか守られていない国なんです。農業従事者や日雇労働者は仕事が安定せず最賃なんかよりもっともっと安い賃金で働いています。彼女は高校を卒業し工場勤務という安定した仕事を得て2022年の最賃以上の収入を得ているわけです。彼女の家庭の貧困度合いはそれはすさまじく、2015年に訪問したときに「あなたの家庭が村の中で一番貧乏です」という村役場からのお墨付き(これがあると病院などが無料になる)を見せてもらったことがあります。

 

がんばって働いて貧困脱出。カンボジアの子供たちは皆、「貧乏だから金をくれ」とは言いません。「貧乏から抜け出すチャンスがほしい」と言います。彼女は看護師の夢は横においた状態ですが、貧困脱出のきっかけとなるチャンスをきっちりつかみ、努力し、そして自ら切り開いたと思っています。そんなことを思っているとまた涙腺が崩壊しそうに・・・泣きませんけど・・・安田の涙は1円にもなりませんから。

 

そうそう、彼女。念願のスマホをゲットしていました。51歳のオッサンが19歳のレディに「SNSでつながりませんか?」と申し出。リンナちゃん、本当にごめんなさい。あの環境では断れないよね。あとでブロックしてもいいからね(^^; 

というわけでSNSでつながることができました。

 

そして彼女にメッセージを伝えました。
「もし、何か困ったことがあったら、EDFのチャンディさんでも安田でもいいから必ず連絡ください。力になります。そのために仕事がんばります!」と。

 

看護師の夢の話は一切しませんでした。

夢なんか実現しなくってもいい。
夢なんか何回変わってもいい。
夢なんか無くってもいい。
とにかく幸せになってください。

 

会ってすぐ、挨拶を済ませたときに彼女は「中学高校とサポートしてくれてありがとうございました。進学できなくてごめんなさい(チャンディさん通訳)」といいました。あなたは謝ることなんて一つもしていない。ずっと貧困のなかでがんばってきたあなたにずっと勇気と元気をもらい続けていました。お礼を言うのはこちらのほうです。

 

そういえば、彼女、今日のために仕事を1日休んでくれたそうです。安田のせいでお給料減っちゃいますね。(有給休暇とかあるのかどうか知りません・・・)ごめんなさい。そして持参したポチ袋を渡しました。クリスマスプレゼントかお年玉みたいなもんでしょうか。もう前みたいに食べ物とかのプレゼントはいりません。一番使い勝手のいいものを渡しました。何かの足しになればと思います。

 

彼女は終始笑顔でした。その笑顔があればこれからも幸せにやっていけるのではないかと信じています。彼女の将来に1つでもたくさんの楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことが訪れることを願っています。

まさかの急展開

スマホを通してSNSでつながったリンナちゃん。ある日、学校の募集要項の写真を送ってくれました。

「そうだよね。学校行きたいよね。いつかいけるといいよね・・・」

なんて、思ってたんです。

でも彼女は「ここの学校に行きたいんです。来月までに申込しなければなりません。サポートしてもらえませんか?」と伝えてきました。

「えっ、おばあちゃんは?」と疑問に思った安田は、リンナちゃんも安田もブロークンな英語で話していても細かいニュアンスが伝わらないからEDFカンボジアのチャンディさんに連絡を取ってもらうことにしました。そしたら・・・

リンナちゃんは自宅から通える看護学校を見つけてきて、ここの入学を希望している。通う期間は3年間。毎年〇〇ドル必要だがお金がない。だから支援をお願いしてきた。

ということでした。そして

手続きはあと2週間ぐらい。試験は彼女は成績優秀だったからおそらく大丈夫。

とも。

安田の気持ちは1秒で固まり、即送金。「3年間何がなんでもサポートするから勉強して夢をつかんで!」とSNSを通してリンナちゃんにも伝えました。

そんな彼女の自転車

奨学金を通して知り合ったリンナちゃんですが、カンボジア自転車プロジェクト2016で自転車を受け取っています。

下の写真はその翌年2017年に訪問したときのもの。通学に自転車は大切に使われているようでした。

先日SNSのテレグラムで彼女に「あの自転車まだ使ってる?」と聴いたら、「もちろん!」と返事が返ってきました。「もしよかったら写真送って!」とお願いしました。看護学校と病院での実習で超大忙しの彼女。お願いしてから約1か月後、写真が贈られてきました。

皆さんのご支援が自転車となって子どもたちの夢へとつなぐ

彼女は無事中学を卒業し、高校を卒業し・・・工場勤務を経て、いま看護師になるために学校に通っているのです。カンボジア自転車プロジェクトでもらった自転車で。

それは彼女の夢へとつながっていきます。

最初の目的は貧困からの脱出。彼女は奨学金と自転車で一生懸命勉強し学校でも上位の成績を維持してきました。(ちなみに自転車プレゼントは学校の成績は関係ありません。いかに貧困で自転車が無くて通学に困っているかだけで判断されます。)それは勉強をがんばってよい就職先に勤めればお給料がたくさんもらえて貧困から脱出できるからです。

でも彼女は最初に会った2015年のときから「看護師になるのが夢」と言い続けて、そして追い続けて、もう少しのところまで来ました。夢を諦めないで追い続ける勇気を与えてくれています。元気を与えてくれています。

皆さんのご支援で過去に自転車をもらった子たちも、それぞれの人生、学生生活のなかで自転車は希望の光を与えてくれていると思っています。彼女のようにひとりひとり詳細にその後の経過を追いかけることはできないのでご紹介することもかないませんが、もし「会ってみたい」とご希望がありましたら、全力でサポートいたします。

最後はいつものお願いです!

カンボジア自転車プロジェクト2023の募集は2023年9月30日までとなります。まだ大募集中です!!
※それ以降は翌年の2024年度分となりますのでご容赦ください。

皆さまからのご協力お待ちしております!

こちらのページよりお申込みください。

また、クレジットカード等の利用をご希望される場合は、Yahoo!ショッピングの方もご利用ください。